県立榛名公園ゆうすげの道
マツムシソウ(松虫草)
<学名:Scabiosa japonica Miq.>
マツムシソウ科 マツムシソウ属 越年草
マツムシソウ科 マツムシソウ属 越年草
早咲きのものがいくつか開いていました。
撮影日 2016.07.31: 群馬県
高さ60~90 cmで、葉は対生し、羽状に裂ける。
葉を出して冬を越し、花を付けてから枯れる冬型一年草
(越年草)だが、高地では枯れずに2年目の葉を出す多年草である。
(越年草)だが、高地では枯れずに2年目の葉を出す多年草である。
花期は、8~10月、多くの紫色の花が集まった頭状花を形成する。
花の大きさは径4 cmほどで、中心部の花は筒状で花冠の先端は
5の裂片つに分かれ、周辺の花は3つの裂片が大きく外側に伸びる。
花の大きさは径4 cmほどで、中心部の花は筒状で花冠の先端は
5の裂片つに分かれ、周辺の花は3つの裂片が大きく外側に伸びる。
「松虫草」の名は、マツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くことが
由来であるとする説がある。
花の終わったあとの坊主頭のような姿が、仏具の「
伏鉦」(ふせがね:俗称「松虫鉦)」に似ているところから
付いたとする説もある。
由来であるとする説がある。
花の終わったあとの坊主頭のような姿が、仏具の「
伏鉦」(ふせがね:俗称「松虫鉦)」に似ているところから
付いたとする説もある。
薬草として皮膚病などに用いられることもある。
近縁種にセイヨウマツムシソウ(Scabiosa atropurpurea)があり
属名の「スカビオサ」という名前で園芸品種として栽培される。