ネコノメソウの仲間 archive①
トウノウネコノメ(東濃猫の目)
<学名:Chrysosplenium pseudopilosum Wakab. et Hir.Takah.
var. pseudopilosum>
ユキノシタ科 ネコノメソウ属 多年草
<学名:Chrysosplenium pseudopilosum Wakab. et Hir.Takah.
var. pseudopilosum>
ユキノシタ科 ネコノメソウ属 多年草
撮影日 2009.03.15: 岐阜県
岐阜県、愛知県と京都府の一部に限られた地域の
山地の渓流端など湿った日陰~半日陰に生える小型の多年草。
(京都府のものは変種ヤマシロネコノメとして区別されている。)
山地の渓流端など湿った日陰~半日陰に生える小型の多年草。
(京都府のものは変種ヤマシロネコノメとして区別されている。)
高さは3~10cm。根生葉は開花時には枯れることが多いが、
黄変しながら残っていることもある。
走出枝はよく発達し、茎は紫褐色で、白っぽい軟毛が密生する。
黄変しながら残っていることもある。
走出枝はよく発達し、茎は紫褐色で、白っぽい軟毛が密生する。
花茎は高さ4~10cm、暗紫色を帯び、白毛を散生する。花は径2~4.5mm、壷形で中央のもの以外は無柄。
(黄色く花びらのように見えるのはがくで中から雄しべが
飛び出しているのが特徴)萼は開花時には鮮黄色または黄緑色で直立し、卵円形または
広卵形、円頭で長さ1.5~3mm。花後は緑色となる。雄蕊は8個で萼裂片よりも長い。葯は鮮黄色。
(黄色く花びらのように見えるのはがくで中から雄しべが
飛び出しているのが特徴)萼は開花時には鮮黄色または黄緑色で直立し、卵円形または
広卵形、円頭で長さ1.5~3mm。花後は緑色となる。雄蕊は8個で萼裂片よりも長い。葯は鮮黄色。
”東濃猫の目”は東濃(岐阜県南東部の地域、美濃東部)と
呼ばれる地域でで見つかった花で、コガネネコノメソウに
よく似ているので混同されていたが、1990年に新種であることが
確認された。
呼ばれる地域でで見つかった花で、コガネネコノメソウに
よく似ているので混同されていたが、1990年に新種であることが
確認された。
コガネネコノメソウとの識別ポイントは、
雄しべが萼片より 長く、明確に突き出すこと。
(コガネネコノメソウは雄蕊が萼片の中にあり、
突き出すことはない。)
(コガネネコノメソウは雄蕊が萼片の中にあり、
突き出すことはない。)
萼裂片の色はあまり鮮やかな黄色にならず、やや薄い黄色で
苞葉との差がはっきりしない。
苞葉との差がはっきりしない。
梅~2017~ ☞ウメ
ウメ(梅)
<学名:Armeniaca mume (Siebold et Zucc.) de Vriese>
バラ科 アンズ属 落葉高木
早咲きの梅の花が沢山咲いていました。
撮影日 2018.2.18: 群馬県
ほのかないい香りが漂っていました。
梅の花は凛としていて美しいですね。
一秋は桜も好きですが、梅も大好きです。
3月に入ると本格的に梅の花の季節になります。
毎年いろいろと撮っているので機会があれば今年も
記事にしたいと思います。