物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

冬菫

2022-01-05 10:07:56 | スミレ科は⇒ すみれ world

11/20に撮ったノジスミレ

 

スミレの季節にはあと2~3か月ほどでしょうか。

今年はどんなスミレに出会えるでしょうか。

今年もいろいろな植物たちの観察にいそしみたいと思います。

 

 

今日は榛名神社の七福神をご紹介します。

毘沙門天(びしゃもんてん)融通招福の神として信仰されている。厄除けの役割も果たします。

 

 

寿老人(じゅろうじん)  長寿延命、富貴長寿の神として信仰されている。

 

 

山門をくぐっていくと本殿までの間、随所に鎮座されています。

 

福禄寿(ふくろくじゅ)  招徳人望の神様として信仰されている。

 

 

大黒天(だいこくてん)  財宝、福徳開運の神様として信仰されている。

 

 

弁財天(べんざいてん)  水と芸術・学問を司る神様。知恵財宝、愛嬌縁結びの徳があるといわれている。

 

 

布袋尊(ほていそん)   笑門来福、夫婦円満、子宝の神として信仰が厚い。担いでいる大きな袋は、
             堪忍袋(かんにんぶくろ)といわれ、我慢の限界をあらわす
             「堪忍袋の緒が切れる」という言葉はここからきています。

 

 

恵比寿天(えびすてん)  漁業の神で、特に商売繁昌の神様としても信仰が厚い。

 

 

七福神は7柱の神様です。(「柱」は神様を数える時の呼び方)
富と幸せの象徴であり、大変縁起が良い神様です。

七福神の信仰が始まったのは室町時代ですが、現在のような形で
親しまれるようになったのは江戸時代からといわれています。

7柱の神様のうち、純粋な日本の神様は恵比寿だけといわれ、
他の6柱はインドや中国など海の向こうからやってきた神様だとのことです。
出身地も宗教も異なる神様をひとつのグループにして信仰するのはとても稀有なことで、
日本ならではといえます。

 

 


謹賀新年

2022-01-01 16:30:11 | キク科


あけましておめでとうございます。

昨年は何とか図鑑風のスミレの本『スミレworld』を出版できました。
が、ブログの方は開店休業状態になってしまいました。
なかなか思うようにはアップできないですが、少しずつでも進められるように
努力していきたいと思っています。 本年もよろしくお願いいたします。

『 スミレworld 』

基本種  47種
編品種  36種
雑種   25種
について図鑑のようにまとめています。
花の正面、横顔、葉の姿を一緒に載せています。いろいろな資料から
分布を調べて日本地図上に表示したものも付けました。
ブログに載せていたものを中心として観察記録やその他の資料を追加して
1冊にまとめて50音順にして記載しました。
楽天     や   amazon
などで購入することができます。

 

去年載せそこなったものをいくつかご覧いただきたいと思います。

ウスゲタマブキ(薄毛玉蕗)
<学名:Parasenecio farfarifolius (Siebold et Zucc.) H.Koyama
                    var. farfarifolius>
キク科 コウモリソウ属 多年草

2021/10/2


本州(関東地方以西)、四国、九州のスギ林など湿った
林内、林縁の木陰に生育する多年草。

高さ50~140cm、若いときにはくも毛がある。

葉腋にムカゴを付けるという変わった特徴を持っています。

葉は互生、長さ13~21㎝、幅13~21㎝の三角状心形、
長い葉柄がある。

表面に粗い毛を散生し、裏面に薄くくも毛がある。
花期8月~10月。花は頭花で、茎の上部に円錐状に
多数つく。

葉の裏面のクモ毛が、関東地方以北の本州と北海道に
分布する変種のタマブキよりも薄いので、薄毛(ウスゲ)
葉をフキに見立てて珠(たま)状の珠芽(ムカゴ)が付く
蕗の意味。