悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

特別日課のスクールガード

2008-07-07 19:41:53 | Weblog
 下校していた2年生の女子が、気持ちが悪いといって歩道に座り込み、周りを同級生が取り囲んいた。普段からよく知っている明るい児童だが少し顔色が悪い。しかし熱はないし、脈もしっかりとしている。

 すぐ近くに消防署があるので救急車を頼むのは簡単だがかえって大事にしてしまいそうだ。本人が自宅にお母さんがいるというので携帯で電話をさせ、迎えに来てもらうことにした。15分~20分掛かるという話なので目標がはっきりとするので消防署で待つことにした。

 このとき一緒に下校していた同級生が「一緒についていないでいいですか?」というのに驚いた。「先に帰りなさい」と帰したが2年生の女児である。同じクラスだが家は近所ではない。1年半の学校生活で大きく成長している。

 消防署に事情を話し親が迎えに来るまで待たせてほしいと頼むと快く受け入れて(当然のことだが)、玄関奥のソファーを進めてくれた。消防署員も本人から話しを聞いてくれたが、症状に緊急度を感じないため救急車は利用しなかった。

 しばらくしてお母さんが見え、このまま病院に連れて行きますのでといって車に乗せていった。明日は元気に登校してくれるとよいのだが―。
 
 先週の金曜日から特別日課になり全校生が13:50の下校になった。いつものことだが同じ時間に終業すると6年生、5年生の上級生から帰ることになる。帰り支度の段取りが上手なのだ。一番遅いのは1年生。学年が違うと一緒に帰ることはほとんどない。

 この特別日課を続けている間に各学年とも保護者面談がある。そして18日は終業式。44日間の夏休みに入り我々のスクールガードも休みになる。
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