花柄に屈毛の有るトリカブト 「キタザワブシ」
撮影日 2023.09.02: 長野県
ミヤマトリカブト Aconitum nipponicum subsp. nipponicum の亜種。
キタザワブシ(北沢附子)
<学名:Aconitum nipponicum Nakai subsp. micranthum (Nakai) Kadota>
キンポウゲ科 トリカブト属 多年草(疑似一年草)
本州の日光や関東山地、中央・南アルプス、御岳山などの亜高山帯~高山帯の
草地、林縁などに生える多年草。(ミヤマトリカブトが日本海側に分布するに対し、
太平洋側の山岳に分布している。)
環境省レッドリストでは絶滅危惧II類 (VU)に指定されている。
花柄には屈毛が生える
萼に屈毛、縁の内側には長い毛が目立っています。
雄しべには毛が密生する。
花弁
表
葉は基部付近まで3深裂し、さらに2~3深裂し、裂片は狭倒披針形で羽状に裂けます。
裏
名前は南アルプス赤石山脈の北沢峠で発見されたことによるとのことです。
若い果実 無毛のようです。
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