トリガール！

日本
９８分
青春／コメディ
劇場公開（2017/09/01）



監督：
英勉
『ヒロイン失格』
原作：
中村航『トリガール！』
主題歌：
ねごと『空も飛べるはず』
出演：
土屋太鳳：鳥山ゆきな
間宮祥太朗：坂場大志
高杉真宙：高橋圭
池田エライザ：島村和美
矢本悠馬：古沢
前原滉：横原
佐生雪：メガネ女子
羽鳥慎一：アナウンサー
ナダル：ペラ夫
轟二郎：轟二郎似の住職



＜ストーリー＞
大学入学早々、ひと目惚れした圭先輩に誘われるまま人力飛行サークルのパイロット班に加入した鳥山ゆきなは、ひょんなことから圭先輩とふたりで飛ぶことを決意する。

飛べ

熱血な仲間と空を飛ぶことになっちゃった、最高の夏！

―感想―

実際に「ぎゃふん」なんて言う人間はいません。

ほんまやな。
けど、これ何処かで聞いた事あるな。

中盤までより、中盤以降の方が面白いし、笑える。
全国放送生告白でフラれるとかダサすぎでしょｗｗ
しかもどっちもってｗ

ゲーセンでダンスダンスレボリューションみたいなのを踊る時に、周りの客が全員立ち上がって声援送るてのは観てて寒い。
1月下旬でまだ身も心も凍える時期に更に寒くさせんなてぇの。
日本の青春コメディ映画てたまにこういうしょうもない演出するよね、現実的にあり得ん様なシチュエーション。
嫌いなんで止めて欲しいわ。
デカい声で罵り合っているのに普通に食事している客達もそう、それこそ注目しちゃう案件でしょうが。
逆だよ逆！

まあ可愛いのかな、横顔は好いね、けど個人的にお気に入り顔。


土屋太鳳ちゃんよりも気になったのが、「地味なメガネ女子」を演じた子。

当たり前だが左側ね。
エエやん、めっちゃキュートやん。
けど誰やねん。
佐生雪？
知らんなぁ、初見ですな。
Wikipediaで調べてみたらハーフなんだね。
本編では一言も喋らなかったんだけど、日本語NGなんか？声が聞きたかった。

評価：★★★
１８／０１／３１ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2018-01-26
メーカー：KADOKAWA

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招かれざる隣人

THE ONES BELOW
２０１５年
イギリス
８７分
サスペンス
劇場未公開



監督：
デヴィッド・ファー
脚本：
デヴィッド・ファー
出演：
クレマンス・ポエジー：ケイト
デヴィッド・モリッシー：ジョン
スティーヴン・キャンベル・ムーア：ジャスティン
ラウラ・ビルン：テレサ



＜ストーリー＞
ケイトとジャスティン夫婦が住むアパートの1階に、テレサとジョン夫婦が引っ越して来る。妻はどちらも妊娠中だったが、ケイトたちの飼い猫が原因でテレサが階段で転倒し、流産してしまい…。

―感想―

前日に観た『女は冷たい嘘をつく』に続いての他人の赤ちゃん奪取作戦サスペンス映画。

猫に驚いて階段を転げ落ち、それが原因で流産した夫婦が、こうなったのは全部お前ら夫婦の責任だ！と怒鳴り散らし、母親に向かって「赤ちゃん産ませないからね」と脅す。
しかし数日経って、何事も無かったかのように振る舞う流産夫婦。
主人公夫婦は無事に元気な赤ちゃんを出産。
一度は喧嘩になった仲なのに、やめときゃいいのよ、赤ちゃんの子守を頼んだりして、次第に何かがおかしいという事に気付き出す。

流産夫婦は別荘で休養していた間、2人で作戦練って、産ませないよりも産ませてその子を自分達の子にしちゃおう、そういう結論に達したんだろうね。
一気にやらず、じわじわと子を懐かせ、自分達の方へと引き寄せていく。
主人公夫婦の妻は嫌な予感を抱き、違う家に住む事を夫に提案し、それを夫も了承。
引っ越しの準備に入るが時既に遅しで、魔の手は静かに主人公夫婦の妻の身に伸びていた。

これ、一番可哀想なのは妻と子をいっぺんに失った主人公夫婦の夫でしょ。
彼、一応平和的に解決しようとしてたからね。
そんなさなかに起きた、妻子の死。
狂乱しちゃうのも分かるわ。

計画通りに事が上手く行って、流産夫婦はしてやったりで御満悦。
子を失った女の恨みは怖いやね。
けど、階段転げ落ちたのは猫のせいにしていたけれど、酒をがぶ飲みしてたのは事実だし、慌てるようにしてドアから出ようとしたのもそうだし、全部が全部、主人公夫婦に否があるとは思えずで、流産夫婦の表情には一切出さず心の中に包み隠した怒りのサイコっぷりに背筋がゾッとなる作品ではありました。

評価：★★★
１８／０１／３０ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2018-01-06
メーカー：ミッドシップ

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女は冷たい嘘をつく

MISSING
２０１６年
韓国
１００分
サスペンス／犯罪
劇場公開（2017/10/30）



監督：
イ・オンヒ
脚本：
イ・オンヒ
出演：
オム・ジウォン：イ・ジソン
コン・ヒョジン：ハンメ
キム・ヒウォン：パク刑事
パク・ヘジュン：パク・ヒョンク



＜ストーリー＞
娘の親権をめぐり元夫と調停中のシングルマザー・ジソンは、ベビーシッターのハンメに娘の世話を任せ、仕事に追われる生活を送っていた。そんなある日、ハンメと娘が姿を消し…。

―感想―

全て計画性のある犯行だったて事ね。
自分の子供は病院から追い出され、代わりに他人の赤ちゃんがベッドに寝かされる。
それを見て、復讐を決意した。

自分勝手です！

払うべきものは期日内にきちんと払えよ、まあそういう事ですよ。
強引に追い出されても仕方ねぇでしょ、それを逆恨みにして、人の子を自分の子として育てようとするその腐った考え、幾ら韓国と言えども許される事じゃありませんで。

話が進む毎に色んな真実が明らかになるので、そういう意味では一本調子な展開になっていなくて退屈はしない。
無能韓国警察も今作では頑張っていた方か。
しかし、奪われた母親もかなり考えものだよねぇ。
仕事に追われて、育児ほったらかしでしょ？
ベビーシッターに全部任せの癖に、親権は譲らない、これじゃあちょっと筋が通らないよなあ。
結局その親権問題がどうなったのかまでは描かれてなかったけれど、世話を見てくれる祖母ちゃんが居る父親に委ねた方が子供にとっても幸せになるんじゃないかとは思う。
この母ちゃんじゃ、ほとぼり冷めたら、又同じ様な生活送ってそうな気がする。

評価：★★★☆
１８／０１／２９ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2017-12-06
メーカー：クロックワークス

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ザ・コレクター ～監禁地帯～

THE BLACKBURN ASYLUM
２０１５年
カナダ
８５分
ホラー／サスペンス
劇場未公開



監督：
ラウロ・チャートランド
『沈黙の復讐』
出演：
カラム・ワーシー
サラ・リンド
エミリー・ウラアップ
アレクサンダー・カルヴァート
ザック・ペラドゥー
ケン・カージンガー
ブラッド・ロリー



＜ストーリー＞
旅行中、山火事と崖崩れに遭遇し、ゴーストタウンと化した鉱山町にたどり着いたジェイドたち。ガソリンスタンドで働く老婆に言われるがまま、彼らは荒廃した鉱山でひと晩を過ごすことになるが…。

―感想―

ガソスタ店主の双子ババア、普通に良い人たちじゃねぇか。

主役の若者集団にうるさい女が一人おるね。
こういう奴程、足手まといになるのよ。
ほら、足首くじいて痛めた。
ティーンホラーで山中とかを走って逃げる途中、足をくじく率１００％、てのをどっかで検証してくんねぇかな。
さっさと死んで欲しい人間に限ってしぶとく生き残るのは腹が立つ。
只腹が立つ分、死んだ瞬間はウェーイｗｗてなるけど。

主人公含めて全員そうなんだけど、何故して「戻る」選択を取るのか。
逃げれるなら逃げればいいやん。
「彼を放ってはおけない」
「仲間を見捨てられない」
挙句
「赤ちゃんを助けなきゃ！」
いやいや、赤ちゃんお前の子供ちゃうやんけ。
赤の他人の赤ちゃん、死ぬ気で救おうと思うその余計な勇気、意味分からんし。

精神病患者の生き残り、殺人鬼軍団も計画性があやふや。
それ以上に、標的にチャンスを与えてどうする。
バーナーで焼き殺そうとした瞬間に近くで物音がして、見に行くの、一人だけでええやろ。
全員で見に行くか？誰か見張りで残れや。
そのバーナーを置きっぱにしたまま居なくなるから、殺されそうになった女はそれを使って手首を縛っていた紐を焼いて解きその場から逃げ出しちゃう。
様子見から帰って来た殺人鬼は女の姿がそこにあらずで、キー！と地団駄。
バカだろ。
あ、精神病者だからか、仕方のないバカだな。

いやあつまんなかった。
裁縫が趣味という設定があるのなら、それを使った強烈なグロ映像を作るとか最低限の仕事をして貰いたいやね。
ホラーとしての怖さなし、登場人物全員アホ、行方不明者続発しているのに鉱山を調べもしない地元警察の無能さ、呆れる展開の応酬と、見所ナッシング。
はずれ。

評価：★
１８／０１／２８ＤＶＤ鑑賞（準新作）
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レンタル開始日：2017-11-02
メーカー：ファインフィルムズ

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サンズ・オブ・ザ・デッド

IT STAINS THE SANDS RED
２０１５年
アメリカ
９２分
ホラー
劇場未公開



監督：
コリン・ミニハン
『エクストラ テレストリアル』
製作：
コリン・ミニハン
脚本：
コリン・ミニハン
編集：
コリン・ミニハン
出演：
ブリタニー・アレン
フアン・リーディンガー
クリストファー・ヒギンズ
マーヴィン・モンデシア



＜ストーリー＞
ゾンビの脅威にさらされた町から脱出するため、モリーは恋人のニックと共に飛行場へ向かっていた。しかし道中、ニックがゾンビに食い殺され、モリーはたったひとり砂漠に取り残されてしまう。

―感想―

前日の『新感染　ファイナル・エクスプレス』に続いてのゾンビ映画。
こちらは米国産だけあってきっちりと臓物振る舞うグロサービスを提供。
ゾンビは人を貪り食って内臓引きずり出してこそに魅力がある、てのがアメリカ人の精神なんだろうなあ。
その常識を覆してくれたのが『新感染』であって、映像にスピードと迫力があればグロ無くても立派なゾンビ映画は作れるというのを証明してくれた。

さて本作ですが、結構地味。
というのも、広大な砂漠を飛行場目指す終盤まで延々と主人公である女性モリーと、彼女の恋人を襲って食ったゾンビが縦に並んで歩いているだけ。
何でかゾンビも数歩後ろに下がってモリーの後を付け回す。
モリーの言葉を借りたらストーカーかよ（笑）。
これだけ長く一緒に歩いていたら情が沸くのかね、モリーはゾンビに「スモール」という名前を付けて、自分を襲わない様に手懐けていく。
途中砂嵐に遭い、砂に埋もれて倒れていた所を車で通りかかった二人の男に助けられるんですが、実は刑務所から脱走中の男達でして、「うほｗ久しぶりの女だぜｗｗ」とモリーを突然レイプ。
このままじゃ中出しされちゃう～～て時に、ワイの出番や！！と現れるのがスモール。

ワイが目を付けた女に手を出すんじゃねぇ！！の図。

スモールの手柄？によって中出しの悪夢から救われたモリーは更に温情を感じてしまい、折角軍の車両と遭遇出来たのに、スモールを撃たないで！！と懇願。
「変な女だな、勝手にしろ」
兵士も呆れ顔になるも去る前にスモールの足を撃ち抜いて「ナイスヒット！」と嘲笑う。
足を撃たれたら流石にゾンビでも立てない。
出血多量で徐々に衰弱していくスモールをそのまま見捨てられなくなったモリーは、泣きながら大きな石で頭を叩き潰してしまう。

数日連れ添ってきた仲だっただけに、モリーが悲しむ姿も理解出来る。
人と怪物、ある意味異種間の垣根を超えた友情映画かもしれんね。

初めに書いたように、絵面的には地味な作品なんですけど、モリーがゾンビと寄り添って変な情を出しながら一方通行の会話をし、目的地に向かってひたすら歩く過程に、この関係最後どうなるんだ？といった妙な惹きつけが起き、目が離せない先の楽しみがあった。

その関係は兵士に足を撃たれた事で断たれるが、話はそこで終わらず、その後一人っきりになったモリーのケジメを見せられる。
終盤まではゾンビに対する恩からくる「情」で、終盤からは姉に引き取って貰った実子に対する母としての「情」。
空き缶で作った糸電話が良い感じに泣きアイテムになっており、本来なら仲間と落ち合って飛行場からメキシコへと逃げる予定をキャンセル、モリーは奇跡的に連絡が取れた実子を救いに車乗り込み姉の家へと一目散に走らせる。
この実子が女の子みたいに可愛くてねぇ、ゾンビに噛まれた姉は焼身自殺しており、モリーは捨てていた「母」の「愛」を取り戻し、今からは我が子の為に自分が盾となって戦うんだ、そういった強い決意を表情として出し、その後の成り行きは御想像にお任せで作品はプツッと終わる。

おい、丸投げかよ、て呆気にとられたが、幾つもの修羅場を潜り抜けてきたモリーなら、子の為に頑張って生き延びていくんじゃないかなと、頭の中で思い浮かべられたわ。
奇妙なゾンビとの友情物語でありながら、本当はモリーの女としての母親としての成長物語でもあるこの作品、意外と悪くはないぞ。

評価：★★★
１８／０１／２７ＤＶＤ鑑賞（準新作）
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レンタル開始日：2017-11-02
メーカー：ギャガ

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