物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

菜の花

2010-03-31 19:17:00 | アブラナ科

 山道の道端に菜の花が沢山咲いていました。

たぶん欠き菜とか芯摘菜と言われるものの類だと思われます。
 黄色い花は春の暖かさを感じさせてくれますね。
河原などではセイヨウアブラナなどが増えています。
 
 よく伺うブログに白菜の菜の花の記事が出ていました。
先日たまたま近くの畑で取り残しの白菜が花をつけているのを見ました。

この仲間は黄色い花を付けよく似ていて分かりません。
が、 並べてみると微妙に違いがあります。

白菜の花は花弁が丸くて大きく花弁間の隙間が無いです。



アオイスミレ <Viola hondoensis W.Becker et H.Boissieu >

2010-03-26 19:19:55 | スミレ科は⇒ すみれ world
 アオイスミレは早咲きのすみれです。この前の日曜日に行った所では終わりかけでした。

葉の形が葵の御紋(フタバアオイの葉)に似ているところから付いた名前だそうです。
葉は丸くて毛が生えています。匍匐茎がありますがタチツボスミレのように立ち上がることが無く目立ちません。
 
 別の場所ではまさに開こうとしている状態でした。

花の特徴は花の写真を撮ってから記事にします。
 
 すみれ類の葉の付け根には托葉が付いています。
アオイスミレの托葉は毛が縁に生えていてタチツボスミレのように櫛の歯状の切れ込みのように見えます。




エイザンスミレ  <Viola eizanensis (Makino) Makino >

2010-03-25 20:40:53 | スミレ科は⇒ すみれ world
 コスミレの隣で咲いていたエイザンスミレです。
 割と早くから結構遅くまで咲いているのを見る花期の長いすみれです。

太平洋側の山地ではごく普通に見られるすみれです。
林の中や縁など半日陰のところに多いです。
 葉に切れ込みが有りすみれとは思えないような葉形です。


3つに分かれていてさらに細かく切れ込んでいます。
 花は紅紫色で大きくなかなか綺麗で香りのするものが多いです。
側弁には普通毛が生えています。


距は丸くぽっちゃりしています。すみれ類のがくには付属体と呼ばれるものが付いています。
エイザンスミレのがく付属体は切れ込みが目だっています。
 
 
 参考までにタチツボスミレのがく付属体と比べると違いがよくわかると思います。


がくの付属体も分類の参考になります。



エイザンスミレ <Viola eizanensis (Makino) Makino >

2010-03-25 20:20:44 | スミレ科は⇒ すみれ world
 コスミレの隣で咲いていたエイザンスミレです。
 割と早くから結構遅くまで咲いているのを見る花期の長いすみれです。


太平洋側の山地ではごく普通に見られるすみれです。
林の中や縁など半日陰のところに多いです。

 葉に切れ込みが有りすみれとは思えないような葉形です。


3つに分かれていてさらに細かく切れ込んでいます。

 花は紅紫色で大きくなかなか綺麗で香りのするものが多いです。
側弁には普通毛が生えています。


距は丸くぽっちゃりしています。すみれ類のがくには付属体と呼ばれるものが付いています。
エイザンスミレのがく付属体は切れ込みが目だっています。

 参考までにタチツボスミレのがく付属体と比べると違いがよくわかると思います。


がくの付属体も分類の参考になります。



コスミレ <Viola japonica Langsd. ex Ging. >

2010-03-23 21:27:20 | スミレ科は⇒ すみれ world
 毎年このコスミレを見に行っています。ここのコスミレは色がいいのです。




花も大きめで桜色とでも言いたいような濃いピンクの花です。

(別の場所のコスミレ)
名前は小菫ですが意外と大きくなる種類です。
上から:葉の形が分かりますか。:


全体に無毛で、葉裏は紫色を帯びることが多いです。

花はしっかりとした感じで色や形・大きさに変化が大きいです。


割と数多くの花がつき、距は太いです。