物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

ギンバイソウ 2014

2014-07-24 07:59:29 | ユキノシタ科
ギンバイソウ(銀梅草)<学名:Deinanthe bifida Maxim.>
ユキノシタ科(アジサイ科)ギンバイソウ属の多年草。
関東以西の本州、四国、九州の山地の樹陰に生える。

撮影日 2014.7.20: 群馬県
 
高さ40cm~70cm。直立し毛があり枝は出さない。
葉は対生し、長さは10cmから20cmで、幅が6cmから12cmの倒卵形、
先端が2つに裂けている特徴がある。
 
咲き始めていました。

特徴的な葉をしていますね。
 
7月から8月に茎の先へ集散花序を出し、10個ぐらいの白い花をつける。
花は装飾花と両性花があり装飾花は、がく片が2枚か3枚からなる。


両性花は、がく片と花弁がそれぞれ5枚で、おしべがたくさんあり、
めしべは1個
 


白い5弁の花をウメに見立てたのが、名前の由来。
 
解説記事 ⇒ ギンバイソウ




オオバギボウシ

2014-07-23 18:00:00 | ユリ科
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)<学名 Hosta montana>
 
過去記事
 
北海道、本州、四国、九州の広い地域に分布しているユリ科ギボウシ属の多年草。
山地の草原や林縁に見られ高さ1mくらいになる。
葉は根生葉、形は卵状長楕円形で、長さ30~40cm、幅は10~15cmくらいになる。


花期は6~8月で、漏斗型の白色または淡紫色の花をやや下向きにつける。
花軸につく蕾は下部から上部へと開花していく。

撮影日 2014.7.20: 群馬県


蕾が橋の欄干の擬宝珠に似ているので大葉擬宝珠という。

早春の若葉は山菜のウルイとして利用されるが、時にバイケイソウなどと
間違えやすいため注意が必要。
 



バイケイソウ

2014-07-23 08:38:09 | ユリ科
バイケイソウ(梅草)
<学名:Veratrum album subsp. oxysepalum(Turcz.) Hultén>

 
ユリ科シュロソウ属の多年草。
北海道、本州、四国、九州の山地から亜高山帯にかけての林内や湿った草地に分布
 
一秋の地元の山に群生していました。

撮影日 2014.7.20: 群馬県
 
開花期の草丈は1.5 mぐらい。
葉は長さ15-30 cm、幅10-20 cmの広楕円形-長楕円形で、その先が尖る。
和名は、花がウメ、葉がケイランに似ていることに由来する


 
花期は、6-8月
直径1.5-2 cmほどの緑白色の花を茎上部の円錐花序に多数房状につける。


花被片は6枚で長さ1-1.5 cm程度の細卵形でその先尖る。

 
注) 山菜のオオバギボウシ(うるい)と間違えて,毒草のバイケイソウ   べ,中毒を起こす事例があります。
   バイケイソウは,死に至る危険性もある恐ろしい毒草です。注意して   ください。



ヤマユリ 2014

2014-07-22 18:00:00 | ユリ科

ヤマユリ(山百合)< 学名 : Lilium auratum Lindley >
 
 
ユリ科ユリ属の球根植物。草丈1~2mぐらい。
日本特産のユリで、北海道と関東地方や近畿地方以北(北陸地方を除く)の
山地の林縁や草地に分布する。
和名は、山中に生えることからつけられた。
まだまだ蕾で、ちらほら咲き始めていました。

撮影日 2014.7.20: 群馬県
 
7~8月頃1~10個程度の花を咲かせる。
その大きさは直径20cm以上でユリ科の中でも最大級で、その重みで全体が
傾くほどである。
花の色は白色で内側中心には黄色の筋、紅色の斑点がある。


花の香りがとても強い。
豪華で華麗な花を付けることから、『ユリの王様』と呼ばれる。
 
 
過去記事 ⇒
 
 
 
ブログ 雑草日記もよろしくお願いします。
帰化植物や園芸栽培の植物達を取り上げています。
↓ こんな記事があります。
2014/7/14(月) 美味しい ヘビイチゴ いただきました。
2014/7/21(月) ワルナスビ 2014
2014/7/22(火) ムクゲ <Hibiscus syriacus L.>
2014/7/22(火)( 午後 6:00予約) アオサギ

 



ミヤママタタビ  2014

2014-07-22 06:00:00 | マタタビ科
ミヤママタタビ(深山木天蓼)
 
<学名:Actinidia kolomikta (Rupr.) Maxim.>
 
 中部以北に分布するマタタビ科マタタビ属の雌雄異株の落葉つる性木本。

撮影日 2014.7.13: 長野県
 
葉は倒卵形、楕円形または広卵形で互生する。

花期には枝の先につく葉の表面の上半分以上、ときに表面のほとんどが
白くなり、花が終わる頃には紅色を帯びる特徴があります。
やや赤みがありますが・・・  もうちょっと赤みが強くなります。

花期は6-7月、雄花、雌花とも径1-1.5cmぐらい、若枝の下部の葉腋に1-3個の白色5弁花をつける。

秋に、長さ2cmの長楕円形の果実をつける。果実は黄緑色に熟し、多数の種子が入る。
 
未だ若いですが実が付いていました。
 
果実は甘酸っぱくて生食されたり、果実酒としても利用されるそうです。
また、マタタビとは違い、ネコ科の動物が特別な反応をみせることはないらしいです。
 
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2014/7/14(月) 美味しい ヘビイチゴ いただきました。
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2014/7/22(火) ムクゲ <Hibiscus syriacus L.>
2014/7/22(火)( 午後 6:00予約) アオサギ