1989年
アメリカ
97分
ホラー
劇場未公開
監督:
ドミニク・オセニン=ジラール
キャラクター創造:
ジョン・カーペンター
脚本:
ドミニク・オセニン=ジラール
出演:
ドナルド・プレザンス:サム・ルーミス医師
ダニエル・ハリス:ジェイミー・ロイド・カルザース
エリー・コーネル:レイチェル・カルザース
ボー・スター:ベン・ミーカー保安官
ウェンディ・カプラン:ティナ・ウィリアムズ
タマラ・グリン:サマンサ・トーマス
<ストーリー>
マイケルとの激しい闘いのため、失語症となり小児病棟に入院していたジェイミーの前に再びマイケルが現れる。決着をつける決意を固めたルーミス医師の前で、マイケルはマスクを脱ぎ始め…。
-感想-
よし!これで旧ハロウィンシリーズ全制覇だ!
と喜んでいたら、6作目を観ていない事に気付いて愕然。
本作で意味有り気に何度も出てきた黒装束の人間は6作目の伏線になっているんだな?
全くどういった人物とか説明も何も無かったし、おしっ!6作目も観て確認しようではないか!
・・・。
レンタル店に置いてねぇ!
宅配レンタルでも貸し出ししてねぇ!
はぁ?なんで6作目だけレンタル化してねぇの?
全制覇の野望・・・砕けたり・・・orz
ルーミス医師、本作のラストで死んだのかと思ってたら、6作目にも主演してるんだね。
マイケル並に不死身な爺さんだな、おいw
ルーミス医師としても最後の作品、演じたドナルド・プレザンスとしても遺作となる6作目。
観たいなぁ。
誰か持ってたら貸してくれないかなぁ(ボソッ)。
4作目での惨劇により失語症となったジェイミーちゃん。
彼女が本作のキーパーソンとなっている事は明らかだし、ルーミスよりも主演級の存在である事は間違い無し。
マイケルの姪っ子という事で執拗に狙われるのだが、初めから彼女一人に絞れば良いのに、関係の無い人物にまで手を出すものだから、展開がまったりとし過ぎ。
ま、スラッシャー映画なので、多くの人間が殺されるのには楽しさが有り文句は無いが、殺すまでの過程に問題大有り。
長い!
さっさと殺せよ!と苛立つ位に長い。
マイケルさん、じわじわと忍び寄るのにも観ている側としては限界があるんだよ。
さっと近寄ってパッと殺して次へ行かんかい!
逆にジェイミーちゃんにはズンズン迫り、ブンブン包丁振り回すのになw
ルーミス医師は早くマイケルとの戦いを終わらせたいという焦りもあるんだろうけども、か弱い9歳の少女を怒鳴って脅したり、果てには少女を利用して自分の近くまで誘き寄せたりと、大人のする行為じゃねぇだろうって。
自力でなんとかせんかいっ!
そんなルーミスの行動とは正反対にジェイミーちゃんはひたすら自分の力だけでマイケルに挑んでいました。
走る、走る、走る。
逃げる、逃げる、逃げる。
隠れる、抵抗する、姪としてマイケル叔父さんの同情を誘う。
その頑張り具合に私、ちょい感激。
しかも演技がすこぶる上手い。
この歳でこれ程までに迫真の熱演が出来る事に感心。
演じたダニエル・ハリスちゃん、何処かで観た事のある面影を残す顔だなぁと後でネットで調べたら、最近でもちょこちょこB級のホラー映画にも出ているようで、ロブ・ゾンビ監督版の『ハロウィン』にも出演してたようだが覚えておらず、しかし『ハチェット レジェンド・ネバー・ダイ』で主役張ってたてのを思い出して、あーそれで!とモヤモヤ感が一気にスッキリとした私でありました。
黒装束の人間により、警察署から脱走したマイケル。
6作目とはどう繋がっているのか気になるだけに、マジで観たいのでレンタルDVD化してくれよ、頼むよ。
(過去にはVHSでレンタルはされていたみたいだね)
評価:★★★
14/11/28DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2011-10-14
メーカー:J.V.D.
関連作:
『ハロウィン(1978)』(シリーズ第1作)※評価:★★★☆
『ブギーマン(1981)』(シリーズ第2作)※評価:★★★
『ハロウィン III(1982)』(シリーズ第3作)
『ハロウィン4/ブギーマン復活(1988)』(シリーズ第4作)
『ハロウィン5/ブギーマン逆襲(1989)』(シリーズ第5作)
『ハロウィン6/最後の戦い(1995)』(シリーズ第6作)
『ハロウィンH20(1998)』(シリーズ第7作)※評価:★★☆
『ハロウィン レザレクション(2002)』(シリーズ第8作)※評価:★★☆
『ハロウィン(2018)』(シリーズ第9作)
『ハロウィン KILLS(2021)』(シリーズ第10作)
『ハロウィン THE END(2022)』(シリーズ第11作)