銀幕大帝α

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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声

2025年03月09日 17時28分05秒 | 洋画アクション

GLADIATOR II

2024年

アメリカ

148分

アクション/アドベンチャー/歴史劇

R15+

劇場公開(2024/11/15)

監督:
リドリー・スコット

『エイリアン:コヴェナント』
製作:
リドリー・スコット

出演:
ポール・メスカル・・・ルシアス
デンゼル・ワシントン・・・マクリヌス
ペドロ・パスカル・・・アカシウス
コニー・ニールセン・・・ルッシラ
ジョセフ・クイン・・・ゲタ
フレッド・ヘッキンジャー・・・カラカラ

デレク・ジャコビ・・・グラックス

<ストーリー>

将軍アカシウス率いるローマ帝国軍の侵攻により、愛する妻を殺されたルシアス。すべてを失いアカシウスへの復讐を胸に誓ったルシアスは、謎の男・マクリヌスの導きによりローマへと赴く。マクリヌスが所有する剣闘士《グラディエーター》となったルシアスは、復讐心を胸に、力のみが物を言うコロセウムで待ち受ける戦いへと踏み出していく。

生きて、希望になれ。

―感想―

24年ぶりの続編ですよ。

24年前、俺何歳だ?

それはまあいいとして、ラッセル・クロウが主演だったのは覚えている。

覚えているのは、これだけだ(笑)。

そう何度も繰り返し観た1作目じゃないからなあ、細かい所どころか重要な部分も頭からすっぽりと抜け落ちている状態での続編鑑賞。

一応ラッセル・クロウは絵と当時の映像という形で出てきたが、あー最後亡くなったのか、完全に忘れちゃってるわ。

で、その息子が2作目の主人公という訳ね、理解した。

特に1作目を観ていないとダメて事ではないかな、回想シーンや台詞等で説明はしてくれるので、一応話には付いていける。

流石にラッセル・クロウと比べると魅力に欠ける主人公ではあるが、強さは父親譲りというのもあり、コロッセウムでの闘技はそれなりの画になっていた。

あそこ、海仕様みたくにも出来るんだね。

船で出陣してその周りを人食いシャークが泳いでいる光景が中々の斬新。

私が支配者となるのだ!と息巻くデンゼル・ワシントンが良いじゃない。

皇帝を蹴落としていく残忍さと野望の高さ、加え表面ではニコニコしているが実は猛烈に腹黒い非情な男を悠々と演じていた。

けど裏では姑息な事をやってはいたが、主人公との1対1となると、そこそこ奮闘はするものの、まるで相手にならない有様。

そりゃそうだ爺さんが筋肉ムッキムキの青年に勝てるはずがない。

いや、もしマッコールさんだったら勝てたかm・・・やっぱ勝てねえか銃ねえし。

思ってた以上に面白かったですよ。

巨匠リドリー・スコット監督だけのことはあって24年振りの続編でも物語の繋がりに違和感は無かったし、アクションも豪快で残忍で見応えは十分にありました。

148分もの大作なれども退屈するてのは余り無かったかな、総合的には星4つの仕上がりだとは思うが、余韻に浸れないエンディングが残念過ぎるので星3つ半で。

評価:★★★☆

25/03/09DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2025-03-05

メーカー: NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

関連作:

『グラディエーター(2000)』※★★★★
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024)』

オフィシャル・サイト

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ザ・ボディガード/ローグ・ミッション

2025年03月08日 15時16分49秒 | 洋画アクション

FREELANCE

2023年

アメリカ/コロンビア/イギリス

108分

アクション/コメディ

劇場公開(2025/01/31)

監督:
ピエール・モレル

『アンブッシュ』

出演:
ジョン・シナ
アリソン・ブリー
フアン・パブロ・ラバ
アリス・イヴ
クリスチャン・スレイター

<ストーリー>

元特殊部隊員のメイソンが受けた任務は、ジャングルでジャーナリストのクレアを守るというものだった。逃走劇の中でふたりに絆が芽生え…。

―感想―

始まって早々にゲロ見せられるこっちの心境も分かって欲しい。

欧米映画のパーティーシーン=ゲロが付き物てのを頭に入れているからサッと目を逸らした俺はもう達人。

職人監督のピエール・モレルが撮った作品なので、流石にきちんとエンターテインメントな内容に仕上げていた。

でも未体験ゾーン2025でしか上映されなかっただけのB級感は脱し切れず。

背中に負った古傷が痛む主人公メイソンは元特殊部隊なのに百戦錬磨とは行かずむしろピンチの連続てのがコメディな形。

アクションは何故か必ず墜落するヘリコプターのシーンや、大勢での銃撃戦に力を入れている。

本来なら仲間の仇となるはずの大統領を実は全くの白でしたて事で勝手に付いて来たから仕方なく一緒に行動したり、ジャーナリストのクレアはど素人だから己が肉壁となって守り通していく内にロマンスに目覚めようとするも「妻を愛しているからダメだ」と突っぱねたりと、逃走劇の中にも恋沙汰やわだかまりの解消等を入れて面白く描いてます。

この実は良い奴だった大統領が中々の策士でありまして割かしメイソンよりも状況突破するのに一役買っていたのが人物としての意外性を秘めておりました。

何時ものように無双しまくるのだろうという期待を本作のジョン・シナに抱いてはダメ。

良い意味で期待外れの何処かしら危なっかしい戦いぷりが逆に新鮮で、それが展開にコメディアクションとしてのメリハリを大きく付けているようにも思えた。

クレア役のアリソン・ブリーが冷たいシャワーを浴びて素っ裸で出て来るも、同じく素っ裸のメイソンや大統領と鉢合わせして「キャッ」と腕でギリギリに胸を隠すが乳首以外ほぼ隠れていない姿にちょっとムラムラ、じゃなかったドキッとさせられるのは首から下のプロポーションが良いからてのは一目瞭然。

評価:★★★

25/03/08DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2025-03-05

メーカー: AMGエンタテインメント

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デッド・エンド 完全封鎖

2025年03月03日 18時28分39秒 | 洋画アクション

AFTERMATH

2024年

アメリカ

96分

アクション/サスペンス

劇場公開(2025/01/24)

監督:
パトリック・ルシエ

『ドライブ・アングリー』

出演:
ディラン・スプラウス
メイソン・グッディング
ディーチェン・ラックマン
メーガン・ストット

<ストーリー>

元陸軍特殊部隊の隊員・エリックは妹とドライブ中、橋上で渋滞に巻き込まれる。しかし、その渋滞はテロリストによる策略で、橋は占拠され、大勢の人々が車ごと人質となっていた。

―感想―

これはブリッジ版ダイ・ハードだ!

なんて大それた事を書きましたが、強ち間違ってはいないと思う。

刑事が元陸軍に、妻が妹に、そしてビルが橋に変わった様なものでしょ。

話の枠組みは上出来に近いものだから、後は監督の腕次第となるのだろうけど、パトリック・ルシエ監督はそれなりに実績を積んで来た職人なので、ちゃんと面白い作品に仕上げてました。

兄のエリック1人だけに見せ場を与えるのではなく、同じく橋の上に取り残された市民にも活躍の場を設けているのが良い。

更にはテロ集団の標的となった護送中の女囚にも銃を持たせて戦わせてもいる為、色んな人物からの視点も見れて、それによりアクションとしてのシーンの幅も広がっている。

大掛かりな爆破シーンも下手なCGを使用してはいないので、寄り臨場感は生まれていた。

はっきり言って駆け付けた警察は全く機能していない役立たずの集団なのだが(笑)、お前らが何も出来ないのなら俺が解決する!と言わんばかりに主役を中心にして市民が奮闘する姿が実に頼もしい。

評価:★★★

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レンタル開始日: 2025-02-14

メーカー: プルーク

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ザ・キラー ジョン・ウー/暗殺者の挽歌

2025年02月23日 18時55分11秒 | 洋画アクション

THE KILLER

2024年

アメリカ/カナダ/韓国

125分

アクション/サスペンス

R-15

劇場未公開

監督:
ジョン・ウー

『マンハント』
製作:
ジョン・ウー

出演:
ナタリー・エマニュエル
サム・ワーシントン
オマール・シー
ダイアナ・シルヴァーズ
サイード・タグマウイ
アンジェスル・ウー
エリック・カントナ
チェッキー・カリョ

<ストーリー>

パリの裏社会で恐れられる謎めいた女殺し屋・ジー。事件を目撃した少女の殺害を拒否したジーは、仲間からも刑事からも追われる羽目になり…。

―感想―

申し訳ないがオリジナルの『狼/男たちの挽歌・最終章』は未見なのだが、ジョン・ウーが監督したガンアクションならば、そりゃもう鳩でしょ!スローモーションでしょ!2丁拳銃でしょ!

そう期待せずにはいられませんよね~。

その3つを強く意識しながらいざ観てみれば、初っ端から鳩の大群が舞い踊る。

ジーが拠点としている教会がボロボロに潰れかけていて、そこに何十羽もの鳩が生息しているのだから、この場所に来れば嫌でも鳩を見せられる羽目になります(笑)。

でも拠点を教会にした事で、神からの慈悲とか罰みたいなのがクライマックスバトルで観て取れて、その点では上手く場所を選んではいるなと感心させられた。

2つ目のスローモーションも、多くのアクションシーンで使用してましたね。

3つ目の2丁拳銃は終盤までおあずけでして、あれ?今作には無いのかなと思っていたら、おっやっぱあるやん!とテンションを一気に爆上げ。

殺し屋ジーを演じたナタリー・エマニュエルは暗殺に出向く度に変装をするのですが、よーく観なくてもかなりの美形、美顔。

この方、特に『ワイルドスピード』シリーズでのラムジー役で有名な女優さんですけど、その『ワイスピ』では何とも思わなかったのに、本作は主役ていうのもあってか結構な美貌の持ち主てのに気付かされましたねえ。

主役が美人だとアクションも映える。

アクションが映えれば、その激しさにも魅力が増す。

そうそう!見せる、魅せるアクション映画はこういうので良いんだよ、てのをジョン・ウー監督は身をもって示してくれた作品でありました。

「貴方の名前は?」

「ヌーン。綴りはNOONE」

この綴りから「NO/ONE」へと直ぐに結び付けた黒人刑事優秀過ぎ、そりゃクロスワードパズルも簡単に解いてしまう訳だわ。

評価:★★★☆

25/02/23DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2025-02-14

メーカー: NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

関連作:

『狼/男たちの挽歌・最終章(1989)』(オリジナル)

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ダブル・スナイパー

2025年01月20日 17時06分33秒 | 洋画アクション

TAKE COVER

2024年

イギリス

89分

アクション/サスペンス

劇場未公開

監督:
ニック・マッキンレス

出演:
スコット・アドキンス
ジャック・パー
アリス・イヴ
マダリーナ・ベラリウ・イオン

<ストーリー>

ある任務で標的以外の人間を狙撃し、良心の呵責に苛まれるスナイパーのサム。引退を決意したサムはホテルの最上階で最後の任務に就くが、狙われていたのはサム自身だった。

―感想―

気付けば自分以外皆死んじゃった。

娼婦の娘を手懐けるの早えな(笑)。

「生きる術を教えてあげて」

娼婦が遺言として言ってはいたけど、ちゃっかり主人公の手助けしていて笑っちゃったよ。

もしかすると後々、2人は新たな相棒となって躍動するのかもしれない。

内容としては、組織を抜けようと(実質引退)した主人公だったが、女ボスが「そんな事、許さないわよ!!」と憤慨して別のスナイパーに依頼し主人公達を葬り去ろうとする話。

女ボス側のスナイパーは凄腕で、的確に撃ち抜いていくものの、主人公はそれ以上の能力の持ち主だった、ということで、閉鎖空間での戦いの末に1人勝ち残ってしまうんですな。

で、相棒と娼婦を殺した事に対する報復だ!となり、女ボスを前述した娼婦の娘を使って暗殺しちゃうてのがラスト。

中々緊張感があって楽しめましたね。

ホテルのスイートルーム内で起きるスナイパー同士の戦いだけで終わらず、特殊部隊風な連中が部屋に雪崩れ込んで来るのは良かった。

これがあって、アクションの幅が広がってましたから、肉弾的な攻防戦の最中でもスナイパーに狙われるという構成が上手くハラハラさを生み出してたと思います。

評価:★★★

25/01/20DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2025-01-08

メーカー: アルバトロス

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