銀幕大帝α

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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

2011年12月20日 22時50分55秒 | 邦画ドラマ
11年/日本/125分/青春ドラマ/劇場公開
監督:田中誠
総合プロデュース:秋元康
原作:岩崎夏海
主題歌:AKB48『Everyday、カチューシャ』

出演:前田敦子、瀬戸康史、峯岸みなみ、池松壮亮、川口春奈、西田尚美、青木さやか、石塚英彦、大泉洋

<ストーリー>
弱小野球部のマネージャーとなったみなみは、ある日書店で勘違いから手にとったドラッカーの名著「マネジメント」に感動を覚え、その教えを野球部の中で実践していく。
<感想>
あっちゃんが出演だからっていう理由だけで借りましたよ、えぇ。
みぃちゃんも出ていますしね。
どうせ作品そのもは大した事ないだろう、そう思ってましたよ、えぇ。

感動しちまったじゃねぇの!!

弱小野球部を立て直すだけのドラマかと思ってましたら、ちゃんとスポ根映画にもなっているし。

最近、自分が歳取ったせいか、どうも涙腺が緩くなってしまったようでねぇ。
3回位、泣いちまった。

決して交わす事の無いみなみの夕紀に対する最後の会話は堪えられなかった。
あっちゃん、演技上手過ぎるんやもん。
みなみの後悔の念みたいなのが凄く伝わって来て、彼女が全力疾走する場面まで眼がヒクヒクしてましたよ。

ラストの決勝戦も流れ的には王道なんだけれど、夕紀がマネージャーとして野球部に成し得て欲しいと願っていた夢をみなみが引き継ぎ、ふとした切っ掛けで購入した「マネジメント」の理論により、やる気の無い野球部員と監督の考えを改めさせて行く過程がしっかりと描かれているので、「今何をするべきか」という部員個々の想いが動かされ、一つになっていく様に説得力がきちんと出ている。
だから皆の「夕紀の為に!!」と熱く心から祈った上での勝利の瞬間には必然と感動も生まれてくる。

諦める事なら誰でも簡単に出来る。
でも逃げちゃ駄目だ。
努力を惜しまず、情熱を糧とし、自分達が今までやってきた事を信じれば、自ずと未来は開けてくる。

本作にはそんなメッセージも込められている様に感じました。

朝倉‘南’は上杉達也の愛と努力によって甲子園に連れて行って貰えたが、本作は野球部員と監督が川島‘みなみ’の熱意と直向きな気持ちによって有り得ないと思っていた夢を果たす事が出来たんだろうね。

心の底から感動した!と実感出来る作品でした。

みぃちゃんも演技良かったよ~。
もう駄目だ・・・と失神した後に、勝利を知って大喜びし、そして号泣しながらあっちゃんに抱きつく所が凄くみぃちゃんらしい温かい演技でキュンとなりました。
最近こもりんに目が移っちゃってたけど、ごめんね!やっぱ私はみぃちゃん推しだわ★

オフィシャル・サイト

評価:★★★★
11/12/20DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-12-21
メーカー:TBS
コメント (8)
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