レンゲショウマの観察会のときに見た花たち-1

　レンゲショウマの観察会のときに山に登ってきたのですが登山道の周りにはいろいろな花が咲いていました。
いくつかを紹介したいと思います。

フシグロセンノウ　　ナデシコ科<Lychnis miqueliana Rohrb. >
　　オレンジ色の花が良く目立つナデシコです。　

　

カイフウロ　　フウロソウ科<Geranium shikokianum Matsum. var. kai-montanum (Honda) Honda et Hara>

イヨフウロの変種で甲斐の国・山梨県周辺(山梨・長野・群馬・埼玉?)にのみ分布している絶滅危惧種に指定されている植物です。

頂上の草原に咲いていました。

ジャコウソウ　シソ科<Chelonopsis moschata Miq. >

湿った林の中や沢沿いなどに生える植物。茎葉を折ったりすると香りがするといいますが、確認してきませんでした。

はるるの会 染色展

（宣伝して良いわからないのですが・・・）

私の所属する自然保護団体にはいろいろな活動をされている方がいます。
そんな中の一人の方から染色展の案内状が届きました。

ろう染めの展示会のようです。
興味のある方・高崎近郊にお住まいの方　　気軽にお出かけいただければと思います。

案内図

ヒメキンミズヒキ ＜Agrimonia nipponica Koidz. ＞

　・　・　・　つい最近までこの植物の存在を知りませんでした。　・　・　・
「そういえばあそこの山で見た小さいキンミズヒキが」と思い雨の中ちと出かけて見ました。

　　姫金水引　姿はキンミズヒキに良く似ています。
大きさはキンミズヒキより一回り小さい感じです。


花弁は細くて隙間がある感じになります。

葉・・・キンミズヒキに比べ丸いです。

花・・・花弁の太さだけでなく雄しべの数がヒメキンミズヒキは少ないのだそうです。
　　　　　　　　（キンミズヒキ　8-15）　　　　　（ヒメキンミズヒキ　5-8）

キンミズヒキ &lt;Agrimonia pilosa Ledeb. var. japonica (Miq.) Nakai &gt;

　

紅白のミズヒキに続いては　キンミズヒキ　です。

綺麗な黄金色の花を穂状につけています。

果実はマジックテープがくっつくようにかぎ型の毛で動物にくっついて運ばれます。

ミズヒキ &lt;Antenoron filiforme(Thumb.)Roberty et Vautier &gt;

　前の記事(白花)に続けて良く見かける　ミズヒキ　で紅白にしましょう。

ミズヒキの花被(がく)は上のものが赤く下の一つが白い。
花柄には節があって果実になると取れ易く動物などにくっついて運ばれます。