銀幕大帝α

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食われる家族

2021年05月09日 15時50分46秒 | 韓国サスペンス
INTRUDER
2020年
韓国
103分
サスペンス
劇場公開(2021/02/05)



監督:
ソン・ウォンピョン
脚本:
ソン・ウォンピョン
出演:
ソン・ジヒョ
キム・ムヨル
イェ・スジョン
チェ・サンフン
パク・ミナ
ホ・ジュンソク
ソ・ヒョヌ




<ストーリー>
半年前に妻を亡くしたソジンは、娘を連れて老いた両親が暮らす実家に戻っていた。そんな折、25年前に行方不明となった妹が見つかったと連絡が入り…。

―感想―

家政婦は見た!

て辺りから盛り上がってまいりました~。

やだねえこういうカルト教団の話って。
考え方が異常だから、やること全てが卑劣。
俺の貧乏ゆすりも止まらない(笑)。
苛々する時やムカつく時て無意識に貧乏ゆすり出ない?俺だけか?

結果的に、あの女は本当の妹だったのかね。
有耶無耶な感じで映画は終わったけれど、例え血の繋がった妹だったとしても、家族をぶっ壊す様な女なんか、こちらから願い下げだ!そんな主人公が持った怒り感情の方が他の感情よりも勝っていたように見えた。
DNA鑑定の書類も見ないままシュレッダーにかけていたし、知らない事が幸せてのもあるかもね。

実際に起きてそうな話だから余計に怖く、ハラハラさも随所で抱かされながら面白く観れた。
取り敢えず胸糞なエンディングにならなかった事が救い。
もしかして最悪エンディング?と思いながら観てたから尚更、安堵感は強い。
だって、たまに韓国映画て「そんな終わり方!?」てのがあるからさ。

妻の轢き逃げ事件から、まさかのカルト教団による子供誘拐へと繋げちゃう作りの上手さ、異様な空気を終始漂わせる演出の上手さ、この2点が特に光っていた作品だった。
誰もかれも皆がグル、てのがマジ恐ろしいわ。

評価:★★★★
21/05/09DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2021-05-07
メーカー:ニューセレクト

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ブリング・ミー・ホーム 尋ね人

2021年02月16日 16時25分29秒 | 韓国サスペンス
BRING ME HOME
2019年
韓国
108分
サスペンス/ドラマ/犯罪
PG12
劇場公開(2020/09/18)



監督:
キム・スンウ
脚本:
キム・スンウ
出演:
イ・ヨンエジョンヨン
ユ・ジェミョンホン署長
パク・ヘジュンミョングク
イ・ウォングンスンヒョン



<ストーリー>
看護師のジョンヨンは、6年前に失踪した息子・ユンスを捜し続けていた。捜査中に起きた悲劇的な事故の後、彼女の下にユンスの目撃情報が寄せられるが…。

その日まで、笑顔は封印した。

―感想―

ラスト以外、一貫して胸糞悪い内容だ。
何せ、ろくな人間が出てこない。
義弟でさえ、他人を使って保険金を手に入れようとするのだから腹が立ってくる。
唯一善良だったのは若い警官位かね、情報提供したのだから。
けど、それを伝える時も電話に出た相手が一番その情報を欲しい人間では無かったし、そういった事も含めて鑑賞者すらも精神的に追い詰めていく構成は韓国サスペンスならではかもしれない。

自分の息子かも?と思った少年が全く泳げない事、糞署長が猟に出た際に猟銃が弾詰まり起こした事、この辺が後の展開を大きく左右する伏線になっていた。

母親が必死てのは凄く伝わってくるものの、なんか計画性乏しいまま探し回っているから、観てて危なっかしいし、乗り込んだ釣り場の住人が子供除いて全員敵てのは鑑賞者も分かっているのもあって、そんなに無用心に動き回って大丈夫なのかよと不安にも陥る。
そういった「怖さ」を常に広げて、変な緊張感を持たせる所は上手いよ韓国映画は。

取り合えずは母親の懸命な努力が実る最後はハッピーエンドで救いは与えてくれるけど、そこまでの過程が狂い過ぎているので、一様には良かったとは言えない、複雑な気持ちで観終えてしまった作品だった。

評価:★★★☆
21/02/16DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2021-02-03
メーカー:マクザム

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真犯人

2021年01月04日 16時48分34秒 | 韓国サスペンス
THE CULPRIT
2019年
韓国
100分
サスペンス/ミステリー
劇場公開(2020/11/27)



監督:
コ・ジョンウク
脚本:
コ・ジョンウク
出演:
ソン・セビョクヨンフン
ユソンダヨン
オ・ミンソクジュンソン



<ストーリー>
ヨンフンの妻が何者かに殺害される。容疑者として逮捕されたのは、ヨンフンの親友だった。半年後、親友の妻が「夫の無実を証明したい」とヨンフンを訪ね…。

―感想―

悪いことした奴は考え方も汚い。
もうこれ、完全に自分には非が無い、みたいな言動やね犯人。
終始、発狂しちゃっているもの。

初め、時系列が滅茶苦茶だから、わけわからん事になる。
お前誰だよ、てなるし。
けど、中盤辺りからそれらが纏まってくるんよね。
混乱していた頭がスッキリする、こういうとこは作り込みが上手いわな韓国映画って。

しかしまあ、終わり方、最悪でしょ(^^;)
こっちは「真犯人」が分かっているだけに、そんな終わり方でええんか?て思ってしまうし、ヨンフンは何で全部話そうとしないのか、黙秘するのが理解出来ない。
もしかしたら、嫁を殺されてしまった事と、真犯人が誰なのかを知ってしまった事、この二つが心に重くのしかかってしまい、「もうどうでもええわ」て自暴自棄になっちゃったのかもしれんなあ。

評価:★★★☆
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レンタル開始日:2020-12-23
メーカー:クロックワークス

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悪の偶像

2020年11月06日 17時40分50秒 | 韓国サスペンス
IDOL
2019年
韓国
144分
サスペンス/犯罪
劇場公開(2020/06/26)



監督:
イ・スジン
脚本:
イ・スジン
出演:
ハン・ソッキュミョンフェ
ソル・ギョングジュンシク
チョン・ウヒリョナ



<ストーリー>
政治家のミョンフェは息子が飲酒運転中に起こした殺人を隠蔽するため、現場に居合わせた被害者の妻・リョナを捜し始める。一方、被害者の父親・ジュンシクもリョナを捜していた。

ある“ひき逃げ事件”が
運命を狂わす――


―感想―

かなり衝撃的な「語り」から物語は始まる。
障害者・不法滞在者・殺人・風俗。
様々な問題と韓国内にある闇が複雑に交差しながら展開は予想外な結末へ!

これ、鑑賞途中で「えらい長い映画やな」て思ったのだが、それもそのはずで2時間20分。
ただ思っただけで然程苦には感じず、それだけ中身の濃い、所謂、韓国映画ならではの陰湿なサスペンス劇場が繰り広げられていた訳で、冒頭の「語り」の衝撃を更に超える描写が目に飛び込んでくるものだから私自身も気分が沈みがちになりながらもラストまで堪能させて貰いました。

要するに息子を殺された父親は一人ぼっちになるのが怖かったんだろう。
妻が息子の子を身籠れるはずもないのを知ってても、嫁を自身の妻として引き入れたのだから。

何が正解で、何が間違いなのか。
色んな角度から作品を観る事で、同時に色んな「問題」を抱え込まされ、考えさせられる。
結果的には主要人物が全員「悪」であった事実には間違いないけど、面と向かってお前は悪だ!とは一部の人物に対しては言い難いのよね。
正直心の中にもやもやとしたものが広がったのだが、韓国映画らしい話だったなあて、日本じゃこういうの作れないっしょ、救いの無さを描かせたら右に出る者はいないてのを強く感じた。

後半になると急に猟奇的なシーンが続出する。
グロテスクなものが苦手な人は「出た」瞬間に躊躇するかもしれないが、これがあってのリアルで、そのリアルを追求する事により作品の質が上がる。
無駄なグロテスクは意味が無いが、必要なグロテスクは意味を成す。
この辺の境目をきちんと理解し、鑑賞者が自然の流れで受け取れるように自然な形でセッティングする役目は監督の手腕がものを言うが、物語に劇薬を与える為の演出としての役割は十二分に果たしているんじゃないだろうか。

個室で妊婦の妻が行った猟奇、瞬間のシーンが第三者にしか分からないのには「見せてよ」て気になったが、その後の“現場”が無惨過ぎたのでなんかもうそれはいいや、てなったわ(笑)。

作品の色にちょっと合っているとは言い難い首がグルングルンはやり過ぎかな(いや、個人的には好きなんですけどもw)。

評価:★★★☆
20/11/06DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2020-11-03
メーカー:アルバトロス

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暗数殺人

2020年10月04日 18時07分44秒 | 韓国サスペンス
DARK FIGURE OF CRIME
2019年
韓国
110分
サスペンス/ミステリー
劇場公開(2020/04/03)




監督:
キム・テギュン
脚本:
キム・テギュン
出演:
キム・ユンソクキム・ヒョンミン
チュ・ジフンカン・テオ



<ストーリー>
韓国で実際に起きた事件を元に、ミステリアスな殺人犯と、未解決事件を追う刑事の息詰まる攻防が描かれる。

――本当は、何人殺した?

―感想―

こういう陰湿な映画を撮らせたら天下一品の韓国産サスペンス。

題名にある「暗数殺人」てのは初めて聞いたのだが、そういう作戦もあるんやねえと感心している場合じゃないけど感心してしまった。
韓国映画では珍しい捜査熱心な刑事が主人公。
意地になって昔の犯行を突き止めようとするんだけど、犯人の言動に翻弄されてしまうんよね。
今でもまだ事件解明を追っているらしいということで、実在した未解決事件を題材にした作品(登場人物の名前は変えてある)。
韓国映画はこの様な話が多い印象、言うても日本でも未解決事件は多々ありますからね、その辺余り日本は映画化しないのをみると、こういうエンタメ色強い作品を上手く作れる監督がおらんのかしら。

見落としていた一つの証拠(避妊リング)を偶然見つけた事で、1件の犯行は立証された訳だが、謳い文句にもあるように「本当は何人、殺したのか」。
これが結局分からずじまい(犯人が自殺してしまった為)なことが全貌を闇に葬った形になっているのだろう。

結果的には誰も得していない、そういう終わり方だから、決して気分良く観終われる映画ではないわな。
犯人役の役者の憎たらしい演技が絶品もの。
これが何よりも一番突き抜けて目立っているから、ある意味胸糞悪くもなる。
自分の勝手で人を多く殺して、自分の勝手で自殺しているからね、余計そうなるんですわ。

評価:★★★☆
20/10/03DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2020-10-02
メーカー:クロックワークス

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