銀幕大帝α

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ニューヨーク1997

2015年11月30日 18時25分00秒 | 洋画アクション
ESCAPE FROM NEW YORK/1997: FUGA DA NEW YORK/JOHN CARPENTER'S ESCAPE FROM NEW YORK
1981年
アメリカ
99分
アクション/SF/サスペンス
劇場公開(1981/05/23)



監督:
ジョン・カーペンター
『ザ・ウォード/監禁病棟』
脚本:
ジョン・カーペンター
音楽:
ジョン・カーペンター
出演:
カート・ラッセルスネーク・プリスキン
リー・ヴァン・クリーフボブ・ホーク
アイザック・ヘイズデューク
ドナルド・プレザンス合衆国大統領
ハリー・ディーン・スタントンブレイン(ハロルド・ヘルマン)
エイドリアン・バーボーマギー
アーネスト・ボーグナインキャビー
シーズン・ヒューブリーバーにいた女
オックス・ベーカー殺人ゲームのレスラー
トム・アトキンスホークの部下、レーミー
チャールズ・サイファーズ書記官
フランク・ダブルデイロメロ
ジョン・ストロベルクロネンバーグ
ジョン・ディールパンク
声の出演:
ジェイミー・リー・カーティスオープニング・ナレーション/コンピューターの声



<ストーリー>
監獄島に残された大統領を救うため、囚人・スネークが奮闘する。

-感想-


「プリスキン!」
「スネークと呼べ!」
んほ~っカート・ラッセルかっちょええすなぁ。


「スネーク!」
「プリスキンと呼べ!」
よっ!このツンデレっ!!カッコ付けたがり!

ぶるる~ん
ガシャンガシャン。

ダッセェwデュークの車ダッセェww
ボンネットにシャンデリアってw
こんなん付けてよう走らんわwwww
センス悪すぎワロタw

改めて観ても「メタルギアソリッド」って絶対この映画の影響を受けているよね。
小型機に乗り込んで操縦している時のスネークの顔ってまんまソリッド・スネークの顔やったもんなぁ。

古き良き時代に作られたチープなSFアクションってのがいかにもジョン・カーペンター監督の持つ特有が色濃く出ている感じがして、雰囲気とかとても良いんじゃないっすかね~。
手を叩いてはしゃぎ回る程に面白いって訳じゃないけど、犯罪者によって荒廃と化したニューヨークの街並み、ワラワラと現れて襲い掛かってくる悪党集団、奴等にとっては伝説的存在であるスネークという主人公、緊張感が微塵も感じられないリング対決、ラスト手前で大統領以外の仲間が一気に死ぬといった無理矢理さ、嫌いじゃないよ、うん。

評価:★★★
15/11/30DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2005-07-27
メーカー:東北新社

関連作:
『エスケープ・フロム・L.A.(1996)』
コメント (2)
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ラブ&ピース

2015年11月29日 14時50分00秒 | 邦画アドベンチャー/ファンタジー
2015年
日本
117分
ドラマ/ファンタジー/特撮
劇場公開(2015/06/27)



監督:
園子温
『リアル鬼ごっこ(2015)』
脚本:
園子温
主題歌:
RCサクセション『スローバラード』
出演:
長谷川博己鈴木良一
麻生久美子寺島裕子
渋川清彦稲川さとる
奥野瑛太Revolution Qメンバー
マキタスポーツ良一の会社の課長
深水元基田中透
手塚とおる科学者
松田美由紀松井
西田敏行謎の老人
声の出演:
星野源PC-300
中川翔子マリア
犬山イヌコスネ公
大谷育江カメ



<ストーリー>
楽器の部品会社で働くサラリーマン・鈴木良一は、うだつの上がらない毎日を送っていた。ある日、1匹のミドリガメとの出会いを機に、愛と人生を奪い返そうと奮闘する。

愛は、激しくて、切なくて、デカい

-感想-

なんやこれ、亀の映画か?

まぁこれだけは実際に観てくれやとしか言えない。

けったいな作品だと感じる人も居るかもしれへんし、むっちゃ感動する人も出てくるかもしれへん。
私はね、しょーじき前半すっげぇ退屈だったのよ。
世界観が半端無くシュール過ぎたってのもあるだろうけど、俺向きじゃねぇなぁって、一瞬早送りしたい衝動に駆られたけれども、そこはグッと我慢して(だって早送りしたら台詞が分からないやん?)ボケェと観てたら、後半急速に俺向きになってきたものだから一気に目が覚めた。

反戦メッセージを込めながらの聖夜に起きる奇蹟のファンタジーを園監督流に描いてたのね。

なんでもかんでも直ぐに飽きたら捨てて新しく買い換える人への皮肉も多少入っていると思う。
西田敏行演じる汚いおっさんが本作でのキーパーソンでしょう。
下水道の中に住んでいるこのおっさんと、捨てられた玩具達との交流が重要なポイントになっていて、メルヘンチックな映像に呆気に取られていたら、あーそういうことかい!とおっさんの正体が明るみになり、そこから玩具達にもう一度夢と希望を与える、おっさんだからこそ出来る優しさには少しばかり胸打たれるものがありました。

一から全てをやり直し、努力を惜しまず全力でラブ&ピースに向かって突き進め!

鈴木良一の本気の生き方が試される、そんな前向きな余韻を残すラストが秀逸だった。

成功するか挫折するかは紙一重。
どう人生が転ぶかは、その人それぞれのやる気次第。
諦めない気持ちを持つ大切さと、与えられた物を大事にし、何時までも可愛がってあげる心の持ち主であって欲しいという、生きていく上での、物に囲まれて生活していく上での教訓を学ばされたような気がする。

長谷川博己の180度人生が変わって行く中での弱気な男と強気な男との演技の使い分け様がお見事。

終盤、巨大化したピカドンが街を破壊しながらスタジアムまで前進していく、正に鈴木良一の願いをそのまま実現していく特撮シーンが出てくるのだが、特撮以上の特撮映像になっていて歴代ガメラ映画も真っ青になっちゃうかもしれない素晴らしい仕上がりには、園監督のハイライトシーンに対する本気度が伺えた。

前半と後半とでもは大分印象が変わってくる作品なので、なんやこれwと始め思っても我慢して最後まで観てみましょう。
良い映画やん、て私みたいに感想が逆転する方も出てくるかもしれないしね。
クリスマスシーズンの街並みを映し出している事もありますし、今の季節に観るにはピッタリかも。

今作の真野チャン図鑑

台詞なし!
バカで役立たずな鈴木良一を電車内で嘲笑うだけの女子高生役で出演時間1分も無かったかもしれない。
やっぱこれ位ポチャとしてショートの髪型の方が真野チャンは可愛いッス。

評価:★★★
15/11/29DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-11-25
メーカー:キングレコード

オフィシャル・サイト
コメント (6)
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パージ

2015年11月28日 20時13分00秒 | 洋画ホラー
THE PURGE
2013年
アメリカ
85分
サスペンス/ホラー/SF
R15+
劇場公開(2015/07/18)



監督:
ジェームズ・デモナコ
製作:
マイケル・ベイ
脚本:
ジェームズ・デモナコ
出演:
イーサン・ホークジェームズ・サンディン
レナ・ヘディメアリー・サンディン
アデレイド・ケインゾーイ・サンディン
マックス・バークホルダーチャーリー・サンディン



<ストーリー>
パージの日、完璧なセキュリティの家で平穏に過ごすはずだったジェームズ一家。だが、ターゲットとなった男を匿ったことで市民から命を狙われてしまう。

-感想-


余りにも可哀想だからと浮浪者を勝手に家に入れなければ、家族が危険な目に遭わなくて済んだだろうし、若者集団が玄関をブチ壊して進入もしてこなかっただろうし、御近所さん皆が我が家を嫌っているなんて知る事も無かっただろうし、父親が刺されて死ぬという悲劇さえも起こり得る事は無かっただろう。

娘のキチガイ彼氏がいきなり発砲してくるのみに怖い思いをするだけで終わり、この一家は長い一夜を無事に無傷で乗り切れたはずだ。

よって、馬鹿息子にパージ!

殺されかけたのに平和主義を貫いて御近所さんを解放してしまった母親の弱腰な態度も気に食わないので、こいつもパージ!

エロいミニスカ制服を着ている娘にもパージ・・・これはまぁいっかぁ。
いや駄目だ、ミニスカ穿くならパンツ見せろや!
サービス精神の無いお前もパージだ!

評価:★★★
15/11/28DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-11-26
メーカー:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『パージ(2013)』(第1作)
『パージ:アナーキー(2014)』(第2作)
『パージ:大統領令(2016)』(第3作)
『パージ (シーズン1)(2018)<TV>』(TVシリーズ)
『パージ:エクスペリメント(2018)』(第4作)

『フォーエバー・パージ(2021)』(第5作)

コメント (8)
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マシンガン・ツアー ~リトアニア強奪避航~

2015年11月27日 14時26分00秒 | 洋画アクション
REDIRECTED
2014年
イギリス/リトアニア
99分
アクション/犯罪
劇場公開(2015/02/14)



監督:
エミリス・ヴェリビス
脚本:
エミリス・ヴェリビス
出演:
ヴィニー・ジョーンズゴールデン・ポール
スコット・ウィリアムズマイケル
ギル・ダーネルジョニー
オリヴァー・ジャクソンティム
アンソニー・ストラチャンベン



<ストーリー>
マフィアたちの100万ポンドと指輪を奪い、高跳びしたマイケルらおバカ4人組。東欧の田舎町にたどり着いた彼らに、次々とトラブルが降り掛かる。

-感想-

オチが弱いけど全体的にはまぁまぁかな。

大金を強盗して飛行機で高飛びした4人。
そのまま4人はそれぞれでバカ騒ぎしたり、イギリスに帰ろうとしたりと個別に行動し出すんだけど、酔ったまま眠ってしまっていたり気絶させられたりして目が覚めたら見知らぬ場所。

そこから追っかけて来たイギリスのマフィアやリトアニアのギャング達に襲われ始め、大金を返せ!という話が何時の間にやらヴィニー・ジョーンズが指にはめていた指輪を返せという話に摩り替わっていく。

4人皆が別行動しているってのがミソで、お互いがホテルに居ると思い込んでいる為に、最後全員がマフィア達に連れられて合流した時は「お前、何やってんだよ」と驚くのは当たり前。
別行動している事によって、個々のパートをテンポ良く切り替えながらのバラバラだったストーリーを1本に繫げて行く構成は在りがちな演出ではあるが程好く楽しめる。

結局例の指輪をリトアニアのギャング側が持っていた事で、4人を巻き込みながらイギリスマフィアとの銃撃戦が始まり、弾切れ起こして殴り合いへと発展。
リトアニア軍圧勝で決着が付いちゃうのは育った環境が違うんだぜ!という皮肉なんだろうか(笑)。

両者言葉が丸で通じず、
取り合えず指輪を返せや!
何言っているか分からんが喧嘩売ってんだな!!
と意思相通出来ぬまま銃を取り出して威嚇し合うまでの流れもコメディの要素としては上手く成立しているように思える。

ぶっちゃけ『ハングオーバー!』シリーズの亜流みたいな作品だが、あの作品や『パルプ・フィクション』的な時系列をずらしながらの展開が好きな人はそこそこに面白く感じるかもしれない。

記憶がないままに何時の間にか刺青を入れられてたってのも『ハングオーバー!』からそのままの引用だが、背中にチンポは爆笑した。
あんなの入れられたら銭湯や海水浴に行けないじゃないかw

評価:★★★
15/11/27DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2015-07-03
メーカー:パルコ

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ダークハウス

2015年11月26日 15時10分00秒 | 洋画ホラー
DEMONIC
2015年
アメリカ/イギリス
83分
ホラー/サスペンス
劇場未公開



監督:
ウィル・キャノン
『血と銃 BROTHERHOOD』
製作:
ジェームズ・ワン
脚本:
ウィル・キャノン
出演:
フランク・グリロ
ダスティン・ミリガン
コディ・ホーン
ミーガン・パーク
スコット・ミシュロウィック
アーロン・ヨー
マリア・ベロ




<ストーリー>
連続殺人事件が起きたという館に入り込み、心霊現象があるのかを確かめようとする若者たち。
しかし案の定惨劇が起こってしまう。
現場で唯一生き残っていた青年・ジョンに話を聞くルイス刑事だが―。


"『ダークハウス』予告編" を YouTube で見る


-感想-

すまんが良く分からない部分がある。

全員殺さなきゃいけないってのは分かる。
スーパーまで逃げた仲間に無線機を使わせる事で警察の手により撃ち殺させようと画策するのも分かる。
殺させるための演技だったんだろうなってのも分かる。
でもね、ちょっと待てよ、と。
なんか射殺される事前提に話が進んでない?
これ、射殺されなかったら悪魔本体はどうしてたんだ、て凄く疑問に感じるのよ。
刑事が絶対に撃つっていう保証はないやん。
仮に撃ったとしても殺すかどうかまでは流石に予想通りとまではいかんでしょうよ。

ここのシーンだけはどうにも腑に落ちない。
悪魔の都合のみで展開が成立しちゃってる。
悪魔だからそこもちゃんと計算してたんだよ、どうなるのかも読めてたんだよ、て言われてもねぇ、そうだよね!とは素直に頷けない私はややこしい性格。

その他は納得の行く範囲内で収まっていたけれど。

雰囲気は上手く作られていたけれど、怖さはない。
驚かされる演出はあちこちに用意されてましたが、そういうのは多くて全体的な恐怖度は薄いんだろうなぁてのは観る前から予測出来ていたので、まぁこんなもんかなと、案の定期待以上のものは得られなかった。

悪魔が降臨して誰に取り憑いているのかを楽しむ作品。
結果的には取り憑いているんじゃなくて、誰かに成り代わっているてのが大きなポイントで、若者達の降霊術をして惨劇が始まるパートと、その後の刑事や心理学者による生存者への尋問パートとを交互に見せる事で、どうにかして視聴者に対し悪魔の居所を分からなくさせようとする製作サイドの演出努力は買いたい。
見抜けたら当然ツマラナイだろうし、見抜けなかったら驚愕のオチに戦慄を覚えるかもしれない。
私は恥ずかしながら後者でした(笑)。

評価:★★☆
15/11/26DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2015-05-13
メーカー:カルチュア・パブリッシャーズ
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