晴走雨読

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白鳥事件

2013-05-06 20:22:52 | Weblog

 天橋立を股の下から覗くとこうなります。縁起のいい景色といわれていますが、私にはどうしてなのか理解できません。 

 

 白鳥事件                                   

 北海道放送(HBC)が良質の番組を作っている。本日は、ドキュメンタリードラマ「清き國ぞとあこがれぬーウィリアム・S・クラーク博士の魂を謳うー」と題して、北海道大学恵迪寮寮歌「都ぞ弥生」百年を記念した番組を放映した。1912年(明治45年)この寮歌を作った学生たちの思い、彼らが影響を受けたクラーク精神など現役の北大生が自分の今に重ね合わせるように演じていたと感じた。(6月にDVD化)

 HBCは、時々印象に残る番組を作る。思い出したのは、白鳥事件を題材にしたラジオ番組である。2011年3月27日に開局60周年記念番組として放送した「インターが聴こえない~白鳥事件60年目の真実」であった。YouTubeで改めて聴いてみた。1952年1月21日白鳥警部が射殺された事件で、日共の組織的犯行であり当時の北海道大学の学生が犯人の一部とされ、北京に脱出した者たちもいる。

 日共は冤罪説をとりながらも、党の分裂時のことであり、現在の党の路線とは一線を画した対応をとった。権力による謀略説、責任者の村上国冶は出所後の自宅火災により焼死するなど「謎」だらけ事件である。2012年12月に同時代社より「白鳥事件 偽りの冤罪」(渡辺富哉著)が発刊されている。

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