ヤブコウジ(藪柑子)
<学名:Aegiceras corniculatum (L.) Blanco>
サクラソウ科 ヤブコウジ属 常緑小低木.
(従来の体系では、ヤブコウジ科でした。)
撮影日 2020.01.04: 群馬県
丘陵地の林の中などの木陰にふつうに生育する草状の小低木。
細長い匍匐茎があり高さは10~30cm。 葉は互生であるが、
茎の先端に輪生状つける。両面無毛で 光沢があり、縁には小さな鋸歯がある。
6月の終わり頃~7月にかけて、葉の下に隠れるように白か淡い ピンク色の花が
下向きに咲く。
果実は径5~6mmの球形、10~11月に赤色に熟す。
縁起物とされ、センリョウ(千両)や、マンリョウ(万両)、 カラタチバナ(百両)と並べて「十両」と呼ばれる。
ここのヤブコウジを毎年撮っているのですが、今年は実付きが 悪くやっとこの株を見つけました。
いつもの年は実のついたのがいくつも見られたのですけど…
ちょっと都合でしばらく留守がちになっています。