ヒルガオ(昼顔)
<学名:Calystegia pubescens Lindl. f. major (Makino) Yonek.>
ヒルガオ科 ヒルガオ属 蔓性多年草
<学名:Calystegia pubescens Lindl. f. major (Makino) Yonek.>
ヒルガオ科 ヒルガオ属 蔓性多年草
撮影日 2018.07.02: 群馬県
北海道~九州の日当たりのよい野原や道ばたなどに生える
蔓性の多年草。地中に白色の地下茎をのばして増える。
地上部は毎年枯れ春から蔓が伸び始め、夏にかけて道ばた
などに繁茂する。
葉は互生、長さ5~10cmのほこ形~やじり形で、基部は
斜め後方にはりだすが、裂けない。
花期6~8月。葉腋から長い花柄をだし、薄いピンク色で
直径5~6cmの花を1個咲かせる。花柄花柄は断面が丸く、
翼はない。
花の形は漏斗形。卵形の大きな苞葉が萼を包み込むので、
帰化植物のセイヨウヒルガオ(Convolvulus arvensis)と
区別できる。
普通結実しない。
アサガオと違って鑑賞用に栽培されることは、殆ど無い。
また、結実することはまれであるが、地下茎で増え、
一度増えると駆除が難しいため、雑草として扱われる。
蔓性の多年草。地中に白色の地下茎をのばして増える。
地上部は毎年枯れ春から蔓が伸び始め、夏にかけて道ばた
などに繁茂する。
葉は互生、長さ5~10cmのほこ形~やじり形で、基部は
斜め後方にはりだすが、裂けない。
花期6~8月。葉腋から長い花柄をだし、薄いピンク色で
直径5~6cmの花を1個咲かせる。花柄花柄は断面が丸く、
翼はない。
帰化植物のセイヨウヒルガオ(Convolvulus arvensis)と
区別できる。
普通結実しない。
アサガオと違って鑑賞用に栽培されることは、殆ど無い。
また、結実することはまれであるが、地下茎で増え、
一度増えると駆除が難しいため、雑草として扱われる。
花や蕾は食用になり、アクも少なく生食も可能な野草として
知られている。
知られている。
アサガオ同様朝開花するが昼になってもしぼまないことから
昼顔の名がある。
昼顔の名がある。
コヒルガオ(小昼顔)
<学名:Calystegia hederacea Wall.>
ヒルガオ科 ヒルガオ属 蔓性の多年草
<学名:Calystegia hederacea Wall.>
ヒルガオ科 ヒルガオ属 蔓性の多年草
撮影日 2018.06.24: 群馬県
本州〜九州の日当たりのよい草地や道ばたにふつうに生える蔓性の多年草。
地中に白色の地下径を伸ばして増え、蔓はほかのものにからみついて伸びる。
たくさん花が咲く割には種ができることが少なく、地下茎があちこちに
伸びて、途中から新しい芽を出して増える栄養繁殖をしている。
地中に白色の地下径を伸ばして増え、蔓はほかのものにからみついて伸びる。
たくさん花が咲く割には種ができることが少なく、地下茎があちこちに
伸びて、途中から新しい芽を出して増える栄養繁殖をしている。
葉は互生し、長さ3〜7cmのほこ形で基部が耳のように横に張りだす。
この張りだした部分が2裂するものが多い。葉先は普通、鋭頭。
この張りだした部分が2裂するものが多い。葉先は普通、鋭頭。
ヒルガオの葉はほこ形から矢じり形、コヒルガオの葉はほこ形で、
左右に張り出す側裂片がとがり気味になるのが特徴とされていますが、
葉の形はかなり変化に富んでいて、葉の形では両種を区別することは
できません。あくまでそのような傾向がある、だけです。
花期は6〜8月。
葉腋から長さ2〜5cmの花柄をだし、淡紅色の花を1個つける。
花は小形のロート形。花冠は直径3~4㎝、五角状になることが多い。
萼は5裂し、大きな苞に包まれている。ふつう結実しない。
蕾は螺旋形に巻いている。
花は小形のロート形。花冠は直径3~4㎝、五角状になることが多い。
萼は5裂し、大きな苞に包まれている。ふつう結実しない。
蕾は螺旋形に巻いている。
花柄の上部には縮れた狭い翼があるのが特徴。
花は早朝、夜明けとともに開花し、夕方には花の命を終えてしまう
一日花である。
花は早朝、夜明けとともに開花し、夕方には花の命を終えてしまう
一日花である。
毎日、次から次へと花が咲くので、同じ花が咲いているように見えるが、
花の命はたった一日限りである。
花の命はたった一日限りである。
朝咲く朝顔に対して、昼にも咲いているので昼顔の名がある。
小昼顔の名は昼顔より全体が小型であることに由来する。
何故か「雨降り花」と言った、雨と絡めた地方名が多い。
昼顔/小昼顔の識別について
よく似たヒルガオとの識別については こちらで ⇒ ◎
両種を確実に区別できる決定打があります。それは花柄です。
花の首の部分を見てください。
ヒルガオの花柄はつるっとしていますが、コヒルガオの花柄には
必ず縮れが出ます。ここが両種を区別する、確実な相違点です。
花の首の部分を見てください。
ヒルガオの花柄はつるっとしていますが、コヒルガオの花柄には
必ず縮れが出ます。ここが両種を区別する、確実な相違点です。
苞の形も大事です。
ヒルガオの苞の先端は丸みがあるかへこみます。
(時に三角形にとがるものもあるので、苞の部分はあくまで目安です。)
コヒルガオの苞は、先端が三角形にとがるのが普通です。
(時に三角形にとがるものもあるので、苞の部分はあくまで目安です。)
コヒルガオの苞は、先端が三角形にとがるのが普通です。
ヒルガオは花冠の直径が5~6㎝と大きく、葉の先が鈍頭、
葉の基部が下側方へ張り出し、苞が大きく、鈍頭、葉柄に翼がない。
ただし、中間的なものも多く、アイノコヒルガオという雑種もある。
アイノコヒルガオは未だ見たことがありません。いつかで会ってみたいですね。
昼顔はよく見かけます。機会があれば記事にしてみます。
アクセス解析を見ると識別記事がよく見られているようです。
見分け方の記事を充実させていきたいと思います。
ヒルガオ(昼顔)
<学名:Calystegia pubescens Lindl. f. major (Makino) Yonek.>
ヒルガオ科ヒルガオ属つる性の多年草
<学名:Calystegia pubescens Lindl. f. major (Makino) Yonek.>
ヒルガオ科ヒルガオ属つる性の多年草
北海道〜九州の日当たりのよい野原や道ばたなどに生えるつる性の多年草。
葉は互生し、長さ5〜10cmのほこ形〜やじり形で、基部は斜め後方に
はりだすが、裂けない。
花期は6〜8月、葉腋から長い花柄をだし、淡紅色の花を1個つける。
花は直径5~6㎝のロート形、蕾のときは螺旋形に巻いている。
花柄は断面が丸く、翼はない。萼片5個を2個の苞が包んでいる。
撮影日 2017.07.30: 群馬県
コヒルガオ(小昼顔)
<学名:Calystegia hederacea Wall.>
ヒルガオ科ヒルガオ属つる性の多年草
<学名:Calystegia hederacea Wall.>
ヒルガオ科ヒルガオ属つる性の多年草
葉は互生し、葉先が普通、鋭頭、
基部が張り出したほこ形、張り出した耳の部分が2裂する。
花は小形のロート形。花冠は直径3~4㎝、五角状になることが多い。
蕾は螺旋形に巻いている。
花柄の上部に狭い縮れた翼があるのが特徴。
和名はヒルガオより全体が小型であることに由来する。
基部が張り出したほこ形、張り出した耳の部分が2裂する。
花は小形のロート形。花冠は直径3~4㎝、五角状になることが多い。
蕾は螺旋形に巻いている。
花柄の上部に狭い縮れた翼があるのが特徴。
和名はヒルガオより全体が小型であることに由来する。
撮影日 2017.07.30: 群馬県
ヒルガオ / コヒルガオ の見分け方
野原や道端などに多い蔓草。 ヒルガオ・コヒルガオは大変良く似ています。
コヒルガオは名前の通り、多少小形です。
区別点としては葉・花柄・苞葉の違いがあります。
コヒルガオは名前の通り、多少小形です。
区別点としては葉・花柄・苞葉の違いがあります。
花
直径5~6㎝ 直径3~4cm
ヒルガオより小さい
ヒルガオより小さい
花のつけ根に有る2枚の苞葉
花のつけ根に有る2枚の苞葉はヒルガオが先端が丸いのに対して
コヒルガオは尖っています。
先端が丸い 尖っています。
花柄
ヒルガオは花柄が丸く
コヒルガオには翼があって触ると角ばっているように感じます。
ひれはない 縮れたひれがある
葉
ヒルガオに比べコヒルガオは葉の耳が角張っているようです。
ヒルガオは丸味が有るような印象を受けます。
丸味が有るような印象を受けます。 葉の耳が角張
葉の形などには差異があります。
以下はヒルガオの葉です。