物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

イボタノキ

2017-07-26 06:00:00 | モクセイ科
イボタノキ(水蝋樹・疣取木)
<学名:Ligustrum obtusifolium Siebold et Zucc.>
モクセイ科 イボタノキ属 落葉低木








 
北海道から九州に分布する陽樹で、明るい林縁、道路端などに
見られる。山間の崩壊地などにもよく出現する。
樹高1.5~2m。枝はあまり分枝しない、まっすぐなものが多数
並ぶ。小枝は横向きに伸び、葉がほぼ等距離に多数並ぶので、
ちょっと羽状複葉のようにも見える。
枝は灰白色で新枝には細毛がある。


撮影日 2017.07.09: 長野県

葉は対生、長さ2~5cmの楕円形をしている。
はじめは黄緑だが、次第に深緑になり、先はとがらず、
まるみを帯び、基部はくさび形。質は薄く、光沢はない。
柔らかい。



お客さんが来てました。


花期は5月~6月、ギンモクセイに似た芳香ある筒状で
先の四裂した白い小さな花を、総状に小枝の先に密集して咲かせる。
花序は先端が垂れる。







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ヒイラギ  ~ 我が家の花 ~

2016-12-12 09:00:00 | モクセイ科

                     


ヒイラギ(柊・疼木・柊木)
<学名:Osmanthus heterophyllus (G.Don) P.S.Green>
モクセイ科 モクセイ属 常緑小高木







福島県以西の本州、四国、九州に分布する樹高4-8mの常緑の小高木。
雌雄異株で雄樹と雌樹がある。
葉は対生し、革質で光沢があり、形は楕円形から卵状長楕円形。
縁には先が鋭い刺となった鋭鋸歯がある。老樹になると葉の刺は
次第に少なくなり、縁は丸くなってしまう。

我が家の斑入りヒイラギは雄木です。

撮影日 2016.11.29: 群馬県

花期は11-12月トゲトゲの葉の間に花弁がくるっと丸まった
白い花が沢山付きます。
雄株の花は2本の雄蕊が発達し、雌株の花は花柱が長く発達して
翌年の初夏に黒く熟する。
同じモクセイ属のキンモクセイに似た芳香がある。
金木犀ほど強くはないです。



和名は葉の棘がささるとズキズキするほど痛いという意味の
古語である「ひいらぐ」に由来するという。



古くから邪鬼の侵入を防ぐと信じられ、庭木に使われてきた。
家の庭には北東の表鬼門にヒイラギ、裏鬼門にナンテンの木を
植えると鬼門除けに良いとされている。

また、節分の夜、ヒイラギの枝と大豆の枝に鰯の頭を門戸に飾ると悪鬼を払うという。


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ヒイラギ <Osmanthus heterophyllus (G. Don) P. S. Green>

2013-11-30 16:21:43 | モクセイ科
我が家の花シリーズです。
   そんなシリーズやってたんかい。!?といわれそうですが・・・

今年も咲きました。我が家のヒイラギです。
 


ヒイラギの木は雌雄異株で雄樹と雌樹があります。
我が家にはフイリの雄樹と普通の緑の葉の雌樹が植えてあります。
まず普通のヒイラギ



トゲトゲの葉の間に花弁がくるっと丸まった白い花が沢山付きます。
香りも有ります。金木犀ほど強くはないです。



雌しべが目立つのが分かりますでしょうか。



白い斑の入ったのは雄樹です。
 

 
雌しべが見えないのが分かりますか。
 

 
最後に雌樹には6月頃に同じ仲間のネズミモチに似たをつけます。


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ヒイラギ<Osmanthus heterophyllus (G. Don) P. S. Green >  ・・・ 節分 ・・・

2012-01-30 22:40:01 | モクセイ科
  2月3日は節分です。
 
 節分は立春・立夏・立秋・立冬の各前日で季節の分かれ目ということで節分といわれます。
季節の分かれ目には邪気(鬼)が沸くといわれそれを払う行事が行われました。
それが『鬼は外・福は内』の豆まきになったのだそうです。
 
 節分には玄関に ヒイラギの枝や鰯の頭などを飾り鬼が入ってこないようにする習わしもあります。
ヒイラギの葉には棘とげがあって鬼も痛くて嫌がるのでしょうかね。

斑入りのものなども有りよく庭に植えられています。
花は11月頃に咲きます。
 
           
 
金木犀ほどではないですが良い香りがします。
雌雄異株で雌樹には初夏の頃、紫色のネズミモチに似た実をつけます。
        
           
 


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ヒイラギ <Osmanthus heterophyllus (G. Don) P. S. Green >

2010-12-23 21:55:34 | モクセイ科
 
 我が家には2本ヒイラギの木があります。
毎年11月から12月にかけて白い花を咲かせます。
未だ小さい若木ですが木全体が白く見えるほど沢山の花を付けます。

キンモクセイほど強くはありませんが良い香りがします。
 

 
ヒイラギの木は雌雄異株雄樹雌樹があります。
 
 
雌花

雄蕊2本の真ん中に雌蕊が見えます。
 
雄花

雄蕊だけで雌蕊が見られないのが分かると思います。
 

葉は痛いほど尖っています。
斑入りも有ります。
 
雌樹には6月ごろネズミモチに似た実が付きます。
前に撮ったものですが
果実と種子   です。

 


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