晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

国宝 松本城

2008-05-20 19:36:16 | Weblog
 松本城の歴史には、松本城は室町時代末期(1504年)、この地方に大きな勢力を持っていた小笠原貞朝が築城させたもの。
 戦国時代の1550年、甲斐の武田信玄は時の城主小笠原長時を追放して、この城を信濃への進出の拠点とした。
 その後、1582年のいわゆる「武田崩れ」、及び本能寺の変後の混乱に乗じて、小笠原長時の嫡男小笠原貞慶が徳川家康の後ろ盾により深志城を取り返し、城の名も「松本城」と改めた。と紹介されている。

 大阪や名古屋のように再建された城ではないため、天守閣の上まで登るのは容易でない。階段の幅が、階を重ねるに従がって急で間隔が大きくなる。上りも大変だが下りはもっと大変。

 前を行く年配の夫婦、旦那が、階段の先を行く少し太めの奥さんに「お前が落ちてきても、おれは受け止めることはできないぞー」と声を掛けて周囲を笑わせる。

 最期に殿様が篭城する部屋。この城の窓は皆小さく、戦いに鉄砲が使われていたことを想像させる。

 本州の街は、随分昔から人々が蠢いていたのだろう。時間の経過が長い分、様々な資源を持っている。でも、しがらみも色々あるのだろう。

 夕方が近づき小休止。



『北海道からみる地球温暖化』(大崎満、帰山雅秀、中野渡拓也、山中康裕、吉田文和 共著 岩波ブックレット 2008年刊)

 植物栄養学、魚類生態学、海洋物理学、海洋科学、環境経済学の北海道の専門家による地球温暖化についての研究。著者のひとりと縁があり購入。

 地球温暖化を所与の条件として論理が始まっているため、そこを疑っている私の場合、本当に温暖化?と疑問を抱えたまま読むことになり、内容が身に付かず。

 「田中宇の国際ニュース解説」の方が、余程科学的な論理を展開している。

 


 
 
 
コメント
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