銀幕大帝α

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忌怪島/きかいじま

2023年09月23日 16時23分45秒 | 邦画ホラー

IMMERSION

2023年

日本

109分

ホラー

PG12

劇場公開(2023/06/16)

監督:
清水崇

『牛首村』
脚本:
清水崇

出演:
西畑大吾・・・片岡友彦
生駒里奈・・・深澤未央
平岡祐太・・・山本春樹
水石亜飛夢・・・北島弘治
川添野愛・・・三浦葵

笹野高史・・・新納シゲル
當真あみ・・・金城リン
なだぎ武・・・肥後
伊藤歩・・・出井文子
山本美月・・・園田環

<ストーリー>

シャーマンが棲む島でVR研究を行う天才脳科学者・片岡友彦とチーム・シンセカイ。そんな中、突然のシステムエラーにより赤いバグが出現。シャーマンは「それは“イマジョ”じゃ…」と語り始め…。

バグじゃない、
呪いだ。

―感想―

赤い女つうたら白石晃士監督の専売特許だろうが!

工藤のおっさんなら野球バット一つでぶん殴って倒してしまいそうな女1人に時間掛け過ぎ。

毎回「今回も怖くねえんだろうなあ」と思いつつも頭の片隅の何処かで期待してしまうのだが案の定「今回も怖く」なかった。

ん~まあ現実世界と仮想世界をクロスさせた呪いの感染というアイデアそのものは異質で良かったと思う。

只、その呪いによって殺された人は、殺される描写はあるのにその後はほったらかしにされているのがいかん。

その死体、どうしたん?どうなったん?気になってしゃあない。

VRを使ったチームの奮闘具合も何をどうやってこうしているのかが分かり辛く、その流れのまま向かうラストの船で脱出?みたいなシーンもイミフ。

そんでもって、エンドロール中に入水するリンちゃんの姿もイミフだし、謎過ぎるし、鳥居元に戻ってるし。

冒頭、おっさんがおもむろに頭に奇妙な機械(オ〇ムのヘッドギアみたいなやつ)を装着するので、おかしなカルト宗教絡みの映画なのかと勘違いしちゃったじゃねえか。

本編やたらと機械が出てくるから、もしかしたら「忌怪」には「機械」の意味が暗示されているのかもしれん、知らんけど。

結局丸く収まったのかどうなのかさえもはっきりしない映画だったが、多分、真の主役はシゲじいこと

笹野高史!

復讐が不発に終わったのが残念。

シゲじいの思惑通りに村を地獄へと変えて阿鼻叫喚の形でバッドエンドだったら星数上乗せしたかもしれない(笑)。

いや、ホラー作るならそれくらい面白くさせろよと、俺は言いたいのよ。

中途半端なハッピーエンドはいらない。

女が強姦されたり、男狂いになったり、壮絶な拷問によって惨たらしい姿形に変貌し鳥居に貼り付けにされ海に沈められる描写が映倫的に子供には悪影響って事でPG12なんだろうなあ。

やっぱり今作も期待外れだったかあ、とは言え、村八分的な人物シゲじいを演じた笹野高史と、同級生からイジメを受けている少女リンを演じた當真あみの同じ境遇という意味ではキーパーソン的な役割を果たしており、この2人の存在感は誰よりも光ってたんじゃないだろうか。

今作の可愛い女優図鑑

お顔が優勝。

最早途中からは當真あみちゃん目的で観てた感はある。

評価:★★★

23/09/23DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-09-21

メーカー: 東映ビデオ

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バイオレーター

2023年07月30日 16時15分34秒 | 邦画ホラー

VIOLATOR

2018年

日本

72分

ホラー

R-15

劇場未公開

監督:
山本淳一

出演:
立花あんな・・・貴島百合乃
胡桃そら・・・貴島奈緒美
北川瞬・・・赤羊
鈴木かなえ・・・麗華
新井舞衣・・・清美
瀧マキ・・・貴島真希
氏神一番・・・藤井保
矢野いづみ・・・藤井タヱ
久保新二・・・陰谷耕造

<ストーリー>

失踪した妹を捜す百合乃は、彼女が集団自殺サイトにアクセスしていたことを知り、自殺場所の犬首村へと向かう。村民の説得で集団自殺は食い止められるが…。

―感想―

あ~なるほどね~だからオープニングシーンではお母さんが娘に対して会話しない感じになっていたのか。

神谷明の声で言いたい「お前はもう死んでいる」。

けどそれ『シックスセンス』のパク・・・いやなんでもない。

監督はバイオレンススプラッターホラー『MEATBALL MACHINE -ミートボールマシン-』を撮っているてのと、冒頭で唐突に注意喚起するテロップに

ホラー好きなら否応なしに期待値上がるだろうし、そんなにスプラッター系が得意ではない人ならば身構えてしまうかもしれない。

しかしその両者の想いは良い意味でも悪い意味でも玉砕されるだろう。

要するに大した事がないのである。

余りにも残酷過ぎて上映禁止になった、とか、内容が内容なだけに発禁になりかけた、とか色々な噂と情報がネットに蔓延っている作品ではあるけれど、いざ観てみたら言うほどの描写はない。

一応首チョンパやカニバリズム等はあるが、作りがチャチいから気持ち悪さは感じられず。

ほんとどれだけグロイのかと興味は持たされたのにその点に関してはガッカリ。

但しエロは許す。

こういう系統の和ホラーて何故だかギャグ路線に走りたがるんだよな、歌舞伎メイクで刀斬りなんて何がおもろいの?て思うし。

普通に真面目な内容で作れんのかね、枠組みはそこそこの出来なのに中身がこんなんじゃあ面白くなりそうなものも面白くはならんだろうて。

そもそも事態が大きく動くまでの30分が超退屈、72分の尺しかないのに。

俺はこの看板が出来た時点で、嫌な予感はしたんだよなあ。

そこらの素材置き場から集めて組み立てただけの看板みたいじゃね?多分これの予算はゼロ円です。

評価:★★

23/07/30DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-07-05

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カラダ探し

2023年07月24日 17時02分31秒 | 邦画ホラー

2022年

日本

102分

ホラー/青春

PG12

劇場公開(2022/10/14)

監督:
羽住英一郎

『バイオハザード: インフィニット ダークネス』

主題歌:
Ado『行方知れず』
挿入歌:
Ado『リベリオン』

出演:
橋本環奈・・・森崎明日香
眞栄田郷敦・・・伊勢高広
山本舞香・・・柊留美子
神尾楓珠・・・清宮篤史
醍醐虎汰朗・・・浦西翔太
横田真悠・・・鳴戸理恵

<ストーリー>

ある日突然、理不尽な死のループに巻き込まれた6人の高校生たちが、最後に殺されて終わる同じ一日から抜け出すために力を合わせて恐怖に立ち向かっていくさまを描く。

死んでも死んでも、殺される。

―感想―

何故かレンタル版は11月。

ホラーは夏に観て涼しむからこその価値があるんだろうが!

秋や冬に観るホラーはホラーじゃねえ!(んなことはない)。

て事で橋本環奈ちゃんが主演てのもありセル版を購入してまいりました。

高校が舞台なので、様々な女子高生が出てくるが、どう考えてもハシカンが一番可愛い。

なのに、ぼっちだと!!!!

薄情な奴らばっかだよ、いいよ俺がハシカンと弁当食うもん!!

あ、これホラーじゃないわ、青春映画でした(笑)。

俺からしたらその青春シーンが余計、もっとホラーの方に力入れろよて思うのよ。

怪物の捕食演出があるが、直接食っている映像が殆ど無く、音のみで想像してね、みたいなのはテンション下がる。

只、ハシカンが主人公だから他の仲間が死んでも、彼女だけは死なないという意味不明な忖度をしていないのは良かった。

そこは評価しないといけない。

胴体切断等の瞬間的な切り株があるにはあるが、グロさで言えばちょっと弱い。

多分、暗闇の中でそれをやっちゃったからだろう、観にくいねん。

クライマックスも、はよ頭を棺桶に入れろよ!と苛々してしまった。

ハシカンが悪い訳ではない、そういうモタモタとした展開にしちゃった監督が悪い。

ループ地獄を同クラスの6人と体験したお蔭で、それまで誰からも見られていなかったハシカンがやっと「好きな人」から声を掛けられる。

なんて良い話なんだ、涙なしには観られませんか?いや観られます。

はいはい良かったねと全く感情が揺らがなかった俺は、これの前に野郎がハシカンとキスした事に対して猛烈なジェラシーを抱いていたからだろう(なんだよ単なる嫉妬かよw)。

エンドロール後にある追加映像、あれの意味がさっぱり分かりません。

何で赤い少女がハシカンにチェンジするのよ、体を全部集めたのだから感謝をされても恨み買う筋はねえはずなんだが・・・。

後、作中で流れるAdoの声がうっせえ!

ギャーギャーボイスがキャラクターの台詞をかき消す程で非情に邪魔。

今作の橋本環奈ちゃん図鑑

これ、唇奪われた直後の顔。

乙女の顔になっちょる、くっそ俺がキスしても同じ顔してくれよな!(安心しろ宝くじに当たる確率よりも低いから( ´,_ゝ`)プッ)

変顔が得意技なハシカンだから、死に顔も躊躇なくやってくれる。

おおうっある意味貴重なお顔、逆に萌える。

評価:★★★

23/07/24DVD鑑賞(新作)

販売開始日:2023-07-14
メーカー:ワーナー・ブラザース

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オカムロさん

2023年04月07日 18時16分10秒 | 邦画ホラー

2022年

日本

73分

ホラー

R15+

劇場公開(2022/10/14)

監督:
松野友喜人

脚本:
松野友喜人

編集:
松野友喜人

VFX:
松野友喜人

出演:
吉田伶香
バーンズ勇気
伊澤彩織
六平直政
松野友喜人
内田寛崇
三元雅芸
石川翔鈴
安斉星来
吉田莉桜
立花紫音

<ストーリー>

大学生5人が謎の存在・オカムロに惨殺される事件が起こる。日本中がパニックに陥る中、唯一生き残ったすずは、トラウマに苦しみながらも復讐を誓う。

その名を検索したら最期。

―感想―

は?妖怪の類じゃなかったのかよ。

急に「俺がオカムロです」つって人間が正体現しよった。

只の人間が、検索した人間の所へ瞬時に行けるかあ?

テレポートでもしない限り無理があるだろ、て思っていたら、妖怪のオカムロも出てきたわ。

となると、意思疎通無しにたまたま偶然に共同作業してたって事なんかな。

おかしな話になってきたら、もうそこからは何でもあり。

坊主が何故か大量の銃器隠し持ってるし、妖怪の方のオカムロには勝てないと察したのか、チャンバラせずに唐突なロケットランチャー。

『バタリアン』級の投げ遣りエンドに笑いも生まれない。

けれども、アクション面に関しては、女優陣かなり頑張っていたね。

相当トレーニングや、リハーサルを積んだのだろう、殺陣がちゃんと様になっていて、チャンバラという名のパフォーマンスはそれなりに見応えある画となっていた。

まあこれと、(首斬りオカムロなので)一撃で次々と人間の首を刎ねていく首チョンパ切り株に楽しみを抱くだけの作品ではあったな。

因みに妖怪の方のビジュアルがこちら。

なんかの漫画でこんなキャラ、見たような気がする。

あと、初めのキャンプシーンもそうだが、割と女優陣が皆可愛いのがずるい。

主役の子よりも俺は、「ラーメンを上手く啜れないの~」て言ってた子の顔が好み。

評価:★★☆

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貞子DX

2023年03月27日 17時12分12秒 | 邦画ホラー

2022年

日本

99分

ホラー/ミステリー

劇場公開(2022/10/28)

監督:
木村ひさし

『仮面病棟』

主題歌:
三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE 『REPLAY』

出演:
小芝風花・・・一条文華
川村壱馬・・・前田王司
黒羽麻璃央・・・感電ロイド
八木優希・・・一条双葉
渡辺裕之・・・天道琉真
西田尚美・・・一条智恵子
池内博之・・・Kenshin

<ストーリー>

“呪いのビデオ”を見た人が24時間後に突然死するという事件が全国各地で発生。大学院生・一条文華は人気霊媒師・Kenshinから事件の解明を挑まれる。

IQ200の天才が挑む
呪いの方程式。

タイムリミットは、24時間――。

―感想―

完全にホラーじゃなくなっている。

最早コメディ超えてギャグ。

しかもそのどれもが滑りまくりで違う寒気が起きた。

偽フワが登場した時点で不安しか抱けず、案の定、その先に面白さというものは皆無だった。

いや普通に本人出せよ。

似た様なキャラを出したいのなら名前くらいは変えろや、フワたんって何やねん。

初めこそは個人に迫る制限時間が違ってたのに、終盤になると全員が同じ24時間を共有しているみたいになってるし、まあどちらにせよ、こんな酷い内容でホラーを名乗っちゃいかんわ。

ビデオデッキなんてオワコンじゃんw

そっくりそのまま返してやるよ、貞子映画なんてオワコンやんw

度々台詞で「エンターテインメント」を強調していたから、製作サイドもそのエンタメを目指したんだろうけど、はっきり言って糞つまらんぞこれ。

ホラーアイコンであるはずの貞子でひたすら「遊び」倒しているだけの作品、いやコント。

そもそも何故時代を現代に拘るのか、デジタル化した事で話そのものも作り難くなってるのでは?と思うのよ。

ここは原点回帰して、昭和を舞台にもう一度、和製ホラーとは何ぞや、を真剣に考えながら作って欲しいわな。

こういうのを無理に撮って、『リング』という日本を代表する最恐ホラーに泥を塗る行為だけはやめてくれ。

評価:

23/03/27DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-03-24

メーカー: KADOKAWA

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