こどもの日のマラソンも30歳代後半から走り始めたのだから20回目位になったと思う。スポンサーにバレオ(真鍋薬品)が付いたり、アコムの時もあった、今は日刊スポーツ。「春一番」とか「さわやか」が名称に付いたこともあった。
走り続けられることの喜び、今この日スタートラインに立てる喜び。北海道の長く寒く本当に厳しい冬をやっとのことで乗り超えて、マイナスの外気の中で頭や体から湯気を立て、アイスバーンを慎重に避けながら、ようやくこの日を迎えることができた。
4月の上旬までは最高気温が3℃とかで冬のようであったが、中旬から下旬にかけて急激に暖かくなり25℃を超える日もあった。今日は、昨日からの大雨が上がらず、雨の中ずぶ濡れになりながら、しかも12℃とかなり寒いコンディション。手がかじかみながら、Tシャツ、ランパン、ゴール後の着替えで、胸からお腹が寒さで真っ赤になっていたが、胸ゼッケンの後だけ白く残っていて、紙一枚で寒気を防いでいたことがわかる。
豊平川の水位は高く、コースの途中には木の木っ端や泥があり、川が氾濫した後が残っていた。当然シューズは水と泥でグチャグチャ、しかしツッパネがパンツまで達していないのは、蹴りが弱いことの証明。当然タイムも出ない。
今年の正月は、幸先の良いスタートを切れたと思っていたが、冬にチョットしたアクシデントで走れず、練習不足のまま今を迎えている。人は、今持っている力を自分の中で何とかやりくりしながら生きていくしかないということが実感できる。
次は、6月のJAL千歳じゃ。