物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

セイヨウタンポポ <Taraxacum officinale Weber >

2011-02-28 21:11:23 | キク科
 今ではあちこちで見かける帰化植物です。
最初は食用として持ち込まれたものだとか・・・

 
 
 
 
タンポポはどれも皆よく似た形をしています。
 
 ほぼ春だけしか咲かない在来種に対して一年中
いつでも花を咲かせたくさん実を付けます。 
 
 

 花びらがたくさんあるように見えますが一つ一つが花で
これは花の集まりで
頭状花序(頭花)と呼ばれるものです。
  在来種は花粉が付いて受粉しないと種が出来ません。
が  セイヨウタンポポは 単為生殖 つまり花粉が付かなくても種を付けます。  
自分のクローンを作り出すわけです。
 
 
 

 
 
がくのように見える部分のことを 総苞 と言います。
セイヨウタンポポや同じく帰化種のアカミタンポボ゜では総苞が
そっくり返ってくるっと下を向く特徴があります
 
 
  
在来のタンポポも総苞の形などが区別点になります。
 
最近では在来種との雑種がたくさん在ることが知られています。
花粉を調べてみないとはっきりしないこともあり難しさを倍増させています。
 



タンポポ   図書紹介

2011-02-26 20:27:16 | 図書資料
先ず
2点ほど タンポポに付いての本を紹介します。

 
ニュー・サイエンス社のグリーンブックスシリーズは面白いものが多いです。
お値段も手ごろで内容は専門的なものも多くお勧めです。
 
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こちらの本は子供向けでかなが振ってあったりしますし40ページほどで2400円とお高い気がしますが
大人の方でも面白く読めるので是非お勧めします。
 



たんぽぽ

2011-02-26 20:06:25 | 表紙
 だいぶ暖かくなってきましたが、なかなか思うように観察などに出られないでいます。
皆さんのブログにも伺えずご無沙汰ばかりで失礼しています。.
 
しばらくはタンポポをご覧ください。
もうチラホラ咲き出しているのを見かけます。 が  去年までに撮った写真です。

 
 
 
 
 
 
 
たんぽぽの勉強をしたいと思います。
 
たんぽぽ  意外と難しいものなんです。 私には
 
 
 
 
 
 



トベラ <Pittosporum tobira (Thunb. ex Murray) Aiton>  トベラ科

2011-02-18 09:19:27 | その他
  海を見たのはしばらくぶりです。

 
 
海無し県の群馬ですから旅行・海水浴等でしか本当に数えるほどしか見ていません。
 

 
 
 
 
 
 
 
海岸にクロマツが植えられていたその下にトベラが何本も植えられていました。


群馬でも庭木としては見られるもので我が家にも有ります。
雌雄異株で我が家のは雄木なんで実を付けません。
実の付いたガラが付いていました。

チラッと赤い実の残骸も見られました。
 
我が家のトベラの花(5月開花)をご覧ください。  (ちょっとアブラムシが付いてしまったんですが)
 雄木なんで雄蕊が目立っていますね。


 



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2011-02-18 09:11:44 | 表紙
  今週 大分の中津市までの出張があり留守にしました。
15日の火曜日にいつもの仕事が終わって夕方6時に車で群馬を出発
翌日昼ごろ大分着   4人で交代しながら高速ドライブ・・・   約18時間の長旅 なかなか大変でした。
 客先で午後仕事して夕方出発
山口県徳山で一泊して 翌朝出発  
 午後大阪の客先に寄って仕事。
17日 夕方出て夜中に群馬へ帰ってきました。会社を出て家へ帰る頃には日付が変わっていました。
 
観光でなく また、車でただ走っていただけですので  お土産話もあまりありません。
ちょっと気づいたことだけですが。
壇ノ浦サービスエリアで関門橋の向こうからちょうど朝日が昇ってきました。

 

この橋を渡って行きました。
 
群馬だと杉や檜の植林や雑木の落葉樹林ばかりなんですが
照葉樹が目立ちました。 車の窓から見える景色の雰囲気が違いました。