ヴィンチェンツォ・リッキュート
脚本:
ヴィンチェンツォ・リッキュート
タニア・バンバーチ
ジャンルカ・ヴァンヌッチ
ジュゼッペ・パンビエリ
ステファニア・カッシーニ
ステファノ・フレーニ
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HUNTER HUNTER
2020年
カナダ/アメリカ
93分
アクション/ホラー/サスペンス
PG12
劇場公開(2024/03/29)
監督:
ショーン・リンデン
製作:
ショーン・リンデン
脚本:
ショーン・リンデン
出演:
カミール・サリヴァン
デヴォン・サワ
サマー・H・ハウエル
ニック・スタール
<ストーリー>
人里離れた山奥で毛皮猟師として生計を立てて暮らす一家の主ジョセフは、家計を助けるため家族を残してオオカミの追跡に出かける。妻のアンはジョセフの長期不在に不安を募らせるが、やがて森の中に謎の捕食者がいるという考えがアンの頭をよぎる。
―感想―
一体何時になったら面白くなるんだろうかと首を長くして待ってたけど、結局本編残り20分間だけが見所の映画だった。
森の中の一軒家で生活している一家。
夫が一人で猟に出かけている間に、妻が足を負傷して遭難していた男を善意で助ける。
が!実はこいつこそが、血も涙も感謝の心もないサイコパス野郎というのが後に判明する。
一向に帰って来ない夫はこのサイコパス野郎の手によって殺られており、そこに妻が気付いた時にはサイコパス野郎は体力を回復させ、一人娘までもを餌食に。
夫の留守中に射止めた小鹿の解剖の仕方を娘から伝授して貰うシーンがあるのだが、これがラストへの伏線へと繋がってたのね。
妻的には最悪な展開になった訳だが、その事により燃え盛る復讐心を生み出し、そして捕らえたサイコパス野郎を動物と同じように吊るすと、夫と娘の仇だと言わんばかりに始まるのは壮絶な皮剥ぎタイム!
ようやくホラーとしての観たいものが描写され食い入るようにして皮剥ぎタイムを堪能したが、妻の気持ちを考えるとかなり複雑な心情にはなる。
決してハッピーエンドではないし、重たい形でエンディングを迎えるけれど、それでも復讐劇ホラーとしての醍醐味はきちんと果たしていた。
正直残り20分でサイコパス野郎との対決がちゃんと終わるのか?とやきもきさせられたが、監督としての拘りは妻との戦いにあらず。
それらは思い切り端折って、大いに刮目せよ!というのはグロさエグさの度数高めの皮剥ぎという名の拷問に全力を注いでたのかと、これを見せたいが為に70分我慢させられたと思えば、ま俺は許せるかな。
評価:★★★
24/07/14DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2024-07-10
メーカー: プルーク
SKY MONSTER
2023年
イギリス
75分
ホラー/SF
劇場未公開
監督:
アーロン・ウィンサル
リース・フレイク=ウォーターフィールド
タイラー=ジェームズ
出演:
ベッツィ=ブルー・イングリッシュ
メイ・ケリー
エヴァ・バートン
サラ・T・コーエン
サラ・アレクサンドラ・マークス
<ストーリー>
シンディは21歳の誕生日に父親からプライベート・ジェットでの南米への旅をプレゼントされた。彼女を祝う友人4人との楽しい旅になるはずだったが、離陸から数時間後、突如前方に発生した黒い巨大な雲にまぎれて、巨大モンスターがジェット機を襲って来た。
―感想―
今作の美女図鑑
主人公のシンディちゃん。
モロに俺のタイプなんだが。
他にも友人女性数人(全員白人。黒人とかが居ないのが今の映画界を考えたら意外)が華を添えていたが、流石の主人公様、飛び抜けた可愛さを誇っていた。
えっと…他は特に書く事がないです。
フライト中の自家用機にドスンと巨大イカが乗っかって、ちょいちょい主人公たちにちょっかい出す程度。
イカよ、無賃乗車はイカンよ、という話でもないです。
バミューダ海域を飛行中という台詞があったので、あそこは魔物が棲むという言い伝えもある位だから、それでイカを出したんだろう。
そのイカを爆撃して倒すとかそういうのも一応あるけど、終わり方としては最悪のバッドエンドで、イカがバシッと自家用機ぶん殴り、管制塔でやり取りしていたシンディの親父が「オーマイガー!」と頭抱えて終わりなんですよ、なんちゅうけったいな内容やねん、と観た人誰もが苦笑いする事でしょう。
評価:★★
24/06/20DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2024-06-12
メーカー: エクリプス
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SOUND OF SILENSE
2023年
イタリア
93分
ホラー
劇場公開(2024/01/26)
監督:
アレッサンドロ・アントナチ
ステファノ・マンダラ
ダニエル・ラスカル
『デス・アプリ 死へのカウントダウン』
脚本:
アレッサンドロ・アントナチ
ステファノ・マンダラ
ダニエル・ラスカル
出演:
ペネロペ・サンジョルジ・・・エマ
ロッコ・マラッツィタ・・・セバ
<ストーリー>
父親が入院したと連絡が入り、久しぶりに帰郷したエマ。父の部屋で突然ラジオが流れ始め、スイッチを切ったエマは何かの気配を感じ取り…。
絶叫禁止。
音が鳴ったら、現れる――。
―感想―
昔、電気をオン/オフに切り替える度に霊がパッと出たり消えたりしたホラー『ライト/オフ』、これの「音」版と思って貰えたら何となくイメージが湧くかと。
主人公のエマは自分から幽霊を挑発していくタイプみたいですわ。
オーディションで特技を披露する度胸はない癖に、他の人なら危険を回避する事を何故かやっちゃう、そちらの度胸はあるようで。
俺だったらラジオのスイッチ捻ると霊が姿現すと分かったら、もう二度としないけどな。
でもそれをやらないと映画として話が盛り上がらないし、先には進めないので仕方がないのだけど(そりゃそうだw)。
エマの彼氏に実は霊が取り憑いていて、それをエマに悟られない様にと、さり気なくテレビのノイズ音を消音にするシーンは良かった。
観客には、後で消音にした意味をハッと気づかせる好いシーン。
夜の9時半以降、何かほんの少しでも物音を立てるだけで、「うるせえ!!」と姿を見せ首を絞めに掛かって来るおっさん霊。
どうしてそんな怪現象が起きるのかは、後半で明かしてくれます。
戦争に行った事で引き起こした一種のノイローゼなのかもしれない。
夜の9時半に仕事から帰って来た夫を静かに迎えるという、怪現象に直接結びつく理由が語られるけど、ちょっと待てよ、と。
仕事中は騒音に悩まされないんかいと。
多分、美術館の警備員でもしているのだろう(適当)。
そのおっさん霊がエマの彼氏の体を乗っ取って襲ってくるまではいい、打撃系の反撃食らったら痛がるのが理解不能。
幾ら人間の体を使っているとはいえ、霊が操っているんだろ?霊は殴られても痛がらないだろ、と疑問を感じたのだが。
弱点は轟音かと思いきや、殺した妻子の声だった、ってそっち?
なのでエマは夫に殺された妻子の霊と共に絶叫し、大勝利を収めるのでありました・・・予想してたのと違う展開になっちまったな(これはこれで良いのか悪いのか良く分らなくなったw)。
エマの家族的にはハッピーエンド。
映画の落とし方としては、自転車盗んだ男が、捨ててあったラジオを拾った所で終わって欲しかった所なのだが、なんとその後、本筋と全く関係の無い別の恐怖場面が付け加えられている。
何故それをラストに入れた(笑)。
貞子映画の顛末を見届けたと思ったら急に呪怨映画が始まった、みたいな何の脈絡もない追加エピソードにきっとあなたも困惑するだろう。
評価:★★★
24/06/12DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2024-06-05
メーカー: アルバトロス
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ELEVATOR GAME
2023年
アメリカ
95分
ホラー/サスペンス
劇場公開(2024/02/02)
監督:
レベッカ・マッケンドリー
出演:
メーガン・ベスト
ジーノ・アナーニア
アダム・ハーティグ
ヴェリティ・マークス
アレック・カルロス
<ストーリー>
不器用な性格のライアンは、都市伝説を検証&論破する動画を投稿しているグループに参加する。実はライアンには、妹がある都市伝説のライブ配信中に謎の失踪を遂げているという秘密があり…。
―感想―
まあまあやな。
未体験ゾーンで公開された作品だけど、言うても別段悪くない。
幽霊が首を後ろに折った状態で迫ってくるシーンは申し訳ないけど笑ってしまったのだが、その後リーガンウォーク(通称スパイダーウォーク)に変わり猛追して来た時は申し訳ないけどちょっと怖かったので良き。
監督さんは和ホラーの雰囲気を参考にしたんかなあ。
そういう風にも見て取れる幽霊の出し方とか、姿形には個人的に好印象。
只、最後はブツッと終わるのね。
多分、幽霊で遊ぶな、てのを言いたかったのだろう。
首ごと手を貫通させて殺害する描写とか、適度なグロさも観れたし、割かしきちんとホラーとして完成はさせている。
塩青年、こいつはお笑い担当なんだろう、ホラーに笑いは必要か?という意見もあるだろうが、緊迫した空気に一握りの休息を入れても良かろう、全体のバランスを崩さなければ許容範囲内。
関わった人物は次々と惨殺されていくが、その死体は何処に行ったのかは気になった。
ニュースでは全員行方不明となっているみたいなので、死体は別世界(赤の世界)へと引き吊り込まれ魂そのものもそこをさ迷ったままなのだと考えられるが。
事の発端となった事件(事故)の犠牲者が、死んでから発見されるまで数日過ぎていたという説明があったのも踏まえて、幽霊としては「見付けさせない」事が目的の一つなのかもね。
こういう都市伝説が存在すると、ほんまか?だったらやってみようじゃないかと実践する人間が現れるのも必然的な訳で、本当に呪われる呪われない以前に面白半分でやらない方がいいよ、止めときな。
俺?そういう類に自ら臨む勇気はない、ビビリだから(第三者として観る分には楽しんでしまうとは思うが笑)。
評価:★★★
24/06/11DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2024-06-05
メーカー: アット エンタテインメント
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