北海道~九州の山野にふつうに見られ茎は約30-40cmに伸びる。
撮影日 2018.07.15: 群馬県
茎や葉には毛があり、茎の上部、葉柄、花柄、萼には腺毛がまじる。
葉は掌状に分かれ3~5深裂する。
葉は掌状に分かれ3~5深裂する。
花期は7~10月
花は長い花柄の先につき、紅紫色または淡紅色、
白色で直径1~1.5cm。花弁5枚の花を2~3個つける。
白色で直径1~1.5cm。花弁5枚の花を2~3個つける。
(紅紫花は西日本に、白紫花は東日本に多く見られるという)
さく果は長さ約1.5cmで短毛と腺毛が多い。
心皮の上部がくちばし状にのび、その下端に種子がある。
熟すと5裂し、裂片は種子を1個ずつ巻き上げる。
心皮の上部がくちばし状にのび、その下端に種子がある。
熟すと5裂し、裂片は種子を1個ずつ巻き上げる。
ゲンノショウコはドクダミ、センブリなどと共に、
日本の民間薬の代表格として知られます。
ゲンノショウコは「(胃腸に)実際に効く証拠」を意味し
よく効くので「現の証拠」と呼ばれます。
根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止めや胃薬とし、
また茶としても飲用する。
飲み過ぎても便秘を引き起こしたりせず、優秀な
整腸生薬であることから、
イシャイラズ(医者いらず)タチマチグサ(たちまち草)
などの異名もある。
また茶としても飲用する。
飲み過ぎても便秘を引き起こしたりせず、優秀な
整腸生薬であることから、
イシャイラズ(医者いらず)タチマチグサ(たちまち草)
などの異名もある。