銀幕大帝α

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こっくりさん 劇場版 新都市伝説

2014年03月31日 01時26分18秒 | 邦画ホラー
2014年
日本
71分
ホラー
劇場公開(2014/02/08)



監督:
仁同正明
脚本:
仁同正明
出演:
鈴木まりやマリ
替地桃子
鳥飼ゆかり恵子
MASA栄子
小西成弥吉川
神定まおユナ



<ストーリー>
高校生のマリは、友人たちと流行りの占い“エンジェル様”をすることに。だが、その日から一緒に参加したメンバーが次々と無残な事故に遭っていき…。

-感想-

とりあえずさぁ女子高生が「~だべぇ」て言葉使うのやめてくんない?
バカがもっと大バカにみえるしさ。
関西人としてはそのダサイ関東弁聞くとイラッとすんのよ。
それ使って許せるのはSMAPのナカイだけだから。

んでそのバカ女学生4人が遊びでエンジェル様やったら次々と怪死するだけの話。
あのね、体中包帯グルグル巻きにして呻き声出させてベッドに寝かせたら

「どうだ?不気味だろ?ゾクッとするだろ?」

とか思ってるの?監督さんよ。
ばっかじゃねぇの!誰も思わねぇよそんな事!

それとね、その女学生が事故を起こすシーンね。
適当過ぎるにも程があるでしょうよ。
前置きもなしにいきなりかよってな。
演出力無さ過ぎて鼻水出そうやったわ。
黒色の車に轢かれる場面で、轢いた車は何処に行ったんだい?
轢き逃げじゃねぇか思い切り。

他にも何を暗示しているのか意味分かんない場面あったり、もうほんと展開が酷い。
極めつけはラストでエンジェル様とこっくりさんを召還させて戦わせるという前代未聞の意味不明さに今度はケツの穴からクソが出そうやったわ。
で、時間が結構余ったのでそれまでの場面をダイジェストで流してまたもや意味不明のまま終了。

なんだこの映画は。
“バカ”と“意味不明”という単語しか出てこねぇじゃねえかよ。

演技下手、演出下手、脚本下手、監督無能。

あ、なんでこれ借りたのかっていうとAKBのまりやんぬが出演やったので観てみたのね。
案の定、借りて失敗やった。
今までAKBメンバー主演のホラーで面白かったと思った作品に殆ど出会った事無いのに懲りずに借りてしまう私も私やな。
次からはもっと良く考えてから借りるようにしなきゃいけませんな、はい。

評価:
14/03/31DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-03-04
メーカー:ハピネット

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V/H/S ネクストレベル

2014年03月30日 11時51分19秒 | 洋画ホラー
V/H/S 2
2013年
アメリカ
96分
ホラー
R18+
劇場公開(2014/01/24)



監督:
サイモン・バレット「TAPE49」
アダム・ウィンガード「PHASE I CLINICAL TRIALS」
エドゥアルド・サンチェス「A RIDE IN THE PARK」
グレッグ・ヘイル「A RIDE IN THE PARK」
ティモ・ジャイアント「SAFE HAVEN」
ギャレス・ヒュー・エヴァンス「SAFE HAVEN」
ジェイソン・アイズナー「SLUMBER PARTY ALIEN ABDUCTION」
出演:
ローレンス・マイケル・レヴィン「TAPE49」
ケルシー・アボット「TAPE49」
アダム・ウィンガード「PHASE I CLINICAL TRIALS」
ハナ・ヒューズ「PHASE I CLINICAL TRIALS」
ジョン・T・ウッズ「PHASE I CLINICAL TRIALS」
ジェイ・ソーンダーズ「A RIDE IN THE PARK」
ファクリー・アルバー「SAFE HAVEN」
オカ・アンタラ「SAFE HAVEN」
ハナ・アル・ラシッド「SAFE HAVEN」
アンドリュー・スライマン「SAFE HAVEN」
コーエン・キング「SLUMBER PARTY ALIEN ABDUCTION」
ライラン・ローガン「SLUMBER PARTY ALIEN ABDUCTION」



<ストーリー>
失踪した青年を捜す私立探偵のラリーと助手のアイーシャ。彼らは青年が滞在していたと思われる古い一軒家に忍び込む。すると、そこには大量のビデオテープと血痕が残されていた。

-感想-

イイじゃない!良いじゃない!いいじゃないか~!
前作と比べると参加している監督陣がパワーアップしているから、エピソード一つ一つも格段にパワーアップしている!

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のエドゥアルド・サンチェスとグレッグ・ヘイル両監督でしょ。
『ザ・レイド』のギャレス・エヴァンス監督でしょ。
んで『ホーボー・ウィズ・ショットガン』のジェイソン・アイズナー監督ときたもんだ!
ティモ・ジャイアント監督はオムニバスホラー『ABC・オブ・デス』の一編を担当している。

これだけの名だたる監督が揃ったらそりゃ面白くなるわ。

各エピソードを軽く要約すると

さぁて今回の驚きびっくりVHSは

1:俺ん家に何故か幽霊が沢山いるんですけどぉぉおおお!

2:あーアカン、オイラ、ゾンビになっちまっただヨホホォ

3:ギャー!出た出た!デーモン様が降臨でっす!ひえ~!

4:うわっ眩しっ!なんやねん!って宇宙人やないかーい!

の4本です。
じゃーんけーん、ぽん!うふふ

私、どれも好きだなぁ。
エロ万歳!グロ万歳!
顎が吹っ飛んだ兄ちゃんも思わずしてやったりで親指突き立てグッドだぜ!

視点カメラも更に工夫を加えていて、幽霊のやつは主人公の‘眼’自体が手術を施されて小型カメラになっとりますから、家中に現れる幽霊さんを見てしまうちょっとしたお化け屋敷体験が出来ちゃいます。
ゾンビのやつは主人公がヘルメットにカメラを付けているので、ゾンビになった彼目線で人間を襲う気分が常に味わえちゃいます。
悪魔さんのやつは至る所にカメラを設置しているので、異様な宗教団体の異様な空気をじわじわと感じ取れちゃいます。
宇宙人のやつは、愛犬に小型カメラを仕込んでいるので、犬目線で光の中から出現して襲い掛かってくるエイリアン集団の恐ろしげな姿を目撃出来ちゃいます。

正直に書くと、ホラーとしての怖さはそんなにないんですけど、「おぉ!うぉおおおおお!」(←分かるかなこの表現)て、絶対目を逸らしたくない、ドキドキするぅ!そんな高ぶる感情で見入っちゃうんですよねぇ。

やっぱね、そこそこに腕のある監督が作ると作品そのものがビシッと引き締まりますわ。
前作が気に入った方は本作も是非!
但し、グロ度もかなり高めに設置されているので、腰抜けなホラー好きは要注意だ。
とはいっても普段からゾンビ映画なんかで内臓ムシャ喰いとかそういうグロ描写を観慣れている人にはどうってことない。
むしろそういう人こそが楽しめる1本!

評価:★★★☆
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レンタル開始日:2014-03-26
メーカー:クロックワークス

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『V/H/S シンドローム(2013)』(第1弾)
『V/H/S ネクストレベル(2013)』(第2弾)
『V/H/S ファイナル・インパクト(2014)』(第3弾)
コメント (6)
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暴走機関車

2014年03月29日 13時27分26秒 | 洋画アクション
RUNAWAY TRAIN
1985年
アメリカ
111分
アクション/サスペンス
劇場公開(1986/06/07)



監督:
アンドレイ・コンチャロフスキー
原案:
黒澤明
出演:
ジョン・ヴォイトマニー
エリック・ロバーツバック
レベッカ・デモーネイサラ
カイル・T・ヘフナーフランク・バーストウ
ジョン・P・ライアンランケン
T・K・カーターデイヴ・プリンス
ケネス・マクミランエディ・マクドナルド
ステイシー・ピックレンルビー
ウォルター・ワイアットコンラン
エドワード・バンカージョナ



<ストーリー>
猛吹雪の中を150キロのスピードで暴走する巨大4連機関車。闘争の途中で乗り合わせてしまった脱獄囚2人と女性乗務員は、鉄道管制本部でも止めることのできないこの機関車から脱出できるか?

-感想-

昔、これ日曜洋画劇場でTV放映されたのを観たんだよね。
あれからもう何十年振りだろって位の再見だけど、あーやっぱ駄目だわ。
暴走する機関車の屋根の上で仁王立ちしたジョン・ヴォイトの姿が徐々に吹雪の中へと消えていくラストシーンで胸が熱くなっちゃうのよ。

自由を掴み取ってやる!
例えそれが死を意味していても!!

捕まってまた地獄の刑務所へと連れ戻される位なら俺は「死」という自由を選ぶ、そんな主人公の決意が見れて、とてつもなく目頭が熱くなる本当に素晴らしいラストシーンだ。
その時に流れる音楽がまたこの悲壮なシーンに合っていて良いんだよなぁ。
最高だよ、このラストは!!!!

巨匠黒澤明が原案として関わっているだけの事はあり、ストーリーも上手く作られています。
また、制御不能のままつっ走る機関車の疾走感も迫力的に描かれていて良い。
オペレーター室の職員たちのやりとりも緊張感を生み出していて面白い。

これまで幾つもの機関車や列車が暴走する作品が作られてきたけれど、本作がそのどれにも影響を与えた、模範的な作品である事には間違いないだろう。

極寒の厳しさの中で必死にもがく姿、生きながらえようとする執念、自由に対しての確執、仲間内同士での争い、死を覚悟した時の人の弱さ、そして誰にも屈しないという強い心持ち。

見所が多く詰まった暴走パニック映画の秀作!

ジョン・ヴォイト、あんたの生き様は熱いぜ!!

因みに相棒役を務めた俳優エリック・ロバーツは今若手の女優、エマ・ロバーツの実父であるが、妹がジュリア・ロバーツという事の方が映画ファンの間では大きく認知されている。

出演者欄を見たら、あのトレホ兄貴も出ていたようだが、自分は確認出来ず。
囚人役だったのかな?

評価:★★★☆
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呪霊 THE MOVIE 黒呪霊

2014年03月28日 22時05分43秒 | 邦画ホラー
2004年
日本
80分
ホラー
劇場公開(2004/03/27)



監督:
白石晃士
『カルト』
編集:
白石晃士
出演:
若槻千夏
上野未来
一戸恵梨子
小倉一郎
千野弘美
塩顕冶
森康子
沢樹くるみ
柳ユーレイ




<ストーリー>
女子高生・前田紀子が住む街では、江戸時代から伝わる、当時生埋めになった少女の怨念である“影女”の噂が蔓延していた。そんな中、街では次々と不可解なことが起こり始める。

-感想-

うん『呪怨』だな。
それも全く怖くない『呪怨』。

ホラー怖い!て方には丁度良いんじゃね?って感じのビギナーホラー。

怖さはないけれど、割かし物語りはしっかりしている。
『呪怨』は時系列がバラバラにされた構成だったけれど、本作は第10話からスタートして話をリバースしながら全貌を明らかにしていく仕組み。
その中で、各話の一場面が繋がったりしていたりと、「あ、成る程な」という発見が生まれる面白さはある。

しかし「で?結局何だったんだ?」という疑問しか起きない終わり方をするのですっきりしないものもある。

ま、結論を言っちゃうとこれ観てから、『呪怨』(Vシネ版な!)を観てみ。
いかにあちらは怖さ的にも物語構成的にも優れているかがはっきり分かるから。
似たような映画を作っても、脚本力と演出力に差があると出来の良し悪しが全然違ってくるという一種の見本のような作品。

評価:★★☆
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メーカー:ブロードウェイ

関連作:『呪霊 THE MOVIE(2003)』

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キャプテン・フィリップス

2014年03月24日 23時37分02秒 | 洋画サスペンス
CAPTAIN PHILLIPS
2013年
アメリカ
134分
サスペンス
劇場公開(2013/11/29)



監督:
ポール・グリーングラス
『グリーン・ゾーン』
原作:
リチャード・フィリップス『キャプテンの責務』
出演:
トム・ハンクスリチャード・フィリップス船長
バーカッド・アブディムセ
バーカッド・アブディラマンビラル
ファイサル・アメッドナジェ
マハト・M・アリエルミ
マイケル・チャーナスシェーン・マーフィー
コーリイ・ジョンソンケン・クイン
マックス・マーティーニSEAL部隊長
クリス・マルケイジョン・クローナン
ユル・ヴァスケスフランク・カステラーノ艦長
デヴィッド・ウォーショフスキーマイク・ペリー
キャサリン・キーナーアンドレア・フィリップス



<ストーリー>
2009年にソマリア海域で起こった海賊船による貨物船人質事件を題材に、乗組員の解放を条件として拘束されることを選んだ船長の運命を描く。

「生きて還る――」
勇気だけが彼の希望となった。


-感想-

一つ難を挙げるとすれば2時間越えは少し長いかな。
もうちょっとコンパクトに纏めてくれたらより深く物語りに入り込めたように思う。
けど、作品として全体に漂う緊張感は半端無いっす。
海賊に拉致られる貨物船船長トム・ハンクスの熱演あってのこの緊張感だとは思うが、マジで本物を連れてきたんじゃないかと疑ってしまう程にリアリティに徹した海賊たちを演じた俳優たちの鬼気迫る脅し具合も尋常じゃない程に怖かった。

救命ボートで海賊たちが船長を人質に取ったまま逃げる中、駆けつけた海軍とのやり取りの中にも緊迫感を上手く生み出している。

今自身が置かれている状況に太刀打ちできず怯えまくるトム・ハンクス。
死を覚悟してパニックに陥るトム・ハンクス。
隙をついて海の中へ飛び込み「助けて!」と叫びながら救護を求めるトム・ハンクス。

この人、危機感を持った時の心の変化の出し方とか、必死にどうにかして生き延びようとするリアクションの取り方とか改めて抜群の芸達者振りを発揮してくれて、その成り行きを見守り続ける内に必然と彼の心情に同化させてくれるのだから本当に素晴らしい役者ですよ。

初めに書いたように、一定の緊張感が端から端まで半端なく続くので、観ている私もグッタリ。
海賊のしつこさと怖さ、そして乗組員を庇う為にたった一人だけ人質となり希望を捨てずに海賊と同行する事になった船長の勇気。
全ての演者の力を込めた演技に賞賛の声を送りたくなるような見応えのあるサスペンス映画だった。

評価:★★★★
14/03/22ブルーレイ鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-03-21
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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コメント (18)
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