銀幕大帝α

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アンダルシア 女神の報復

2011年12月21日 20時12分35秒 | 邦画サスペンス
11年/日本/125分/サスペンス/劇場公開
監督:西谷弘
製作:亀山千広
原作:真保裕一『アンダルシア』
主題歌:イル・ディーヴォ『TIME TO SAY GOODBYE』

出演:織田裕二、黒木メイサ、戸田恵梨香、谷原章介、大杉漣、鹿賀丈史、夏八木勲、福山雅治、伊藤英明

<ストーリー>
スペイン北部に隣接する小国・アンドラで日本人の遺体が発見された。外交官・黒田康作は現地に飛び、事件の調査を開始するが…。
<感想>
まさか作られるとは思っていなかったのですが、この2作目も面白かったです。

物語が実に丁寧に作られているので展開に引き込まれてしまいます。

織田裕二演じる黒田というキャラクターも良いよ。
頑固一徹、必要以上に笑顔を見せない、常にクール。
でもってあんた本当に普通の外交官か?って神足も言っていたけれど、事件現場の小さな証拠も見逃さない洞察力、窮地に陥っても冷静さを失わない行動力、先を見通した上での機転の良さと、惚れ惚れするようなえらく格好良い男なんだな、これが。

そんな織田さんがメイサさんと。。。キャッ!
黒田のラブシーンなんて観れるとは思いませんでした。

でも判断を誤らない所が、流石ですよね。

女に振り回されるとミスを犯してしまう所ですけど、完璧主義者黒田だけあって、やるべき事は確実にやり遂げる姿勢に敬服です。

敵を欺く前にまず味方から

そんな頭脳派的な黒幕の追い込み方も痛快でした。

黒木メイサ演じる新藤結花にしろ、伊藤英明演じる神足誠にしろ、個々のキャラ立ちがしっかり出来ているので、主要人物たちが描くそれぞれのドラマに入り込めるのもこの映画の良さかも。
黒田を含めた3人の思惑が上手く絡み合って、最後には納得の大団円へと結び付く辺りにも好感が得られます。

海外ロケならではの、白熱した足での追跡劇や、車を使った派手な銃撃戦など、日本映画らしくないアクション場面も有り、濃厚な話共々見応えある作品になっていました。

戸田恵梨香は出番が極端に減ってましたね~(笑)。

余談だが、黒木メイサさん、ゲロまみれの手で織田さんに抱きつくなよ~^^;
何も知らない外交官・黒田が哀れ。
家帰って上着脱いだらビックリするやろな。
「クサッ!何?この臭い!!」

オフィシャル・サイト

関連作:
『アマルフィ 女神の報酬(2009)』(映画版第1弾)
「外交官 黒田康作(2011)」(TVシリーズ)
『アンダルシア 女神の報復(2011)』(映画版第2弾)

評価:★★★☆
11/12/21DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-12-21
メーカー:フジテレビ
コメント (6)
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