銀幕大帝α

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変態小説家

2014年11月09日 23時06分12秒 | 洋画コメディ
A FANTASTIC FEAR OF EVERYTHING
2012年
イギリス
100分
コメディ
劇場未公開




監督:
クリスピアン・ミルズ
製作総指揮:
サイモン・ペッグ
脚本:
クリスピアン・ミルズ
出演:
サイモン・ペッグ
クレア・ヒギンズ
アマラ・カラン
ポール・フリーマン
アラン・ドレイク




<ストーリー>
児童作家から犯罪小説家に転身し、連続殺人鬼のリサーチに没頭するジャック。しかし、このことが原因でジャックは自分が何者かに命を狙われているという誇大妄想に取り憑かれてしまい…。



-感想-

邦題詐欺。
別に変態ではない。
被害妄想が強過ぎるだけの小説家なのでこの邦題は酷い。
家の中、パンツ一枚で歩く位、誰だってやっているだろうよ。
だったら皆、変態ではないか(笑)。

中盤まではサイモンの独りドタバタ騒動。
居もしない殺人鬼に怯え、ナイフ片手に下半身パンツ一枚で家中を走り回っている。
サイモンだから可笑しい。
サイモンだから笑える。

瞬間接着剤でナイフが手にくっ付き、オーブンレンジが爆発する。
この状態の後に、サイモンはコインランドリーへと出向くのだ。

どうでもいいが、主人公の部屋、めっちゃ汚い。

さて、この主人公、コインランドリー恐怖症という病気を患っている。
そんな症状、初めて聞いた(笑)。
なんでそこまでコインランドリーが怖いのか。
説明映像が流れた時に「成る程な、そりゃトラウマになるわ」と納得。

勇気を出してコインランドリーに入るが、そこに居た女性達がサイモンを変な目で見ている。
何でそんな目で見るのだ?
主人公も分からない。
が、ふと鏡を見た時に気付くのだ。

ここ、糞ワロタwwww

ふとした切っ掛けで、ポケットに手を入れて隠していたナイフを取り出した為に、警察に通報され、その場で御用となるも、何故か置き去りに。
神の助けか?
んが、次の瞬間、殺人鬼と名乗る男に頭を殴られ、コインランドリーの地下に監禁されてしまう。

さぁ死ね!と今にも殺されそうになった瞬間、サイモンは最後のお願いと、とある話を殺人鬼に喋り始める。
何気にこのハリネズミの話、結構感動的なものだった(マジで)。

サイモンの為に用意された様な脚本。
表情演技が豊かなサイモンだからこそ、この作品の笑いが高められた感じもする。
サイモンファンなら彼の過剰なまでの演技に笑みを浮かべながら鑑賞出来るだろう。
そうでない人は、うーん・・・どうだろう、ちとダレるかもしれないなぁ。
物語を楽しむのではなくて、サイモンを観て楽しむ作品やもん(笑)。

評価:★★★
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
サイモンにつきます (ミス・マープル)
2014-11-10 08:44:59
そうそうサイモン・ペッグのための映画ですね。
面白そうだと思っていたら中盤まで少々ダレました。自室でのシーンが長すぎたのかしら。
コインランドリーからは一気にストーリー加速。
サイモンが好きなら笑って見られる映画ですね。
返信する
こんにちは (maki)
2014-11-10 16:26:44
サイモン好きなので個人的には楽しめたけど
映画としてなら万人向けではないですね
ちょっとダレ場がありましたね

洒落っ気のある映像とかもよかったんですが、
なによりびっくりしたのは、監督が
クリスピアン・ミルズだったことですね!
同姓同名じゃないよね?と確認しました
返信する
>ミス・マープルさんへ (ヒロ之)
2014-11-11 21:32:32
こんばんは!
サイモンの独壇場でしたからね。
彼の為に作られたような作品でした。
前半は自室。
後半はコインランドリー。
2部構成みたいな感じですが、後半は面白さが際立っていました。
サイモンファンなら満足出来るんじゃないでしょうかね。
返信する
>makiさんへ (ヒロ之)
2014-11-11 21:46:04
こんばんは!
サイモンファンなら受け入れられる作品でしょうけど、そうでない人にはちょっと退屈に思える作品かもしれませんねぇ。

監督ってクーラ・シェイカーのボーカルですよね。
確かお父さんもお母さんも映画関係のお仕事をしていたような?
楽曲とか映像とかにお洒落さやセンスの良さを感じさせてくれました。
返信する
こんにちは♪ (yukarin)
2014-11-17 15:14:30
まーったく変態ではありませんでしたね。
サイモンを楽しむ作品、すっかり内容を忘れました 笑
返信する
>yukarinさんへ (ヒロ之)
2014-11-17 21:10:31
こんばんは!
コメントありがとうございます。
どれだけ変態な役をやっているのか興味津々で観ましたが、全然変態ではなかったですね。
確かにサイモンのオーバーリアクションだけを楽しむ映画。
私も、そのうち内容忘れてしまいそうです(笑)
返信する

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