銀幕大帝α

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ズートピア

2016年08月30日 18時32分27秒 | アニメ(国外)
ZOOTOPIA
2016年
アメリカ
108分
アドベンチャー/ファンタジー/ミステリー
劇場公開(2016/04/23)




監督:
バイロン・ハワード
『塔の上のラプンツェル』
リッチ・ムーア
『シュガー・ラッシュ』

製作総指揮:
ジョン・ラセター
声の出演:
ジニファー・グッドウィンジュディ・ホップス
ジェイソン・ベイトマンニック・ワイルド
イドリス・エルバチーフ・ボゴ
ネイト・トレンスクロウハウザ
J・K・シモンズライオンハート市長
ジェニー・スレイトベルウェザー副市長
トム・“タイニー”・リスター・Jrフィニック
レイモンド・S・パーシフラッシュ
オクタヴィア・スペンサーオッタートン夫人
シャキーラガゼル
ドン・レイクスチュー・ホップス
ボニー・ハントボニー・ホップス
声の出演(日本語吹替版):
上戸彩ジュディ・ホップス
森川智之ニック・ワイルド
三宅健太チーフ・ボゴ
高橋茂雄クロウハウザー
玄田哲章ライオンハート市長
竹内順子ベルウェザー副市長
Amiガゼル
芋洗坂係長マイケル・狸山(日本版オリジナルキャラクター)



<ストーリー>
“楽園”ズートピアで、ウサギとして初の警察官になったジュディは、与えられた48時間で行方不明事件の捜査に挑むが、背後にはある陰謀が隠されていた。

そこは、動物たちの<楽園>…のはずだった。

-感想-

何かのクイズ番組で「今年日本で公開されたディズニーアニメは何でしょう」という問題が出た。
え?何やったっけ?
さっぱり頭に浮かばない。
映画に興味のない母が知るはずもない。
すると突然父が「題名は知らんが動物が出てくるやつやろ」と言った。
正解だった。

親父、スゲェやん!!
てか75の父が知っていて、毎日映画ばっかり観ている俺が知らんのは恥ず過ぎだろ。
ちょっと悔しく、かなり情けなかった。
でも流石、幼少の頃から俺に映画ばかり見せていた父。
昨日も独り深夜遅くまで『極妻』を真剣に観ていただけの事はある。
歳なんだからはよ寝ろ(笑)。

そんな老いぼれても今尚映画好きな親父がクイズで当てた作品がこれ。
楽園で暮らす動物達のアニメーションだ。

どういう内容なのか私は全く予備知識も無しに観たのだが、ウサギと詐欺師のキツネとによるバディムービーやったのね。
平和だと思われていた楽園にも犯罪の臭いがプンプン。
肉食動物と草食動物との共存を目指すも、それを快く思わない者がいた。
とある薬を体に撃ち込まれ、肉食動物本来が持つ本能が現れると大人しかったはずなのに突然凶暴化し、楽園を恐怖の渦に落とし込む。
一体何の目的で。
一体誰がこんな事を。
アドベンチャー要素が強いが、ミステリー的な部分も有り、意外なキャラクターが真犯人だったりと、見応えの多い作品でした。

詐欺師だけど全く憎めないキツネに信頼を大きく寄せた新米警官のウサギちゃん。
友情、いや愛情によって生まれた巧みな2匹の連携プレイが存分に発揮する活躍シーンには目が離せない。
又、ウサギが持っていた録音機能付ペンが大事な所で何度も役立つのはアイテム使用の上手さを感じさせてくれます。

犯罪が起きない街、国ってあるんだろうか。
本編を観終えた時にふとそう思ってしまったのだが、幸せの国ブータンとかはどうなんだろうか。
善人しかいない国なんて聞いた事もないのだが。
まぁそれはいいとして、動物好きな人はかなり楽しめる作品ではあるでしょう。
個性的な動物キャラクターが一杯登場しますからね(ナマケモノが笑えるよ)。
ただ、個人的にだがこれは一推し!と言える様な愛くるしい動物キャラが見付けられなかったのが残念。
ちっこいウサちゃんはその個性を活かした素早い動作が可愛らしいんだけど、ギュッと抱きしめたくるなる程の全体的な可愛らしさがそんなに無かったんだよねぇ。
後、感動するようなシーンがラストにあるのかなと思っていたけど、素敵な終わり方である事には間違いないが、涙腺緩むってのは惜しくも無し。
そうなって当然の2匹が良い関係を保ったままのエンディングはホッコリとするけどね。

処で日本版オリキャラのマイケル・狸山って何処に出てた?
全く気付かなかったんだけど。

評価:★★★☆
16/08/30DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-08-24
メーカー:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

オフィシャル・サイト(日本語)

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深く赤い夜

2016年08月29日 14時24分59秒 | 韓国ホラー
CHAPTER 1 / DEEP RED NIGHTS:1
2015年
韓国
74分
ホラー/サスペンス
TV















監督:
オ・インチョン
出演:
イ・グァンフン
パク・ウンソク







<ストーリー>
スリルに満ちた恐怖の夜の出来事を描いたホラーストーリー集。運転代行業の運転手・インシクは、ある晩乗せた美しい客に「自分を殺せば大金をやる」と持ち掛けられる。迷った末に、インシクはその提案を受け入れるのだが…。全4話を収録。

-感想-

原題は十二夜になっているから本当は12話あるんだろうな。
けどこのディスクに収録されているの4話だけ。

殺人を依頼される運転手、インターホンを鳴らしまくるフード男、環境音をマイクで拾っていると奇妙な声を聞く青年、夜中のオフィス内で起きるキャットファイト。

場所も内容もバラバラで一応個別のオムニバスになっているけど、作品の形としては部分的に繋がっているっぽい。
それがどういう意味を持っているのか、残念ながらこの4話だけではさっぱり分からないんだよなぁ。
しかも個々の話自体も理解し難いものばかりで、一体何を見せられているんだろうと内容を全く把握できないままの状態で観終えてしまった。

12話全部鑑賞して初めて全体像が見えてくるのかもしれないが、本作に収録されているエピソードどれにも魅力を感じなかったから、なんかもうどうでも良くなってしまった^^;

とりあえず各話それぞれに言える事だが単体でも理解出来る意味のある物語を作れよ、話はそれからだ!て感じだわ。

最初の3話まではそれぞれ7分弱の短さなのに、最後の4話目だけは40分強も費やしている。
4話目がポイントという事なのかなぁ。
そんなに重要な話をしている様には感じなかったんだけど。

TV用に作られた作品なのでグロさとか怖さとかは全然無いです。
ビックリ系がちょっとある位で、その他は「どういうこと?」とキョトンとさせられてそのまま次の話に移るから「ほん怖」や「世にも奇妙な物語」の様なオムニバスとしての1話毎に用意された起承転結な面白味が無く、正直ツマラナイの一言に尽きる。
仮にもし12話あって、それら全部観てようやく謎として残されていた伏線が直結し全てが把握出来る仕組みであるのならば、最初から全部収録しとけよ、もしくは巻数分けてでも良いから一気に出せよとは言いたくはなる。
逆にもうこれ以上の話が無いとか、あっても日本ではレンタルしないとかだと、それこそ思い切り意味不明ですよ。

今作の美女図鑑

4話目の主人公の上司。
実はもう数時間前に亡くなっており今葬儀をしていると電話で知らされるので、幽霊である事には間違いない。
じゃあこの幽霊はオフィスで何をしていたんだってなるが、それもさっぱり分からなかった。
でも美人で脚が生唾ゴックンの綺麗さだった。

評価:★☆
16/08/29DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-08-02
メーカー:KRコンテンツグループ

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さまよう刃

2016年08月28日 14時06分01秒 | 韓国サスペンス
THE HOVERING BLADE/BROKEN
2014年
韓国
122分
サスペンス/ドラマ/ミステリー
PG12
劇場公開(2014/09/06)



監督:
イ・ジョンホ
『ベストセラー』
原作:
東野圭吾『さまよう刃』
脚本:
イ・ジョンホ
出演:
チョン・ジェヨンサンヒョン
イ・ソンミンオッグァン
ソ・ジュニョンヒョンス
イ・ジュスンドゥシク
イ・スビンスジン
チェ・サンウクキム・ミンギ
キム・ジヒョクキム・チョリョン



<ストーリー>
女子中学生・スジンが遺体となって発見された。ひとり娘の死に茫然とする父親のサンヒョン。そんなある日、サンヒョンの下に何者かから犯人の状況が書かれたメールが届く。

私の中の人間が、
くずれていく――

父親は、たった一人の娘を亡くした被害者となり、
そして犯罪者となった―


-感想-

妙なデジャブ感が。
前に似た様な内容の韓国映画を観た気がする。
しかしそれが何の映画だったのかが思い出せなくてこの記事書いている今も苛々してる(笑)。

レイプ犯罪多発国韓国にピッタリの題材だね。
元の日本版は観ていないのだが、レイプと言えば韓国、韓国と言えば強姦大好きって事で、お国柄の事情を考えると作品のテーマ性そのものはこっちのリメイク版の方が合っているかも。
そういう国だというイメージが定着しているだけに全く違和感が無い。
寧ろこの日本人が書いた重たく息苦しい小説を自国が考え付いたかの様にリメイク化した韓国映画スタッフの堂々たる製作具合には感服したくなる位。

韓国人にとってはありふれた事件の一つに過ぎないのかもしれないが、原作の出来が余程良いのだろうか、物語の進行具合は中々に素晴らしいものがあった。
プラス、韓国人監督の腕の見せ所って事で復讐を誓った父親の心理状態及び警察を絡めた3つ巴の追跡劇には、一時も目を離させない独特な雰囲気を漂わせ、鑑賞者の心をも痛めつけてくる様な重々しさを最初から最後まで途切れる事無く描き切り、観終えた後の気持ちの落ち込み加減に半端さを決して与えない。

巧みな原作、巧みな脚本、巧みな演出、巧みな演技、巧みな雰囲気作り。
多くの巧みさを組み合わせた本作品は間違い無く見応えのある1本となったと言えるでしょう。

少年犯罪に対する裁判の在り方を本作でも問うているが、物事の良し悪しが判断出来る未成年者は重犯罪を犯した場合は実名報道して極刑をも辞さない考えを持つのも大事だと私自身も思う。
それは韓国だけじゃなく日本でも同じ。
被害者の名前と顔は出して、加害者の名前と顔は出さないってのは絶対におかしいよ。
こういう屑少年はメディアで全てを晒してとことん叩きまくればいいのだ。
面白半分で殺人を犯すようなガキに配慮する必要はないでしょ。
現に本作に出てくる犯罪少年達も反省の顔なんて全然していないからね。
法に守られているから大丈夫みたいな軽い態度に胸糞悪くのみ。
子も子なら親も親で、被害者本人・家族の気持ちをまるで視野には入れていない所が腹立たしい。
仮に私の子が犯罪やらかして人様に迷惑掛けたとなったら、こいつは一生刑務所にぶち込んでおいてくれ!と突き放しちゃうけどな。
ま、そんな子には育てない自信は変にあるけどもさ。

さて、日本人原作だからなのか、今作の警察は韓国映画らしからぬ有能さが見えてそこはちょっとビックリ。
ちゃんと理に適った捜査をしてました。
こういうのを他の韓国映画でもやってくれれば良いだけど、ま、期待するだけ無駄か。
「無能」だからこそ主人公頑張っちゃう!と盛り上がる訳で、本作は特例と思って妥当。

評価:★★★★
16/08/28DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2015-03-06
メーカー:CJ Entertainment Japan

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『さまよう刃(2009)』(同一原作)

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VALENTINE NIGHTMARE バレンタイン ナイトメア

2016年08月27日 11時26分05秒 | 邦画ホラー
2015年
日本
75分
ホラー
劇場公開(2016/01/23)



監督:
今野恭成
脚本:
今野恭成
撮影:
今野恭成
出演:
水谷果穂
芋生悠
宮城孔明
櫻井圭佑
熊谷魁人
草川直弥
佐々木萌詠
藤井衣瑠花
小嶋結里亜
掛川冬馬
安田帆花
竹村佳奈
橋野純平




<ストーリー>
バレンタインにクラスメイトから獣の毛と血が入ったチョコレートを贈られ、焼身自殺を遂げた高校生・佐山祐子。彼女は「1年後に贈り主を殺す」と遺言を残しており…。

-感想-

元のホラーゲーム自体がツマランのだろうと思えてくる様な低レベル作品。
素人寄せ集めの舞台劇を見せられているのか?と作りの質が極度に悪すぎて鑑賞意欲が初っ端から萎えてくるんですが。

焼身自殺の映像、モロに人形じゃねぇか。
それまで見向きもしなかったTVモニターに自殺する瞬間になった途端、教室に居た生徒全員が一斉に凝視するとか不自然過ぎるだろ。
不自然と言えば、女生徒の一人がトイレの便器に座っていたら天井から大量の血が降ってきて全身血塗れになり、恐怖に慄いた女生徒がトイレのドアを「開けて~」と手で叩き(鍵開ければいいだろ)、ドアの壁が血で赤く染まる。

その後何かの拍子でドアが開くのだが、血で染まっていたはずのドアの壁が真っ白!

実は血塗れになった事は彼女の幻覚だったとかそんな後付があるのかと思いきや、トイレから出てフラフラと歩く姿も血塗れ継続中。
あ~怨霊さんがトイレは汚しちゃ駄目よと綺麗に拭き取ってくれたんだな。
て、そんな事あるかいっ!

仲良し生徒数人の卒業旅行に何故か転校生も参加してたり、突然謎の心理ゲームを皆で始めたり、良く分からん仲間割れや殺し合いが起こっていたり。
状況説明、人物説明が激しく乏しい。
結局ラストシーンまで一体全体何を描こうとしてたのか、何を描きたかったのかがさっぱり伝わってこず、怨霊が復讐したかった事だけは薄く理解出来る程度の意味不明な完成度。

映画としての面白味はちっとも無いのだが、女の子達はそこそこに可愛く生足率も高いので、本作唯一の楽しみ方は女子生徒の綺麗な太ももをじっくり舐めます様にして観続ける。

それだけや!

評価:
16/08/27DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2016-02-03
メーカー:ブロードウェイ

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レヴェナント:蘇えりし者

2016年08月26日 17時10分21秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
THE REVENANT
2015年
アメリカ
156分
アクション/ドラマ/アドベンチャー
R15+
劇場公開(2016/04/22)



監督:
アレハンドロ・G・イニャリトゥ
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
製作:
アレハンドロ・G・イニャリトゥ
脚本:
アレハンドロ・G・イニャリトゥ
音楽:
坂本龍一
出演:
レオナルド・ディカプリオヒュー・グラス
トム・ハーディジョン・フィッツジェラルド
ドーナル・グリーソンヘンリー隊長
ウィル・ポールタージム・ブリジャー
フォレスト・グッドラッグホーク



<ストーリー>
狩猟の旅の途中、ヒュー・グラスはハイイログマに襲われて瀕死の重傷を負う。彼は仲間に置き去りにされた上、最愛の息子の命を奪われてしまう。

復讐の先に、何があるのか。

-感想-

吹き替えで観てたんだけど、字幕で観るのと大して変わらんね。
というのも本編の大半を占める原住民語?での会話シーンはそのままオリジナル音声&字幕表示だし、そもそも主役のディカさんが喉に怪我を負っているものだから殆ど喋らないし。
途中で気付いた、あっこの映画って余り台詞ないんだなて。

そういう点においても本作は映像で観客を魅せる内容。
しかもその映像どれもが圧巻、圧倒的描写でグイグイ画面に目が引き寄せられてしまう。

一番驚かされたのは、これ思わずTV画面を直撮りしてツイに上げてしまったんだけど(著作権問題に引っかからないかビクビクしちゃってますが)、森の中でディカさんが野生の熊さんと遭遇して襲われる場面。
めっちゃリアル。
どう観ても本物の熊さんがディカさんに噛み付いて襲っているとしか思えない迫真の完成度。
一連の流れが終わるのに5分間位は費やしてたかな、滅茶苦茶作りが精巧過ぎるものだからかなり興奮を抱いちゃって、ここだけ5回は観返してしまった程だった。

馬と共に崖からディカさんが落下していく場面も凄かったなぁ。
直後にディカさんが寒波を凌ぐ為に死んだ馬の内臓を全部取り出し、腹の中に入って暖を取る所は、こんな場所でくたばってなるものか!そんな生に対しての意地みたいなものを感じて馬と一体化している画に何とも言えない感情を抱いてしまった。

臭そう・・・。

瀕死の重傷を負っている自分を見放し、ディカさんが身動き取れない事を承知に目の前で息子を殺してそそくさと何食わぬ顔したままコミュニティーへと帰って行ったフィッツジェラルド。
こいつをディカさんの元に残した時点で、2人は敵対しているという前振りもあったから、絶対何かしでかすだろうなと思っていたら案の定やりよった。
一時は死ぬ寸前まで行っていたディカさんも流石に愛する息子が殺されるのを目にしてしまったら「ぬぉぉぉおおお!!!」と怒り爆発させて歩き回れる程までに根性で体を回復、鋭い目付きで前だけを見据えて復讐を誓うのも当然。

そこからの狂気で目が血走ったディカさんによる帰宅に向けての危険と隣り合わせな冒険展開、フィッツジェラルドがまだディカさんが生きていると知って逃げた事に怒り再沸騰、後追い復讐劇の末に両者血塗れになりながらきっちりけじめをつけさせる顛末と、全てに片がつくラストに至るまでのディカさんの壮絶な演技力には脱帽という言葉しか見付かりません。
アカデミー会員の見る目は間違っていなかったという事だわな。
こんなにも素晴らしい演技を見せられたら、そりゃ賞を獲って当たり前だろうと納得するしかなかろうて。

インディアンの襲撃を受けて弓矢でブスブス射抜かれる序盤シーンから、どうやって撮影したんだろ?と製作過程を知りたくなる描写(大自然映像も必見)がてんこ盛りだし、ディカさんの予想を超える突き抜けた演技力の高さには文句のつけ様も無しだしで、自信を持って太鼓判を押せる大傑作だった。

監督の前作『バードマン』はアカデミー賞作品ながらも内容の意味が分からないからちょっと自分的には好みが合わなかったけど、同じアカデミー賞でも本作は180度変わってシンプルイズベストな内容なので、何方でも頭を働かせずに鑑賞しつつも、観終わった時は映像・演技の見事さに心は震えているはずだ!

評価:★★★★★
16/08/26DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-08-24
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

オフィシャル・サイト(日本語)

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