銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

ハンナ

2011年12月18日 01時33分39秒 | 洋画サスペンス
HANNA/11年/米/111分/サスペンス・アクション・ドラマ/劇場公開
監督:ジョー・ライト
音楽:ケミカル・ブラザーズ

出演:シアーシャ・ローナン、エリック・バナ、ケイト・ブランシェット、トム・ホランダー、オリヴィア・ウィリアムズ、ジェイソン・フレミング

<ストーリー>
元CIA工作員の父に殺人マシーンとして育てられた少女・ハンナが宿命を背負いながら、命を狙う刺客たちと壮絶な戦いを繰り広げる。
<感想>
ジョー・ライト監督とシアーシャ・ローナンの組み合わせと言えば『つぐない』が有名。
でもオラ観てないからしらね。

シアーシャ・ローナンで真っ先に思い出すのがピージャクの『ラブリーボーン』でしょう。

『エンバー 失われた光の物語』だろ!
とか言う人はかなりのマニアックさんだ。

ま、どちらの彼女も可愛らしいかったんだが、なんだ??
眉毛金色になっただけで顔がおばさんっぽいぞ。
眉毛マジックか?
グリムの家のおっさん、得意のマジックで眉毛を黒色に変えてくれ!

殺し屋ハンナの、父を求めて3千里

ていうお話。
生まれてから16歳になるまで山小屋生活してたから、下界に出た途端、見る物、知る物全てがアンビリーバボー!!
電気ポットに驚いたり、TV観てたら戦争シーンが映し出されてあたふたし出したり、電話が鳴り出したのでビックリしてTVのリモコン向けて「えい!えい!」て闇雲にボタンプッシュしたり。
いやいや、TVのリモコンで電話の音は消せないから。
世間知らずな所がちょっと可愛いぞ。

そんなハンナちゃんだけど、いざ戦闘態勢に入るとメッチャ強い。
走る!殴る!逃げる!飛び掛かる!殴る!慈悲無き止めを刺す!!
シアーシャ・ローナン、よくぞここまでアクション頑張った。
ここは素直に褒めておこう。
そういやエリック・バナも強かった。
『ハルク』にはならなかったけど、刺客に対してのマーシャルアーツは凄かった。

刺客と言えば、あのゲイのおっさん、キャラとしては面白い。
「ねむねむマンだよ~」
なんてユーモアが口に出るなんて、洒落ってるね。
しかし中途半端な強さ?恐さ?が微妙ではある。
何を延々と車で尾行してるんだよ!ってツッコミたくもなる。

ハンナに味方する者、全員抹殺!
が心情なマリッサ姐さんは非道過ぎて素敵なんだか単なる弱い者苛めが好きなクズなんだか良く分からん。
ハンナに追い詰められて逃げ回る姿が情けなさ過ぎる。
威勢は良いが、実は死にたくない病に侵された可哀想な人なんだろう。

そういや、あの家族どうなったんだ?
助かりたかったら白状しなさい!
なんてマリッサ姐さんに恐喝されていたけれど、姐さんの事考えると生かされているとは思えないんだが。
どうでもいいけど。

普通かなぁ。
あんまり盛り上がる場面がなかったかなぁ。
う~ん、なんかこう、楽しめました!っていう気持ちにはなれなかったな~。
ケミカル・ブラザーズの音楽はやたらとクールで格好良いのに、作品自体にはそれが反映されていない感じ。
オープニングとラストでのタイトルの出方位か。
「お!」って思ったのは。
そこだけってのは寂しいねぇ。

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★
11/12/17DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-12-14
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

2011年12月18日 00時23分16秒 | 洋画アクション

TRANSFORMERS: DARK OF THE MOON/11年/米/154分/SFロボット・アクション/劇場公開
監督:マイケル・ベイ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、マイケル・ベイ

出演:シャイア・ラブーフ、ジョシュ・デュアメル、ジョン・タートゥーロ、タイリース・ギブソン、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド
声の出演:ピーター・カレン、ヒューゴ・ウィーヴィング、レナード・ニモイ

<ストーリー>
40年前の事実を政府が隠し続けていたことが原因で、“トランスフォーマー”の侵略者が再び地球を襲撃。世界の都市は次々と破壊されていき…。
<感想>
こういう画面の中で騒々しく物体が無茶苦茶に動き回る映画は

スクリーンで観てこそ!

なんですよ。

ったく私も学習してねぇな。
みかん箱サイズのTV画面で観たって迫力なんて伝わってこねぇよ。
逆に派手過ぎて訳分かんないよオヨヨorz

でもよ、狭い日本のウサギ小屋に住んでる人間の中に、どれ位の人がホームシアター並みのでかいTVを持っているのかって考えるとそうはいないと思うんだよな。
しかもよ、3D対応で、音響設備も整っている凄いやつ。
んな!セレブじゃねぇんだからさ、無理無理ハハハ。

年末ジャンボで3億当てて、地下に防音装備の部屋を作って高価なAVハードを繋いで観たいよね!!
映画館には行かない私としてはそれ位の贅沢、あぁ夢見ちゃうよ。
見るだけならタダだよ。
はっ!虚しいっ。。。

無駄な愚痴をこぼしてもちっとも気が晴れないが、完結編となるトランスフォーマー第3作目を観た。

あれ?
ヒロイン代わってる。
ミーガン嬢は??
今作のヒロインは本作で初映画出演となるロージー・ハンティントン=ホワイトリー。
初登場シーンでのお尻ぷりっは好い。
スタイルも申し分無い。
流石モデル出身。
さぁ顔を見せておくれ・・・。

・・・

・・・・

・・・・・

ミーガンさ~~~~~ん!!
ボクはミーガンお姉さんの方が良いよ~~。
おもちゃを買って貰えず、店先で大泣きするクソガキみたく布団の上でジタバタしてみたが、気を取り直して続きを観る。

オバマ大統領から勲章貰ったのに就職出来ないでニート野郎なサムが、ようやくレター係として採用して貰った会社の上司にジョン・マルコヴィッチ。
それはまぁ別にどうでも良いのだが、その同僚の中に東洋系の奴がいる。
便所の個室で徐にサムの前でズボンを下ろして、その後ビルから落下して肉片と化した男だ。
何処かで観た事あるぜ?
う~ん?
うぅ~ん??
あ~~~ん?
あっ!ミスター・チャウやん!!
ほら、『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』に出てきた胡散臭いチャニーズ・ギャングの男だよ。
ね?
すっきりした。
結構考えた。
そうこうしていたら話がかなり進んでいた。

バンブルビー、結構良いタイミングでサムのお助けマンになってるねぇ。
しかもだ、車からロボットへ、そこからまた車へと変形していく様が格好良いやん。
こんなパターン、過去あった?
最終決戦地でのシカゴでも、ビルから落下したサムを、ここでも抜群の登場で手のひらキャッチするヒーローっぷり。
オラ、ちょっと感動して泣けた。
そして、ラスト。
サムとカーリーの愛のキスをお祝いするかの様に、部品のナットを目の前に落として御満悦。
「結婚指輪はちょっと早いよ」
照れるサム。
乙な事するやん、ビーちゃん。
オラ、またしても優しさに泣けた。

終盤は流石‘破壊王子’の異名を持つマイケル・ベイらしく、すわ『スカイライン-征服-』かって位の物凄い異星人戦争になっていてビックリ・・・は別にしなかったが、このシリーズでは珍しく、宇宙人のキャノン砲受けた人間が粉砕されて骨だけになっちゃうのは面白かった。
それと頭部なりを引き千切られたロボ人が、血みたいなのを噴き出しているのにも切り株派としてはグッときた。
それ位は見せろ!
映倫気にしてちゃ映画なんて作れねぇぞ!
は・か・い!それ、HA・KA・I!!

全年齢対象なのにベイさん最後でやり過ぎだ(笑)。

片腕失ったオプティマスがセンチネルの前に絶体絶命の大ピンチ。
が、そこに意外な助っ人参上!!

って私ゃ予想出来たよ。

あ、ほらほら、現れたよアハハ

人間の女に説教された位で奮起するエイリアンなんて、あら情けない。
しかも助け舟出しておきながら瞬殺されるなんて、あら格好悪い。

まぁ、なんだ。
2作目よりは楽しめた。
うん、悪くない。
けど、視聴環境が悪過ぎた。
何度も言うが、ちっさいTVでロボ映画を観てはいかん。
肝心な所(映像)で感動せずに、小さな箇所に感動しただけで観終わってどうする。
どうにも得られた感動がちっぽけなので、改めて居間にあるでかいTVで観直してもいいかな?。
いいとも!

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『トランスフォーマー(2007)』(第1作)
『トランスフォーマー/リベンジ(2009)』(第2作)
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2011)』(第3作)
『トランスフォーマー/ロストエイジ(2014)』(第4作)
『トランスフォーマー/最後の騎士王(2017)』(第5作)
『バンブルビー(2018)』(スピンオフ)

『トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023)』

評価:★★★☆
11/12/17DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-12-16
メーカー:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

コメント (26)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハロウィン4/ブギーマン復活

2011年12月15日 00時35分28秒 | 洋画ホラー

HALLOWEEN 4: THE RETURN OF MICHAEL MYERS/88年/米/88分/スラッシャー・ホラー/劇場未公開
監督:ドワイト・H・リトル
テーマ音楽:ジョン・カーペンター

出演:ドナルド・プレザンス、エリー・コーネル、ダニエル・ハリス、ジョージ・P・ウィルバー

<ストーリー>
ブギーマンこと、マイケル・マイヤーズは、またしても精神病院から脱獄、故郷のハドンフィールドを目指す。今度の標的はローリィの忘れ形見であるマイケルの姪・ジェイミーだった。
<感想>
ジョン・カーペンター監督自作のオリジナル曲「マイケルのテーマ」が流れるとテンション高まります。

ジェイミー・リー・カーティス演じたローリィの娘ジェイミーが今作のマイケルにとっての標的。
そこに、長年のライバルであるルーミス医師が関わってくるという話。

相変わらず神出鬼没に出現するマイケルの存在は不気味です。
パトカーの後部座席に隠れていたり、街のマイケル狩りに繰り出した男達が乗るトラックの後ろに掴まって身を潜めていたりと、ジェイミーを葬る為ならストーカー並みの執念を見せてくれます。

保安官とルーミスが協力してジェイミーを家に匿うのですが、何故か彼女を残して何処かに行ってしまうという大失態を犯してしまうから、マイケルにとってはチャンス到来です。
その事で結局はルーミス何もしてないやん、というマイケル退治に繋がってしまうのですが(笑)。
役立たずも良い所です。

悪魔は血の繋がりを持つ者に乗り移る

とも取れる意味深なラストシーンは結構良い感じ的に恐ろしくなっています。
この謎は続編に受け継がれているのかな?

ガソリンスタンドの店員、保安官補佐、レイチェルの恋人等、結構な人数が殺されますが、残酷描写は薄いです。
ハロウィンシリーズは「13金」みたくスプラッターな映画じゃなく、いかにマイケルが悪魔的なものかというのを、姿・動きで怖さを表現して、そこに不気味さを抱かせる異色な演出が光るスラッシャー映画。
存在感のみでホラーとして成り立たせているので、派手さを好む人には物足りないかもしれないな。
派手に暴れ回るスプラッター要素満載なマイケル・マイヤーズを観たい願望がある人は是非ロブ・ゾンビ版をどうぞ。

関連作:
『ハロウィン(1978)』(シリーズ第1作)
『ブギーマン(1981)』(シリーズ第2作)
『ハロウィン III(1982)』(シリーズ第3作)
『ハロウィン4/ブギーマン復活(1988)』(シリーズ第4作)
『ハロウィン5/ブギーマン逆襲(1989)』(シリーズ第5作)
『ハロウィン6/最後の戦い(1995)』(シリーズ第6作)
『ハロウィンH20(1998)』(シリーズ第7作)
『ハロウィン レザレクション(2002)』(シリーズ第8作)
『ハロウィン(2018)』(シリーズ第9作)
『ハロウィン KILLS(2021)』(シリーズ第10作)

『ハロウィン THE END(2022)』(シリーズ第11作)

評価:★★☆
11/12/14DVD鑑賞(旧作)
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-10-14
メーカー:J.V.D.

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペイン一家監禁事件

2011年12月14日 00時00分02秒 | 洋画ホラー
SECUESTRADOS/10年/スペイン/85分/サスペンス・ホラー/劇場公開
監督:ミゲル・アンヘル・ビバス
脚本:ミゲル・アンヘル・ビバス

出演:フェルナンド・カヨ、アナ・ワヘネル、マヌエラ・ベイェス

<ストーリー>
すれ違い始めた生活を修復しようと、郊外の新興住宅地へ移り住んだある一家。引越しも終わり初めて迎えた夜、突然覆面を被った3人組の男たちが押し入って来る。
<感想>
これね、物語はシンプルなんだけど、カメラワークがずば抜けて素晴らしいのよ。

オープニングでのカメラ横倒れで撮った袋で顔を覆われた血まみれの男性。
一定の間を置いて、激しく呼吸し出すと、むくりと置き上がってよたよたと森を歩き幹線道路へと出る。
そして走行する車に轢かれて、運転席から飛び出して来た男性が駆け寄り大丈夫か?と声をかける。
このオープニングタイトルが出るまでの一連の流れを、まるでデ・パルマ監督を彷彿させる様な違和感の無いワンカットで一気に撮りあげているんです。

舞台は、高級住宅に引っ越してきた3人一家の話へと移ります。
ここでもまた、ワンシーン毎に全てワンカットで撮影しているという拘り様。

序盤は業者を交えながらの引っ越し風景を映しているのですが、後に繋がりを持たせる人物なり小物なりをさり気無く画面上に出している辺りにも、細かい所まで演出が行き届いているなと感心させられる部分でもあります。
気を抜いて観ていると感付かないかもしれないので、ここはしっかり済み済みまで目に焼き付けて欲しい。

一通り引っ越し作業が終了すると、話はいよいよ本題に入って行きます。
そう、覆面姿の強盗3人組によって、平和的な一家が一気に恐怖のどん底に突き落とされていくのです。

見せ方に工夫が施されているので、下手なホラー映画観るより、心臓に悪いドキドキ感みたいなものが永遠に続くんじゃないかと思う程のノンストップな展開に目が離せません。

主犯格の男と一緒に銀行ATMで金を下ろさせる為に外へ連れ出される夫。

残りの強盗犯2人に人質として家に監禁され凌辱の限りを尽くされる妻と娘。

この別々のシーンを交互に映し、ストーリーはいよいよ佳境へと向かうのですが、家に留まっていた強盗犯の1人が自分勝手な非道極まりない行動をした事で、事態は一気に急展開していきます。

仲間と連絡が取れなくなった主犯格の男が、夫に運転させて家に帰れと命令。
時同じくして、家では強姦されていた娘が勇気を振り絞って抵抗し、家中を逃げ回る。

この同時間帯の出来事を、何と画面二分割で表現。

右の画面観たり左の画面観たりと大忙しになりますが、どちらもとんでもな事態に陥っているので私の心拍数は上がりっ放し。

そして!!

私が思わず「うわ、作りが上手いわ!」と声に出してしまったシーンに到達。

二分割だった画面が、事態の収拾という意味合いも込めて一枚の画として完成されるんですね。
この表現方法は素晴らし過ぎますよ。
ある程度編集はされているとは思いますが、それなりに技術力がないとこういったカメラワークは絶対出来ないんじゃないでしょうか。

ここまでは高度な撮影技術に色々と驚かされちゃいましたが、『ファニーゲーム』とかの希望を与えない作品とかが好きな方は更に驚愕なエンディングに絶望する事間違い無し!!

あの一枚画に完成した時には観る者に光を齎すラストを期待するじゃないですか。

そんなもの、ま~~~~~ったく無いですからっ!!

酷い話です。
最悪な結末です。
わわわわ・・・ってなります。
あかん、あかん、あかんやろ!って呆然としちゃいます。

ヨーロッパの犯罪者こえぇぇ~~~。

高級な家に住む時はセキュリティは万全に。
だって強盗犯登場シーンがガラス窓突き破っての侵入なんやもん。
金持ちならガラス位厚めにしとけよって思わん?^^;
貴方の家はセコムしてますか?

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★★☆
11/12/13DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-12-07
メーカー:キングレコード
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マジすか学園2

2011年12月13日 02時16分02秒 | 邦画ドラマ
11年/日本/各話25分/学園ドラマ/TV
監督:佐藤太、豊島圭介
企画:秋元康
原作:秋元康
主題歌 :青春と気づかないまま(最終話のみ「ヤンキーソウル」)
オープニングテーマ:ヤンキーソウル

出演:AKB48

<ストーリー>
“ラッパッパ”の部長・大島優子からマジ女の将来を託された前田敦子。“ラッパッパ”のメンバー卒業から数ヵ月後、マジ女は新体制となるが…。
<感想>
1に引き続き熱くレヴューしています。
AKB48、SKE48ファン推奨。
興味Nothingの方はさらっとスルーでお願い。

まずは人物紹介から。
【馬路須加女学園】
最強武闘派集団ラッパッパ(吹奏楽部)


前田敦子(AKB48チームA)
新副部長。
但し殆ど部室には姿を見せず、街に繰り出してはチンピラ、ヤクザ相手に仕置き人紛いな喧嘩を吹っ掛けている。
これは自分より強い相手を見付ける為で、今自分は何をするべきかを模索している。
喧嘩の後には、瓶に詰められた桜の花びらを一枚食べ感慨に耽る。
無差別連続暴行犯として警察から追われる身となっており、最終回ではシブヤと和解後、自ら進んで出頭し、物語の幕を閉じた。
仲間に別れを告げた後、センターとネズミにマジ女の「テッペン」を託している。
萌えポイント
出番こそ少ないものの、圧倒的な存在感を見せつけてくれる。
半端無い喧嘩の強さが魅力的であり、戦い後の笑顔が消えた切ない表情にも魅力を感じさせる。

おたべ - 横山由依(AKB48チームK)
新部長。
過去に前田と戦った事がある。
その強さを見込んで前田が京都から呼び寄せた。
1の前田と似た所があり、喧嘩は滅法強いが、自らは進んで喧嘩を仕掛けない平和的主義な所がある。
部員からの信頼も高く、統率力もあり、また頭も良い。
得意技は足蹴りで、その中でも踵落としに自信を持っている。
萌えポイント
京都出身なので、セリフは京都弁。
私は方言少女に弱いので、ゆいはんの柔らかい京言葉にはメロメロになってしまった。
正直な所、2に出てくるキャラの中では断トツの癒し系キャラだと思う。
京都弁最高!
ゆいはん最高!!

鬼塚だるま - なちゅ(SDN48)
殆ど出番なし。
学校には姿を見せず、自己啓発セミナーに通い精神を鍛え直している。
最終決戦時に仲間全員の手羽先を袋に詰めて登場するが見せ場無し。

新・ラッパッパ(前田)四天王

学ラン(洋ラン) - 宮澤佐江(AKB48チームK)
1とは変わり短ランから洋ランへと衣装替え。
髪型もリーゼントになっている。
男前な風貌から女生徒に絶大な人気あり。
追っ掛けも多数存在する。
シブヤの命令でダンスがゲキカラに持ってきた挑戦状を、本人に渡さず自らヤバ女へと戦いに挑みに行く。
しかし山椒姉妹二枚刃には辛うじて勝利したものの、裸足の会のメンバーに袋叩きにされて入院する派目に。

尺 - 峯岸みなみ(AKB48チームK)
元生徒会長。
1での出番の少なさを反省し、2では出番を増やす事に躍起になる。
赤い特攻服に身を包み、ヤンキーデヴュー。
実力は無いかと思われたが、けしかけてきたチームアンダーを難なく蹴散らし、又、ヤバ女のジャンケンとのタイマンでは引き分けた程の実績を残す。
口癖は「いくない!」である。
後に弟子入りしてきたチームアンダーも真似して口にしている。
名前の通りに尺の長さを取得。
たまに「噂の尺」と名乗る事もある。

ゲキカラ(甘口) - 松井玲奈(SKE48チームS)
悲しくも留年。
再び新四天王の一人として躍進。
今度こそ卒業を!と亡き優子に誓い、甘口へと名前を変えるが、怒りから覚醒した時には狂気の女ゲキカラへと変貌する。
その強さは、身代わりで袋叩きにされた学ランを助けに行った際、まゆげとカムバックを軽く倒してしまった時に確認出来る。
病院内でミソの凶行により重傷を負い、生死の境をさ迷うも、夢の中で天国の優子と出会い「お前は帰れ!」と言われ、一命を取り留める。
最終決戦では病院から抜け出し、点滴を受けながら参戦するタフさを見せてくれる。
前田が残したセリフによると残念ながら今年も卒業出来なかった模様。
萌えポイント
2では入院生活のシーンが多いのだが、これがゲキカラ?と目を疑ってしまう程の、口調も表情も可愛らしい少女を好演している。
亡き優子に「会いたかった!」と抱きつくシーンは本来のれなぴょんそのもので本当にキュートだった。
狂った演技も良いが、可愛らしい演技も素敵。
歌舞伎シスターズ(能・狂言シスターズ)

大歌舞伎(姉) - 河西智美(AKB48チームB)
般若の面を着用。
1同様得意技は掌底。
マジ女を裏切ったシブヤにタイマン勝負を挑むも敗北。
小歌舞伎(妹) - 倉持明日香(AKB48チームA)
小面を着用。
1同様解説係。
1では得意技は披露しなかったが、実はコブラツイストや逆エビ固めなどのプロレス技を得意とする。
ヤバクネ軍団に対して最初は善戦していたが、袋叩きに遭い敗北する。
チームホルモン

ラッパッパの部室の入口を守っている。
相変わらず喧嘩が弱く、センターやヤバクネ軍団にあっさりと負けている。
弟分となるチームフォンデュと交流があり、たまに会食を行っている。
ヲタ - 指原莉乃(AKB48チームA)
チームのリーダー。
最終決戦では旗振りと言う大役を任されている。
萌えポイント
「シブヤさんてIT企業に勤めているらしいぜ」
「ITってマイケルジャクソンの?」
「そりゃイットだろ!!」

さしこ~可愛過ぎる。
ナイスつっこみ。
その後の「ん?」てな顔がまた可愛過ぎてたまらんっ!
バンジー - 仁藤萌乃(AKB48チームK)
サブリーダー。
『大草原の小さな家』に熱中し過ぎて度々集まりに遅刻している。
裸足の会の最初の被害者。
重度の傷を負いながらも教室に辿り着き、仲間にヤバ女の休戦協定破棄を伝えた。
ウナギ - 北原里英(AKB48チームB)
特攻隊長
アキチャ - 高城亜樹(AKB48チームA)
会計監査
ムクチ - 小森美果(AKB48チームB)
2より台詞が増え、自らも「おしゃべり」と改名するも、とことん皆から無視されている。
余りにも喋るので「無口でいろよ!」とつっ込まれた時もあった。
萌えポイント
台詞を発しても誰にも相手されず、思わずぷくっと頬を膨らませた時は滅茶苦茶可愛かった。
「おしゃべり」なこもりんよりも「ムクチ」なこもりんの方が百倍好き。
新部長紹介時に最初に出てきたのがムクチ。
前田に「んな訳ねぇだろ!」と言われ、その場に居た全員がずっこける吉本新喜劇みたいなコントもあった。

つの字連合

前田やラッパッパに不満を持つ2年生のメンバーだけで集められた、センターとネズミを中心に結成された組織。
倒された者は体がつの字型になる。
マジ女のテッペンを狙っている。


ネズミ - 渡辺麻友(AKB48チームB)
2では主役の1人として昇格した。
自分から戦いをせず、常に単独で行動し、敵味方問わず裏から操る頭脳派的策略家。
人を利用する事はあっても人を信用する事は無い。
そのため、マブダチとして慕ってくるセンターさえも平気で裏切る。
この性格は、複雑な家庭環境で育った上での孤独感からきていると思われる。
シブヤや捨照護路高校の仲俣と情報屋として繋がっており、マジ女とヤバ女の潰し合いに拍車をかける為に暗躍する。
手段を選ばず平気で裏切る行為が噂となって広まり、遂には自身が仲俣などに裏切られる結果にも繋がってしまった。
何度裏切り利用しても自分から離れようとしないセンターに苛立ち、体育館で殴り合いになるが、センターの想いがネズミの心にも通じ、本物の「マブダチ」になる。
最終決戦後には前田からマジ女の「テッペン」を託された。
パーカーを常に着用し、クラシック音楽を好んで聴いている。
何か悪知恵が働いた時は、ケンケンパッのステップを踏む。
1同様、他生徒に対しては「あっし」もしくは「~っすよね」と敬語だが、センターに対してはタメ口で一人称は「私」である。
萌えポイント
上から目線で人を見下した態度を取り、決して仲間を持とうとはしない孤独で影のあるネズミという難役を、まゆゆは実に上手く演じ切ったと言える。
センターの想いを受け入れ抱き合った際に流した一滴の涙に私も感動した。
2での女優賞は間違いなくまゆゆだろう。
ファン離れも懸念視される嫌な感じの女生徒役を見事に演じたまゆゆに拍手!

センター - 松井珠理奈(SKE48チームS)
出番が少なかった1とは変わり主役の一人に抜擢。
幼少期に父親から家庭内暴力を受けていた過去があり、その為彼女も孤独を抱えている。
その為、同じ境遇を持つネズミに惹かれていったと思われる。
カリスマ的な人望があり、彼女を慕って「つの字連合」に加入してきた生徒も少なくない。
一匹狼な感じで、対戦はタイマン勝負を好む。
2年生の中では最強で、チョウコクを難なく倒し、ゲキカラに対しても臆することなく余裕な態度を見せる程。
ただ、性格がまっすぐ過ぎる故に、ネズミに利用される事もしばしばある。
それでも「お前が好きだ!」とネズミに何度も想いを打ち明け、最終的には彼女を改心させて「マブダチ」となった。
実力がある為、おたべから幾度となくラッパッパ側に付く様に打診されるが、ネズミを裏切る事が出来ず苦悩する。
最終決戦後、前田からネズミと共に「テッペン」を託された。
カーディガンを着用。
好物は卵焼き。
腹部には刃物で刺された際の傷跡がある。
ヘルマン・ヘッセの詩を好んでいる。
萌えポイント
おたべとの部室内においての足蹴りによる立ち回りは格好良い。
ほぼ互角と思える強さをこの場面で知らしめてくれる。
手玉に取られ駒として扱われようとも、何度裏切られようとも、全てを知っておきながら一途にネズミを愛する姿が可愛らしい。

チームアンダー(元ラッパッパ部員)
ラッパッパの入れ替えにより居場所をなくしている。
尺に喧嘩を売ったものの呆気無く全滅。
その後「尺姉」と慕い、舎弟入りを志願。
ネズミの部屋を乗っ取り、尺のパネルを飾り「アンダー部屋ー」と寒い下ネタギャグをぶちかますも、センターに倒され撤退した。
アニメ - 仲谷明香(AKB48チームA)
ジャンボ - 田名部生来(AKB48チームK)
ライス - 米沢瑠美(AKB48チームK)
昭和 - 片山陽加(AKB48チームA)

チームフォンデュ
センターと同じクラスに在籍。
チームホルモンをリスペクトしており教室内でチーズフォンデュを食べている。
その時に使う具材の中には奇妙なものも存在する。
喧嘩の経験は本人たち曰く殆ど無い。
但し、フォーメーション「オクトパシー」「人間ミサイル」などの攻撃スタイルを持っているがその威力は何処まで通用するのか定かではない。

どっち - 島田晴香(AKB48チーム4)
キャプテン

ツリ - 山内鈴蘭(AKB48チーム4)
副キャプテン

寒ブリ - 島崎遥香(AKB48チーム4)
参謀。
ヤバ女に追い詰められたネズミとセンターをでまかせ叫んで救った事がある。

年増 - 大場美奈(AKB48チーム4)
出納係。

レモン - 市川美織(AKB48チーム4)
鉄砲玉。
フレッシュなレモンちゃんならぬ、フレッシュなヤンキーを目指しているらしい。

卒業生
大島優子(AKB48チームK)
故人。
元ラッパッパ部長。
ゲキカラが生死の境をさ迷っていた際、夢の中に現れ、現世に帰る様に即す。
本人はあの世でテッペンを取る事に生き甲斐を抱いているらしい。

サド - 篠田麻里子(AKB48チームA)
元ラッパッパ副部長。
卒業後は看護師を目指している。
最終決戦には救急車で乗り込み、ヤバ女側に動揺を与える。

ブラック - 柏木由紀(AKB48チームB)
元ラッパッパ四天王。
一児(男の子)の母だが、子供の父親のことを聞くことはタブー。
子供を背中に背負いながらスーパーでレジ打ちをしている。

トリゴヤ - 小嶋陽菜(AKB48チームA)
元ラッパッパ四天王。
人気者の風俗嬢になっており風俗界の「テッペン」を目指している。
覚醒せずとも「見えた!」と言ってサイコメトリーを使用する事が出来るようになっている。

チョウコク - 秋元才加(AKB48チームK)
母親の入院費を稼ぐためにキックボクサーとして試合に出ている。
ネズミの策略により(手術代として200万円振り込まれる)おたべと戦う予定だったが、手違いからセンターとタイマンを張ることになる。
しかし善戦虚しく最後にはブレーンバスターを受け敗北した。
後に200万円は返済している。

【矢場久根女子商業高校】

裸足の会(ハブ)

シブヤ - 板野友美(AKB48チームK)
元ラッパッパ四天王。
一時期は親のコネでIT企業に就職するも、上司の態度が気に入らないと額に自表(正確には辞表)の文字を書き殴って退職。
前田に復讐する為だけに、ヤバ女に再入学して新総長となった。
仁義は重んじており、自分が圧倒的有利になっても、相手が不利だと分かると、無意味な交戦は退ける。
警察に捕まりそうになった前田をヤバ女の制服を貸して逃がした事もある。
最終決戦では現場に姿を見せた前田とのタイマン勝負を望んだが、力では絶対勝てないと悟り、結局拳を交えず戦いは終結した。

ジャンケン - 内田眞由美(AKB48チームK)
ジャンケンが滅法強い。
尺とタイマン勝負して引き分けに持ち込んだ実績がある。
チハル - 佐藤亜美菜 (AKB48のチームB)
サナエ - 佐藤由加理(SDN48)

ダンス - 矢神久美(SKE48チームS)
シブヤに忠誠心を誓ってはいるが、何か言葉を発する度に裏パンチを食らって鼻血を出している。
その際には決まって「ごっつぁんです」と優越に浸っている。

カムバック - 菊地あやか(AKB48チームK)

まゆげ - 前田亜美(AKB48チームA)

3色 - 佐藤すみれ(AKB48チームB)

まりやぎ - 永尾まりや(AKB48チーム4)

チサト - 中田ちさと(AKB48チームA)

マリヤ - 鈴木まりや(AKB48チームB)

リナ - 近野莉菜(AKB48チームB)

山椒姉妹 二枚刃

みゃお - 宮崎美穂(AKB48チームB)

らぶたん - 多田愛佳(AKB48チームA)

ミソ - 木本花音(SKE48チームE)
入院している学ランを見舞いに来たゲキカラを独断で刺して重傷を負わした1年生。
凶器を用いた事に怒ったシブヤに対し「これがヤバクネのやり方だ!」と不敵な笑みを浮かべて言い放った。
その後警察に出頭している。

【捨照護路(ステゴロ)高校】

仲俣 - 仲俣汐里(AKB48チーム4)
シブヤ、ネズミと裏で繋がっている。
ただネズミの事は良く思っていない。
最終決戦の場にはヤバ女側として仲間を引き連れ現れたが、結局傍観したままで参戦せずに不敵な笑みを浮かべて姿を消した。

その他の人物

大島優香・優希 - 大島優子(AKB48チームK)
大島優子の3つ子の妹。
優子同等の喧嘩の強さを誇る。
亡くなる前の優子から前田に会う様に連絡を受け、マジ女に姿を現した。
最終決戦に参戦。
前田に決戦前に国外逃亡用の航空券を渡したが無駄に終わった。
2人の見分け方は腰に付けたチェーンの位置で判別出来るが、見た目は全く一緒なのでこの際どうでもいい(笑)。
最初ラッパッパ部室前の階段に現れた際には、目撃したヲタとムクチが優子さんの亡霊だと勘違いして大騒ぎになった。

警部補- 高橋みなみ(AKB48チームA)
前田による連続暴行事件を担当する。
シブヤに対し、自分も元ヤンだった事を明かしている。
マジ女とヤバ女による最終決戦を見届けた後、前田を逮捕して連行して行き、物語は幕を閉じた。

総評
前田と誰かが戦う1話完結型の前作と違い、今回はネズミとセンターを中心に置いた一種の群像劇になっている。
色んなキャラが入り乱れるので、分かり辛い感覚を持ってしまうかもしれないが、実際には個々の人物がしっかり描かれているので、すんなりと物語に入り込め十分楽しめる内容として完成されている。
前作では表舞台に殆ど出て来なかったメンバーが新たに顔を出しているし、出演シーンも増えているので、神8以外に推しメンを持つ人は要チェックな作品だろう。
前田の苦悩、おたべの絶対的存在力、ネズミとセンターの野望など、ドラマとしての見所も多く、また今作も妥協を許さないファイトシーンが豊富に用意されているので、AKBファンならずとも是非観て頂きたいものである。
個人的には第3部、又は劇場版なるものも観てみたい。
秋元先生、是非宜しくお願いします。

オフィシャル・サイト

関連作:
「マジすか学園(2010)」(第1作)
「マジすか学園2(2011)」(第2作)
「マジすか学園3(2012)」(第3作)

評価:★★★★★
11/12/10DVD鑑賞(準新作)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-09-09
メーカー:東宝
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする