KNOCK AT THE CABIN
2023年
アメリカ
100分
サスペンス
劇場公開(2023/04/07)
監督:
M・ナイト・シャマラン
『オールド』
製作:
M・ナイト・シャマラン
原作:
ポール・トレンブレイ『終末の訪問者』
脚本:
M・ナイト・シャマラン
出演:
デイヴ・バウティスタ・・・レナード
ジョナサン・グロフ・・・エリック
ベン・オルドリッジ・・・アンドリュー
ニキ・アムカ=バード・・・サブリナ
クリステン・ツイ・・・ウェン
アビー・クイン・・・エイドリアン
ルパート・グリント・・・レドモンド
<ストーリー>
人里離れた山小屋で休暇を過ごしている3人の家族の前に突如現れた、謎の4人組。彼らは家族を拘束し、こう告げた。「しくじれば・・・世界は滅びる」果たして、4人の訪問者は何者なのか?なぜ、世界は終末を迎えることになるのか?
その選択の結末は、
家族の犠牲か、世界の終焉か。
―感想―
ビジョン、ビジョンとうっせえよ。
「君たちが言う事は全て妄想だ!」
そうだそうだ!もっと言ってやれ!
実は妄想じゃなく、現実で起きてたんですね~。
ええっ(;'∀')、そのまんまやないかいっ。
又、奇妙というか、けったいな作品を撮りよったねシャマラン監督。
つか、今月のレンタルリストに入れるまで、シャマランが新作作ってたのを知らなかったわ。
映画通の(笑)俺が知らないて事は、そんなに話題にもならなかった作品なのか?
監禁されるのがゲイカップル、その養女がアジア系。
これも今のご時世に配慮した設定なんだろうか。
内容に直接関与している風には全然思えないのだが。
別に一般的な夫婦で、その間に出来た子供でも話は成立するのではないかと。
もしちゃんとした意味があるのならごめんなさい、僕にはそれが分からない。
「好きな映画は?」
「魔女の宅急便」
日本人としてこの答えはちょっと嬉しい。
結局、ゲイの片割れが「光の中に人の姿を見た」とか突然言い出して、4人の訪問者が要望した通りの事が起き、世界は間一髪で救われたといったエンディングを迎える。
何故にゲイの片割れは訪問者側の思考へと傾いていったのか、脳震とうが原因なんかねやっぱり。
キリスト教のアメリカらしい、聖書に結び付けていく所は、我々仏教徒からしたら理解出来ないものはあるよなあ。
「信じる者は救われる、アーメン」
要は、これを鑑賞者にメッセージとして伝えたかっただけなんでしょ?だよね、シャマラン監督?
因みに自分の作品には積極的に出たがるシャマラン監督、本作ではTVに映る通販番組の司会者役。
レンタル版とかでは特典でその通販番組の完全版が観れます!大して面白くはないけどw
養女役の子役ちゃんが実に良い演技していた。
可愛いかどうかは個々の判断に委ねるが、俺はキュートな子だなと思ったよ。
ま、本作はなんだかんだと思いつつも、最後はどうなるのかに好奇心が高まり、しっかりと引き込まされ、じっくりと話を楽しませては貰いました。
結末が余りにもストレート過ぎたのがアレですが、シャマラン監督らしい雰囲気づくりは味わえたかなと。
その辺の展開、物語構成に強い興味心を持たせる所は上手いと思うわ、シャマランマジックは廃れていなかったちゅう事やね。
でも、観終えても内心、それなりに悶々とするのは確かではある。
評価:★★★☆
23/06/30DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-06-28
メーカー: NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社