クマイチゴ(熊苺)
<学名:Rubus crataegifolius> バラ科 キイチゴ属
北海道、本州、四国、九州の山間部の林道沿いなど、
やや荒れたところによく茂みを作っている。
赤く熟れた実が目立ってきました。
撮影日 2015.06.20: 群馬県
根茎は地下を横に這い、あちこちから地上に茎を伸ばす。
キイチゴ属の中では大型なほうで茎は1~3m直立するか傾斜する。
木質化するが太くは育たない。赤紫色で赤黒っぽい斑点があり、
毛がなくて刺が多い。葉は長さ2-5cmの葉柄があり鉤形の刺がある。
葉身は広卵形でややモミジ状に裂け、表面には伏毛があり、
裏面の葉脈には刺がある。
キイチゴ属の中では大型なほうで茎は1~3m直立するか傾斜する。
木質化するが太くは育たない。赤紫色で赤黒っぽい斑点があり、
毛がなくて刺が多い。葉は長さ2-5cmの葉柄があり鉤形の刺がある。
葉身は広卵形でややモミジ状に裂け、表面には伏毛があり、
裏面の葉脈には刺がある。
花期は4月~6月、径1-1.5cmのノイバラ状の白い花を短い枝先に
いくつか集まってつける。
花弁は5枚で 細くてちじれていて、花弁と花弁の間に隙間がある。
いくつか集まってつける。
花弁は5枚で 細くてちじれていて、花弁と花弁の間に隙間がある。
果実は6月ごろに赤く熟し食用になる。
美味しい木苺の一つです。
粒粒の1つ1つは他のキイチゴのような丸くはなくてややとんがっているのも
クマイチゴの実の特徴のひとつです。
和名の由来は、熊の出そうなところに生える木苺ということ。