物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

ダンコウバイ

2019-03-27 07:01:00 | その他
休みの日に撮りに行ってきた早春の黄色い花。
続いてはダンコウバイです。

ダンコウバイ(檀香梅)
<学名:Lindera obtusiloba Blume>
クスノキ科 クロモジ属 落葉小木


撮影日 2019.03.24: 群馬県
本州(新潟県、関東以西)、四国、九州に分布
成木は樹高2.5~6 m、幹の直径約18 cm。
葉は互生し、柄があって葉身は幅広い楕円形で
先端が浅く三裂する。
葉の長さは5-15 cm、幅は4-13 cm、基部が幅広く
丸い。
葉質はやや厚く、表面はつやのない緑、若葉の
裏面には
毛が生えている。

花期3~4月。春、芽吹く前に黄色い小さな花を
枝に無数に付ける。

雌雄異株で、葉が展開する前に小さな黄色い
花を散形花序につける

花被片は6個で楕円形。

種子に強い香りが有り檀香梅と書く。葉も揉むと
わずかに芳香がある。
ダンコウバイの冬芽は葉芽は楕円形、花芽は球形を
しているが柄は無く、
葉芽・花芽ともに大柄でぼってりしている。





同じクスノキ科のアブラチロャンとよく似ているが、
花柄がつくので区別できる。













アブラチャン

2019-03-27 07:00:00 | その他
休みの日に早春の黄色い花を撮りに行ってみました。
狙いは "アブラチャン" "ダンコウバイ" でした。
どちらも盛りとたくさん咲いていました。
まずはアブラチャンからご登場願いましょう。

アブラチャン(油瀝青)
<学名:Lindera praecox (Siebold et Zucc.) Blume>
クスノキ科 クロモジ属 落葉低木


撮影日 2019.03.24: 群馬県
本州・四国・九州に分布し、高さは6メートルに達する。
葉は互生。質は薄く卵型から楕円形。全縁で葉先はとがり、
葉柄は赤みを帯びる。冬になっても枯れ葉が枝に残って
いることが多い。枝や実にはクスノキ科に特有の芳香が
あるが、どことはなしに油っぽい。葉も揉むとわずかに
芳香がある。



花期3月~4月。早春、葉に先立って淡黄色の花をつける。

雌雄異株。花は3-5個の花が散形花序に集まってつく。

淡黄色の花被片は6個。

種子は茶色で、油を多く含む。


花は同時期に咲く同じクスノキ科の
ダンコウバイとよく似ているが、花柄がつくので区別できる。

(ダンコウバイは花柄がないので、枝から直接散形花序が
でているように見える。)


また、冬芽の形が明らかに違うので、 冬芽に着目した方が
区別は容易。







アブラチャンの葉芽は小さく細長く花芽は球形。
冬期は同じ木に二種類の芽を確認できる。花芽には当然柄が
ついている。




セツブンソウ ~2019~

2019-03-06 10:00:00 | キンポウゲ科
だいぶ暖かくなってきました。
色々と忙しくなかなか出歩けなかったのですが
土日に季節の花を観察に出かけてきました。

まずは  セツブンソウ  です。

セツブンソウ(節分草)
<学名:Eranthis pinnatifida Maxim.>
キンポウゲ科 セツブンソウ属 多年草





埼玉県秩父へ行ってきました。

花弁のように見える部分は愕(基本的には5枚)なんですが、
枚数や色にいろいろと変化があって観察するのも楽しいものです。



今回は1茎2花を紹介します。
通常1つの花茎に1つ花をつけますが、2つ花をつけたものが見られました。





秩父はじめ、各地に有名な群生地が知られています。
観察に行かれたらいろいろ探してみると楽しめると思います。

さて、YAHOOブログが終了するということで色々と考えましたが、         とりあえず他に移転することにしました。                                        詳細は決まったらまた、お知らせしたいと思います。                             もうしばらくよろしくお願いいたします。