
著者 :伊藤あんよ
出版社:白泉社
ストーリー概要:
魔性の女に人生が破壊されていく――。元いじめられっこの大学生・陽太にとって、孤独を埋めてくれた先輩・舞子は神様のような存在で、恋しい人でもあった。だが、舞子に望まれたのは、舞子の恋人・寧々との“異常な性行為”だった。その日から陽太の人生は少しずつ崩壊していく。
すげえ内容だな(^^;)
愛する人の為なら何でもしますってか。
愛は人を狂わすとは言うけれど、好きでもない女紹介されて、私の目の前でこの娘とヤって!ときたもんだ。
しかも「妊娠」させる事が前提となっているし。
読んでて情けない男だなあと、まあ彼は昔壮絶なイジメに遭ってたらしく、一目惚れした舞子と出会い彼女から感じる全てにときめき、ようやく生きる希望を見い出せたという経緯がある訳で、舞子に尽くしたいという気持ちが生まれるのも分からなくも無いが。
ある意味、無茶な事に巻き込まれた主人公・陽太。
それを全て受け止めて、実行していくが、肝心の舞子との距離は縮まる様子はない。
何故なら、この舞子、何やら裏で色々やっているみたいなんですよね。
この辺がサスペンス感覚にはなっている。
ぶっちゃけ展開としては、謎多きヒロインを物語の軸としている為、おかしな方向に話が転がりまくって面白い。
果たして陽太は舞子の本性に気付き改心するのか、そのままズルズルと行ってしまうのか、それとも舞子の恋人・寧々との間に何かが起きるのか、今後も目が離せない。
今夏に2巻が発売予定。
2025年04月時点で1巻が発売中!
ストーリー・・・5
キャラクター・・・・5
お色気・・・5
残酷さ・・・3
絵の上手さ・・・5
総合・・・5
(5段階評価での独自採点)
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