銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で10周年。3500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

ロストボーイ:ニューブラッド

2012年02月29日 21時38分44秒 | 洋画ホラー
LOST BOYS: THE TRIBE/08年/米/94分/ヴァンパイア・ホラー・アクション/オリジナルビデオ
監督:P・J・ピース
主な監督作:『スモーキン・エース2』

出演:
タッド・ヒルゲンブリンク…クリス
主な出演作:『アミューズメント』
アンガス・サザーランド…シェーン
オータム・リーサー…二コール
主な出演作:『スモーキン・エース2』
コリー・フェルドマン…エドガー・フロッグ
過去出演作:『ロストボーイ』
コリー・ハイム…サム
主な出演作:『アドレナリン2 ハイ・ボルテージ』
ジェイミソン・ニューランダー…アラン・フロッグ
過去出演作:『ロストボーイ』
トム・サヴィーニ
過去出演作:『プラネット・テラー in グラインドハウス』
<ストーリー>
カリフォルニアにある怪しげなサーフタウンにやって来たクリスと妹のニコール。やがてニコールは町の若者と恋に落ちるが、その男の正体は獰猛な吸血鬼だった。
<感想>
前作から21年ぶりの続編。

冒頭「俺の敷地に入るな!ウキ~!!」となるトム・サヴィーニはヴァンパイア。
勝手に入って来た若者達もヴァンパイア。
両者睨み合い。
行け!トム・サヴィーニ!!
しかし呆気無く内臓引っ張り出されて首チョンパ。
ここでタイトル出現。

この前振り、意味分からん。
てか意味あるの?

唐突に出てくるコリー・フェルドマン。
前作はコミック屋店員だったが、今作はサーフボード修理屋。
修理屋のくせにサーフボードでヴァンパイアの頭をぶん殴る暴挙に出る。
直すのが本職なのに破壊するなんてまぁ素敵。
仕事はあくまでもヴァンパイア・ハンターなんだなこいつは。
ヴァンパイアを倒す事に夢を賭けているなんてナイスな人生だ。
しかも、ネットでなんちゃって神父の資格を得たらしい。
参考書は前作同様吸血鬼漫画だ。
「コミックを馬鹿にすんな!」
お約束の台詞も飛び出す。
存在感だけは一丁前だが、余り役に立っていなかったのが残念。
キャラとしては面白い男だけにもっと彼をフィーチャリングするべき。

キーファー・サザーランドが吸血鬼の親玉を演じた前作だったが、今作はアンガス・サザーランドがその位置に立っている。
2作続けてサザーランド一家が出しゃばってくるなんて何て乙な演出なんだ。
3作目は是非とも親玉役は大黒柱のドナルド・サザーランドで!
と思っていたらどうやらそれは無いみたいだチェッ。

21年も経つと同じ題材でも雰囲気はガラッと変る。
グチャドロ描写がいかにも今風。
ヴァンパイアの死に様がもろスプラッター。
石化してバ~ンなんて軽いフック。
口から物凄い量の血反吐を巻き散らす様にボディ一発。
頭部破壊でカウンターパンチKO。
私的にはこれ位のグロ描写の方が、心地よく脳に効いてマットに横たわれる。
ホラーはやっぱりグロでしょ。
て事で、他人愛より兄弟愛の方が強かったというオチは置いといて、まぁ普通に面白かった。

ただこの作品、冒頭の意味不明もそうだが、ラストも意味不明なのだ。

あんた達、『グーニーズ』を知らないのかい!?

叔母ちゃん、もうちょっと空気読もうぜ。

今作の美女図鑑

ヴァンパイアと恋に落ちてハーフヴァンパイアになっちゃうニコールちゃん。
最後は助けに来た兄ちゃんよりも美味しい所持って行っちゃいます。

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『ロストボーイ(1987)』(第1作)
『ロストボーイ:ニューブラッド(2008)』(第2作)
『ロストボーイ サースト:欲望(2010)』(第3作)

評価:★★☆
12/02/29DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2008-09-10
メーカー:ワーナー・ホーム・ビデオ

オープン・ユア・アイズ

2012年02月28日 21時24分40秒 | 洋画サスペンス
ABRE LOS OJOS/97年/スペイン/117分/ミステリー・サスペンス・ドラマ/劇場公開
監督:アレハンドロ・アメナーバル
主な監督作:『アザーズ』
脚本:アレハンドロ・アメナーバル
音楽:アレハンドロ・アメナーバル

出演:
エドゥアルド・ノリエガ
主な出演作:『バンテージ・ポイント』
ペネロペ・クルス
主な出演作:『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』
ナイワ・ニムリ
フェレ・マルティネス
主な出演作:『ダークネス』
<ストーリー>
自由な恋愛を楽しむ裕福な青年・セサルが、ある女性によって引き起こされた交通事故以降、奇妙な運命を辿り始める。
<感想>
リメイク版が結構お気に入りなんで、前々から観たかったオリジナル。
中古VHSを所有していたので鑑賞。

ふくざつ~~~。

解った様な解らなかった様な。
なんとも言えないモヤモヤ感だけが凄く観終わった後に残ります。

要は主人公セサルが見ている世界は夢なのか、それとも現実なのか、それを観客側にも曖昧な描写で謎かけている作品なので、結局「え?どういうこと??」とはっきりさせてくれないラストはユニークでありながらも腹立つ部分が大きいかな(笑)。

オチも含め、終盤に差し掛かるに連れて、何かが起きるかもしれないという期待感が生まれてくるので、物語に引き込まれるものはあります。
でも明確な答えは描かれていないんですよね~。
我々の判断に委ねる形で終幕するので、「なるほど!!」とポンッと手を打つ爽快感は味わえないのがいやはや何とも^^;

似た様な展開ながらも、まだ少しは話が分かり易かった3大スター共演のリメイク版の方が私は好きです。

今作の美女図鑑

ペネロペちゃん。
チャーミング過ぎる美貌にうっとり。

関連作:『バニラ・スカイ(2001)』(リメイク)

評価:★★★
12/02/28VHS鑑賞(中古)
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レンタル開始日:2002-12-18
メーカー:ポニーキャニオン

ここからは未成年は閲覧禁止だよ。
おっぱい観たけりゃ大人になれ!
























【ペネロペの乳房】へようこそ

好い形をしてらっしゃる!!
ムラムラ度(4/5)

ダーティハリー2

2012年02月27日 20時38分56秒 | 洋画アクション
MAGNUM FORCE/73年/米/123分/犯罪アクション・サスペンス/劇場公開
監督:テッド・ポスト
脚本:マイケル・チミノ

出演:
クリント・イーストウッド…ハリー・キャラハン
過去出演作:『恐怖のメロディ』
ハル・ホルブルック…ブリッグス警部補
主な出演作:『クリープショー』
フェルトン・ペリー…アーリー・スミス
ミッチェル・ライアン…チャーリー・マッコイ
デヴィッド・ソウル…ジョン・デイヴィス巡査
<ストーリー>
サンフランシスコ警察殺人課のハリー刑事は相変わらず事件に明け暮れていた。そんなある日、完全武装した警官らしきグループによる、射殺事件が起きる。事件は以降も次々と発生。ハリーは独自捜査で犯人グループを探り出すが…。
<感想>
街に蔓延る悪党どもをこの世から消し去る為に自警団と化した白バイ警官が問答無用で射殺しまくる。
その事件を担当したハリーが、彼らに「ヒーローぶってはいるがやっている事は悪党と同じ」と真っ向から立ち向かっていくシリーズ第2弾。

真犯人捜しに首を突っ込み過ぎた事で、時限爆弾等で殺されそうになったハリーによる怒りの44マグナムが火を噴く!!

作品自体が社会派サスペンス調に成っている為、1作目と比べるとハリーの出番は割と少なく、またどっちかというとサブキャラに近いイメージ。
白バイ警官を軸にした話となっています。
それでも随所随所で良い仕事はしてますよ。

白バイ警官は一体誰なのかってのもミソ。
私はてっきりハリーの考えと同じく自殺騒動を起こした警官チャーリーなのかと思っていましたが。
それと最終的には白バイ警官‘たち’ってのが分かり、更に彼らを操る黒幕が存在した事も作品を盛り上げる意味では面白い展開になっています。

終盤での白バイとの長時間に渡るカー・チェイスは白熱したものになっており見応え充分。
カーブを曲がる度にキキキーと音を上げるアメ車。
銃で窓を撃ち破られようが、対向車と接触して車体が破損しようが懸命に逃げ回るハリー。
登り坂の切れ目をハイジャンプしていくスピード感。
手に汗握るシーンでありました。

自身の郵便受けに仕掛けられていた爆弾を、きっちり黒幕にプレゼントするラストも爽快。

やたらと女性にモテまくるハリーの刑事としての男前さが光る秀作。

序盤の見所、機長に変装したハリーがハイジャック機に乗り込み、出来もしないのに飛行機を操縦し、副操縦士から「操縦した事があるのか?」の問いにあっさりと「ないね」と答え、急ブレーキを踏んで犯人達をチョチョイと始末してしまう所はユーモアに満ちた必見シーン。

関連作:
『ダーティハリー(1971)』(シリーズ第1作)
『ダーティハリー2(1973)』(シリーズ第2作)
『ダーティハリー3(1976)』(シリーズ第3作)
『ダーティハリー4(1983)』(シリーズ第4作)
『ダーティハリー5(1988)』(シリーズ第5作)

評価:★★★☆
12/02/27VHS鑑賞(中古)
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レンタル開始日:2001-11-23
メーカー:ワーナー・ホーム・ビデオ
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BUNRAKU ブンラク

2012年02月26日 13時03分03秒 | 洋画アクション
BUNRAKU/10年/米/124分/ファンタジー・アクション/劇場公開
監督:ガイ・モシェ
脚本:ガイ・モシェ

出演:
ジョシュ・ハートネット…ドリフター(流れ者)
過去出演作:『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』
ウディ・ハレルソン…バーテンダー
過去出演作:『ディフェンドー 闇の仕事人』
GACKT…ヨシ
ケヴィン・マクキッド…キラーナンバー2
過去出演作:『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
ロン・パールマン…ニコラ
過去出演作:『デビル・ハザード』
デミ・ムーア…アレクサンドラ
過去出演作:『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』
<ストーリー>
人間が戦争を繰り返した末に灰から生まれた新世界に流れ者の侍・ヨシがやって来る。
<感想>
豪華過ぎるメンツに触手が動いて借りたんだけど、なんだかなぁってな映画でした。

結構格闘シーンが多いんだけれど、皆の動きが妙にミュージカルっぽい。
わざとらしいんだよ演技が。
『ウエスト・サイド物語』みたいなオーバーリアクションなんだな。
オープニングからそれなんで、この瞬間に「地雷踏んだかも・・・」という嫌な予感が。
結果的には予感的中の何ともお寒い作品でして。

電子タバコに火を付けるというギャグもダダ滑り。
銃が禁止された世界の話なんで、武器は刀系が主流。
鼻息荒くしてハリウッドに乗り込んだGACKTが侍スタイルで立ち回りを見せるんですが、これが全く様に成っていないという悲しさ。

学芸会みたいなレトロな街セットも

低予算ですけど何か?

みたいな監督の開き直り様が思いっきりB級感及び安っぽさを滲みだしていて、物語が進むにつれてどんどん観る気が失っていくのです。
なもんで、途中辺りから「あれ?こいつら何をしてたんだっけ?」と思っちゃうのだから、私としてはどうでもよくなっちゃってたんだろうな(笑)。

大ボス・ニコラもそうだが、配下のキラー達もやけに派手な動きでジョシュやGACKTを追い詰めていくのに、「なんでそうなる!!」とつっ込まずには居られない倒され方をします。
油断し過ぎというか、詰めが甘すぎるにも程があるだろって。
監督が演出下手なんだろうけど、余りにも呆気無い決闘終わりに「そんなんでえぇの?」と苦笑しちゃう事もしばしば。

デミ・ムーアの役も結局何だったのか。
存在感も薄けりゃ、おい、何か死んじゃったぞ、みたいな意味不明さ。

作風は漫画の世界をそのまま画にしたようなものなので、この辺でもう好き嫌いが分かれるかと。
GACKTがハリウッドデヴューしたとんでも映画として後々語り継がれるかもしんないけど、もうちょっと出る作品は選ぼうぜ。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★
12/02/26DVD鑑賞(新作)
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メーカー:松竹ホームビデオ
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ラビット・ホラー

2012年02月25日 13時40分19秒 | 邦画ホラー
11年/日本/83分/ファンタジー・ホラー・サスペンス/PG12/劇場公開
監督:清水崇
過去監督作:『戦慄迷宮 THE SHOCK LABYRINTH』
脚本:清水崇
撮影:クリストファー・ドイル
主題歌:SCANDAL『BURN』
特殊造型監修:西村善廣

出演:
満島ひかり…キリコ
過去出演作:『愛のむきだし』
香川照之…公平
過去出演作:『あしたのジョー』
大森南朋
過去出演作:『ゴールデンスランバー』
緒川たまき
過去出演作:『乱歩地獄』
澁谷武尊…大悟
<ストーリー>
母親の死がトラウマとなり口が利けなくなった少女・キリコ。ある日彼女は着ぐるみのウサギに導かれて消えた弟を追って、不思議な世界へと足を踏み入れるが…。
<感想>
レンタル版は2Dなのに、3Dで観ているかの様な錯覚に陥るシーンがある。
それが劇中劇で流れる『戦慄迷宮 THE SHOCK LABYRINTH』からうさぎの縫いぐるみがスクリーンから飛び出し、大悟の手に渡るシーン。
ここは凄いと思った。
2Dでも画が飛び出している!と思わせるのだから、大した映像技術だ。
遊園地での雨がスローになる所も上手い。
その中をキリコが走り抜ける様は正に幻想的だ。

母親を殺してしまった事から自責の念に駆られ声が出せなくなったキリコ。
演じるのは邦画界のミューズ満島ひかり。
表情だけでもしっかりと喜怒哀楽を使い分けている。
流石だ、と唸らせるだけの演技力を今作でも堂々と披露してくれていた。
若手女優の中でも天才的な才能を持っている事は確か。
表情演技だけでこうも魅せられる女優も数少ないだろう。

そんなキリコが螺旋階段から突き落とされ、貯め込んでいた恐怖を爆発させるかのように絶叫する。
そして
「私・・・声が出た」
声が出なかった少女が声を出し、その事に対して自分でも驚きつつも、人魚姫の如くその代償として死を迎える。
インパクトを与える、記憶に残す意味でも美し過ぎる、そして切な過ぎる光景だった。

うさぎの着ぐるみが度々現れるが、これが中々怖い。
そのうさぎの瞳がぐるっと動く所もそうだが、棺桶の中で眠る大悟の母が突如目を開き血の涙を流す所、妄想が独り歩きし始めた事で大悟が現実化し、キリコを陥れる際に眼球が真っ黒になる所(通称俊雄eye)等を含め、目を使った恐怖演出が震えを抱かせる上では抜群の効果を発揮している。
眼球ショックを得意とする清水監督だからこその優れ技。

中盤辺りまでは良く解らない展開だったが、大悟に関しての真実が明るみに成った時には全ての謎が解けた様でサスペンス好きには堪らない驚きを味合わせてくれる。
これは韓国映画『箪笥<たんす>』のオチと非常に良く似たものだが、例え二番煎じであろうとも驚愕させる点では面白い試みではある。

うさぎの着ぐるみをモンスターアイコンとして出した時点で下手するとコメディに成りかねない。
しかしそこは清水監督であり、しっかりとホラー映画として成立させているのだから、脚本の上手さと、雰囲気作りの巧みさには感服せざるを得ないだろう。

因みの特典映像としてフェイク予告『兎年』というものが入っていたが、こちらは完全にコメディタッチな作り。
これはこれで実に味わい深いものがあった。

今作の自分の娘にしたい子役図鑑

まだ言葉が話せた時の幼少時代のキリコ。
この子が成長すると

満島ひかりになる。
顔立ちが良く似た子役を上手く探せ出せたものだ。

オフィシャル・サイト

評価:★★★☆
12/02/25DVD鑑賞(新作)
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メーカー:バップ
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この愛のために撃て

2012年02月24日 16時34分12秒 | 洋画サスペンス
A BOUT PORTANT/10年/仏/85分/サスペンス/PG12/劇場公開
監督:フレッド・カヴァイエ
過去監督作:『ラスト3デイズ ~すべて彼女のために~』
脚本:フレッド・カヴァイエ

出演:
ジル・ルルーシュ…サミュエル
過去出演作:『アデル/ファラオと復活の秘薬』
エレナ・アナヤ…ナディア
過去出演作:『シャッター ラビリンス』
ロシュディ・ゼム…サルテ
ジェラール・ランヴァン…ヴェルネール
過去出演作:『ル・ブレ』
<ストーリー>
パリ市内の病院に勤務する看護助手のサミュエルは、突然家に押し入ってきた謎の男たちに妻を誘拐され…。
<感想>
事態は常に激しく動いている・・・。

長編2作目にしてまたもや傑作ノンストップ・サスペンスを誕生させた。

序盤で見せるサミュエルとナディアの幸せそうな姿。
2人とも初めての自分達の子がお腹の中でスクスクと育っているだけあって本当に嬉しそうな顔を見せてくれます。
特に満面の笑みを浮かべて夫にキスをねだるナディアが可愛らしく微笑ましいものがあります。

しかしそんな幸せな日常も束の間、突如侵入してきた男にサミュエルは頭を殴打され気絶、ナディアは何処かへと連れ去られてしまう。
何が起きたのか把握出来ない中、携帯に掛って来た1本の電話。
「入院中のサルテを連れ出してこい」
こうして妻を助ける為に看護助手サミュエルの奮闘が始まって行きます。

二転三転とする話の流れには否応なしに引き込まれていく。
どう話が転んでいくのか全く予想出来ない為に緊張感も必然と生まれます。

汚職警官の存在。
彼らにハメられた連続強盗犯のサルテ。
指名手配中のサルテを病院から無理矢理連れだした事で警官たちに追われる身となったサミュエル。

全ての事件の解決を握るのは警察署のヴェルネールの金庫に保管されたUSBメモリー。

正に息もつかせぬ怒涛の展開!!

特に終盤に起きる大混乱に陥った警察署内で、今にも女性警官に殺されそうになるナディアをサミュエルが必死で探しまわる姿にはハラハラとさせられます。

サルテの機転により、ヴェルネールの悪事が善良警官たちの目に入り、一瞬にして署内が沈黙と化し、その沈黙が数分もの間続くシーンは本編一番の見所。
ヴェルネールを署員一同が冷やかな視線を送るこのシーンは、サミュエル同様「どうだ!!」という気持ちが私にも生まれてきて、とても気分が晴々となる瞬間でした。

弟を惨殺された恨みを、しっかりとラストで果たすサルテの静かなたたずまいにも、そう簡単には生かしておかないという落とし前の付け方が観て取れて、気分良く観終える事が出来ました。

再びナディアが小さな生命を宿し、家族皆に明るさが戻るエンディングも素晴らしい。

フレッド・カヴァイエ監督の物語作りの上手さには心から感心させされる。
次回作も期待大!

今作の美女図鑑

ナディア役のエレナ・アナヤ。
笑顔が素敵。

今作の自分の娘にしたい子役図鑑

色々とありましたが、無事に生まれてこんなにも大きくなりました。
サミュエルとナディアの愛情を体全体で受け止めて、無邪気に甘える姿が可愛らしい。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★★
12/02/24DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-02-24
メーカー:ブロードメディア・スタジオ

関連作:
『ポイントブランク ~標的にされた男~(2014)』(リメイク)
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー

2012年02月23日 23時04分53秒 | 洋画アクション
CAPTAIN AMERICA: THE FIRST AVENGER/11年/米/124分/SFアクション・アドベンチャー/劇場公開
監督:ジョー・ジョンストン
過去監督作:『ウルフマン』
製作総指揮:スタン・リー

出演:
クリス・エヴァンス…スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ
過去出演作:『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』
トミー・リー・ジョーンズ…フィリップス大佐
過去出演作:『ノーカントリー』
ヒューゴ・ウィーヴィング…シュミット/レッド・スカル
過去出演作:『ウルフマン』
ヘイリー・アトウェル…ペギー・カーター
セバスチャン・スタン…バッキー・バーンズ
過去出演作:『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式』
ドミニク・クーパー…ハワード・スターク
トビー・ジョーンズ…ドクター・ゾラ
過去出演作:『ミスト』
スタンリー・トゥッチ…エイブラハム・アースキン博士
過去出演作:『ラブリーボーン』
サミュエル・L・ジャクソン…ニック・フューリー
過去出演作:『4デイズ』
<ストーリー>
極秘実験に志願して驚異の身体能力を得た青年・スティーブが、さまざまな試練に立ち向かい、ナチス科学部門のヒドラ党を率いる支配者、レッド・スカルに戦いを挑む。
<感想>

「この惑星の住人たちは戦争を好んで行っているちょっと変わった生き物だ」

そんな宇宙人ジョーンズのナレーションが入りそうな戦争ヒーローもの。

期待して無かったけれど、その通りだった。
監督が『ジュマンジ』『ジュラシック・パーク III』『ウルフマン』と私的には微妙な作品が多いジョー・ジョンストンだけに、「やっぱこの監督は娯楽作を撮らせたら下手糞だ」と心の中で大きく頷いてしまった。

超人パワーを武器に敵陣突破していくキャプテン・アメリカの雄姿には格好良いものはあるが、そう思わせるのもごく一部のシーンだけで、全体的には妙にまったりとした展開。
燃えさせるようなアクション場面が極端に少ないのは考えもの。

時代は第二次世界大戦真っ只中なのに、近未来の話か?と思ってしまう様な兵器や乗り物がガンガン出てくるので失笑どころの話じゃない。
元がマーベルコミックなのである程度フィクション的な部分があっても仕方が無いとは思うが、にしてもビーム光線とかファルコン号もどきの戦闘機なんかを観ていると「SWかよ!」とつっ込まずにはいられなかった。
確かにジョー・ジョンストンはILM社のSW畑で育った人だけどさ、そんなに未練があるなら他のオリジナル映画でやれ!

話変わってシュミットが人面マスクをはぎ取った瞬間、悪の頭領レッド・スカルになるのだが

気持ちわるっ

と呟いてしまうのは序の口で、キューブの力で燃え尽きてしまう自滅死に至っては

戦って死ねよ!!

と呆れ果てるばかり。

監督は盛り上げ所を知っておきながら、敢えて盛り上げなかったのか。
それとも単に盛り上げて面白くさせる演出の仕方を知らないだけなのか。
はたまたこれで十分「盛り上げた!」と悦に浸っているのか。

何にせよ、ビジュアルだけ良くても画は空っぽな、ど素人監督が撮った様なお粗末アクション盛り沢山。
まるでウーヴェ・ボルの作品を観ているかの様だった。
いや、まだウーヴェ・ボルの方が私を楽しませてくれるぞ、と。

ニック・フューリーが登場するラストも、『アベンジャーズ』に繋げる為に追加したと思われても仕方が無い強引さが更に安っぽさを引きずっている。

70年もの間、どうやって眠ってたんだよ??

2時間越えの尺を使っておきながら終盤が余りにもグダグダ、適当過ぎる。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』(第1作)
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)』(第2作)
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』(第3作)

評価:★★☆
12/02/23DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-02-24
メーカー:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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元カノ ~憑き纏う女~

2012年02月22日 23時11分04秒 | 亜細亜ホラー
MY EX/10年/タイ/86分/ホラー/PG-12/劇場未公開
監督:ピヤポン・チューペッチ
脚本:ピヤポン・チューペッチ

出演:
シャクリット・ヤムナーム
過去出演作:『バンコック・デンジャラス』
ワニーダ・タームタナポン
ナバディー・モックハベサ
<ストーリー>
女好きの人気俳優・ケンは、妊娠した遊び相手・ミーンを捨ててしまう。やがて女優・プロイとの結婚を真剣に考え始めたケン。そんな中、彼の遊び相手だった女たちが次々と無残な死を遂げていき…。

<感想>
誰も手を出さなさそうなピンク系OVみたいなタイトルですけど、れっきとしたタイ製怨念ホラーです。

これが結構怖い。

「わ!」と驚かしてくる演出、ヒタヒタと迫ってくる威圧的な演出、不気味な怨霊の姿で凍りつかせる演出と、怨霊ホラーとしての基礎的な要素をきっちりと押さえている。

『the EYE』『心霊写真』に通じる雰囲気も醸し出しており、時折背筋を寒くさせるような恐怖感も味わえます。

犠牲者となる人物のバックショット、肩越しからのショットが頻繁に使用されているが、これが中々効果的になっている。
明かりがチカチカするタイミングを見計らって、怨霊がドンッ、ドンッ、ドン!!と画面に(犠牲者の背後に)近付いてくるシーンは身も心もブルブルしちゃいます。

特殊メイク・造形も気合が入っており、顎が外れ舌が飛び出したマネージャーが掴みかかってくる場面や、ケンに捨てられた女が自ら胎児を取り出し自殺して果てる様を克明に描いた場面なんかは、不気味さ、気持ち悪さが画面に滲み出ていて上手く作っているなと感心させられるものがあります。

あれだけ恐ろしい目に遭っておきながらも、何事も無かったかの様にまた新しい女と恋仲になり、「いい加減にしろ」と言わんばかりにマンションから突き落とされるラストも後腐れ無くて良い感じ。

シンプルなストーリーながらも、ホラー映画としてはきちんと出来上がっているので、これは結構な拾い物でしたよ。

関連作:『元カノ Death(2010)』

評価:★★★☆
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メーカー:キュリオスコープ
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ホステル3

2012年02月22日 21時22分42秒 | 洋画ホラー
HOSTEL: PART III/11年/米/88分/ホラー/オリジナルビデオ
監督:スコット・スピーゲル
過去監督作:『フロム・ダスク・ティル・ドーン2』
製作:スコット・スピーゲル
原案:イーライ・ロス

出演:
キップ・パルデュー
過去出演作:『サブウェイNY』
ブライアン・ハリセイ
ジョン・ヘンズリー
過去出演作:『シャッター』
サラ・ハーベル
過去出演作:『バタフライ・エフェクト3/最後の選択』
<ストーリー>
独身最後のパーティーと称してラスベガスにやって来た男友達4人組。そこで出会った美女たちに連れて行かれた先は、人が人を拷問することのできる会員制クラブだった。
<感想>
男4人がバチェラー・パーティ目的でラスベガスにて羽目外し。
朝起きたら頭がガンガン痛い。
昨日は相当お酒に酔ったらしく記憶も曖昧。
そういや仲間のあいつは何処行った?

出だしはまんま『ハングオーバー!』です。

序盤では結構意表を突かれる展開が1、2度。
あんたそっち側の人間やったんかい!
とか
始まった、始まった♪違うんかい!
とか、まぁ、うん・・・軽く騙された。

今回は舞台がラスベガスって事で、前2作の様な変態人間料理人も出てきますが、それにギャンブル絡みのクラブも登場。

今回は9本の矢で死にました。
5番会員様、見事的中でございます。

みたいな感じ。

最初の顔面皮膚剥がしは、ねちゃ~と糸を引く様がグロくて宜しい。
しかしだ。
どうにも全ての拷問の仕方がぬる過ぎるし、描き方も気持ち悪さを植え付ける意味ではあっさり過ぎて物足りない。
前2作の壮絶なグロ光景を頭に描いて観てしまうと肩透かしを食らう事必至。

体中に巨大ゴキを放つ

アマゾネスが至近距離からボウガンを放つ

友達同士で殺し合いを始める

会員たちは「イェ~イ!」「ブラボー!!」「ワンダホー!!」とか叫び拍手喝采しているけれどさ、そりゃあ多額の金を賭けて遊んでいるんだもん、それ位の事でも盛り上がるでしょうよ。
でも、そんなつまんない拷問シーンで、我々DVD鑑賞者は満足出来るのか。
8割方は出来ないだろうな。
もっと膝がガクガクなるようなグロシーンを見せつけられるのかと、やっぱ期待しちゃうやん?
処がどっこい、そんなものありません。
在り来たりなグロしか御座いません。
本編一番グロかったのは、終盤の包丁で腕をバッスンバッスン切断されちゃうシーンかなぁ。
ていう位地味。
てか、直接見せない。

「ショーの続きをやろうぜ」
「や、やめろ!!」
ギュイ~ン
「ぎゃ~~~~~!!!」

肝心な部分を






恋人を加担させるという意味不明さと、大方こうなるだろうなと誰でも予想出来る事からしてオチとしても駄目過ぎる。

そもそも何故にラスベガスなんだ?
スロバキアとか、あの本当にありそうなジメッとしたお国柄の雰囲気がこのシリーズは売りだったはずなのに。
大都会にした事で現実味が無くなったし、明るさも出てきてしまって一気に安っぽいホラーになっちゃった。

関連作:
『ホステル(2005)』
『ホステル2(2007)』
『ホステル3(2011)』

評価:★★☆
12/02/22DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-02-22
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)

2012年02月21日 21時22分23秒 | 洋画アクション
RISE OF THE PLANET OF THE APES/11年/米/106分/SFアクション・サスペンス/劇場公開
監督:ルパート・ワイアット

出演:
ジェームズ・フランコ…ウィル・ロッドマン
過去出演作:『127時間』
フリーダ・ピント…キャロライン
過去出演作:『スラムドッグ$ミリオネア』
ジョン・リスゴー…チャールズ・ロッドマン
ブライアン・コックス…ジョン・ランドン
過去出演作:『RED/レッド』
トム・フェルトン…ドッジ
過去出演作:『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
アンディ・サーキス…シーザー
過去出演作:『アレックス・ライダー』
<ストーリー>
アルツハイマー病治療の新薬がきっかけで高度な知能を持った1匹のチンパンジーが人類に反旗を翻し、壮絶な戦いを開始する。
<感想>
圧倒!

圧巻!!

興奮!!!

恐るべしハリウッド映画の技術力!!!!

最早VFXの領域越えちゃっているよね。
シーザーが3歳になった時に、トイレから出てきて家の中を右往左往に飛び回るシーンがあるんだけれど、もうそこで一気に目が点になったというか、驚きを隠せなかったです。
まるで本物の猿がそこに居るみたいなんやもん。

そんな精巧なVFX猿たちが主役とあれば、無条件で作品に没頭しちゃうのは当然の事。

最初から最後までもうただ、ただ驚愕するばかり。
完成度高過ぎだわ。

歴史的名作68年製作の『猿の惑星』とリンクするようなシーンもチラホラとあり、旧シリーズを観ている者としてはにやっとさせられる辺りもGood!
スタッフサイドの遊び心に感服。

シーザーが初めて人間の言葉を発した場面。
あそこは思わぬ展開でゾクッとなった。

クララが立った!

じゃないけれど

シーザーが喋りよった!!

と誰もがビックリする瞬間でしょう。

猿は元々知能が良い動物とは言われているけれど、更に進化させちゃって、且つ怒らせちゃったりしたら手も足も出せなくなるのは御もっとも。
そりゃあ人間も恐れをなしてひれ伏すわ。
終盤の類人猿大戦争を観ればそれも大いに納得。

圧勝過ぎて、猿怖い。

エンドロール中の映像を観た感じじゃ人類滅亡も時間の問題だな。
ウィルス、パンデミック!!

いやぁ久しぶりに驚きのVFX映像を楽しませて頂きました。
これはもう一回観たい!!

飼育係ドッジ役のドラコことトム・フェルトン。
憎たらしい男演じさせたらピカイチですな(笑)。

今作の美女図鑑

獣医のキャロライン役フリーダ・ピントさん。
笑顔が可愛らしいインド美人。

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

関連作:
『猿の惑星(1974)』(TVシリーズ)
『猿の惑星(1968)』(旧映画シリーズ)
『続・猿の惑星(1970)』(旧映画シリーズ)
『新・猿の惑星(1971)』(旧映画シリーズ)
『猿の惑星・征服(1972)』(旧映画シリーズ)
『最後の猿の惑星(1973)』(旧映画シリーズ)
『PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001)』
『猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011)』(第1作)
『猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014)』(第2作)
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017)』(第3作)

評価:★★★★★
12/02/21DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-02-22
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
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