銀幕大帝α

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ザ・マミー

2019年04月30日 15時07分47秒 | 洋画ホラー
VUELVEN/TIGERS ARE NOT AFRAID
2017年
メキシコ
83分
ホラー
劇場公開(2019/01/25)



監督:
イッサ・ロペス
脚本:
イッサ・ロペス
出演:
パオラ・ララ
フアン・ラモン・ロペス
イアニス・ゲレロ




<ストーリー>
11歳の少女・エストレヤの母親はギャングに連れ去られ行方不明に。母を捜しに家を出たエストレヤだったが、母の話し声がしたり、人形が動き出すなど奇妙な出来事が頻発し…。

―感想―

世界各国の映画祭で高い評価を得た作品。
あのデル・トロ監督も絶賛したらしい。
本作の世界観は『パンズ・ラビリンス』とよく似ている。
その事がデル・トロ監督の興味を引き、完成具合に共感を得たのかもしれない。

ホラーというよりはダーク・ファンタジー寄り。
殺された霊がどうこうするといった展開とは少し違い、自分の子を使った『復讐』を描いた形。
メインは親を亡くした子供達なので、彼女らの熱演が隅々まで光っている。
子供達が主役でギャングを相手にする訳だから当然の如くの様に撃たれて命を落とすシーンがあるのだけど、幼い男の子のそういう姿を見せられるのは子供好きな自分からしたら辛いものがある。
一般の劇場で公開出来ず「未体験ゾーン」のみの上映で終わったのはこの辺の描写が「過激で悲惨」と判断された最もな原因かも。
だがこれがメキシコ社会の現実だというのを考えると避けては通れない一つのシーンとして映す意味はあると思う。

私はそんなに内容に惹かれなかったのだが、鑑賞された映画ファンの間でも評価は上々なので、興味ある方は観てもいいかも。

今作の年齢不詳子役図鑑

主人公エストレヤ。
実はレンタル開始前に本作の予告編を観た時に「顔立ちが綺麗な子が出ているなあ」と私の美少女レーダーが感知した事がレンタルしようと思った最大の切っ掛け。
実際作品に出ている動く彼女を観てみて「一体何歳なんだ?」て程に大人びた端麗な顔立ちをしていた。
11歳なので役柄としては小学5年か6年生なんだけど、大学生と言われても疑わない位整い過ぎ。
けどお胸ペッタンなのを知ると、やっぱり小学生かと思う訳で体は幼女、顔は成人というアンバランス的な姿形に魅力を抱いて堪らない(何を書いてるんだかw)

評価:★★☆
19/04/29DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2019-04-26
メーカー:AMGエンタテインメント

情報
<未体験ゾーンの映画たち2019>


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シュガー・ラッシュ:オンライン

2019年04月29日 14時23分42秒 | アニメ(国外)
RALPH BREAKS THE INTERNET: WRECK-IT RALPH 2/RALPH BREAKS THE INTERNET
2018年
アメリカ
113分
アドベンチャー/コメディ/ファミリー
劇場公開(2018/12/21)




監督:
リッチ・ムーア
フィル・ジョンストン

『ズートピア』
脚本:
フィル・ジョンストン
声の出演:
ジョン・C・ライリーラルフ
サラ・シルヴァーマンヴァネロペ
ガル・ガドットシャンク
タラジ・P・ヘンソンイエス
アラン・テュディックノウズモア
ビル・ヘイダーJP・スパムリー
パメラ・リボン白雪姫
ジェニファー・ヘイルシンデレラ
ケイト・ヒギンズオーロラ
ミンナ・ウェンムーラン
ジョディ・ベンソンアリエル
ペイジ・オハラベル
リンダ・ラーキンジャスミン
アイリーン・ベダードポカホンタス
アニカ・ノニ・ローズティアナ
マンディ・ムーアラプンツェル
ケリー・マクドナルドメリダ
イディナ・メンゼルエルサ
クリステン・ベルアナ
アウリイ・クラヴァーリョモアナ
声の出演(日本語吹替版):
山寺宏一ラルフ
諸星すみれヴァネロペ
菜々緒シャンク
小鳩くるみ白雪姫
鈴木より子シンデレラ
すずきまゆみオーロラ/ムーラン
小此木まりアリエル
平川めぐみベル
麻生かほ里ジャスミン
土居裕子ポカホンタス
鈴木ほのかティアナ
中川翔子ラプンツェル
大島優子メリダ
松たか子エルサ
神田沙也加アナ
屋比久知奈モアナ



<ストーリー>
天才レーサーのヴァネロペと、ゲームの悪役ながら心優しいラルフが“シュガー・ラッシュ”の危機を救うため、インターネットの世界に飛び込む。

―感想―

ヴァネロペの可愛さはCGアニメキャラの中でも最上位の可愛さだろう、これはもう認めざるを得ない。

これだけ有名なプリンセスに囲まれても存在が薄くならないのだから。


ぼく、グルート。
きゃわわ!
こいつには負けるけどな(笑)。

途中まで楽しく観てたんだけどなあ。
ヴァネロペがこっちの世界のレースゲームで走りたいと言い出した時は「まだ終わらないのかよ」て思ってしまった。
てっきりお金が貯まってチャンチャン♪てなるのかと。
だから「終わり」だと思い込んでいたら「まだ続く」だったもので自分的には気持ちが切り替えられなくてそこから若干飽きちゃったのよ。
けどこのヴァネロペのインターネット世界への執着心が生まれなければ、感動的な別れシーンにはならなかっただろうから、必要な「続き」だったのは分かるが、その分尺がアニメにしては長くなっちゃっている。

ウィルスが攻撃してくる終盤も画面上では盛り上がっているけど、俺の心の声は「なげえなあ」だった。
ただ、ありの~ままの~♪とプリンセス達が再登場した時は少し嬉しさが呼び戻ってきたけどね。


プリンセス達の声優は独立作品の時のまんまを起用しているてのは喜ばしいこと。
本作の為にわざわざ呼び集めたスタッフの努力とサービス精神は買いたい。

ヴァネロペがキュートだから観れた約2時間。
もし主役がラルフだけだったらちょっと眠気に耐えられなくなる約2時間。
それだけディズニー関係キャラに頼っている感が強い、軸となる物語は魅力薄。

評価:★★★
19/04/28DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2019-04-24
メーカー:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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関連作:
『シュガー・ラッシュ(2012)』(第1作)
『シュガー・ラッシュ:オンライン(2018)』(第2作)

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ミスター・ガラス

2019年04月28日 16時03分13秒 | 洋画サスペンス
GLASS
2018年
アメリカ
129分
ミステリー/サスペンス/SF
劇場公開(2019/01/18)



監督:
M・ナイト・シャマラン
『スプリット』
製作:
M・ナイト・シャマラン
脚本:
M・ナイト・シャマラン
出演:
ジェームズ・マカヴォイケヴィン・ウェンデル・クラム
ブルース・ウィリスデヴィッド・ダン
アニャ・テイラー=ジョイケイシー・クック
サラ・ポールソンDr.エリー・ステイプル
スペンサー・トリート・クラークジョセフ・ダン
シャーレイン・ウッダードプライス夫人
ルーク・カービーピアース
アダム・デヴィッド・トンプソンダリル
M・ナイト・シャマランジャイ
サミュエル・L・ジャクソンミスター・ガラス/イライジャ・プライス



<ストーリー>
スーパーヒーローが実在するかを研究する精神科医の下に、特殊能力を持つと自称する3人の男が集められる。

―感想―

多くの人々の記憶に残すマーベルヒーローを集めたニック・フューリー。
方や誰にも知られていない素人ヒーローを集めたイライジャ・プライス。

世界にその存在を知らしめるべく躍動した男、それがサミュエル・L・ジャクソン。

あらゆるヒーロー達に夢と希望を託した人間として評されなければいけない!(何を大袈裟にw)
因みに集めるだけじゃ物足りず自身もヒーローとして活躍したのがフロゾン『インクレディブル・ファミリー』である。

サミュエルおじさん、ヒーローに執着し過ぎー\(^o^)/

あなたは『アンブレイカブル』を観た時、ここまで壮大な話になると思っていましたか?
私は全く想像にもしていませんでした。
『スプリット』鑑賞時ですらも「えええええ!?」てなったし、そもそも3部作だなんて聞いてねえよ、な気持ちにもなった『ミスター・ガラス』。
観客を色んな角度から驚かせるのが好きなシャマラン監督。
今思えば既に『アンブレイカブル』創造時点で彼の頭の中には“つづき”が出来上がっていたのかもしれない。
それを予感させないまま観客に突き付けて度肝抜かせたのが『スプリット』。
そして“終わり”の作品として明確にし公開させたのが『ミスター・ガラス』。

これにてイライジャ・プライス・サーガ完結

となった訳だが題名を全て変え、繋がりを一切観客へと知らせぬシャマランらしい計算された良い意味でのあざとさ(策略)に又しても「やられた」感を齎してくれた。

多重人格男と骨折男が施設から脱走する際の音楽が凄く好き。
世を混乱へと導かない様派遣された中立者の行動を読み裏をかき、見事にヒーローは存在する事実をネットを介して世界へと広めたラストは妙に感動出来て好きだ。

オオサカ・タワーてなんぞい!てか、行かねえのかよ!!

という観客の思いすらも踏みにじる、ミスター・ガラスの死をも覚悟して挑んだ壮絶な最終計画。
端からオオサカ・タワーなんかに行く気もなかった、そんな“全員”に対した“騙し”が見事である。
ミスター・ガラスを褒めるべきなのか?
いや、彼を生み出し愛したM・ナイト・シャマランという一人の監督を褒めるべきだろう。
18年もの長い間、こうして3つの異なる話を作り上げ、必然的に3人を導き綺麗に終結させたシャマランの手腕もきちんと評価してあげるのが映画好きな我々にとっての優しさ、敬いじゃなかろうか、とふと思ふ。

これで「実は4作目もありました~」となったら俺、ひっくり返るよ。

評価:★★★☆
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関連作:
『アンブレイカブル(2000)』
『スプリット(2017)』

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グリンチ

2019年04月27日 15時02分50秒 | アニメ(国外)
THE GRINCH
2018年
アメリカ
86分
コメディ/ファンタジー/ファミリー
劇場公開(2018/12/14)



監督:
ヤーロウ・チェイニー
『ペット』
スコット・モシャー

声の出演:
ベネディクト・カンバーバッチグリンチ
キャメロン・シーリーシンディ・ルー
ラシダ・ジョーンズドナ
キーナン・トンプソンブリクルバウム
声の出演(日本語吹替版):
大泉洋グリンチ
横溝菜帆シンディ・ルー
ドナ
秋山竜次ブリクルバウム



<ストーリー>
超ひねくれ者のグリンチは、村中が幸せに包まれるクリスマスが大嫌い。そこでグリンチは、村からクリスマスを盗むというとんでもない作戦を思い付く。

この冬、とんでもないものが盗まれる。

―感想―

笑っちゃう位に書くことが・・・ない!
ジム・キャリ―の実写版は観ていないので比べる事が出来ないが、クリスマスが嫌いなグリンチが、クリスマス好きのグリンチになるだけの話。
ラストはほんわかとした余韻には浸れるものの、一本道な話なもんで特別思い入れに残る様な場面もなく、大した盛り上がりもないので作品としてはそれほど印象にも残らない。

まあ、純粋・純朴なシンディ・ルーが愛くるしい子供ですねえと思う程度かなあ。
グリンチに関しては、、、う~んなんかそんなにて感じ。
魅力を俺は抱かなかった。
イメージ的にグリンチの容姿等を踏まえて吹き替えは大泉洋が適任なんじゃねえかなて思って観始めたら、大泉洋だった(笑)。
考える事は皆一緒か。

決して面白くない事はないので、お子様に見せるには最適な作品。
大人がウキウキしながら観るアニメじゃない。

評価:★★★
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関連作:
『ミニオンのミニミニ脱走(2018)』(同時上映)

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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

2019年04月26日 13時23分17秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
FANTASTIC BEASTS: THE CRIMES OF GRINDELWALD
2018年
アメリカ
134分
ファンタジー/アドベンチャー
劇場公開(2018/11/23)




監督:
デヴィッド・イェーツ
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
製作:
J・K・ローリング
脚本:
J・K・ローリング
出演:
エディ・レッドメインニュート・スキャマンダー
キャサリン・ウォーターストンティナ・ゴールドスタイン
ダン・フォグラージェイコブ・コワルスキー
アリソン・スドルクイニー・ゴールドスタイン
エズラ・ミラークリーデンス・ベアボーン
ゾーイ・クラヴィッツリタ
ジュード・ロウダンブルドア
ジョニー・デップグリンデルバルド(黒い魔法使い)



<ストーリー>
シャイでおっちょこちょいな魔法動物学者・ニュートが、魔法界と人間界の支配を企む黒い魔法使い・グリンデルバルドを追ってパリへ向かい、仲間や魔法動物たちと共に戦いを挑む。

史上最強の敵に、試される仲間の絆――

―感想―


批判承知で書くが、訳が分からない。
登場人物が多過ぎるし、それによって話が複雑化しているのもあって展開についていけない。

前作は★4つ付けて絶賛しこの続編に期待していた私だが、これはちょっと・・・な作品だった。
話が理解出来なくなると興味を失う私なもんで、途中3回ほど寝てしまったのもあって結局殆ど把握する事のないまま観終えてしまった。
個人的には前作は内容がシンプルで好感が持てた。
だが2作目の余りにも整理し辛い構成には何故こういう形にしてしまったのか首をかしげてしまう。
もう一度きちんと観直せば多少分かって来るのかもしれないが、2度も観たいとは思えない程に魅力さが欠ける。

唯一楽しめたのは前作同様にジェイコブとの絡みシーンのみ。
魔法シーンは今のCG技術を考えたら派手で美しいのは当然で新鮮味がない。
ジョニデの存在感の大きさは流石だなとは思ったけど。

余程『ハリポタ』シリーズやJ・K・ローリングが大好きじゃないと観続けるのがキツイかもしれない。
勿論前作を観ている事が前提ではあるけれど、その前作を観ていて且つ前作を高評価していた私が、ここまで評の数値を下げているのだから相当内容に頭がつていけなかったんだろう。

所で唐突に「河童」が登場する。

日本の代表的な妖怪となると世界でも通じるのは「河童」になるのかな。

全然可愛くないんですけど(笑)。

評価:★★★
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メーカー:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

オフィシャル・サイト

関連作:
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016)』(第1作)
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018)』(第2作)

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022)』(第3作)

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