物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

ノブドウ

2024-01-04 19:26:03 | ブドウ科

 

撮影日 2023.10.14: 群馬県

 

 

ノブドウ(野葡萄)
<学名:Ampelopsis glandulosa (Wall.) Momiy.
               var. heterophylla (Thunb.) Momiy.>
ブドウ科 ノブドウ属 つる性落葉低木

果実は、熟すと光沢のある青色や紫色などに色づくか白色になり、
毒はないが味が悪く食べられない。

白い実は本来の実であり、青色や紫色の実はブドウタマバエや
ブドウガリバチの幼虫が寄生している寄生果である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異常に脹らんで、白緑色、淡紫色、瑠璃色、赤紫色

形も大小不揃いになります。


ノブドウ  ~実~

2018-11-17 06:00:00 | ブドウ科
ノブドウ(野葡萄)
<学名:Ampelopsis glandulosa (Wall.) Momiy.
               var. heterophylla (Thunb.) Momiy.>
ブドウ科 ノブドウ属 つる性落葉低木







果実は、熟すと光沢のある青色や紫色などに色づくか白色になり、
毒はないが味が悪く食べられない。

撮影日 2018.11.04: 群馬県
野生化したピラカンサにからんでいました。

白い実は本来の実であり、青色や紫色の実はブドウタマバエや
ブドウガリバチの幼虫が寄生している寄生果である。

異常に脹らんで、白緑色、淡紫色、瑠璃色、赤紫色

形も大小不揃いになります。

正常な果実は少ないです。




ヤブガラシ ~2018~

2018-09-18 06:00:00 | ブドウ科
ヤブガラシ(藪枯らし)
<学名:Cayratia japonica>
ブドウ科 ヤブガラシ属 多年草







撮影日 2018.09.09: 群馬県
道端、林縁、荒れ地などに生え、市街地では公園のフェンスなどに
よく絡まっている。














"藪枯らし"の名は、藪を枯らしてしまうほど繁茂して覆ってしまうことから
和名は藪を覆って枯らしてしまうほどの
生育の旺盛さを示している。

別名ビンボウカズラとも呼ばれ、庭の手入れどころではない
貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が、
またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、
などの意味で名づけられた。




ノブドウ

2018-09-12 18:00:00 | ブドウ科
ノブドウ(野葡萄)
<学名:Ampelopsis glandulosa (Wall.) Momiy.
var. heterophylla (Thunb.) Momiy.>
ブドウ科 ノブドウ属 つる性落葉低木




日本全国の山野に生える落葉つる性の木本。

撮影日 2018.09.09: 群馬県
葉に対生して、巻きひげが出る。巻きひげは、先が2又に分かれ、
何でも触れたものに巻きつきながら生長します。
基部は木質化して直径4cmほどになる。
枝ははじめ粗い毛が密生するが、のちに無毛。円形の皮目が多い。
葉はブドウに似て互生。葉身は長さ8~11cm、幅5~9cmのほぼ円形で、
3~5裂する。裂片の先は尖り、縁には粗く浅い鋸歯がある。
裏面の脈腋にはまばらに毛がある。

花期7~8月葉と対生して集散花序をだし、淡緑色の小さな花を多数つける。
花形はヤブガラシに似ていて直径3~5mm。花弁5、雄しべ5、雌しべは1個









果実は、熟すと光沢のある青色や紫色などに色づくか
白色をするが味が悪く食べられない。

白い実は本来の実であり、
青色や紫色の実はブドウタマバエやブドウガリバチの幼虫が
寄生している寄生果である。異常に脹らんで、白緑色、淡紫色、
瑠璃色、赤紫色や形も大小不揃いになります。
正常な果実は少ない。種子は長さ3~5mm。



イヌブドウ、カラスブドウとも言う。



撮影日 2018.09.09: 群馬県 ~画像追加~

色付いてきた実です。

ノブドウの実には毒はないようですが、
残念ながら不味くて食べることはできません。

実の色は青色、紫、藍色など様々な色になります。
ブドウミタマバエに寄生された実は様々な色に変化するので、
ノブドウの実はほとんどがブドウミタマバエに寄生されています。

虫こぶになったものはノブドウミフクレフシと呼ばれています。
実の色は果実に寄生した昆虫(ブドウミタマバエ)の影響を受けます













ツタ

2016-11-07 06:00:00 | ブドウ科
前の記事  常緑の"キヅタ" に続いて 落葉性の"ツタ" を取り上げます。




ツタ(蔦)
<学名:Parthenocissus tricuspidata (Siebold et Zucc.) Planch.>
ブドウ科 ツタ属 つる性落葉木本











本州から九州に自生分布する夏緑性(落葉性)のツル植物
葉は掌状に浅く裂けるか完全に分かれて複葉になり、
まきひげの先端が吸盤になって付着する。

赤く紅葉していました。

撮影日 2016.11.6: 群馬県



森林の林床などで生育する個体は3葉に分かれている事が多い。
芽生えた当初は3つの小葉からなる葉を形成する。
林内で光を求めて匍匐している状態では、多くの個体が3つに分かれた
葉を持っている。大きく生長すると1枚の葉となる。
新しくのびたシュートでは葉の大きさは数cmに過ぎないが、
古い茎から出る葉は10cmにも及ぶ大きさとなる。








5枚の緑色の花弁を持つ小さな目立たない花をつける。

紫紺色の小さな果実ができる。イメージとしては小さなブドウである。
おいしそうなイメージがあるが、実に渋く、
人間には食べられたものではないが、鳥は好むのだろう。

「つた」の名称は他の植物や岩に「つたって」伸びる性質から
名づけられた。
建物の外壁を覆わせるなど装飾として利用される。
また、日本では古来から樹液をアマヅラと呼ばれる
甘味料として利用していた。

別名、アマヅラ、ナツヅタ、モミジヅタ
ナツヅタの名は、ウコギ科キヅタをフユヅタと呼んだため、
その対比で呼ばれた。

(ツタという言葉は、ツタ属(Parthenocissus)の植物を
総じて称することもある。)

 

-ツタの葉は複葉-


ツタの落葉は葉身と葉柄がバラバラになって落ちる。
葉柄と茎の間だけではなく、葉柄と葉身の間にも離層があり
いくつかの小葉から成り立つ「複葉」であるものの中には、
小葉毎に離層があり、ぱらぱらと分かれて散るものがある。
ツタの葉も複葉であり、(幼い個体では3枚の小葉からなる複葉であり、
生長するにしたがって3枚が合一した単葉となる。)
葉柄と葉身の間にある離層は"ツタの葉は、単葉に見えても複葉である"
ことを示している。