銀幕大帝α

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ドライブアウェイ・ドールズ

2024年08月30日 16時44分20秒 | 洋画コメディ

DRIVE-AWAY DOLLS

2023年

アメリカ

85分

アクション/犯罪/コメディ

PG12

劇場公開(2024/06/07)

監督:
イーサン・コーエン

『トゥルー・グリット』
製作:
イーサン・コーエン

脚本:
イーサン・コーエン

出演:
マーガレット・クアリー・・・ジェイミー
ジェラルディン・ヴィスワナサン・・・マリアン

<ストーリー>

車の配送をしながらアメリカ縦断のドライブに出たジェイミーとマリアン。だが、トランクで謎のスーツケースを発見したことから、何者かに追われる羽目に。

誰も私たちを止められない!

―感想―

レズビアンによるレズビアンの為のレズビアン映画。

合間合間に良く分んない目がちかちかする映像が挟まれている。

コメディのジャンルになっているものの、俺が唯一声出して笑ったのが「九官鳥かよ!」だけだった。

スーツケースの中身が何か、ここに観客の注目を一身に浴びるのは当然で、それが判明した瞬間、アメリカ人は大爆笑するのだろう(ほんまか?)

只々レズビアン描写と、大人の玩具云々で構成された様な内容で、何処に楽しさを見い出せば良いのか俺にはさっぱり理解出来ないまま観終えてしまった。

冷凍保存されていた生首は何故にそれが必要だったのか、それをどうしたかったのか結局、存在理由というものが説明されないまま。

いやほんと、一体俺は何を見せられているんだ、と「九官鳥かよ!」のシーン以外は無感情で画面見つめてたなあ。

コーエン兄弟の作品は昔、一時期ハマった位に好きだったのだが、今回の新作は前に観た作品から大分開けての久しぶり(映画自体はその間色々と作られているが俺自身は未鑑賞)。

初めてイーサン一人で監督した作品との事ですけども、結構内容的には冒険に出たなと思う位に癖あり過ぎ。

それが良い癖なら良かったのだが、ちょっと悪癖に近いものを俺は感じたかな、好き嫌いがはっきりと分かれると思う。

やっぱり単独での監督はダメだわ、コーエン兄弟で撮ってこそ良作は生まれると再認識しました。

評価:★★

24/08/30DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-08-28

メーカー: NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

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ウォンカとチョコレート工場のはじまり

2024年06月29日 15時23分47秒 | 洋画コメディ

WONKA

2023年

アメリカ/イギリス

116分

コメディ/ファンタジー

劇場公開(2023/12/08)

監督:
ポール・キング

『パディントン2』

原案:
ポール・キング
脚本:
ポール・キング

出演:
ティモシー・シャラメ・・・ウィリー・ウォンカ
クララ・レイン・・・ヌードル
キーガン=マイケル・キー・・・スラグワース
パターソン・ジョセフ・・・警察署長
マット・ルーカス・・・プロドノーズ
マシュー・ベイントン・・・フィクルグルーバー
サリー・ホーキンス・・・ウォンカの母
ローワン・アトキンソン・・・神父
ジム・カーター・・・アバカス
トム・デイヴィス・・・ブリーチャー
ナターシャ・ロスウェル・・・パイパー
ラキー・ザクラル・・・ロッティ
リッチ・フルチャー・・・ラリー
コブナ・ホルドブルック=スミス・・・アルファブル巡査
コリン・オブライエン・・・幼少期のウォンカ
オリヴィア・コールマン・・・ミセス・スクラビット
ヒュー・グラント・・・ウンパルンパ

<ストーリー>

夢見ることを禁じられた町で、ウォンカは亡き母と夢見た世界一のチョコレート店を作ろうと奮闘する。

夢見ることから
すべては始まる

―感想―

月終わりになると新作映画がリリースされないというのもあり、何か観ていないのあったかな?と店内見て回ったら本作を見付けて借りちゃいました。

一応繋がりのある『チャーリーとチョコレート工場』は鑑賞済みだし、これも気楽に観れるだろうという気持ちに負けた感じ。

ゴシゴシ

この歌詞、ずるいよ、絶対に口ずさんでしまう。

監督は『パディントン』を撮った方なので、がめつい宿泊の経営者に多額の借金背負わされてウォンカ達が重労働背負わされているという重たい設定はあれども、只言いなりになっている訳にもいかず、仲間達と協力してウォンカが追う夢に向かって前向きに我が道を行く姿を明るく描いていた。 

それを手助けしていたのが、ミュージカル風の歌でして、歌は元気にするとは言いますけれど、ウォンカの決してへこたれない性格そのものにも上手く活用されていました。

その中にある歌詞の一つが前述した

ゴシゴシ

でして、思わず私もノリノリで聴いてしまいましたねえ。

けど、全体的に歌のシーンは多い。

若干それが尺稼ぎしている感は否めず、個人的にだが「また歌か…」という思いは起きてしまった。

まあでも、本編を観ていると無性にチョコレートを食べたくなるのは確か。

普通のチョコではなく、ウォンカが生み出すチョコには魔法が掛かっているので、何かしらのリアクションは発生する。

その点での楽しさてのは大いにありましたから、なんだかんだで最後まで飽きなく観れました。

2頭身となったヒュー・グラント(ウンパルンパ)が憎めない奴でして、ウォンカの危機をさり気なく救うシーンにはニンマリ。

神父役のローワン・アトキンソン、出番てまさかあれだけ?と思ってましたが、終盤キリンに追い掛け回されるシーンでの再登場には笑わせて貰った。

けどあの吹き替えは頂けない、全然彼のイメージ通りの声じゃないよ、完全な人選ミス。

良い人は皆ハッピーに、悪い奴にはお仕置きと、勧善懲悪としてラストは綺麗に纏めれていた作品でした。

評価:★★★☆

24/06/29DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-04-26

メーカー: ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

関連作:

『チャーリーとチョコレート工場(2005)』

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アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション

2024年06月10日 17時16分15秒 | 洋画コメディ

ALIBI.COM 2

2023年

フランス

88分

コメディ

劇場公開(2024/01/19)

監督:
フィリップ・ラショー

『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』
製作:
フィリップ・ラショー
脚本:
フィリップ・ラショー

出演:
フィリップ・ラショー・・・グレッグ
エロディ・フォンタン・・・フロー
ジュリアン・アルッティ・・・オーギュスタン
タレク・ブダリ・・・メディ
ナタリー・バイ・・・ジェラールの妻
ディディエ・ブルドン・・・ジェラール

<ストーリー>

クセの強い両親のせいで、結婚が破談にならないかと悩むグレッグは、かつての同僚を呼び戻し、アリバイ・ドット・コムを再結成する。

―感想―

ブレないなあ(笑)

前作から全くブレてない。

もう序盤でのサッカー選手受難から馬鹿笑いさせて貰いましたがな。

今回は裸ネタが多かったかも。

恋人のフローが上半身丸裸に自分からするシーン、あそこスローで観てみたらB地区が消えてるんよね、ニップレスでも貼ったのかな?(画像

フローが裸になったのなら、彼女の両親も!と、咄嗟に泥棒になった主人公グレッグと全裸で一悶着起こす場面もクッソ面白い。

あの状況からSMプレイの流れになるてのが一般人の俺からしたら考えられない。

フィリップ・ラショーには絶対笑いの神が憑いていると思うわ。

後は前作同様に、動物と子供を使ったネタも飛び出してくるが、眉をひそめる様なものじゃなく、ちゃんと許容範囲内の笑いとなっているのは立派。

嘘嫌いなフローと、嘘塗れなグレッグが結婚するとなるとどうなるのか、が今作のテーマ。

グレッグは嘘吐きな自分から足を洗って更生しようとするのだが、彼の両親にも問題があり、どうしてもフローに会わせる事が出来ない。

だから、やっぱり、嘘を吐く(偽の両親を用意する)羽目になる。

それがバレるかバレないかの境界線を上手い具合に大きなユーアモを含めて行き来する展開は観てて飽きないし、てかずっと笑ってたな俺。

けどピタゴラスイッチ的なドタバタ劇を終えてグレッグの壮大な計画がおじゃんとなった時の、しんみりとした空気感には、大事と想う人からの急な嘘って人を強く傷つけるんだな、とその辺考えさせられたのは確か。

自分がやった事を後悔し、大反省するもフローからは突き放され、更には別の男と結婚するという招待状までもが送られて来て完全敗北。

意気消沈したまま結婚式へと参列しに行くグレッグだったが、実は・・・やられたらやり返す、倍返しよ!!(笑)。

妙にホッコリした。

お似合いのカップルだわ、この2人。

いや、フローの懐が深いのか、理解力があり過ぎなのか。

「私を大好きだからこそ、嘘を吐くしかなかったんでしょ?」

図星!!

通常、男女間のハッピーエンドには「勝手にせい」と若干嫉妬心を抱く俺でも、この2人には何故だか幸せになって欲しいという願いの方が生まれちゃったよ。

ただ!

そう普通にハッピーエンドでは終わらせないのがフィリップ・ラショー、ヤキモチ計画中止だ中止!と仲間二人に合図送るも、バカな仲間だからそのまま実行。

結果的に式が台無しになるもグレッグらしいやり方と納得のフローは笑顔、それを見届けた我々鑑賞者も笑顔。

オチまでキュッとユーモアで締める所に監督の天性の才能を感じずにはいられない。

評価:★★★★

24/06/10DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-06-05

メーカー: アルバトロス

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関連作:

『アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件(2017)』(第1作)
『アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション(2023)』(第2作)

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マン・フロム・トロント

2024年03月04日 16時34分53秒 | 洋画コメディ

THE MAN FROM TORONTO

2022年

アメリカ

112分

コメディ/アクション

劇場未公開

監督:
パトリック・ヒューズ

『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』

出演:
ケヴィン・ハート
ウディ・ハレルソン
ケイリー・クオコ
ジャスミン・マシューズ
リーラ・ローレン
ピアソン・フォーデ
ジェンカルロス・カネラ
エレン・バーキン

<ストーリー>

うだつのあがらない起業家のテディ・ジャクソンは、愛する妻ロリの誕生日を祝うため保養地を訪れるが、誤った貸別荘に入ったがために凄腕の殺し屋である”トロントの男”と間違えられてしまう。本物の殺し屋が到着すると、2人はFBIの執拗な追跡や金目当てのハンドラ、そして残忍な雇われ殺し屋たちから逃れるために手を組むことになるが…。

―感想―

大のゲロ吐き嫌いの俺が、まさかそのゲロ吐きでゲラゲラ笑う日が来るとは思わなんだ(笑)。

一応補足しておくが、無意味のゲロ吐きが大嫌いなだけで、意味のある柔らかい描写のは、ちょっと許せる。

主人公テディは前もって言ってたからね「俺、血みただけで吐いちゃう」と。

それが頭にあったから、あっここで吐くな、と予想出来たし、その嘔吐した事で事態が好転したものだから笑っちゃったんだよなあ。

人間違いされたテディが直ぐに素性がバレる。

え?早くない?そこから話膨らむの?という不安は不要だった。

なんと本物の殺し屋とのバディものになるんよ。

殺し屋は、その筋のプロだからちゃんと真っ当な仕事をする。

その傍ら、ど素人のテディはコメディ要員に徹する。

殺し屋の足を引っ張っている様で、実は然程そうでもなく、といった2人の絶妙なチームワークが楽しい。

次第に2人の間に信頼とか友達以上みたいな「情」が生まれていくのが目に見えて分かるから、敵がわらわらと襲い掛かって来ても、力を合わせて乗り切って行く姿にニンマリ。

飛び抜けてめっちゃ面白い!とまでは言わないが、一つのバディものとしては、理にかなった展開になっていたから、脚本が良いんだろうな。

殺し屋の愛車含め、やたらと車が大破したり爆発でぶっ飛んだりする派手さもあって、伊達に『エクスペンダブルズ3』を撮った監督ではないよね、それなりに視覚で楽しませるシーンを随所で用意しているのは立派。

お茶ら気に徹したケヴィン・ハートと、糞真面目な殺し屋に徹したウディ・ハレルソンの掛け合い漫才風なドタバタアクションは厭らしさが無くて十分合格。

終盤、別の殺し屋達が大挙押し寄せてきて(日本の殺し屋も召集されるけど中々姿を見せず、もしかしてジムでの大乱闘中に出てたんかな?と思った矢先にラスボスみたいに登場するも余りにも雑な退場の仕方に吹き出してしまったw)アクションに切れ目なく進む所は大いに見所となっていました。

評価:★★★

24/03/04DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-01-19

メーカー: プルーク

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スラムドッグス

2024年02月11日 15時50分09秒 | 洋画コメディ

STRAYS

2023年

アメリカ

94分

コメディ

PG12

劇場公開(2023/11/17)

監督:
ジョシュ・グリーンバウム

出演:
ウィル・フォーテ・・・ダグ

声の出演:
ウィル・フェレル・・・レジー
ジェイミー・フォックス・・・バグ
アイラ・フィッシャー・・・マギー
ランドール・パーク・・・ハンター

<ストーリー>

最低な飼い主・ダグに捨てられたレジーは、まさかの方法で復讐することを決意。野良犬界のカリスマ・バグと、バグの友だちであるマギーとハンターも仲間に加わり、4匹の珍道中が始まる。

ペット、
闇堕ち。

―感想―

この映画、ほぼずっとチ〇コ言うてる。

台詞それしかないんかいって位に。

まあ、最終の目的がダメ飼い主のチ〇コを噛み千切る事なので、強ちチ〇コチ〇コと連呼するのは間違っていないとは思うが。

あと下品。

猛烈に下品。

これでもかとチ〇コの合間に汚物ネタをブッ込んできている。

犬同士で友情の証としておしっこ掛け合うとか、人がやったらド変態プレイだよw

後、ゲロとウ〇コが眉をひそめる程にリアル。

大勢の犬がそれぞれに特徴ある大量のウ〇コをしまくるシーンは、絶対にカレー食いながら観れないだろう。

何もそこまではっきり見せんでも(;^_^A

とある犬が自身のデカブツをエロ妄想で勃起させ「伸ばす」描写は流石に失笑ものである。

それなりに愛くるしいワンちゃん達がそういうのをやっているから何となく許せるのであって、これを仮に人間へと置き換えたのを想像すると・・・ゾッとする。

行方不明となっている少女を助け出す所と、ラストではそれぞれのノラ犬が幸せを掴むのが救い。

このちょっとした感動部分が無ければ、な~んも評価する事が出来ない文字通りの糞コメディ止まりだったろうね。

マギーというメスのワンちゃんが旅の仲間で居るのだが

めちゃくちゃ美形。

人間界で言う所の北川景子似といった感じかな。

評価:★★☆

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レンタル開始日: 2024-02-07

メーカー: NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

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スラムドッグス

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