アレチヌスビトハギ<Desmodium paniculatum(L.)DC.>2012 2012-09-27 06:46:09 | マメ科 ヌスビトハギの仲間の帰化種 アレチヌスビトハギ が沢山咲いていました。北米原産の帰化植物で各地で増え広がっています。在来のヌスビトハギより花が大きく目立ちます。ヌスビトハギの仲間の花は爆裂花といわれるもので虫が来た花か未だきていないかが分かります。 虫の来た花 虫の来ていない花葉は3出複葉 在来種に似ています。(私はやや細長い印象を持っていますが)果実(節果)は在来種が2個付けるのに対して3つ以上のものが多く果実の数だけで在来種と区別できます。節の間がやや幅があるのも特徴です。 最後に 宇宙人を宇宙人のようにひそかにあちこちに忍び寄ってきています。 ?!
コマツナギ < Indigofera pseudotinctoria Matsum. > 2012-09-25 06:38:45 | マメ科 河原で見かけたマメ科植物続けています。 今回は コマツナギです。高さは1m前後になる小低木で野原や河原でよく見かけます。 《 馬(駒)を繋げるほど強い草ということで"駒繋ぎ"だそうですが馬にはご馳走となる草でしょう。馬がコマツナギを食べるため動かなくなり繋ぎ止められるので駒繋ぎ"とする説もあります。 》 葉は頂小葉のある奇数羽状複葉花は穂状に紅色の蝶形の小さい花が沢山付きます。なかなか綺麗なものですね。
ビロードモウズイカ < Verbascum thapsus L. > 2012-09-16 16:03:12 | ゴマノハグサ科 少し前にこの植物の奇異な枯れ姿をご覧いただきました。枯れ姿だけでは・・ということで四季折々の姿をご覧に入れたいと思います。 ビロードモウズイカ は別名をニワタバコといい、各地の荒地や道端などに生えるヨーロッパ原産の帰化植物です。高さ2mぐらいにもなる大きくなる2年草です。明治の頃、観賞用に栽培されたものが逃げ出して広がったものといいます。冬場はロゼットで葉には灰色の星状毛が密生しています。春に延びだして穂状に黄色い花を沢山つけます。 そして
イヌハギ < Lespedeza tomentosa (Thunb.) Sieb. ex Maxim. >2012 2012-09-12 21:56:48 | 萩 河原で見かけたマメ科植物をいくつか紹介します。 まずは、 イヌハギ です。絶滅危惧種に指定されていて減ってきている植物です。私の良く行く河原では転々とですがまだ結構見られます。全体に茶色い毛が生えています。花は白く穂状に付きます。一つ一つの花は蝶形で旗弁の赤い点が目立ちます。萩の仲間は大きく2つに分けられます。その一つがメドハギの仲間(メドハギ節)になり、イヌハギもこの仲間です。メドハギ節の仲間は閉鎖花をつける仲間です。イヌハギも閉鎖花をつけます。葉の付け根に見られる丸いものが閉鎖花の塊です。過去記事 ⇒ イヌハギ
これな~んだ ② 2012-09-11 21:13:33 | その他 では もう一問。 やはり河原で見たものですが、こちらは枯れています。姿から考えてみてください。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * 解答です * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * やはり 簡単でしたかね。皆さん正解です。ビロードモウズイカ でした。