今まで取り上げていなかったのに気づきアップしました。
あまり良い写真がないのですけど…
アキノタムラソウ(秋の田村草)
<学名:Salvia japonica Thunb.>
シソ科 アキギリ属 多年草
本州~沖縄の道端や林縁ににふつうに見られる。高さ20~50cm。 茎は角張って四角形、まっすぐに立ち上がる。
根元で分枝して、 数本の茎を作る事もある。
撮影日 2018.08.14: 群馬県
葉は対生で、形は単葉のものから複葉に分かれるものなど 変異が多い。
(三出複葉から一・二回羽状複葉にまでなる)
葉の長さは葉柄を合わせて3~15cmと変異の幅が大きい。
撮影日 2019.08.11: 群馬県 葉身はおおよそ卵形、深緑で表面はつやがなくて草質、 縁には粗くて丸い鋸歯が出る。
花期は7月~11月。茎の先端が分枝し、長く伸びて数段輪生し、 穂状に花を着ける。花序の長さは10~25cmになる。
花は長さ10~13mm、青紫色で唇形、やや斜め上を向いて咲き、 花冠の内側の基部近くに毛がある。
雄蘂は2本で、はじめ花冠の 上唇に沿って上に伸びて前方に突き出すが、葯が開いてしまうと 下向きに曲がる。
和名は秋の田村草ということだろうが、意味は不明。