物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

キュウリグサ

2015-04-30 09:04:42 | その他
キュウリグサ(胡瓜草)<学名: Trigonotis peduncularis>
ムラサキ科キュウリグサ属



日本全土の道ばたや庭などに生えるいわゆる雑草のひとつです。
ムギ作の伝来にともなって帰化した古代帰化植物の1つといわれます。
秋に芽生え、ロゼット状に葉を広げて冬を越し、次第に立ち上がって
背丈が高くなる。高さ15~30cmで下部の葉は長い柄があり、
長さ1~3cmの卵円形。互生。

撮影日 2015.04.26: 群馬県

花期は3~5月。茎の先にサソリ形花序(巻散花序)を作り、
直径約2mmぐらいの淡青紫色の花を次々と開く。

とっても小さい花ですがきれいなものですね。

花の中央リング状の部分が黄色いです。



茎葉を揉むとキュウリ(胡瓜)に似た匂いがする(?)というのが名前の由来。

いつもご覧いただきありがとうございます。
皆さんのところへ伺うことやREコメもあまりできずに失礼しています。





クサノオウ

2015-04-28 08:43:12 | ケシ科
 菫観察に出かけ・・・
「クサノオウが咲いてる」
早速  
  を向け・・・




隣の花も・・・・     
      




花びらの数が
こんなのがあるんだ・・・






*****    *****    *****    4/30追記    *****     ****    *****
クサノオウのいろいろな変化を見たことがあります。
画像クリックで過去記事へどうぞ。









ヤマルリソウ

2015-04-20 06:06:00 | その他
秩父路で見かけた植物  2015-2


ヤマルリソウ(山瑠璃草)
<学名:Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim.>
ムラサキ科ルリソウ属



日本の固有種で、福島県以西の本州、四国、九州の湿り気のある山地や
道端、半日陰の林縁などに生育する。

撮影日 2015.04.12: 埼玉県

高さは7~20 cm、数本が斜めに立ち枝分かれせず、開出した白い毛が
多く生えている。



根生葉は倒披針形(長さ7~20 cm、幅2~5 cm)でロゼット状に広がる
茎葉は根生葉よりも小さく、基部が茎を抱き、上部のものほど小さく
まばらに互生する。


花期は4~5月。茎の先端に直径1~1.5 cmの淡青紫色の総状花序をつける。

花弁の色が薄桃色から薄青色へと変化する。



花序は分岐せず、8~17 mmの小花柄があり、花が終わると下に垂れる。


勿忘草と同じ仲間で花の形は良く似ています。




秩父路で見かけた植物  2015

2015-04-15 09:18:01 | その他

すみれ worldの方で『秩父路で見かけたスミレ 』 として
12日に秩父へ行ってきた時に見たスミレを紹介しています。
こちらでもそのとき見た植物達をいくつか載せていきます。
(特別秩父にしか生息していないものではありませんが・・・)



ヒトリシズカ(一人静)<学名:Chloranthus japonicus >

山地の林内、林縁に高さは10~30cm。葉は4枚が輪生状に付き光沢があり、縁には鋸歯がある。

撮影日 2015.04.12: 埼玉県

花期は4~5月、1本の穂状花序を出し、ブラシ状の小さな白い花をつけます。
群生していることが多いです。




ヤマエンゴサク(山延胡索)<学名:Corydalis lineariloba >


高さは10-20cm。葉は楕円形の小葉3枚からなる。

花期は4-5月で、茎の上部に総状花序の濃い青紫色または紅紫色の
花をつけます。






大きくしてみると

2015-04-11 22:29:32 | その他
なかなかアップが進まないしREコメも滞ってしまいがちで・・・

このところ雨が多くて出かけることもなかなか・・・
天気だけは良くなってほしいですが。


黄色の一重の花  これからあちこちで見かけるようになる 山吹の花です。
綺麗なものです。
次は白い花 こちらも同じバラ科の綺麗な花です。  モミジイチゴの花です。

 

 さて、この花は何でしょう。


小さい花が沢山付いています。
拡大してみるとかえって分かりずらいでしょうかね。







もうちょっと引いてみましょう。

ほんとにちっちゃい花がいっぱい・・・










葉が見えます。もう分かった方もいるでしょうね。









ニワトコの花でした。

ニワトコ(接骨木)
<学名:Sambucus sieboldiana var. pinnatisecta>
スイカズラ科ニワトコ属落葉低木


下部からよく分枝し、枝は独特な弧形を描き、高さは2-6mになる。
幹の古い樹皮は黒褐色で厚いコルク質があり、深いひび割れが入る。
枝は褐灰色で皮目があり、若い枝は緑色。枝に太い髄があり褐色になる。

葉は対生、奇数羽状複葉で長さ8-30cm、小葉は長さ3-10cm、幅1-3.5cmの
楕円形、卵状披針形、広披針形、まれに披針形で、先端は鋭くとがる。
基部は円形か円いくさび形になり、短い小葉柄があり、縁には細鋸歯がある。
花のつく枝の小葉は2-3対、つかない枝のものは3-6対となる。
花期は3-5月。今年枝の先端に長さ幅とも3-10cmになる円錐花序をだし、
小さい花を多数つける。
花冠は径3-5mmで5深裂し、ふつう黄白色ときに淡紫色で、かすかに匂いがある。
雄蘂は5個で花弁より短い。子房は鐘状で3室からなる。

果実は長さ3-4mmになる球卵形の核果となり、6-8月に暗赤色に熟す。中に3個の種子が入る。

湿気があって日当たりのよい山野の林縁にふつうにみられる。

若葉を山菜として利用されることもある。
食用には3~4月ころの花が咲く前の新芽、つぼみなどを利用します。
ですが、
ニワトコには青酸配膳体という毒成分が含まれておりますので、多く食べ過ぎ無いように注意しましょう。


拡大によって見え方・印象がまったく変わってしまいますね。