物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

ヤマハタザオ archive

2018-12-26 06:00:00 | アブラナ科
ヤマハタザオ(山旗竿)
<学名:Arabis hirsuta (L.) Scop.>
アブラナ科ヤマハタザオ属

北半球に広く分布する越年草。ロゼットで冬を越し、花期にも
ロゼットは残る。

撮影日 2008.03.30: 群馬県
北海道~九州の山野の日当たりのよい場所に生える。
茎は高さ35~80cm、下部には白毛と叉状毛(2分毛)とがある。
多くは分枝しないがまれに上部で分枝する。

撮影日 2008.05.05: 群馬県
根出葉はさじ形、長さ2.5~10cm、ふぞろいな鋸歯があり、
両面に叉状毛(2分毛)がある。
茎葉は互生で上向し、楕円形または長楕円形、長さ2.5~5cm、幅1~2.5cm、
円頭、基部は茎を抱き、耳状となり、縁はふぞろいな波状縁
または鋸歯縁。

花期は6~7月。花弁は白色、倒披針状楕円形長さ4~6mm、
萼片は長さ2.5~3mm。





果実は細長い長角果で花軸に平行し、長さ5~6cm、幅1.1mm、
中肋は明らかである。
果柄は長さ6~9mm。花柱は太短く長さ0.6mm、種子は楕円形長さ1.2mm、
縁に狭い翼がある。


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ハマハタザオ archive

2018-01-08 06:00:00 | アブラナ科


ハマエンドウとの競演

北海道~九州の海岸の砂地に生える。

大群落がみられました。

茎はほぼ直立し、高さ20~50cmになり、白い単毛と
2分岐毛がある。

葉は厚く、両面に星状毛がある。
根生葉は長さ3~7cmのへら形で、上部に浅い鋸歯がある。
茎葉は長楕円形で厚く、基部は茎を抱く。
どちらにも星状毛がある。

花期4~6月。花は白色で、茎頂の総状花序に5~10㎜の
十字花をまとまってつけ、大きくてよく目立つ。
花弁は4個で長さ7~9mmの倒卵形。

果実は長さ4~6cmの線形で、茎に密着してつく。
種子は1列に並ぶ。花期4~6月。



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タネツケバナの仲間 ~アブラナ科タネツケバナ属~

2017-04-05 18:00:00 | アブラナ科
タネツケバナの仲間
6種ほど紹介しました。


まとめの記事でも作ろうとは思っていますが、・・・


おまけ  ルリタテハ です(よね)。


成虫で越冬する蝶らしいです。



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タチタネツケバナ    ~タネツケバナの仲間~

2017-04-05 06:00:00 | アブラナ科
タチタネツケバナ(立種漬花)
<学名:Cardamine fallax (O.E.Schulz) Nakai>
アブラナ科タネツケバナ属











丘陵地の土堤や畑の周辺、原野や河原、溜池畔などに生育する越年草。
タネツケバナの一型だが、全体に短毛が多く、やや乾いた環境に生える。
茎は分枝せず直立し、または下部から分枝して高さ15~50cm、
下部はふつう暗紫色を帯びて短毛が生える。


撮影日 2009.5.10: 群馬県

葉は羽状裂葉で、頂小片は側小片と同大かやや大きく、
側小片は4~16個あって柄があり、狭長楕円形~倒卵形で、
ふつう3深裂する。
茎下部につく葉の中軸には、側小片の柄の基部に托葉状の
付属物が見られる。

花期は4~6月



花弁は長さ3~4mm、白色。
雌蕊1本、雄蕊はふつう6本あり、うち2本は横に広がり短い。



果実は長角果で無毛、長さ1~2.5cm。



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マルバコンロンソウ   ~タネツケバナの仲間~

2017-04-04 06:00:00 | アブラナ科
マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草)
<学名:Cardamine tanakae Franch. et Sav. ex Maxim.>
アブラナ科タネツケバナ属











本州~九州の山地の湿った林床、渓流畔などに生育する越年草。
茎は高さ約7~20cmでコンロンソウより小型。葉とともに全体に
白い毛が多い。葉や毛の多少に変異が多い。

ちょっとぼけてました。

撮影日 2010.4.25: 群馬県

葉は長さ5~13㎝の奇数羽状複葉で、長い柄がつき、
小葉は長さ1~3cmの円形で3~7個つき頂小葉は長さ1~3cmで
最も大きい。縁に粗い不規則な鋸歯がある。
葉柄の基部は耳状に茎を抱くことが多い


撮影日 2015.4.12: 群馬県

茎の上部に短く毛がある総状花序をつけ、
花は直径約1㎝の白色4弁花。


撮影日 2010.4.25: 群馬県

花弁は倒卵形で長さ5~7㎜。
コンロンソウより花期がやや早い。子房には毛がある。




撮影日 2015.4.12: 群馬県

長角果は長さ18~25㎜の線形、
毛が密生し、種子が1列に入る。

コンロンソウに似た白い花で葉が丸みを帯びているため
マルバコンロンソウと名付けられた。


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