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銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
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トカレフ

2014年10月11日 00時20分47秒 | 洋画アクション
TOKAREV/RAGE
2014年
アメリカ/フランス
98分
アクション/サスペンス/犯罪
PG12
劇場公開(2014/06/07)



監督:
パコ・カベサス
出演:
ニコラス・ケイジポール・マグワイア
レイチェル・ニコルズヴァネッサ・マグワイア
マックス・ライアンケイン
マイケル・マグレイディダニー
ピーター・ストーメアオコネル
パシャ・D・リチニコフチェルノフ
オーブリー・ピープルズケイトリン・マグワイア
ダニー・グローヴァーセント・ジョン巡査



<ストーリー>
何者かが放ったトカレフの銃弾により愛する娘を殺害されたポール。復讐に燃える彼は、昔のギャング仲間と共に犯人を捜し始める。やがて、ロシアマフィアが関与していることを突き止めるが…。

この復讐、
容赦なし


-感想-

若者たちの好奇心が結果的に悲劇を招き、何も知らない大人達が勘違いをしたまま、関係の無い人間をぶっ殺し、挙句の果てに闇に葬られていた罪が公になった事で復讐を仕掛けた者達が復讐という形で仕掛けられた者達から返って来る、これは云わば馬鹿丸出しの物語である(笑)。

そもそもキレたら手がつけられないポールが、そこはもう大人なんだからじっと我慢し、冷静になって事態を収拾し把握しておけば、こんなバッドなエンドにならなかったんとちゃうかなぁ。

愛娘を殺した銃の型がトカレフ。
だったら、犯人はロシア人。
ロシア人となれば、過去に自分達が金を奪った相手。
となると、これは奴らから我々に対するリベンジ。
そう、戦争だ!!

結論に達するのが早過ぎ。
早とちりも良い所なもんだから、何も知らない相手までもが向こうから勝手に真実を教えてくれた事で、「全部教えてくれてありがとよ!」と報復に出て、ポール含め仲間達までもが犠牲になってしまう。

これぞ、THE無駄死に!

ポールにナイフで腹を裂かれて殺された仲間もとんだとばっちりだよねぇ^^;

結論。
真相を偽装し隠し続けた青年も悪いが、犯人はあいつ等だと思い込んだまま暴走しまくったポールも悪い。
踏んだり蹴ったりの最悪なストーリーであった。
だが、こういう“ワルの頭は低脳”的な作品もたまに観ると面白い。

今作の美女図鑑

ポールの一人娘で彼が溺愛しているケイトリン。
演じるのは今回が劇場映画デヴューとなるオーブリー・ピープルズ。
遊びに来ていた友人が調子に乗ったお陰で・・・。
本作で唯一可哀想なキャラクター。


札付きのワル、ポールの後妻ヴァネッサ。
演じるのはレイチェル・ニコルズ。
何故かニコラス・ケイジのパートナーとなる女性は美人が多い。
向こうではハゲはモテるのか?

評価:★★★☆
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!

2014年10月09日 23時03分40秒 | 洋画コメディ
THE WORLD'S END
2013年
イギリス
109分
SF/コメディ/パニック
PG12
劇場公開(2014/04/12)



監督:
エドガー・ライト
『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』
製作総指揮:
エドガー・ライト
サイモン・ペッグ
ニック・フロスト

脚本:
サイモン・ペッグ
エドガー・ライト

出演:
サイモン・ペッグゲイリー・キング
ニック・フロストアンディ・ナイトリー
パディ・コンシダインスティーヴン・プリンス
マーティン・フリーマンオリヴァー・チェンバレン
エディ・マーサンピーター・ペイジ
ロザムンド・パイクサム・チェンバレン



<ストーリー>
学生時代に達成できなかった“ひと晩に5人で12軒のハシゴ酒”をするべくイギリス郊外の街に戻って来たアラフォー男たち。だが、街の人々は何者かに操られており…。

自由のために
飲んで戦え!!


-感想-

バカには何を言っても無駄!
侵略者も呆れ果て、終には世界は文字通りの「ワールズ・エンド」と化す。

エドガー・ライト監督、出演サイモン・ペッグ&ニック・フロストのトリオによる『ショーン・オブ・ザ・デッド (2004)』『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007)』に次ぐ3部作の完結編。
この3部作ってのはパロディ映画としての3部作って事なんやろうかね。

今回、下敷きにしているのは『光る眼』や『ボディ・スナッチャー』などの映画通なら誰でも耳にした事のある名作SF作品。

ゲイリー・キングの呼びかけに応え、久しぶりに故郷へと戻ってきた学生時代の友人5人。
その学生時に成し遂げられなかった“パブ・クロール(パブのハシゴ呑み)”をリベンジする為にやる気満々のゲイリー・キングが先頭に立ち、到着早々一軒目から豪快にビールがぶ飲みを開始。
だが5軒目辺りから、街の住人の様子がおかしい事に気づきだす。

侵略者相手に5人が我武者羅に攻防戦を繰り広げる様が滑稽。
弱点は首から上なので、ひたすら5人は首を引っこ抜いたり、木椅子で顔面破壊させたりと大暴れ。
文字で書くと一見グロそうに感じるが、全くそんな事無し。
再生機能を搭載しているロボットなので、引っこ抜かれたり破壊されても青い液体が飛び散るだけだし、その後も幾ら体の一部が破損していようとも、そのままの姿で執拗に襲い返してくるから、妙な笑いが生まれる。
腕と足をそれぞれに引っこ抜かれた双子の姉妹ロボットの1体が、腕に足を装着してグルングルン回しながら走り寄ってくるシーンは声に出して笑ってしまった。

ゲイリー・キングは何が何でも12軒のパブを制覇したいという思いしかないので、たまに戦いに参加する時はあるものの、目先にあるのはビール!ビール!ビール!!
こんな時にそんな事やっている場合じゃねぇだろ!とニック・フロスト演じるアンディがゲイリーのやる気を違う方面に向けるべく、でっかい図体を揺れ動かしながら彼の後を追いかけて来るので、専ら戦闘要員として活躍しているのはニック・フロストという印象が強い。
あんなにデブなのに、これがまぁ気持ち良い程に戦う姿が軽やかで痛快なものだから、ニック・フロスト万歳!てな気持ちになるのは私だけ?
あだ名が“オーメン”の飲み仲間をいち早く侵略者だと見破ったのもアンディ。
悔しいかな、私は全然気づかず、後でアンディが疑いを持つシーンを観直した時は「ほんまやん!」とかなりアンディの洞察力には感服してしまった。

俺は今、やりたい事をやって生きる!とはゲイリーの考え。
彼の願い通りの世界が到来し、生きる希望を見出したゲイリーのようやっと男らしさが宿るラストシーンにちょっぴり惚れる。

評価:★★★☆
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エドガー・ライト

2014年10月09日 22時59分04秒 | 監督&俳優別

Edgar Wright/■生年月日:1974/04/18/通称:映画ヲタク/特技:パロディ映画作り

『スパークス・ブラザーズ(2021)』監督/製作/出演
『ラストナイト・イン・ソーホー(2021)』監督/製作/原案/脚本
『フリードキン・アンカット(2018)』出演

『ベイビー・ドライバー(2017)』監督/脚本/製作総指揮 
『アントマン(2015)』脚本/製作総指揮/原案
『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013)』脚本/製作総指揮/監督
『サイトシアーズ ~殺人者のための英国観光ガイド~(2012)』製作総指揮
『アタック・ザ・ブロック(2011)』製作総指揮
『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密(2011)』脚本
『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010)』製作/監督/脚本
『トレーラーズ・フロムヘル(2008)<OV>』出演
『リトル・ランボーズ(2007)』出演
『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007)』脚本/監督
『グラインドハウス(2007)』監督
『ランド・オブ・ザ・デッド(2005)』出演※★★★★★
『ショーン・オブ・ザ・デッド(2004)<未>』監督/脚本※★★★☆
『SPACED ~俺たちルームシェアリング~(1999~2001)<TV>』監督

注:※は鑑賞済み個人的評価レヴュー無し


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サイモン・ペッグ

2014年10月09日 22時41分43秒 | 監督&俳優別

Simon Pegg/■生年月日:1970/02/14/通称:イギリス映画界の中堅コメディアン/特技:表情変化

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023)』出演
『エージェント・エルヴィス(2023)<TV>』声の出演
『アイス・エイジ バックの大冒険(2022)』声の出演
『ザ・ボーイズ ダイアボリカル(2022)<TV>』声の出演
『ラック ~幸運をさがす旅~(2022)』声の出演
『GCHQ:英国サイバー諜報局(2022)<TV>』出演
『スパークス・ブラザーズ(2021)』声の出演

『アメリカ THE MOVIE(2021)』声の出演
『ステージド2 俺たちの舞台、アメリカ上陸!?(2021)<TV>』出演
『トゥルース・シーカーズ ~俺たち、パラノーマル解決隊~(2020~)<TV>』企画/製作総指揮/脚本/出演
『インヘリタンス(2020)』出演
『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス(2019~)<TV>』声の出演
『ザ・ボーイズ (シーズン1)(2019)<TV>』ゲスト出演
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018)』出演
『レディ・プレイヤー1(2018)』出演
『アニー・イン・ザ・ターミナル(2018)』出演
『アイス・エイジ5 止めろ!惑星大衝突(2016)<未>』声の出演
『スポックのために(2016)<未>』出演
『スター・トレック Beyond(2016)』出演/脚本
『ミラクル・ニール!(2015)』出演
『マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015)』製作総指揮/出演
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015)』出演
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2015)』出演
『しあわせはどこにある(2014)』出演
『殺し屋チャーリーと6人の悪党(2014)』出演
『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013)』脚本/出演/製作総指揮
『スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013)』出演
『変態小説家(2012)<未>』製作総指揮/出演
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011)』出演
『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密(2011)』声の出演
『バーク アンド ヘア(2010)』出演
『宇宙人ポール(2010)』脚本/出演
『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島(2010)』声の出演
『アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの(2009)』声の出演
『スター・トレック(2009)』出演
『ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ(2007)<未>』脚本/出演
『ダイアリー・オブ・ザ・デッド(2007)』声の出演
『恋愛上手になるために(2007)』出演
『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007)』脚本/出演
『グラインドハウス(2007)』出演
『ビッグ・トラブル(2006)<未>』出演
『M:i:III(2006)』出演※★★★☆
『ランド・オブ・ザ・デッド(2005)』出演※★★★★★
『ショーン・オブ・ザ・デッド(2004)<未>』出演/脚本※★★★☆
『SPACED ~俺たちルームシェアリング~(1999~2001)<TV>』脚本/出演
『ゲストハウス狂騒曲(1999)<未>』出演
『チューブ・テイルズ(1999)』出演

注:※は鑑賞済み個人的評価レヴュー無し


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ギャロウ・ウォーカー 煉獄の処刑人

2014年10月07日 00時32分52秒 | 洋画アクション
GALLOWWALKERS
2013年
アメリカ
90分
アクション
PG12
劇場公開(2014/03/15)



監督:
アンドリュー・ゴス
脚本:
アンドリュー・ゴス
出演:
ウェズリー・スナイプスアマン
ケヴィン・ハワースカンサ
ライリー・スミスファビュラス
タニット・フェニックスエンジェル
シモーナ・ブルリコワキスカット
スティーヴン・エルダーアポロ・ジョーンズ(牧師)
パトリック・バーギンガザ保安官



<ストーリー>
アメリカ西部開拓時代。孤高のガンマン・アマンは恋人を死に追いやった悪党に復讐を果たして息絶えるも復活。彼に復讐を企てるゾンビたちと再び戦うことに。

-感想-

ヴァンパイアの次はゾンビが相手だ!

スナイプスの劇場公開新作でありますが、話の展開がトロくさくて嫌になっちゃう。
しかも、現在と過去を繋ぎ、繋ぎに合わせながらストーリーを進めるので、終盤近くになるまでは何がどうなっているのか意味が分からない。
ラスト付近になってようやっと、主人公自体がゾンビで、愛しの女を殺された事に恨みを抱いて、同じくゾンビとして生き返った女を殺した悪党共を追い掛け回している復讐談というのが理解出来るのだが、全貌が見えた所で「なるほど!」といった気持ちの高ぶりが生まれないのがどうにも駄目だ。

とりあえず相手は全部ゾンビなので、首チョンパのシーン、顔面銃弾浴びてボンッてなシーンが大量に出てくるが、それすらも痛快さが微塵も感じられないのだから困ったものである。

敵キャラはそれぞれに個性があって面白いと思うのだが、その個性を十分に出し切らないまま退場させてしまうのも作品としては勿体無い。

親玉の息子だけが復活せず、スナイプスに「何故に息子だけ生き返らないんだ!」と問い詰めるものの、何も答えないまま決着が付いてしまうのも何だかなぁて感じ。

西部劇にゾンビという味付けは面白い試みなのに、監督の腕が劣っているせいで、アクションにしろ、ホラー描写にしろ、ワクワクするものにまるでなっていないのが最悪。
スナイプスが強過ぎるのもあるのかもしれないが、幾らなんでもラスボス位はそれ相当の見せ場にして欲しかった。
どれもこれも呆気なさ過ぎて萎える。
余りにも演出下手な部分が大きく見え過ぎてストーリーに全く入り込めなかった。

ただただ、スナイプスのガンマン姿が渋くキマッているだけの凡作。

評価:★★☆
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レンタル開始日:2014-10-03
メーカー:エイベックス・ピクチャーズ

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