銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

元カノ Death

2012年07月31日 22時02分43秒 | 亜細亜ホラー
MY EX 2/10年/タイ/83分/怨霊ホラー/PG-12/劇場未公開
-監督-
ピヤポン・チューペッチ
主な監督作:『元カノ ~憑き纏う女~』
-脚本-
ピヤポン・チューペッチ

-出演-
*ラチャウィン・ウォンウィリア
*トンプーム・シリピパット
*アチャーマ・チワニットチャパン『元カノ ~憑き纏う女~』
*アナンダ・エヴァリンハム『心霊写真』
<ストーリー>
女優である姉の出演映画を女友だちと観に行ったシーは、映画館で別の女性と親しげにしている彼氏のアオに遭遇。口論の末、シーは「別れる」と言って飛び出してしまう。

<感想>

恐ろしい程怖くないんだけれど、ホラー作品としては安定した作りではある。
もう少し見せ方に工夫を施せばもっと怖いシーンになっただろうなぁって思う部分が結構ある。
怨霊による呪殺系ホラーではなく、単なる主人公のキチガイ殺人だったってのも盛り上がりに欠けたものはあるなぁ。

ビルの屋上から落下死した女のプールのサイドに顔面ぶつけた後の損壊加減は良い感じだったのに対し、その怨霊となった女が余り観る側に恐怖心を植え付けてくれなかったのが非常に残念。

そこそこに観れる内容ではあるが、全くドキドキしないってのが勿体無い。

関連作:『元カノ ~憑き纏う女~(2010)』

評価:★★☆
12/07/29DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ
にほんブログ村
レンタル開始日:2012-07-25
メーカー:キュリオスコープ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リアル鬼ごっこ5

2012年07月31日 01時08分58秒 | 邦画サスペンス
12年/日本/74分/アクション・サスペンス/劇場公開(2012/05/26)
-監督-
安里麻里
過去監督作:『ゴメンナサイ』
-原作-
山田悠介『リアル鬼ごっこ』
-脚本-
安里麻里
-主題歌-
黒崎真音『Just believe』

-出演-
*井上正大『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』
*仲間リサ
*浅利陽介『ALWAYS 三丁目の夕日'64』
<ストーリー>
先輩社員の希に密かな恋心を抱いているダメ新入社員・大地の会社で、突然リアル鬼ごっこが開始。大地は希の危機を救うが、希の彼氏・朔也に嵌められ社外に放り出されてしまい…。
<感想>

‘ふ~ん・・・’なるほどね。
王様がB型対象に鬼ごっこを開始した理由。
頭にボルトみたいなのを打ち込んでいた意味。
急に延長戦を始めた根拠。
この辺の疑問が新3部作最終章の本作で明確に表されています。

とりあえず3と4を観た人は、これも観ておいてもいいかなって思うけれど、作品自体は決して面白いものではないので付き合い程度の軽い気持ちで鑑賞されたし。
人件費に予算かけ過ぎて中身学芸会みたいなVシネ並みの安っぽい作品ですからねぇ。
こんなん500円でも劇場で観たいとは思わんわ。

「俺はA型だぁ!!」

と最後で男になる主人公が鬼さん相手に飛びだす必殺技がヘタレタックル。
どう見ても威力無さそうなのに、食らった鬼さんは悶絶しているという不思議さ。
弱過ぎるにも程がある。
後、何回か棒でぶん殴っていたけれど、それも食らった相手はひっくり返ってた。
防御力低過ぎww

そういえば少しだけ3&4とリンクしているシーンがありました。
別に大したものじゃないけど。
シリーズ通して観てきた人には解るちょっとしたお楽しみネタやけど、それ程重要でもないってのが何だかなぁ。

4はまぁまぁ面白かったけれど、5でまた3並みのツマンナサに逆戻り。
とりあえず謎解明の為だけに作りましたみたいな、鬼ごっこ部分はオマケで、後半までグダグダ見せられてようやく辿り着く真相部分に‘ふ~ん・・・’と特にビックリさせられる様なものじゃないってのは色んな意味で疲れますわ^^;

オフィシャル・サイト

関連作:
『リアル鬼ごっこ(2007)』(第1作)
『リアル鬼ごっこ2(2010)』(第2作)
『リアル鬼ごっこ3(2012)』(第3作)
『リアル鬼ごっこ4(2012)』(第4作)
『リアル鬼ごっこ5(2012)』(第5作)

評価:★★
12/07/29DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
レンタル開始日:2012-07-04
メーカー:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デビル・インサイド

2012年07月27日 23時40分14秒 | 洋画ホラー
THE DEVIL INSIDE/12年/米/83分/悪魔憑きホラー/劇場未公開
-監督-
ウィリアム・ブレント・ベル
過去監督作:『DEATH GAME デスゲーム』
-脚本-
ウィリアム・ブレント・ベル
-編集-
ウィリアム・ブレント・ベル

-出演-
*フェルナンダ・アンドラーデ
*サイモン・クォーターマン
*エヴァン・ヘルムス
*スーザン・クローリー
<ストーリー>
かつて精神障害と診断された母を持つイザベラ。ふたりの神父から「強力な悪魔が母親に取り憑いていた」と知らされた彼女は、その真実を調べるために悪魔払いを訪ねる。

<感想>
こちらも最近良く見かける様になったモキュメンタリー形式のホラーです。
これが結構怖かった。
なんちゅうか何時来るか解らないビックリ演出にドキドキさせられるんです、常に。

主に手持ちカメラと固定カメラを駆使しながら、あらゆる角度から悪魔憑きの現象を捉えているので、切り替わる度に何かが起きるんじゃないかと身構えるものはあります。

主人公の母親から始まり、ある一家の娘、そして・・・。

この映画の面白い所は悪魔憑きを1人の人間に絞っていない所でしょうね。
司祭の言葉を借りると、悪魔が

転移

するんですよ。

上手く悪魔を体から離す事に成功したかのような一瞬の安心感を抱かせておきながら、実は別の人間の体に乗り移っているという恐怖。

今まで平静を装っていた人物が急に顔全体に陰りを見せ、行動がおかしくなっていくのですから、何処まで広がりを見せるのかとんと予測不能で目が離せません。
怖いし面白いしで中々の優れた展開を見せつけてくれました。

悪魔に憑かれた人間も良い塩梅に体をねじってドドーンと来ますよ~。

軟体型とか

さば折り型とか、すげぇ格好だな!って。
この姿勢からのボキャボキャ骨鳴らしながら自然体へと戻る様がまたリアルなんス。
憑かれた1人の司祭が拳銃自殺するダイレクトシーンなんて上手く撮ってますよ。

同じくモキュメンタリー悪魔憑きホラーでありながらも、内容グダグダだった『ラスト・エクソシズム』なんてのもありましたが、あれよりは数段にこちらの方が観れる作品になってます。
劇場公開されたものより劇場未公開の作品の方が良いって何か複雑。
因みに本作は全米でスマッシュヒットしたらしいです。

評価:★★★☆
12/07/26DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ
にほんブログ村
レンタル開始日2012-07-13
メーカー:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ALWAYS 三丁目の夕日'64

2012年07月27日 01時20分46秒 | 邦画ドラマ
11年/日本/142分/ドラマ/劇場公開(2012/01/21)
-監督-
山崎貴
過去監督作:『friends もののけ島のナキ』
-脚本-
山崎貴
-主題歌-
BUMP OF CHICKEN『グッドラック』
-VFX-
山崎貴

-出演-
*吉岡秀隆『ゴールデンスランバー』茶川竜之介
*堤真一『SPACE BATTLESHIP ヤマト』鈴木則文
*小雪『探偵はBARにいる』茶川ヒロミ
*堀北真希『ALWAYS 続・三丁目の夕日』星野六子
*もたいまさこ『ALWAYS 続・三丁目の夕日』大田キン
*三浦友和『アウトレイジ』宅間史郎
*薬師丸ひろ子『ヘブンズ・ドア』鈴木トモエ
*須賀健太『死にぞこないの青』古行淳之介
*小清水一揮『ALWAYS 続・三丁目の夕日』鈴木一平
*染谷将太『ヒミズ』ケンジ
*マギー『探偵はBARにいる』精肉店・丸山
*温水洋一『アバター』自転車屋・吉田
*神戸浩『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』電報局員
*飯田基祐『SPACE BATTLESHIP ヤマト』中島巡査
*ピエール瀧『モテキ』氷屋
*蛭子能収『GOEMON』電気屋
*正司照枝…産婆
*森山未來『モテキ』菊池孝太郎
*大森南朋『ラビット・ホラー』富岡
*高畑淳子『うさぎドロップ』奈津子
*米倉斉加年…茶川林太郎

<ストーリー>
東京オリンピックが開催された昭和39年(1964年)を舞台に、東京の下町・夕日町三丁目に暮らす個性豊かな住民たちの悲喜こもごもを描く。

どんなに時代が変わっても、
夢があるから、前を向ける。


<感想>

安心と安定を兼ね揃えたシリーズ3作目。
本作もまた優しさに包まれていて心地良い感動が味わえました。

ロンドンオリンピックが控える2012年に観る映画としても最適。
日本人にとっては東京オリンピックの盛り上がりは別格だったとは思いますが、それでも4年に1度の世界中のアスリートが集うスポーツの祭典ですもん、他国開催でもワクワクします。

頑張れニッポン!
日本チャチャチャ!!

このシリーズの良い所の一つが描かれている年に何が流行って、何が新しく普及し出していたのかをしっかり盛り込んでいる所ですよね。
カラーテレビ、おそ松くんのシェー、コーラの自動販売機。
年齢によっては感じるものも違ってくるでしょう。
戦争から復興する日本。
復興に向けて震災から立ち直ろうとしている今の日本に重ねながら観ていると、ちょっとばかし胸が熱くなっちゃいます。

オリンピックと復興。

映画と現実が上手くシンクロしていてとても良い感じです。

朝の連ドラ「梅ちゃん先生」の主役でもある堀北ちゃん。
昭和の女性役が凄く似合う女優だなぁと思うのです。
こんなにも昭和の雰囲気にピタッと合う女優はそうはいないんじゃないかなぁ。
堀北ちゃん観ていると癒されます、和みます、笑顔になれます。
ふわっふわしていて可愛いんだよなぁ。

うん。
今作も文句のつけようが無い。
大好きだわ、このシリーズ。

オフィシャル・サイト

『ALWAYS 三丁目の夕日(2005)』(第1作)
『ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007)』(第2作)
『ALWAYS 三丁目の夕日'64(2011)』(第3作)

評価:★★★★★
12/07/21DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
レンタル開始日:2012-07-20
メーカー:小学館
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TIME/タイム

2012年07月25日 00時34分47秒 | 洋画サスペンス
IN TIME/11年/米/109分/SFサスペンス・アクション/劇場公開(2012/02/17)
-監督-
アンドリュー・ニコル
過去監督作:『シモーヌ』

-出演-
*ジャスティン・ティンバーレイク…ウィル・サラス
過去出演作:『ステイ・フレンズ』
*アマンダ・セイフライド…シルビア・ワイス
過去出演作:『赤ずきん』
*アレックス・ペティファー…フォーティス
過去出演作:『アイ・アム・ナンバー4』
*キリアン・マーフィ…レイモンド・レオン
過去出演作:『インセプション』
*ヴィンセント・カーシーザー…フィリップ・ワイス
*マット・ボマー…ヘンリー・ハミルトン
過去出演作:『テキサス・チェーンソー ビギニング』
*オリヴィア・ワイルド…レイチェル・サラス
過去出演作:『カウボーイ&エイリアン』
<ストーリー>
人類が老化を克服した近未来、25歳以後の寿命が経済力で左右される状況で、貧しい青年・ウィルは目の当たりにした不合理な社会システムに疑問を抱くようになり…。

全ての人類は25歳で
成長が止まる


<感想>

ツッコミ満載の娯楽作(笑)。
色々とある中での最大のツッコミ箇所は終盤での

残り数十秒で無事パトカーに辿り着く所

かな。
幾らなんでもあの距離で間に合うなんて無理有り過ぎだと思う。



てめぇの脚力はマーベルコミックか!



全てを時間で解決しようとする設定は斬新で面白い。
ただアイデアに溺れて中身は安っぽくなっちゃっているけどな。
途中から‘んなアホな’と失笑気分で観ていたので私は変に楽しめた感じはあったよ。
だって主人公てば、どんな状況下でも死ぬギリギリで回避しちゃうんだもんよ。
何処まで強運な下級市民だよって。
まぁ助けたお礼に大量の時間を無担保で貰えた事からしてラッキーちゃんなんだろうけど。

貧困層に希望を与えようと、拉致った女と共に時間強盗を繰り返し、そして伝説になる。
まるでなんちゃってボニー&クライドですわ。
正義感に目覚めたウィルは単に『俺たちに明日はない』ごっこをしたかったんだろうな。
多分。

シルビアの吹き替えが酷い。
素人かよ!て思う位のド下手さ。
一体誰だよ・・・
・・・
・・・・
・・・・・
・・・・・・
え~と。
素人かよ!じゃなくて素人でした。
正体は声優素人の篠田麻里子様でありやした。
話題作り為だけの起用方法は意味解らん^ω^#
そういや意味解らんで思い出したけれど、タイムバトルのルールも何か良く解らんかったなぁ。
思いつきを細かい説明も付け足さず只放り込んだだけって感じ。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
12/07/22DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
レンタル開始日:2012-07-18
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする