ツルカメバソウ(蔓亀葉草)
<学名:Trigonotis iinumae (Maxim.) Makino>
ムラサキ科 キュウリグサ属 多年草
環境省の絶滅危惧ⅠB類(EN)に群馬県では絶滅危惧II類 に
指定されているめずらしい植物です。
ちょっと天気が悪かったんですが、そろそろいっぱい咲いているかと思い
見に行ってきました。
撮影日 2021.05.15: 群馬県
高さ7~20cmになる多年草。倒れて葉腋から長い走出枝を伸ばします。
沢山咲いていました。
葉は互生、卵形で、鋭頭、基部はやや心形または円形、
下部は葉柄が長く、上部は葉柄が短い。
5~6月、茎の途中から1個の総状花序を伸ばし、
淡青色の花を7~10個つける。
小さい花ですが、かわいい綺麗な花です。
基本白花ですが咲き初めなどやピンクだったりと色変わりするようです。
この仲間はそんな性質があるのですが、この花はさほどその性質は
強くないみたいです。
ちょっと濡れていますが、葉の形はこんな感じで亀の甲羅の形といわれます。
蔓になって伸びる亀の甲羅のような葉を持つ草ということで
蔓亀葉草となったものです。