銀幕大帝α

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アントマン

2016年02月02日 14時53分00秒 | 洋画アクション
ANT-MAN
2015年
アメリカ
117分
アクション/SF/ヒーロー
劇場公開(2015/09/19)



監督:
ペイトン・リード
『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
製作総指揮:
エドガー・ライト
スタン・リー

原案:
エドガー・ライト
脚本:
エドガー・ライト
出演:
ポール・ラッドスコット・ラング
マイケル・ダグラスハンク・ピム
エヴァンジェリン・リリーホープ・ヴァン・ダイン
コリー・ストールダレン・クロス
ボビー・カナヴェイルパクストン
マイケル・ペーニャルイス
ティップ・“T.I.”・ハリスデイヴ
ウッド・ハリスゲイル
ジュディ・グリアマギー・ラング
アビー・ライダー・フォートソンキャシー・ラング
デヴィッド・ダストマルチャンカート
ヘイリー・アトウェルペギー・カーター
ジョン・スラッテリーハワード・スターク
マーティン・ドノヴァンミッチ・カーソン
アンソニー・マッキーサム・ウィルソン/ファルコン
クリス・エヴァンススティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ
セバスチャン・スタンバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー



<ストーリー>
仕事も家庭も失ったスコットが、最愛の娘のために身長わずか1.5cmになれるスーツを着用し、正義のヒーロー“アントマン”になるための特訓を開始する。

映画史上最小にして、最大のアクション誕生!

身長1.5cmになった男は、
ヒーローになれるのか?


-感想-


若きマイケル・ダグラスが冒頭に出てくるけど、CGで本人を加工して作り上げたものなんかなぁ。

ミクロの世界が体験出来るアメコミヒーロー。
バスタブでそれは始まり、娘の家で全てに決着をつける。
「アントマン」という名の通り、味方となるのは昆虫の蟻。
大群引き連れ、アントマンは背に乗り飛び交い悪と戦っていく。

見所となるのは状況に合わせて体の大きさを伸縮自在に変えながら施設に潜入したり敵と格闘する場面でしょう。
最小時でもパンチがヒットすれば大ダメージを与えられるというのはヒーローとしての能力の凄さを感じさせてくれる。
これが無力だったら単なるちっちゃいおっさんだからね。
ザコ敵はアントマンの姿が小さすぎて見えていない訳だからやられ放題なのが痛快。
しかし同じ縮小機能スーツを身に着けたボスとの対峙となると話は又別。
お互いに縮んだり人間サイズに戻ったりと、戦いながら頻繁に大きさを変えながらの殴り合いは観る者にも気持ちをヒートアップさせてくれるだろう。

ダメなパパのままで生き続けるよりも、娘の為にヒーローとして活躍したい。
特技でもある潜入技術を活かしながら、愛と平和を願い犯罪組織に立ち向かう新たなマーベルヒーロー。
極小のヒーローが今後どのような形で「アベンジャーズ」に関って来るのか、その辺りの動向も気になる所である。
存在が消えてしまうピンチをも冷静な判断で乗り切ってしまった程の男だから、必ずや「アベンジャーズ」にとっても重要な一員になるだろうし、体は小さくても大きな活躍を新天地でも見せてくれるでしょう。

因みにアントマンには物を巨大化させる事の出来る武器を携えているのだが、娘の玩具の機関車トーマスがボンッとデカくなり家の壁を突き破って横倒しになった時は笑った。
極小の敵ボスがアントマンに叩かれて殺虫灯にぶつかりギャッ!と痺れ苦しむシーンも面白い。
けども、大型犬並になった蟻をペットとして手懐ける娘ちゃんは変わり者だ(笑)。
あんなの飼ってたら普通に気持ち悪すぎでしょw
まぁ誕生日プレゼントでパパから貰ったセンスの無い人形を可愛い!と大絶賛して寝る時も一緒、な娘ちゃんなものだから、そんなパパ大好き!な素直で無邪気な愛くるしい姿には目を細めてしまう私が居りましたとさ。

半数以上の映画ファンは字幕で鑑賞されたと思うが、吹き替え派の自分としては今回のキャラ声には憤慨。
やけに棒読み糞読みな声がワラワラと出てくるなと、耳に不快感を抱きながら最後まで観ていたのだが、エンドロール終了後の吹き替え声優一覧テロップを見て、ここでもまた声優素人起用していやがる!と怒り再熱。
ヒロインに内田有紀、窃盗団の一人がブラマヨの小杉。
誰がこいつらの声聞いて得するねん、アホか。

評価:★★★☆
16/02/02DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-01-20
メーカー:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『アントマン(2015)』(第1作)
『アントマン&ワスプ(2018)』(第2作)

『アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023)』(第3作)


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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (タケヤ)
2016-02-02 18:00:31
作品自体は非常にいい作りしているのに
最近の日本の吹替えは一体どうしちゃった
んでしょうねえ。。。

芸人なんか起用して誰が喜ぶでも
ないでしょうが・・・。
早くこの風習もブームが過ぎ去って欲しいです。

ところで・・・
ヒロ之さんもツボはトーマスでしたか?(笑)
やはりここが一番ですよねえ。
返信する
こんばんは (maki)
2016-02-02 18:06:37
私もトーマスは吹きだしちゃいました

声の芸能人の起用は、合っているならまだしも
(アナ雪のようにとか)
棒読みな感情を読み取れない下手糞なのは勘弁ですよね
ヒロイン、クールを通り越して感情がないんじゃないかと思うくらい。美人ですが可愛いげのないキャラに思えてしまいました
声って大事!
返信する
今晩は (morkohsonimap)
2016-02-02 19:25:21
蟻は生理的にダメなのですが結局は見てしまいました。
そうですねぇどうやってアベンジャーの一員になるんだろうか
声優さんじゃないかたのアテレコはもう止めてほしいですよね
小杉はあかんやン
小杉の声を聞くためにDVDを買ったり、映画館に通う人がいるとおもえないンですけども
返信する
Unknown (ふじき78)
2016-02-03 00:24:21
あー、あんまん食べたいなあ。
返信する
ギリギリです (メビウス)
2016-02-03 02:19:21
ヒロ之さんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪

実は自分も時間の都合上映画館では吹き替え版鑑賞していたのですが、個人的にはギリギリながら許容範囲内でしたね^^;まあ内田有紀さんは『もう少し頑張りましょう』でしたけど・・(汗

でもアントマンはなんかマーベルヒーローの中でも特異な能力者に見えましたし、主人公も冴えないパパさんで一般人って辺りも、どこか他のヒーローよりも親近感が沸くところがありますねw
この先色んなマーベル作品と関わって行くんでしょうけど、本作のコミカルな部分はとても面白かったので、他作品での共演でもあのユーモアは維持して欲しい気がします♪
返信する
>タケヤさんへ (ヒロ之)
2016-02-03 15:23:04
こんにちは!
コメント&TBありがとうございます。
タレントを吹き替えに起用して作品をダメにしちゃうってのが分からないんですかね、日本の配給会社は。
多分、散々映画ファンからはクレーム来ているとは思いますが、聞く耳持たない姿勢なんでしょう。
タレント起用で話題も上がる?
バッカじゃねぇのケラケラwww

作品そのものは楽しいものでしたが、一番声に出して笑ったのはトーマスでした(笑)。
返信する
>makiさんへ (ヒロ之)
2016-02-03 15:28:51
こんにちは!
コメントありがとうございます。
一番のツボはトーマスでしたねぇ。

このタレント起用ってどういう基準で選んでいるでしょうかねぇ。
内田有紀なんて名前久しぶりに聞きましたよ。
こういう干されている女優を今更使う意図を知りたいですわ。
オーディションとかやらずにぶっつけ本番で収録しているんでしょうねぇ。
成功例もそりゃ数撃ちゃ当たるでありますけど、殆どが失敗しているってのを何で分からないかな、馬鹿担当者。
そう、もう仰る通りで声は大事で、ヒロインなんて無感情な女にしか見えなかったですものねぇ。
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>morkohsonimapさんへ (ヒロ之)
2016-02-03 15:33:01
こんにちは!
コメント&TBありがとうございます。
私も昆虫系苦手なんですが、今回のは大丈夫でした。
これからどのようにしてアベンジャーズの一員として迎えられていくのか、気になる所ではあります。
小杉も内田も酷かった。
旬のタレントでもないですし、誰が彼らを目的に借りたり買ったりするのか、ホント謎起用ですよ。
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>ふじき78さんへ (ヒロ之)
2016-02-03 15:44:12
こんにちは。
ボクはピザまんがいいなぁ。
え?それじゃあ駄洒落にならないよって?
確かに!w
返信する
>メビウスさんへ (ヒロ之)
2016-02-03 15:53:05
こんにちは!
コメント&TBありがとうございます。

メビウスさんも吹き替えでの鑑賞だったのですね。
私はもうダメでした。
魂の入っていない吹き替えは大嫌いです。
だったら字幕で観ろよと言われても当然かもですが、やっぱり画に集中したいので、すっごく我慢して観続けましたよ。

アントマンの正体は人生の崖っぷちに立たされたダメ親父ですからね(笑)
そういう意味では、同じ人間としての親近感は沸きますので、アイアンマンとかハルクなんかよりは、頑張れ父ちゃん!と応援したくなるものはありますよねぇ。
極小サイズになれるてのが他のマーベルキャラとは毛色が違ってくるので、その特徴をユーモラス的に他の作品に出ても出していってほしいものです。
返信する

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