ハダカホオズキ(裸酸漿)
<学名:Tubocapsicum anomalum (Franch. et Sav.) Makino>
ナス科ハダカホオズキ属 多年草
<学名:Tubocapsicum anomalum (Franch. et Sav.) Makino>
ナス科ハダカホオズキ属 多年草
本州、四国、九州、琉球列島および小笠原諸島に分布。
山地のやや湿り気のある林縁などに生え、全体無毛の多年草。
地下には太い根があり、直立する茎はやや叉状に分枝し
草丈は60-90cm、時に1mに達する。
撮影日 2018.11.12: 群馬県
葉は互生し、卵状長楕円形または長楕円形で長さ8~18cm、
先はとがり、基部は狭まって短い柄となる。
無毛で質は薄い。縁は滑らか。長さ5-22cmで葉柄は3-10cm、
葉身の基部は細まって葉柄に続く。
先はとがり、基部は狭まって短い柄となる。
無毛で質は薄い。縁は滑らか。長さ5-22cmで葉柄は3-10cm、
葉身の基部は細まって葉柄に続く。
花期は8~9月。2~4個の花柄が葉腋から下がり、
下向きに花をつける。花冠は白から次第に淡黄色になり、
鐘形で直径約8mmほど、先は5裂し、裂片はそり返る。
萼は小さな浅い皿状で先は平たくなり、分裂しない。
下向きに花をつける。花冠は白から次第に淡黄色になり、
鐘形で直径約8mmほど、先は5裂し、裂片はそり返る。
萼は小さな浅い皿状で先は平たくなり、分裂しない。
果実は、直径8~12㎜の球形の液果。光沢のある朱色。
萼は果時にも緑色のままで浅い皿状になる。
萼は果時にも緑色のままで浅い皿状になる。
秋に赤く熟した実をたわわに実らせ、その時期は目に
付きやすいです。
種子は扁平で長さ約1.5mm。
ホオズキ属やイガホオズキ属などに似ているが、
これらとは異なり果時に萼が果実を包まない。
付きやすいです。
種子は扁平で長さ約1.5mm。
ホオズキ属やイガホオズキ属などに似ているが、
これらとは異なり果時に萼が果実を包まない。
果実がホオズキのように袋に包まれておらず、裸であることから
裸酸漿の名がある。
群馬県レッドデータブックでは「絶滅危惧ⅠA」
(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの。)
に指定されています。
(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの。)
に指定されています。