銀幕大帝α

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007は二度死ぬ

2012年09月30日 23時59分08秒 | 洋画アクション
YOU ONLY LIVE TWICE/67年/英/117分/スパイ・サスペンス・アクション/劇場公開(1967/06/17)
-監督-
ルイス・ギルバート
-主題歌-
ナンシー・シナトラ

-出演-
*ショーン・コネリー・・・ジェームズ・ボンド
*若林映子・・・アキ
*浜美枝・・・キャッシー鈴木
*丹波哲郎・・・タイガー田中
*ドナルド・プレザンス・・・ブロフェルド
<ストーリー>
米ソの宇宙カプセルが謎のロケットに捕獲され、軌道上から姿を消す事件が続発。妨害ロケットの基地がある日本に降り立ったボンドは調査を進めるが…。

ボンドシリーズ最高の迫力と興奮!
地下300メートルの大要塞爆破から大宇宙のロケット戦へ--


<感想>

アハハ。
ぶっ飛んだ内容やなぁ。
のっけからボンド死んでるし。
邦題まんまの二度死です。

アメリカとソ連を戦争させる為にそこへ絡んでいるのが日本のとある基地。
潜入したボンドが日本人になり、日本女性と結婚してチョメチョメしてから悪党退治に乗り出す!
ストーリーが破天荒過ぎて・・・むっちゃ面白いやんけ。

日本語はオールOKと豪語した割にはたまにしか話さずしかも片言なボンドも凄いが、流暢に英語を喋る日本人俳優たちもある意味凄い。
丹波さんペラペラですやん。

何かと規制がかかる日本でロケを行ったにしても、市街地でのカーチェイスやら相撲観戦やらがあったりして、良くある変な日本になっていないのは良いね。
ただ忍者の隠れ里が出てくる辺りはいかにも欧米人好みな描写ではあるが、隠れ里なのにやたらと刺客が忍び込んでいるのはどうかと思う(笑)

お手軽に工作して仕上げられる武装小型ヘリが出てきて空中大激突を繰り広げたり、007と言えばスパイグッズとイコール付けられる様に、本作でもしっかり登場して何かと活躍したりと楽しい感じにはなっている。

にしてもラストは休火山を噴火させて、潜水艦の上にゴムボートだもんなぁ。
ニヤニヤが止まる事無く観続けてしまいましたよ。

宿敵はシャム猫を可愛がるブロフェルド。
彼を観ると真っ先に頭に思い浮かぶのがDrイーヴル。
今思うとマイク・マイヤーズは上手くコピーしたなぁって感心さえするわ。
ブロフェルドが出てくる度に小指を口に咥えるんじゃないのかと変に期待しちまったじゃねぇか(笑)。

関連作:
『007/ドクター・ノオ(1962)』(シリーズ第1作)
『007/ロシアより愛をこめて(1963)』(シリーズ第2作)
『007/ゴールドフィンガー(1964)』(シリーズ第3作)
『007/サンダーボール作戦(1965)』(シリーズ第4作)
『007は二度死ぬ(1967)』(シリーズ第5作)
『女王陛下の007(1969)』(シリーズ第6作)
『007/ダイヤモンドは永遠に(1971)』(シリーズ第7作)
『007/死ぬのは奴らだ(1973)』(シリーズ第8作)
『007/黄金銃を持つ男(1974)』(シリーズ第9作)
『007/私を愛したスパイ(1977)』(シリーズ第10作)
『007/ムーンレイカー(1979)』(シリーズ第11作)
『007/ユア・アイズ・オンリー(1981)』(シリーズ第12作)
『007/オクトパシー(1983)』(シリーズ第13作)
『007/美しき獲物たち(1985)』(シリーズ第14作)
『007/リビング・デイライツ(1987)』(シリーズ第15作)
『007/消されたライセンス(1989)』(シリーズ第16作)
『007/ゴールデンアイ(1995)』(シリーズ第17作)※個人的評価:★★
『007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997)』(シリーズ第18作)
『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999)』(シリーズ第19作)
『007/ダイ・アナザー・デイ(2002)』(シリーズ第20作)
『007/カジノ・ロワイヤル(2006)』(シリーズ第21作)
『007/慰めの報酬(2008)』(シリーズ第22作)
『007 スカイフォール(2012)』(シリーズ第23作)
『007 スペクター(2015)』(シリーズ第24作)
『007/カジノ・ロワイヤル(1967)』
『ネバーセイ・ネバーアゲイン(1983)』
『007/ジェームズ・ボンド・ストーリー(1999)』

評価:★★★☆
12/09/30VHS鑑賞(中古)

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レンタル開始日:2007-05-17
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

ヘンゼルとグレーテル

2012年09月28日 23時09分44秒 | 韓国ホラー
HANSEL AND GRETEL/07年/韓国/116分/ホラー/劇場未公開
-監督-
イム・ピルソン
-脚本-
イム・ピルソン

-出演-
*チョン・ジョンミョン
*ウン・ウォンジェ
*シム・ウンギョン
*チン・ジヒ
<ストーリー>
山道を運転中に事故に遭い、車を捨てて森をさまようウンス。やがてひとりの少女に遭遇したウンスは、導かれるように森を進んでいくが…。
<感想>

メルヘンホラーと言えばいいのか
ファンタジックホラーと言えばいいのか。

殺人鬼が出てきて何かするホラーじゃないです。
強いて言うならば、車の事故で森を彷徨う内に辿り着いた一軒家にて、そこに住む3人の子供達によって奇妙な体験を味あわせられる一人の青年の姿を描いたダーク系ホラー。

過去に、ある大人から凌辱的な行為を受けた子供たちが、そのままの姿で時代を超え、親のぬくもりを味わいたいが為に色んな大人を連れ込んで

親選び

をする話ですねぇ。

おどろおどろしいシーンは無いですが、そこそこに不気味な感じには仕上がっています。
一見大人に対する復讐の様な感じも見受けられましたが、ストーリーが佳境に差し掛かり、過去の出来事が明らかになると、これは悲しいお話だったんだなってのが解ります。

欲に溺れる大人ほど子供達にとっては用無しの存在。
怒りに任せて次々と排除していくのです。
そして本当に心から自分たちを愛してくれる大人だけをひたすら求め、待ち続ける。

でもこの家に迷い込んでしまった大人にとっては彼らは全くの赤の他人。
そう易々と心を開くはずも無く。
この決して報われない寂しさ的な雰囲気が作中の随所から出ていて、最後らへんはジーンときちゃったなぁ。
主人公は心から優しさを見せたが為に、彼らの呪縛から解放されたんだろうね。
終始威圧的な態度を取っていたならば他の大人たち同様の運命を辿っていたのかもしれません。

今作も、話の中心にいる3人の子役たちの演技が光っていました。
長男のサイコキネシスを発動する際の形相が怖く、長女のおっとりとした表情から生まれる笑顔が可愛らしく、次女の嫌な事に遭遇すると泣きじゃくるあどけなさがかえって恐ろしくもあり。
子役たちの名演なくしてこの作品は成立しなかったでしょう。

評価:★★★
12/09/27DVD鑑賞(旧作)

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レンタル開始日:2012-05-02
メーカー:マクザム
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遊星からの物体X

2012年09月26日 00時28分41秒 | 洋画ホラー
JOHN CARPENTER'S THE THING/82年/米/109分/SFホラー/劇場公開(1982/11/)
-監督-
ジョン・カーペンター
『ザ・ウォード/監禁病棟』
-特殊効果-
ロブ・ボッティン
-音楽-
エンニオ・モリコーネ

-出演-
*カート・ラッセル『デス・プルーフ in グラインドハウス』・・・マクレディ
*A・ウィルフォード・ブリムリー・・・ブレア
*リチャード・ダイサート・・・ドクター・コッパー
*ドナルド・モファット・・・ギャリー
*T・K・カーター・・・ノウルス
*デヴィッド・クレノン・・・パーマー
*キース・デヴィッド・・・チャイルズ
*チャールズ・ハラハン・・・ノリス
*ピーター・マローニー・・・ベニングス
*リチャード・メイサー・・・クラーク
*ジョエル・ポリス・・・フックス
*トーマス・G・ウェイツ・・・ウィンドウズ
*ノーバート・ウェイサー・・・ノルウェー人
*ラリー・フランコ・・・ライフルを持ったノルウェー人
<ストーリー>
1982年の冬、雪に閉ざされた南極大陸。アメリカ南極観測隊マクマード基地の本体から遠く離れた第四基地。そこに詰める12人の隊員に突然の恐怖が襲いかかる。発端は10万年前に地球に激突した巨大UFOを発見したノルウェー隊の行動。ところが、厚い氷の中には想像を絶する恐るべき生命が・・・。狙いをつけた人間や動物の体内に侵入し、そのものに同化する謎の物体X。ノルウェー隊はたちまち全滅。今、その侵略経路はアメリカ基地へ。絶体絶命の環境下で逃げ場を失った男たちを襲う絶対的恐怖の中、リーターシップをとり始めたタフなヘリコプター・パイロットは、人類の叡智をかけて物体に戦いを挑む。
<感想>

これまた懐かしい作品を観た。
遂先日まで前日譚となる『遊星からの物体X ファーストコンタクト』が公開されたばかりだけれど、なんかもう一度これが無性に観たくなったのだ。
というのもジョン・カーペンター監督作の中で何が一番面白いのか?と自問自答してみたんだが。
『ハロウィン』や『クリスティーン』、『マウス・オブ・マッドネス』なんかも好きだけれども、やっぱ一番の傑作は『物体X』だろうという事で落ち着いた訳だ。

多分10回は観ているだろうけど、改めて観てもすっげぇ面白い。
展開は熟知しているので幾分かハラハラ感は和らいではいたが、それでもグイッと引き込まれる緊張感みたいなものは十分感じさせられた。

数多くあるボディスナッチャー系、又はパラサイト系の中でも突出した出来なんじゃないかな。

何よりCGなんかに頼らず出来る限りの力で作り上げたロブ・ボッティンによるエイリアンの特殊造形がマジ最高!
触手みたいなのが犬やら人間の体内からウニョウニョと飛び出したり、その後グニャングニャンに変形して動き回ったり、果てには顔に足が生えて単体で歩いてみせたりと、今観ても色褪せない作り、驚きを齎す不気味さに「すげぇすげぇ」とテンションがグングン上昇してしまう。
今じゃやれVFXだ、やれコンピューターグラフィックだと見た目の派手さに拘る映画界だが、そんなものに頼らなくても凄いモノは作れるんだと、これを観ると再確認しちゃう見事さはありますよ。
ロブ・ボッティンは間違いなくメイクアップアーティスト界の天才。

それともう一つの見所としては、誰が一体エイリアンなのか?という登場人物全員が疑わしく思えるところ。
採血したそれぞれの血を使って人間か否かを暴いていくシーンは半端無いドキドキ感に包まれる事間違いなし。
銅線がジュッてなる度にビクッ。
もしやこのやり方は間違っているのでは?と思い出した所でウォッ!
油断した頃にドッキリというこの演出が憎い(笑)。

極寒の南極という寒々とした舞台で、男達による疑心暗鬼の末の殺し合いが勃発し出す。
正に身も心も凍るような正統派SFホラーがこの『遊星からの物体X』!!

関連作:
『遊星よりの物体X(1951)』(同一原作)
『遊星からの物体X(1982)』(同一原作)
『遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011)』(同一原作)

評価:★★★★☆
12/09/25DVD鑑賞(旧作)

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レンタル開始日:1982-01-01
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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幽幻道士(キョンシーズ)

2012年09月24日 22時06分59秒 | 亜細亜ホラー
疆屍小子/85年/香港/95分/コメディ・ホラー/劇場未公開
-監督-
チャオ・ツォンシン

-出演-
*キン・トー
*黄仲裕
*リュー・ツーイー
<ストーリー>
4人の子供たちと大道芸をして旅をする親方がキョンシーに影を踏まれて死んでしまう。残された子供たちは、出演が決まっている劇場に辿り着くが…。
<感想>

すっげぇ懐かしいのを借りてきちゃったよ。
これ、私が小学生の時にリアルタイムでTVで観てた覚えがある。
録画して何度も繰り返し観た位好きな作品やった。

一時期学校中でキョンシーごっこが流行ったっけ。

もう何十年ぶりの再視聴になるんやけれど、結構細かい事忘れているものなんやね。
そうそう、そんなんやった!ってのがかなりあってなんかニヤニヤしてしまった。

観て思い出したのが以下。
ちびっ子の名前が「スイカ頭」「チビクロ」「出っ歯」。
キョンシーに影を踏まれると動けなくなる。
息を止めるとキョンシーに襲われない。
他にも細かい部分で色々あったけれど、意外とストーリーは覚えていたわ。

いやぁ今観ても面白い作品やと思う。
コメディ部分はしっかり笑わせてくれるし、カンフーアクションも見栄えが良くて楽しませてくれる。
ベビーキョンシーの愛くるしさったらもう。

今思うとキョンシーてばある意味ゾンビでもあるんよね。
御札の力で暴走を制御されてピョンピョン跳ねながら普段は大人しく移動するが、御札が剥がれると手がつけられない程の強さを発揮して襲ってくる。
体が硬いのかカンフーで立ち向かっても殆どノーダメージで起き上がってくる。
銃で撃たれてもビクともしない。
唯一の対策方法が御札をおでこに貼る事だけなんだから、こりゃ歴代のゾンビたちの中でも最強でしょうよ。
勝てそうな気がしないもん。
なもんでいかに上手く動きを止められるか、その変の駆け引きみたいな攻防戦にハラハラ感が味わえて手に汗握って見守っちゃうものはあるなぁ。

キョンシーは怖いが、他の人物たちは個性があって楽しくなる。
この辺のキャラクターのバランス加減がしっかりしているし、物語も明るく仕上がっているし、白熱したアクションもある、息抜き程度のコメディもある。

ちゃんこ鍋みたいな美味しさが作品全体に煮詰まった絶品料理やねこれは。

放映当時そのままの吹き替えを収録してくれてたのは嬉しかったなぁ。

今作の自分の娘にしたい子役図鑑

キョンシーといったらテンテンでしょ!
可愛い所のレベルじゃないっすよね。
チビクロとのキスシーンなんて妬けちゃうほどだ。
もうテンテンちゃん(リュー・ツーイー)も今では良い年齢の女性なんだよねぇ。

34歳でもこの美貌。

関連作:
『幽幻道士(キョンシーズ』(1985)
『幽幻道士(キョンシーズ)2』(1987)
『幽幻道士(キョンシーズ)3』(1988)
『幽幻道士(キョンシーズ)4』(1988)
『新・幽幻道士(キョンシーズ) 立体奇兵』(1989)

評価:★★★★
12/09/24DVD鑑賞(旧作)

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レンタル開始日:2006-02-24
メーカー:アット エンタテインメント
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プッシャー

2012年09月23日 00時07分55秒 | 洋画サスペンス
PUSHER/12年/英/87分/犯罪サスペンス・アクション/劇場未公開
-監督-
ルイス・プリエト
-製作総指揮-
ニコラス・ウィンディング・レフン
-オリジナル脚本-
ニコラス・ウィンディング・レフン

-出演-
*リチャード・コイル『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』
*ブロンソン・ウェッブ『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』
*アギネス・ディーン
<ストーリー>
大量のヘロインを預かった密売人のフランク。だが取引の最中に警察に踏み込まれ、すべて川に流してしまう。マフィアのボスに桁外れの大金を返すため、彼は奔走することになる。

<感想>

ニコラス・ウィンディング・レフン監督のデヴュー作を英語でセルフリメイクした作品。
ニコラス・ウィンディング・レフン監督といえば先日観た傑作『ドライヴ』を撮った人なもんで、少し期待して借りたんですがね。
ま、あちらは監督でこちらは製作総指揮という役割なんで、別の監督が撮った作品にはなっていますけれど、なんか今一つパッとしないものはありました。

とりあえず主人公が全然イカしていない。
別の意味でイカれていはいるんですが。
なんちゅうか危機感が丸でないんですよね。
マリファナ吸っている場合じゃねぇだろって。
やけにのんびりしているし。

普通、命懸かっていたらもっとアタフタするものなんじゃないかと。
その辺の描写がすっごく弱いから、「大変だなぁ」ってな同情心も沸かないし、その事があってか緊張感も全然無いので面白いという感情が生まれないのよね。

最後も「どうした?」みたいな終わり方。
ガールフレンドの方がしっかりとしているというものなんでしょうけど、確かに上手い誘い文句に乗り過ぎっていう印象はあるわなぁ。
なんか『ドライヴ』に比べたら遥かにダッサイ主人公です。
やっぱ映画は主人公に魅力あるか無いかで全然良さも変わっちゃうものなんだねぇ。

ストーリーを一言で言うならば

闇雲に借金回収しているだけの話

です。
はい、イマイチ!

銃で自殺する商店のオヤジが出てくるんですが、私なら相手隙だらけなんだから、ここはもう一か八かの賭けで撃ち殺して逃げるけどなぁって思いながら観てた。
自殺する勇気があるなら悪党殺す事に勇気使って我武者羅に生きていくけどなぁ。

関連作:『プッシャー(1997)』(オリジナル)

評価:★★
12/09/22DVD鑑賞(準新作)

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レンタル開始日:2012-08-03
メーカー:トランスフォーマー
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