銀幕大帝α

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去年の冬、きみと別れ

2018年07月24日 15時23分32秒 | 邦画サスペンス
2018年
日本
118分
サスペンス/ミステリー
劇場公開(2018/03/10)



監督:
瀧本智行
『脳男』
原作:
中村文則『去年の冬、きみと別れ』
主題歌:
m-flo『never』
出演:
岩田剛典耶雲恭介
山本美月松田百合子
斎藤工木原坂雄大
浅見れいな木原坂朱里
土村芳吉岡亜希子
北村一輝小林良樹



<ストーリー>
猟奇殺人事件の容疑者である天才カメラマン・木原坂を追い、真相に迫ろうとする記者・耶雲。だが、耶雲の婚約者・百合子が木原坂の罠にはまり…。

すべての人が
この罠にハマる。


―感想―

あれえ?第1章は??
いきなり第2章から話が始まったんだが・・・はは~ん、そういうことかいな。
話の組み立て方が斬新。
時系列バラバラにさせて、観客を上手く騙しに来ている。

結婚式間近だというのにえらい婚約者に対してそっけない態度やな、て思わされる所にも我々は騙しの手中に落ちている。
計画性完璧の壮絶な復讐劇。

深く愛した女性を殺された恨みは計り知れない程に強かった。
天誅は自らの手で下す。
言葉通りに遣り遂げたが、例え復讐が上手く行ったとしても愛した女性は二度と目の前には現れない。
悲しさだけが積もり、ラストでそれが一気に溢れ出すシーンはとても切なく印象に残るものだった。
その悲しさには負けるが、仇討ちとして彼を動かしたのは間違いなく怒り。
この「怒り」を文字に起こすと・・・。
そう、本作のタイトル『去年の冬、きみと別れ』は劇中における重要な台詞なのだが、続きがあった。

平常心では恐ろしい考えを持っての復讐は成し得れない、心を鬼にして初めて恨みを抱く者達に絶望を与えられるのである。

心を激しく揺さぶられる作品だった。
見応えは十分にある。
こういう系統の作品は韓国にお株を奪われがちだったが、日本映画もたまには凄いものを生み出すねぇ、そういう意味でも稀な程に完成度高い物語。
最後まで引き込まれっ放しだったのもあって満点評価としておく。


事故物件みたいなアパートやね。
こんな所、よく見付けられたなあ。

評価:★★★★★
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不能犯

2018年07月18日 20時10分43秒 | 邦画サスペンス
2017年
日本
109分
サスペンス
PG12
劇場公開(2018/02/01)



監督:
白石晃士
『貞子vs伽椰子』
原作:
宮月新(作)『不能犯』
神崎裕也(画)

脚本:
白石晃士
主題歌:
GLIM SPANKY『愚か者たち』
出演:
松坂桃李宇相吹正
沢尻エリカ多田友子
新田真剣佑百々瀬麻雄
間宮祥太朗川端タケル
テット・ワダ赤井芳樹
菅谷哲也若松亮平
岡崎紗絵前川夏海
真野恵里菜木村優
忍成修吾羽根田健
水上剣星木島功
水上京香羽根田桃香
今野浩喜櫻井俊雄
堀田茜西冴子
芦名星夢原理沙
矢田亜希子夜目美冬
安田顕河津村宏
小林稔侍島森広志



<ストーリー>
次々と起きる変死事件の現場で目撃された黒スーツの男・宇相吹正。彼は見つめるだけで相手を死に追いやる力を持つため、罪に問うことができない“不能犯”で…。

愚かだね、人間は――

―感想―

白石晃士監督て自分の中ではフェイクドキュメばかり撮っているインディーズ映画界の天才だと思っていたけれど、『貞子vs伽椰子』を撮った時は出世したもんだと嬉しくなったが、この作品じゃあ大物俳優をこれでもかと起用して1本の壮大なサスペンスものとして完成させ全国公開させる程になっているんだから、もうメジャー映画監督の仲間入りだよね、昔から贔屓にしている監督さんだから当然喜ばしい事なのだが、メジャー会社からの依頼が殺到して前みたく低予算で『コワすぎ!』とかを作る暇が奪われるんじゃないかという不安もある訳で。
こういう一般受けする映画を撮り続けて欲しい気持ちもある反面、白石監督は初心を忘れずにマニアックな映画から手を引かない事も願う、というか自分的にはそっちのマニアックな映画を楽しそうに作っている白石監督が好きなんだよなあ。
何時でもそっちの世界に戻ってきてもいいんですよ、監督。
たまには顔を出してください(´;ω;`)

さて、本作。
どうやら原作があるようなのだが、勿論そんなもの私が知るはずもなくで、松坂桃李演じる男は一体何者なのだろうか。
死神??

この映画、話が面白い。
依頼する方も、依頼されて殺される方も、どちらも「思い込み」というものが陰に潜んでいる。
どちらが悪いとかじゃなく、どちらも愚か、そう男が発する「愚かだね、人間は」という言葉に強烈な皮肉が込められていてこれが話を実に面白くさせているのだ。
そういう「愚か」な意味を展開の上で知ると、男がにやりと依頼を受ける度に不敵な笑みを浮かべる部分に彼にしか知り得てない真実を察知し、その後の「真実」に対しての暴露で「あ~あ(゚Д゚;)」という気持ちにさせらる事となる。
そう考えると、男がやった事に悪気はなく、依頼されたから実行しただけ、けど依頼するにも相手の事をきちんとリサーチしろよ、そんな忠告を間接的に感じてしまった。
一方的な感情の高ぶりだけで、相手を恨み死を願う、それも勝手だが、死んでしまってからまさかそんなことが!?と知っても後の祭りだぞ、と。
原作もそうだし、脚本もそうだが、ユニークでブラックなアイデアを取り入れている辺りが才能の豊さを強く抱いた。

題材としては都市伝説でしょ、それに演出の随所でエグさも見受けられて、正に白石監督の得意分野。
監督候補に、白石さんを指名した人は分かってるなあとそこは感心したし、この人選には納得。
話も見応えがあるが、著名な役者がマインドコントロールによって命を次々に落としていく所も見応えの一つ、またしても白石監督の確かな手腕を見せつけられた、そんな堪能した気分で観終えれた作品でした。


沢尻エリカを久しく観ていなかったけれど、綺麗になったよねぇ。
本人の性格も歳を重ねてきた事で大分丸くなったのだろうか、演技自体にも嫌みがなくて良かった。

結婚しちゃって興味薄れてきたけれど可愛いものは可愛いのだ真野恵里菜ちゃん図鑑

デリヘル嬢役ですよ、たまらんね。
「いいことあったからサービスしちゃう♥」
どんなサービスしてくれるのかね、俺にも特別なやつを頼むよ♪(ちくしょう、現実の旦那にそのサービスとやらをやってあげてるんだな、くっそーーーー(´;ω;`)ウゥゥ)

評価:★★★★
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関連作:
『不能犯(2017)』(映画版)
『dTVオリジナルドラマ「不能犯」(2017)』(dTVドラマ版)

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探偵はBARにいる3

2018年06月16日 12時30分33秒 | 邦画サスペンス
2017年
日本
122分
ミステリー/サスペンス/犯罪
劇場公開(2017/12/01)



監督:
吉田照幸
『疾風ロンド』
出演:
大泉洋探偵
松田龍平高田
北川景子マリ
前田敦子諏訪麗子
鈴木砂羽モンロー
リリー・フランキー北城仁也
田口トモロヲ松尾
志尊淳波留
マギー
安藤玉恵峰子
正名僕蔵教頭先生
篠井英介フローラ
松重豊相田



<ストーリー>
「恋人の麗子が失踪した」という高田の後輩からの依頼を引き受けた探偵。調査に乗り出すと、失踪の陰に裏社会で暗躍する北城グループの殺人事件が見え隠れする。

命を燃やすものは、あるか?

―感想―


前田のあっちゃんのこのシーンと恋人に再会して泣きつくシーン、この2シーンを観てふと思った。
喋り方(イントネーション)が「私の事が嫌いでもAKBの事は嫌いにならないで下さい!」と全く一緒だ、と。
もしかして演技の振り幅がそんなにない・・・のか?あっちゃん。。。
変ったのは容姿だけかもしれん(かなり可愛くなった)。
もうちっと演技力上げた方がいいかもだねぇ。


そうか、こういう戦い方もあるのか!
相当汚い手だけど、勝ち負けに拘るならどうこう言ってられん。
変な奴に絡まれたら使ってみるかこの禁じ手(但しベルトをしてられると不発に終わるw)。

安定した物語構成。
大泉洋を中心にした登場人物達の見せつける存在感。
マリが遣り遂げたかった事を知った探偵が、最後に見せるやりきれない表情、なんか観ている私も胸が痛くなった。
上手い役者が当たり前に上手い演技をする。
映画に重要なのは、これ。
自然と笑わされる、ハラハラさせられる、感動させられる、そういった感情をしっかり与えてくれるのがプロ。
大泉洋にあって、あっちゃには無いもの、彼女自身が本作を観て学んで欲しいものだ。

クリクリて誰やねんと思ったのだが栗山英樹監督の事かい。
てか栗山監督までもが一人の登場人物になっているてのに驚き。
勿論初演技だろうけど、あれだけのエキストラを従えての撮影だから、緊張しただろうなあ。

エンドロール後のオチには笑ったが、そうだよね探偵さんと高田との関係は終わらせて欲しくはない、それを願うのは皆同じ。

今作のDAIGOの嫁図鑑

DAIGO、美人な嫁さんゲッチュ出来て羨ましいわ。

渋い生き方をするキャラを熱演。
波乱万丈とは正にこの事なり!を地で行くような女だった。

回想シーンでの探偵さんに救われて「私は不幸な女」オーラ爆発させているこのビジュアルが結構好き。

評価:★★★☆
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メーカー:テレビ朝日

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関連作:
『探偵はBARにいる(2011)』(第1作)
『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013)』(第2作)
『探偵はBARにいる3(2017)』(第3作)

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罪の余白

2017年12月22日 14時24分26秒 | 邦画サスペンス
2015年
日本
120分
サスペンス/ドラマ
劇場公開(2015/10/03)




監督:
大塚祐吉
原作:
芦沢央『罪の余白』
脚本:
大塚祐吉
主題歌:
金魚わかな『ダブルバインド』
挿入歌:
葛城ユキ『Freedom』
出演:
内野聖陽安藤聡
吉本実憂木場咲
谷村美月小沢早苗
葵わかな笹川七緒
宇野愛海新海真帆
吉田美佳子安藤加奈
堀部圭亮西崎真
利重剛宮崎知良
加藤雅也高山満



<ストーリー>
行動心理学者・安藤のひとり娘・加奈が教室のベランダから転落して死亡する。加奈の異変に気付けなかった自分を責める安藤。そんな折、笹川と名乗る加奈のクラスメートが現れ、安藤は娘の日記の存在を知る。

事件か、事故か。死んだ娘の親友は悪魔でした。

―感想―

以前から観たい、観たいと思ってた作品やったけど、ずっとレンタル中だったりして中々借りられずにいたのだが、やっとこさ観る事が出来たけど、期待以上の見応えある作品だったなあ。

観てない人の為に書いておくが、悪魔の女子高生・咲に苛々させられ続けるてのだけ頭に入れておいてください。
まあ可愛いというよりも綺麗系な女優さんかもね、個人的には正面から観たらそんなに好み顔じゃなかったけれど、横顔は好いと思ったよ。
ずる賢い咲を演じた吉本実憂の演技力、これがすこぶる高い。
実際に居そう、と思わせる悪女を実に悠々と演じていた。

大抵、秘密を探りに来た男を色仕掛けで落とそうとするのがサスペンス映画の常だけど、本作ではそういうのは一切なく、只々言葉を巧みに操って相手を翻弄させていく。
精神をとことん追い込んでいくという意味でもこの咲という悪女の性格は歪み切っている、言い方変えたら腐り切っている。
頭の賢い女が発する正論にぐうの音も出ない大人たちの情けなさが嘆かわしいたらありゃしない。

突然娘を亡くし、酒に溺れながらも、咲に付き纏い、事実を話せと詰め寄る父。
いじめていた事が原因で、手すりに上り落ちて死亡した事、これは映像の上では残っている(観客に対して見せている)ので確かではあるが、作品の中での証拠というものが全くない。
証拠が無ければ父親は手も足も出ない(一度怒りに任せて殴ってしまい警察に連行されるけど)。
となると、近付けば罵声を浴びせられるわ、嘲笑われるだけだわで、この状況から父親はどういった一手を打つのか、というのが見所。

ストーカー紛いで咲の行動を監視続けた結果、彼女が女優の道を目指し、事務所を探している事を突き止める。
これが、咲の感情を操作する上での重要な決め手となる訳で、学校や警察に相談しても駄目なら、マスコミに娘が残していたイジメの記録日記をバラすと脅す最終手段が有効を発し、ようやく悪魔の女との戦いに終止符が打たれる。
芸能界入り目指している咲からすれば、マスコミに知られて週刊誌等で暴露されるとなると、その夢が潰える恐怖を生み得るのだから、なんとしても阻止しなければいけない。
頭の賢い女に対抗するには自分も賢い行動を取るしかない。
体を張ってまでして賭けに出た作戦を実行した父親の執念には恐れ入ります。
これにまんまと乗せられた咲は、詰めが甘かった、感情のコントロールを最後の最後になって制御出来なかった心の弱さを痛感した事だろう。

ただ、ラストカットの咲の表情を見る限りでは反省の色は殆ど感じられませんでしたがね。
ヘマやっちまったな、程度の気持ちでいるんだろうなあ。

咲が終盤で見せた涙、あれはもう自分自身が自由になりたいという意味での涙だったのかもしれない。
決して懺悔の涙でなない事は明らか。
何時までも死んだ子の父親に付き纏われると女優の道への妨げとなるのだから、その自由が欲しいといった解放という名の涙が、咲を動かし、いざこざは全て片付けるしかないという決心へと気持ち固めた結果の末路があれ。
ちょっとした焦りが身を滅ぼした形になってたね、あの辺の流れは秀逸だった。
自分だけよければいい、そういう勝手な思考が神の罰を受けた様。
先々、キリストに対する信仰を馬鹿にしてたてのも一種の伏線か、天の神は悪者を懲らしめる為には正義者に手を差し伸べる。
のうのうと生きてられると思うなよ、そんな父親の怒りが天罰へと成り代わり振り落とされる。
頭脳戦に勝ち抜いた渾身の復讐の一手を見せられた気がした。

同級生役に武田玲奈。

またチョイ役だよ。。。

評価:★★★☆
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22年目の告白-私が殺人犯です-

2017年10月05日 19時12分59秒 | 邦画サスペンス
2017年
日本
117分
サスペンス/ミステリー
劇場公開(2017/06/10)



監督:
入江悠
『劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ』
脚本:
入江悠
主題歌:
感覚ピエロ『疑問疑答』
出演:
藤原竜也曾根崎雅人
伊藤英明牧村航
夏帆岸美晴
野村周平小野寺拓巳
石橋杏奈牧村里香
竜星涼春日部信司
早乙女太一戸田丈
平田満滝幸宏
岩松了山縣明寛
岩城滉一橘大祐
仲村トオル仙堂俊雄



<ストーリー>
5人が殺害され、未解決のまま時効を迎えた連続殺人事件。事件から22年後、犯人の曾根崎が突然名乗り出る。告白本を出版し、マスコミを連れて被害者遺族に謝罪、警察を挑発する曾根崎に人々は熱狂するが…。

すべての国民が、
この男に狂わされる。


-感想-


この中に本当の真犯人がおりますよ、と。
あそこまでムキになってくる辺りで怪しいなと気付けるかどうかだね。


病院に突然現れた曾根崎が刑事の牧村に何かを耳打ちするシーンが重要。
この時は言葉を聞き取れないてのがミソでもある。

時効云々に関しては、真犯人が犯行現場を直接自分で録画したシーンが鍵となっている。

さり気無い部分に注視出来た牧村は刑事として有能と言えるでしょう。

遺族となったヤクザ、医師、若い女性も展開の上でとても貴重な存在。
そこに同じく犯行現場で代わりに殉職した上司と、妹の二人を失い遺族の一人でもある牧村も加わり、壮絶な復讐劇へと発展していく訳で、牧村の妹の婚約者が何処に行ってしまったのかもトリック的な一つとして動いている点を頭に入れながら観て欲しい。

藤原竜也主演で韓国映画のリメイクとなると『MONSTERZ モンスターズ』という失敗作を否応なしに思い出す訳でして、これももしかしたらそんな感じになっているのかなという一抹の不安を抱きながらの鑑賞でしたが、思ってたよりもちゃんと鑑賞に堪え得る作りになっておりました。
韓国版の出来がすこぶる良いので、脚色と監督の手腕次第では巧くリメイク出来る事は可能。
その務めをきっちりと果たし完成させた点は褒めるべきかと。
舞台を日本に置き換えるにあたり、大事な要素として阪神大震災や東京タワーを違和感無く絡めて来た部分も評価出来る。
1本のリメイク作としては特におかしく感じる箇所も見当たらず、オリジナル未見な人にとってはかなり意外な展開が繰り広げられるので、驚きを持って楽しめるのではないでしょうか。

個人的にはシリアスな中にもコミカルなものも見えたオリジナルの方が好きですが、これはこれで悪くない仕上がりだと思うよ。
真犯人が犯罪に手に染めた理由も納得できますしね。
一度強烈な恐怖を味わった者は精神が異常となり、模倣に走るてのも分からなくもない。
けども、そうだ!もっと!もっと俺の首を絞めろ!!てな姿は流石に狂ってる。
狂っているからこその異常犯罪者なんだろうけども。

評価:★★★☆
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関連作:
『殺人の告白(2012)』(オリジナル)

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ミュージアム -序章-

2017年07月05日 14時41分26秒 | 邦画サスペンス
2016年
日本
56分
サスペンス
TV



監督:
白石晃士
『貞子vs伽椰子』
原案:
巴亮介『ミュージアム』
脚本:
白石晃士
出演:
三浦誠己
川島鈴遥
森田想
細川佳央
三浦英
上田帆乃佳
河屋秀俊
奥野瑛太
宇野祥平
中野英樹




<ストーリー>
ジャーナリストの九堂仁は、ある事件の取材中に娘を何者かに誘拐される。犯人だと名乗り出たカエルマスクを被った男は、九堂に次々に理不尽な指示をする。

-感想-

全編手持ちカメラ、スマホカメラ目線によるフェイクドキュメンタリー系統作品。
だって監督が白石さんだし。

か弱い女子高生の顔をぶん殴るとか不快の極まり。
しかもご丁寧に10発みっちりと様子を映しているものだから余計に不快度が増すばかり。
あれだけ殴られても気絶しない女子高生も凄いですけど。
これに指詰めも描いていたら平常心保てなかったかもしれん。
正直、拉致られた女子高生のお父さんが指詰め寸前に現れた時には心底ホッとしたよ。

父子の愛を試す「作品」。
逃げ場を完全に失った2組の父子が最後どういう結末を迎えるのか。
もう端から解放なんてする気もないだろうてね、カエル男の鬼畜さだけが浮き彫りにされてますが、こういう胸糞悪いものを平然と撮っちゃう所が白石監督ならではの良さ。
正編も白石さんが作ればよかったのに。
あんな中途半端なハッピーエンドなんかにはしてなかっただろうな。
ある意味、鑑賞者の神経を逆撫でする様なラストを用意するかもしれんね、この監督なら原作無視してやりかねん笑。

評価:★★★
17/07/05DVD鑑賞(準新作)
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関連作:
『ミュージアム(2016)』
『ミュージアム -序章-(2016)』

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デスノート Light up the NEW world

2017年04月27日 11時39分41秒 | 邦画サスペンス
2016年
日本
135分
サスペンス/ホラー
劇場公開(2016/10/29)




監督:
佐藤信介
『アイアムアヒーロー』
原作:
大場つぐみ
小畑健

主題歌:
安室奈美恵『Dear Diary』
出演:
東出昌大三島創
池松壮亮竜崎
菅田将暉紫苑優輝
川栄李奈青井さくら
藤井美菜七瀬聖
青山草太松田桃太
竹井亮介黒元晋
大迫一平浦上衛
金田明夫須加原順郎
松山ケンイチL・竜崎
藤原竜也夜神月
戸田恵梨香弥海砂(ミサミサ)
船越英一郎御厨賢一
声の出演:
沢城みゆきアーマ
阪口大助ニア
中村獅童リューク
松坂桃李ベポ



<ストーリー>
死神により再び地上にもたらされたデスノート。同時多発的に大量殺人事件が発生する中、デスノート“オタク”の捜査官・三島、Lの後継者である世界的名探偵・竜崎らが捜査に当たるのだが…。

あの事件から10年――
これで、すべてを終わらせる。


-感想-

川栄のりっちゃん出番それだけぇ?
フード被ってほぼその可愛いお顔が拝見出来なかったし、残念。

今の戸田恵梨香にツインテールしろ、とは言えんな。
軽く放送事故になりそう。
10年前はすっげぇ似合ってて原作ファンも大喜びしたんだぜ!
勿論、俺もだぜぇ。

Lの後継者、キラの後継者。
各々の後継者が再び地上に落とされた6冊のデスノートを巡って、奪い合いを繰り広げる話。
過去シリーズの懐かしい面々が今一度顔を揃える中、新たなキャラクターが多く登場し、己の命を懸けてデスノート界の頂点を目指そうとする。

個人的には普通に楽しんで鑑賞出来ました。
けども、一人残して他の主要人物全員死んじゃったんですけど、どうするのこれ。
新シリーズとして続き作るにも、その一人以外は総入れ替えしなきゃいけないって事だよね。
なんか不安しかないんですが。
新キャラだらけの続編て面白くなるんだろうか。
ここまで潔い展開にしちゃったのなら、これはこれでもう終わらせた方が良いかもしれんね。
てか続編の情報とかは私の知る限りでは出てないので、単品勝負だったのかしら。

評価:★★★☆
17/04/27DVD鑑賞(新作)
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関連作:
『DEATH NOTE デスノート(2006)』(実写映画)※個人的評価:★★★★
『DEATH NOTE デスノート the Last name(2006)』(実写映画)※個人的評価:★★★★☆
『DEATH NOTE デスノート(2006~2007)』(TVアニメ)※個人的評価:★★★★
『DEATH NOTE デスノート ディレクターズカット完全決着版 ~リライト・幻視する神~(2007)』(TVアニメスペシャル)
『DEATH NOTE:R2 デスノート:リライト2 Lを継ぐ者(2008)』(TVアニメ総集編)
『L change the WorLd(2008)』(実写映画)
『デスノート(2015)』(TVドラマ)
『デスノート Light up the NEW world(2016)』(実写映画)
『デスノート NEW GENERATION(2016)』(TVドラマ)
『デスノート(2017)』(ハリウッド実写版)

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ミュージアム

2017年03月18日 14時39分56秒 | 邦画サスペンス
2016年
日本
132分
サスペンス
劇場公開(2016/11/12)



監督:
大友啓史
『秘密 THE TOP SECRET』
原作:
巴亮介
脚本:
大友啓史
主題歌:
ONE OK ROCK『Taking Off』
出演:
小栗旬沢村久志
尾野真千子沢村遥
野村周平西野純一
丸山智己菅原剛
田畑智子秋山佳代
市川実日子橘幹絵
伊武雅刀岡部利夫
五十嵐陽向沢村将太
大森南朋沢村久志の父
松重豊関端浩三
妻夫木聡カエル男



<ストーリー>
自らをアーティストと称し、雨の日に猟奇殺人を繰り返す「カエル男」。刑事の沢村は事件を追うが、カエル男の次のターゲットは沢村の妻だった。

あなたは、
最悪のラストを
期待する


-感想-

幾らじっくり観ても妻夫木聡だと認識出来ない。
ただのハゲサイコ野郎としか目に映らん。
髪があるないの違いだけでこうも見た目自体が変わっちゃうものなのか。
人体の七不思議やね。

親が親なら子も子だわな。
家庭を顧みない親父をあれだけ嫌ってた癖に本人も同じ様な道を辿っている。
まあ殉職した父の跡を継いだ時点で先は見えてたか。
刑事てそんなに忙しい職業なのかな、知らんけど。
別に浮気していて家に帰って来ない訳じゃないんだし、その辺妻は理解してやって欲しいよね。
それが分かってて結婚したんじゃねぇの?
仕事馬鹿になるのもいいやん。
但し仕事馬鹿過ぎるのは駄目だとは思う。
適度に働き、適度に家族を気遣う、これ大事。
結婚もしてない私が言っても何の説得力もないけどなww

キャッチコピーが
“あなたは、
最悪のラストを
期待する”

いや、どう考えてもあの状況で最悪なものは期待出来んでしょ。
警察が取り囲んでいるわ、妻の頭を撃ち抜く度胸も無さそうだわで、どうせモタモタしている間に邪魔が入って何事も無く平凡に終わるんだろ?て軽い気持ちで観てたけど、案の定予想した通りだった。
キャッチコピーであれだけ煽っておいてこれだもん、日本映画はどうにもハッピーエンドに持って行きたがる傾向があって、正直つまらん。

妻夫木が日光食らって「顔がぁ顔がああ嗚呼!!」とお前はヴァンパイアかよてツッコませるよりもだな、「うっわああ、なんちゅう最悪な結末・・・」と愕然的な顔にさせられるようなものを用意してこそ、煽りのキャッチコピーが映えるてもんよ。
これだと
“あなたは、
最悪のラストを
期待しちゃうかもだけど期待しない方がいい”

が似合ってる。
どうせ・・・え!?まさか本当に!?
こういう展開にきっちり答えてくれるのはエグさと絶望さに定評のある韓国映画だろうなぁ。
あの国なら、原作無視してとことん観客の心を握り潰すような衝撃的なラストを考えて映像化してしまいそうだもん。
その国が製作する映画に対しての印象てやっぱりあるかと。
そういう意味でも邦画(特に全国公開する一般映画)は観客に気分良く席を立って貰いたいのか幸せな形で締めくくるのが多い。
こちとらそんなの望んでねぇっての。
サイコで行くならサイゴまでサイコで貫けよ!!
中途半端なハッピーエンドはいらんですよ。

とは云え、そのラスト以外は割りと面白く観れた作品。
なので、余計に安全安心で終わるラストが気に食わない。
そういや主人公の息子が首筋をボリボリと掻いてたな。
犯人と同じ症状が出てきたて事か、、、だから何?
は?もしかしてここに“最悪のラスト”を掛けてるとか言い出す?
まあ雨の日以外のお外には出られなくなった息子となるなら“最悪”には違いないが、ここを指しての“最悪”なら、かなり言葉の重みが違ってくるんですけど。

今作の可愛い子役図鑑

父親が胴体縦真っ二つにされた状態で自宅に送り届けられる家族の娘さん。


通り魔に襲われそうになっている所を主人公の父親に助けられた母子の娘さん。

評価:★★★☆
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レンタル開始日:2017-03-16
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関連作:
『ミュージアム -序章-(2016)』
『ミュージアム(2016)』

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秘密 THE TOP SECRET

2017年01月26日 12時26分02秒 | 邦画サスペンス
2016年
日本
148分
SF/サスペンス/ミステリー
PG12
劇場公開(2016/08/06)



監督:
大友啓史
『るろうに剣心 伝説の最期編』
脚本:
大友啓史
主題歌:
SIA『ALIVE』
出演:
生田斗真薪剛
岡田将生青木一行
吉川晃司貝沼清孝
松坂桃李鈴木克洋
織田梨沙露口絹子
大倉孝二今井孝史
木南晴夏天地奈々子
平山祐介岡部靖文
栗山千明三好雪子
リリー・フランキー斎藤純一郎
椎名桔平露口浩一
大森南朋眞鍋駿介



<ストーリー>
死んだ人間の脳に収められた記憶を映像化して事件を捜査する機関・第九に、死刑囚の記憶を頼りに少女を捜す任務が与えられる。

記憶に潜入せよ。

-感想-

長い割には大して面白くもない映画。
ただ取り合えず最後まできちんと観れた事だけは評価する。

サイコパス絹子。
一家を惨殺し身代わり容疑者の父親が死刑になってから都合良く記憶喪失になった女。
この記憶喪失の範囲が分からん。
全部の記憶がないのか一部の記憶がないのか。
父の遺品となる腕時計を刑事がはめているのを観て、それ知ってるみたいな事を言ってたが、その記憶はあるのかよ。
この時点で怪しいとは思わないのかね。
誰もそこには触れないてのも変だ。

サイコパス淫乱絹子に皆が虜となるってのが・・・可愛いか?
まったく好みの顔してないんだが。
あの顔で誘惑してきたらぶん殴ってるわ私なら。

焼身自殺というなんともスッキリしない幕切れ。
エンディング前に犬の記憶を垂れ流し。
感動しろと?
どうやって?
いやどこに?
皆良い笑顔してまんな、だから何さ。

これちょっと人物相関図が欲しいやね。
繋がりがイマイチ把握し辛い。
次から次へとキャラクターだしゃそれでいいってもんでもないでしょうよ。
あーだから尺が長くなっちまったのか。
現在、過去あっちこっち映しちゃってもう。
この程度の話なら100分以内に収められそうだけども。

記憶を探る映画ですけど、記憶に残らない映画でもある。

ゴールデンタイムでの地上波ノーカット放送は難しいかな。
頭部切開シーンがあるから。
死体造詣はリアルだった。

評価:★★★
17/01/26DVD鑑賞(新作)
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ヒメアノ~ル

2016年11月19日 14時48分19秒 | 邦画サスペンス
2015年
日本
99分
サスペンス/コメディ
R15+
劇場公開(2016/05/28)



監督:
吉田恵輔
『純喫茶磯辺』
原作:
古谷実
脚本:
吉田恵輔
出演:
森田剛森田正一
濱田岳岡田進
佐津川愛美阿部ユカ
ムロツヨシ安藤勇次



<ストーリー>
ビル清掃会社のパートタイマーとして働く岡田は、同僚からカフェ店員・ユカとの恋の橋渡し役を頼まれる。彼女が働くカフェへと足を運んだ岡田は、そこで高校の同級生・森田と再会し…。

めんどくさいから殺していい?

-感想-

「お母さん、麦茶持ってきて!」
事故を引き起こし血塗れとなり片脚失ってようやく楽しかった頃の自分の姿を思い出す。
耳障りな言葉に支配され続けられてきた脳が正常に解放された瞬間でもあった。

岡田がユカからまさかの逆告白を受け動揺。
盗み見していた安藤が奇声を発してその場から逃走、それを見て何故かユカも奇声を上げながら逃走。
ポツンと残される岡田。
我慢する事はない、ここだけは声に出して大笑いしておけ。

一組のカップルが誕生した時に、一人の狂人が動き始める。
開始から40分弱、凄いタイミングでタイトルテロップが映し出され不安を齎す音楽も同時に流れ出す。
これを起点に平和な日常が一気に地獄行きと化していく。

直後の岡田とユカとのセックスシーンと森田の凶暴性を帯びた殺人シーンをカットバックで映す演出が絶妙で、エロス・殴打・喘ぎ・失禁・後背位挿入・痙攣・幸福の絶頂、そして殺り遂げた事での絶頂と同時刻に起きた対象的な絵面の切り替えしには、これからの嫌でも目撃せざるを得ない悲劇を予兆させ、変な汗が全身から出てきてしまった。

手が邪魔っ!

後半は狂っている。
狂い過ぎて逆に目を背けるのも忘れてしまう程だ。
森田の暴走に歯止めが利かなくなり、不穏な空気が辺り一面を覆い尽くすと一時の安らぎも与えないまま物語はラストまで一気に突き進む。
100分も無い作品だが、余りにも救い様の無さが続く為に2時間以上鑑賞した様な猛烈な精神の疲れを感じてしまう位に引き込まれてしまう狂気の展開。
頭が完全にイカれてしまっている森田。
サイコパスと言うに相応しいその邪魔者を次々と己の手で排除していく危険の度が過ぎる森田を演じたのがV6の森田剛。

役作りが完璧過ぎて顔がヤバイ事になってしまっている。
アイドルの肩書きを捨て、サイコキラーという難役を全身全霊を傾けて遣り遂げた事で強烈なインパクトを残してくれていた。
あのヤバイ顔は今でも頭に思い浮かべると身震いしてしまう。

原作漫画は読んでいる。
あちらも危険な香りがする内容だったが、本作を観て私は確信した。
間違いなく原作を遥かに超越している危ない映画だ、と。
登場人物を絞った事でかなりテンポの良い流れとなっているし、森田くんにしろムロツヨシさんにしろ癖者の役者を揃えたてのも功を奏し、作品全体の株を上げるのにも成功している。
昔から濱田岳が出演している映画にはハズレ無しと思っている自分だが、これも又当たり、大当たりだった。

日本のサイコサスペンスもので、精神的にダメージを大きく食らったのは園監督の『冷たい熱帯魚』があったが、あの作品から久しぶりに衝撃を受ける事になるのがまさかこの作品になろうとは正直予想にもしていなかった。

現実社会でも問題となっている「イジメ」。
これは本当にやってはいけない。
受けた人間の心の傷は一生涯消えないし、誰に対しても得にもならない。
「イジメ」は人を変え、「イジメ」は人を壊す。
そんなメッセージ性を込めた本作だが、見応えは十分にあると断言出来る。
だが、不快な気持ちを抱き、心が沈んだままエンドロールを迎える事も否定は出来ない。
楽しい映画を観たい人にこの作品を薦めるのは気が引けるが、日常に潜む怖さを体感したければ鑑賞しても損はないだろう。
但し、苦しく欝になる事を承知の上で臨んで欲しい。
色んな意味でトンデモな作品に出会えた事に嬉しさを感じ、迷わず満点評価としたが、これだけはキッパリと書き残しておく。
二度と観たくはない。

評価:★★★★★
16/11/19DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-11-02
メーカー:ハピネット

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