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山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

別山周回

2022年06月28日 | 山登り2
今日は平日ヒマ人の二人で白山に行ってきました。

 油坂の頭から望む白山と南龍。斑模様の雪渓!まだ滑れそうです(*^^*)

メンバーはカミさんとボク。朝、5時に起床して出発です。市ノ瀬駐車場に車を停め6:10出発です。
コースは猿壁から千振り尾根で別山、別山から大屏風~油坂の頭~南龍~砂防新道です。
 
 ニッコウキスゲも咲き始めました。     もうすぐ御舎利

朝は清々しく、さほど汗をかかずに千振り尾根に乗ります。尾根に出ると涼しい風で気持ち良い。高山植物がそろそろ咲き出しはじめました。避難小屋を過ぎ、御舎利の急登にさしかかる。このコースは山スキーでしかあまり来ないので、何となく斬新。そして10:10に別山に到着。石徹白から来られた山屋さん(高山市の雷鳥屋という絵本の雑貨店を営んでいる方に写真を撮ってもらいました。ありがとうございます)

山頂で昼飯を食ったら南龍に向かいます。とても快適な尾根。久しぶりに来ることが出来ました。でも所々雪渓が残っており、トラバースに細心の注意を払い進みます。滑ったら谷へGO!

 山頂で白山をバックに、カミさんと記念撮影!


 神社の風除けの広場で昼飯!DHCビール最高!!

途中、大屏風辺りで黒百合が咲いていました。油坂の頭からも登山道は雪渓で覆われているので、靴で滑ったりしながら。12:30に南龍ヒュッテに到着。あまりにも暑いので、ビールを購入しようと小屋に入るが、まだ小屋開きしていないので売ってない。ざんねん。沢の水を汲んで甚之助避難小屋に。

 南龍へ向かう稜線上には、まだたっぷり雪渓が残っているので気が抜けません。滑ったら「箱谷」や「曲り谷」に落ちてしまいます。

 
 白山を拝みながら尾根を進む      振り返ると御舎利

 
 30年前…高校山岳部のインターハイ予選を思い出します。      油坂では雪渓を下るのが楽しいし涼しい!

砂防新道に出たらブッ飛ばして下山します。今日は源次郎の散髪の予約が4:15に入っているので送っていかないといけないので。そして14:05に別当出合に到着。ここからは林道を歩いて市ノ瀬を目指しますが、約1km歩いたところで後ろから来た一台の車が止まってくれ「乗ってきますか?」との有難いお言葉に甘えて、乗せてもらいました。車内でいろいろ話していると「ひょっとしてゲンゴロウさん?」と言われ、ボクもその風貌から「ちーこさんですか?」と・・・。二人とも正解でした。とても楽しい車内で14:30に市ノ瀬に到着。ありがとうございました!!また何処かの山で!!
 
 南龍への途中、雪解け水を飲む。冷たくておいしい!!     南龍ヶ馬場

 
 甚之助平も雪は無くなった。      別当出合の大鳥居!修復して復活!登山口は夏の様相です。

今日は、素晴らしい天気と山をカミさんと堪能でき、そして素敵な山屋さんにお会いすることが出来ました。
山スキーも沢登りも楽しいけど、今日の山行もイイなと実感しました。
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経ヶ岳の山頂で火災発生

2022年06月04日 | 山登り2

 経ヶ岳山頂から。釈氏ヶ岳への稜線が「恐竜」に見えました

6月2日(木)の昼過ぎに経ヶ岳の山頂で火災が有りました。
山頂付近を通りかかった登山者からの通報で覚知しました。福井県防災ヘリに400リットル入りのバケットを装着し、六呂師にて水を補給し15クール空中散水することにより、17時半頃に漸く消し止めることが出来ました。
山に生息する貴重な動植物に多大なダメージを負う事態と成り、悲しい限りですが、これで終わったという訳ではありません。

6月3日(金)の早朝より、林野庁近畿中国森林管理局の方と大野・勝山警察署員、大野・勝山消防署員の総勢14名で被害の調査と、火災原因調査を行うために当該罹災現場に登ってきました。
長い登山道(ボクにとってはブナ林の中を歩くのは気持ち良かったですが)を歩き現場に到着するや否や実況見分、そして罹災ヶ所の子細な図面作成のためにGPSとかを使い計測しました。
出火原因や規模などは、ここでは言えませんが、大好きな経ヶ岳の無残な焼け跡を見ると悲しくなりました。

6月4日(土)今日は昨日作成した図面の精度を上げるべく、完璧な図面を作成したい事も有り、山にも登りたかったので朝5:30自宅発で、保月山登山口6時発、8時に経ヶ岳に到着し、約2時間かけて現場の焼き範囲をGPSその他機器を用い計測しました。その後は周りの景色を楽しんで下山しました。作業も終わりかけたところで、登山道整備に来られたIchiさんとバッタリ遭遇。無残な山頂を嘆いておられました。
下山の途中、福井県下高校山岳部の高校総体予選で大勢の山岳部の生徒と先生が登って来られ、その中に福井山岳会のN田さんもいらっしゃいました。また、ボクが高校山岳部時代にお世話になった先生もまだ現役でおられ(今年度で退職)、生徒たちの背中を見て懐かしく頼もしく思ひました。

 朝、釈氏ヶ岳から望む経ヶ岳。旧火山の面影を残す風情に感動の瞬間。今日は涼しくて登りやすかった。

それにしても、昨年は保田経ヶ岳の山頂で火災、今年は経ヶ岳の山頂で火災と、山林火災が続きました。経ヶ岳という名からも、山頂で誰かが護摩炊きしてたんじゃないかと思うくらいの不思議さでした。(保田経ヶ岳の出火原因は登山者の調理中のガスコンロの火炎が原因です)
 
 拡大した地形図上に焼き範囲を記載します。このデータをもとに焼損面積を求めます    記念撮影

大好きな山で、素晴らしい景色を堪能しながら、皆で楽しく調理してご飯が食べられるよう、登山される方は火器の取り扱いには十分注意して欲しいです。もちろんタバコの投げ捨ては登山のマナーとして無いと思いますが。)皆で大好きな山を守っていかなくては!
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メカトラで板納め出来ず

2022年05月29日 | 山登り2

 愛車の荷台に山スキーとMTBを積んで平湯峠に着くも・・・パンクでした。後日、カミさんのタイヤをチューブレスタイヤに替えました。

今日はカミさんと乗鞍山スキーに行くために、朝3:30起床し、平湯峠に6:30到着。7:00ゲートオープンに備え、MTBを車から降ろしてスキーをMTBに取付けようとしたところ、カミさんから「パンク」してるとの事。
今日はパンク修理セット持ってくるのを忘れ、アタフタするが、峠の駐車場で自転車の準備をしていた他のサイクリストに声をかけ、修理セットを借り、後タイヤのリムからチューブを出して、パッチを貼って直し、再スタートするも、500m進んだところでまたパンク。

 今日は何てついていないんだろう・・・。やはりチューブレスじゃないとダメなんだろう。

再び戻り、他のサイクリストから今度はチューブ一式を1000円で頂きチューブ交換して再スタート!今度は1km進んだところでまたパンク!
3回もパンクするとは…これは神様が今日は乗鞍で山スキーはダメ!!という神のお告げと思い、今日は山スキーは断念しました。

 見晴らし岩から望む岐阜のグランドキャニオン!蛇行する飛騨川と台地の造形がその謂れとの事です。

せっかく遠いところまで来たことだし、このまま家に帰るにはもったいない。ということで、前から気になっていた「岐阜のグランドキャニオン」!?の川辺町の遠見山に登ってきました。でも、二人とも、今日は登山靴ではなく兼用靴とサンダルしか無いので、サンダルで登りました。
 
 遠見山の周回コースを堪能し下山     山頂にて。両名サンダルと、カミさんは合羽ズボン。

そして帰りは板取の「モネの池」に寄って帰りました。

板納めはいつになるかな。
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山岳会の忘年会の後の山行

2021年11月28日 | 山登り2

 南丈競山へ向かいます。雪がだんだんと増えてきました。

11月27日の夜は、福井山岳会の忘年会でした。場所は丸岡町竹田にある、旧竹田小学校を改装して宿泊施設に変貌を遂げた
坂井市竹田農山村交流センター「ちくちくぼんぼん」です。地元のおばちゃんが作った郷土料理と、皆で持ち寄ったお酒で夜遅くまで楽しめました。
もちろん武漢流行り病が一時的には収まったとはいえ、感染対策を考慮してです。
皆それぞれ持ち寄った使わない山道具などを展示して、皆でオークション大会。可成りの品とお金が動きました。ボクはマウンテンハードウエアの3.5テントが10000円で売れることが出来るなど、たくさん売って、買いました。

 避難小屋の前で記念撮影。山岳会の仲間は老若男女みんな楽しいです。

翌日は、それぞれ皆自分の行きたい山にと別れましたが、ボク達は
じょんごろ~丈競山~浄法寺山~冠岳~じょんごろの周回コース。山頂では積雪が50㎝程あり、久しぶりの雪歩きを堪能できました。
 
 雪の中のブナ林も気持ちいいです       冠岳から望む福井平野

来年もこの流行り病が収束し、今までのように皆と楽しく過ごしていきたいです。
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木無山 今日は藪漕ぎで

2021年11月21日 | 山登り2
今日はカミさんと地元の山「木無山」に行ってきました。

 山頂には2か所三角点が有りました。今度はこのコースを山スキーできてみたい!

大野市街地からもよく見え、先日の鷲鞍岳からもよく見えた。もちろん荒島岳や経ヶ岳からも。山の形も良い。
今まで和泉スキー場から蛇鏡~桂島山~木無山、長倉谷林道から木無山など山スキーでのみ、5回ほど登ってきましたが、今回は下打波から登りました。
福井の山仲間の情報により、ピンクテープに導かれながら藪漕ぎすれば登れるとの情報を得、行くことに。
 
 カミさんの車は一応4WDなので林道OK!     藪っぽく滑りやすかった。上下長袖で。

 
 山頂方向を示すプレートが2か所、ピンクテープは大量に有るので迷わないと思います。    山頂から荒島岳!

カミさんの車で下打波から谷山川林道を走り、標高610m地点の駐車場に車を止め出発です。最初は杉林から徐々に雑木林、背丈以上の熊笹など藪ですが、沢登りでの激藪を経験している山屋さんなら何てことないでしょう。一部、杣道に拓かれたコースなので、迷うことは有りませんでした。
約1時間30分程で山頂へ。山頂は切り開かれたような砂礫状になっており、家に帰って調べてみると昔、雨量観測小屋が有り、壊されその基礎部分が平らな砂礫状になっていることが分かった。360度パノラマを楽しみ、昼ごはん食った後は、元来たコースを帰りました。
 
 カミさんもこの時期に登る木無山は初めてとの事。     山頂は広々としているので、快適に昼飯を楽しめました。

山頂から望む琵琶鞍山や松鞍山そして昔沢で行った三面谷と小白山と周りの風景がとても楽しかったです。もちろん荒島岳や経ヶ岳も。
今日は誰にも会うこともなく静かな山を堪能できました。
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かみさんと散策登山

2021年11月07日 | 山登り2
今日は仕事明け、天気がとても良いので二人で山に登ってきました。
「鷲鞍岳」です。ボクは20年ぶり、カミさんは初めて。

 山頂への稜線から望む白山と枇杷鞍山、そして右端は小白山

スキー場から登ってぐるり周回してきました。荒島岳はもちろん、雪の白山も眺められ、とても良い一日を過ごせました。
帰りに道の駅九頭竜に寄ってきました。この時期いろいろイベントが催され、中国武漢ウイルス騒動も一旦落ち着き漸く普段の生活に戻ってきたような雰囲気です。でも第6波が来るのか不安です。
 
 心地よい登山道       山頂付近で昼飯!外で食う飯は美味しいね。
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取立山~大長山 周回

2021年11月05日 | 山登り2
今日は取立山~大長山 間の登山道が復活したとの事。これは是非とも行ってみないとと思い、周回してきました。
冬しか行ったことが無かったのですが、有志の方のお蔭で今年復活したそうです。

 大長山への急登の時に振り返ると紅葉の鉢伏山と烏岳、恐竜博物館も

この加越国境の登山道は昭和43年に開催された福井国体の山岳競技を行う為に拓かれたそうです。その後は人の手が入らなくなったのか、次第に廃道状態になっており、地形図には登山道を示す破線が描かれていますが、実際は藪漕ぎでしか行けない状態だったそうです。
今日、この復活した登山道を踏査してみて、約40年前の往時の登山者の足音が聞こえてきそうな感覚になりました。
それは、旧い鉈目や人が歩くことにより削られ穿った径など、所々にその痕跡が有りました。
 
 取立平。       手入れされた快適な登山道。感謝!!


 鉢伏山


 大長山


 今年の冬に行った大長山


 山頂で白山を拝みながらラーメン(糖質0)タイム!!

冬に見る大長山は見事な風情を醸していますが、紅葉の時期に来るのもとても良かった。また行きたいと思いました。
ただ、周回すると小原林道と国道の歩き、走りが退屈でした。
取立山国道発6:30~取立山8:10~鉢伏山9:20~大長山10:10~昼食~11:10~小原林道終点(登山口)12:10~林道は走り国道は歩く~取立山国道駐車場13:55着
 今日のコース
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紅葉を見に散策山登り

2021年10月26日 | 山登り2
今日は仕事明け、カミさんは仕事が休みなので折角だから紅葉を望みに山に登りました。
しかし、今年はくすんでるというか、パッとしません。
でも二人で山に登れたし良かったです。

 とりあえず、山頂でラーメンタイム(糖質0麺)

 
 昼ごはん食べていたらガスが少し晴れてきました。写真ではあまりパッとしませんが
 実際はもっといい感じに映っているんだけど。
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例会山行で大瓢箪山に行きました

2021年10月24日 | 山登り2
名前は知っていたけど、登山道が無いと思っていましたが、最近地元の有志が切り開いたとの事で、そして山岳会の例会山行で行くとの事なので、行ってきました。大笠山はもちろん宝剣岳、錫杖岳、そして笈ヶ岳と3つ並んだ山を望め嬉しかったです。

ちなみに2007年9月に中宮山での例会山行が有り、この時は「黒谷」から中宮山を目指しました

 大瓢箪山から稜線越しに「大笠山」


 そして左から宝剣岳、錫杖岳、そして笈ヶ岳!!

そして山岳会の懐かしい面々と登れ楽しいひと時を過ごしました。(もちろんカミさんも)

 福井山岳会のメンバー。みんな精神年齢は若いです。

 
 中宮山、大瓢箪山と登山道整備もさることながら、標識があると登ったという実感が沸きます(^^♪
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二日酔いの酔い覚ましで銀杏峰

2021年10月15日 | 山登り2
昨晩、家飲みで朝起きたら、なんとなく具合が悪い
そこで、近場の山に行ってきました。いつもの名松尾根から小葉谷コース。

 山頂から我が家を望む

天気も良く、心地よい汗をかき、下山。家に帰ってきたら子供の部活の送り迎え。
平日で人も少なく快適な山行と成りました。
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白山に紅葉到来

2021年09月27日 | 山登り2
今日は福井山岳会の仲間と白山に行ってきました。9月も最終。まだ全開ではないけど、紅葉を楽しめました
これから段々と色付いてくると思うと、また行きたくなりました。
メンバーはM田さん、K藤さん、K林さん、Y田さん、K野さん、ボクの6名。

 室堂からは尾池巡りした後に山頂に登りました。

 
 まだ池には雪が残ってました。このまま冬だね     記念撮影!みんな健脚


 山頂に着いたら…ガスガスでした。山頂で飯食って帰りは観光新道で下山しました。

まだ初めの紅葉を楽しめました。山は花や紅葉や野鳥とか楽しめてとても良い所だと実感しました。
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快晴の能郷白山に登ってきた

2021年09月21日 | 山登り2
今日は天気が良いので急遽予定を変更して能郷白山に登ってきました
5年前に家族で登って以来で久しぶりの山頂でした。

 山頂付近から能郷白山平越しに北アルプスがはっきり見えました。

 
 温見峠には数台車がありました。ここからスタートです。10:05発    山頂付近が見えてきました


 絶景を堪能できました。雲一つない好天(^^♪11:15山頂着

 
 山頂の祠が倒壊したそうでステンレス製の無粋なものになっていました     木像が安置されていました。合掌

初秋の澄み渡る空気のお蔭で、蕎麦粒山をはじめ奥美濃の山々を望めました。そして北アルプスから恵那山までもバッチリ!
そして、みんな大好き白山も拝むことが出来ました。
 
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令和3年度 インターハイ 登山競技

2021年08月24日 | 山登り2
8月20日~22日(23日は閉会式)の間、ここ福井県勝山市でインターハイ(高校総体)の登山競技が行われました。
中国武漢肺炎の新たな変異種の猛威の中、競技が中止になった競技が有りましたが、登山競技は関係者の御尽力なとにより無事滞りなく遂行出来ました。
福井山岳会からも数名が役員として参加し、ボクとカミさんは行動役員として選手たちと登りました。

 3日間一緒に行動を共にしたB隊1班の仲間。左からS田さん、U埼さん、ボク、N村さん、(下)K野さん(救護)

1日目は、菩提林~平泉寺~三頭山~大師山~大仏駐車場~長山グラウンドでテント設営。
 
 菩提林入り口でスタートを待つ女子隊       スタートです。皆、タイムの事が有るのか早いです。

 
 平泉寺の越前禅定道を進む       下山後、大仏駐車場で一旦集合

ボクは今から30年前の平成3年の静岡大会で、南アルプスを縦走しました。(椹島~悪沢岳~赤石岳~椹島)両日天候も良く夜の富士山登山道に連なるヘッデンの灯が懐かしく、山登りで青春時代を過ごしていました。勝山市でインターハイ登山大会が有るという事で、旧知の高校教師に依頼がかかり二つ返事で参加。ついでにカミさんも参加と成りました。ちなみに、カミさんも平成3年の静岡インターハイで陸上競技で福井県代表で参加していました。何という奇遇!!
そして…更に驚くことは、一緒に行動役員として一緒だった女子隊(B隊1班)の隊長の三重県から来られたN村さんも平成3年の静岡インターハイ登山競技で一緒に南アルプスを登っていたのだから、可成り驚きました。

2日目、東山キャンプ場下のグラウンド~キャンプ場~取立山登山口~取立山~こつぶり山~大滝~キャンプ場下のグラウンド(スタート地点)
 
 登山口前の駐車場に入る選手。陸軍の方にとてもお世話に成りました。     登山道を進む選手


 山頂で記念撮影。残念ながら白山を拝むことが出来なかった。

高校生の最近山を登り始めたような(中学校には山岳部は無い)、山登りに青春をかける男子、女子の選手の姿を見ると、当時のボクを投影するかの様に感じ、更に思い出すような感じで、応援したくなりつつ、その所作一つ一つが懐かしく、頼もしく感じました。バスの中で、共に助け合い登り、今日ここまで来ることが出来たことを讃え合い涙する選手の声を漏れ聞くことが出来、目頭がウルウル来てしまいました。ボクの座右の銘「山登りは青春」を体現した結果だろうと実感。
 
 学校毎にザックや服装を統一させ一列に登る姿はイイです。    こつぶり山で皆と記念撮影。

 
 稜線を各チームごとに進む姿は今も昔も変わらない      ジオアリーナに到着した女子隊。解団式を実施中。

これからも、山に登り続け、素敵な思ひ出をたくさん作って欲しいなと。

 今回一緒に登ったB隊第2班の秋田県 横手高校、石川県 金沢二水高校、大阪府 近大付属高校、徳島県 池田高校、福岡県 修猷館高校の仲間とN村さんとボク

そしていつも、自己満足で、好きな山に登って楽しんでいるけど、この大会を通して、これからの未来を背負う若い山屋(高校山岳部の所謂…仲間)を育てていくことは、登山道整備も大事だけど、もっと大事なものだと実感しました。厳しい山、マニアックな山に登るのはイイかもしれないけど、これからは、こういった視点で若い山屋を見ることが出来ると良いと実感しました。平成3年の山岳部も令和3年の山岳部も、道具の進歩は有っても、山に登る若者の気概はあまり変わっていないことを実感でき、嬉しかった。

 平成3年の時は共にインターハイで別の競技に出場していたカミさんとボク。


 平成3年の出場時の選手章と記念品みたいなもの。(探したらきちんと飾ってありました)写真は後程アップしようと思います。現在探し中。
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お花巡りの山行

2021年07月13日 | 山登り2
普段、山に登っていて可憐な高山植物が咲いていても、「奇麗な花だなぁ」と思うだけで、遠くに見える山々の形や色を見て「カッコいいなぁ~」とか「あそこに行ってみたいなぁ」とか「あの沢はどんなんだろう?」とか、遠くに見えるものしか良く見ていなくて、灯台下暗しじゃないけど、足元に咲いている高山植物は一瞥するのみで、そのまま通り過ぎていました。

 コバイケイソウの群落。今年は出来が良いみたいです。真っ白な花でした。

もう40歳半ばを過ぎ、自分の寿命そして人生を意識する年齢になってきたのか、雪解け、そして雪が降り出すまでの短い間、高山で懸命に咲く高山植物の儚さ、そして懸命に咲き種の存続にの為に株を増やそうとする姿を見、人間の生き様を投影しているかのように感じるようになりました。
そんな折、花の大好きなカミさんも、我が家の庭には多くの花を育て季節折々、世話をし毎日たくさんの花に囲まれ楽しんでいますが、人間の手に委ねず、厳しい環境で咲く高山植物に対し興味を持ってきたようです。これからは山の花を楽しむ山行も一緒に行けたらと思ひます。
 
 登山口までは約1時間、悶々と歩きます。      もうすぐ登山口です。雨はまだ小降り。

今日はカミさんと高山植物を楽しむべく山に登ろうとしましたが、花の名前は数種類しか知らない。そこで、旧知の山仲間の「つるき山岳会」のK林さんにお願いし、花の解説をしてもらいながら、そして山岳会のO橋さんと4人で行ってきました。
 
 白山小桜(ハクサンコザクラ)畑      小梅恵草(コバイケイソウ)畑


 白山小桜にもっと近づきたかったけど、遠くから撮影します。

最近、SNS等で貴重な高山植物の群落などの詳細な場所が地図上に表示されるなど、盗掘に遭い絶滅が危惧されています。珍しいお花に遭うことが出来ましたが、そのような事を防ぐためにも場所などは非公開とさせて頂きました。
 
 能郷苺(ノウゴウイチゴ)足元に大量に。酸っぱくて美味しかった。    薄雪草(日本版ヘーデルワイス)

朝、5時に集合し、下山は17時半。12時間行動の移動距離23km、標高差2300mと健脚向け。しかも雨が降る山行でしたが、雨に濡れる高山植物もとても良かったです。K林さん解説有難うございました。そして野鳥やお花の解説してくれ、更に蒸し暑い山歩きの中、建設工事現場で作業員の方々が着用する「空調服」を貸していただき、汗をかかず登ることが出来ました。これは使える!!と思いました。

 これは白山でとても珍しい花だそうです。敦盛草(アツモリソウ)少し終わりかけだけど。面白い形の花でした。食虫植物!?

花を楽しみながらズンズン登ります。K林さんの解説も面白いし、皆で他愛ない話をしながら楽しい登り。稜線は寒いくらい…。雨が降ってきたので合羽を着て昼飯です。
 
 稜線を見下ろすと、白や黄色、紫の花が見えます。まさにお花畑といった様相   積丹草(シャコタンソウ)の群落も発見。


 積丹草の花弁は小さな斑点とグラデーションで可愛い花でした。我が家の猫の鼻と口元に似ていると思った。

積丹草はとても珍しく、コバイケイソウと違い、荒涼な岩場に咲くとの事。苔の上にいくつも咲いており、ボクのお気に入りに成りました。

 お花談義しながらの昼飯。K林さんとの久しぶりの山は楽しいです。ここでO橋さんは18時までに帰宅しないといけないので下山します。


 大桜草(オオサクラソウ)紫色に可憐な花弁が何とも良かった。この山域を代表する花だとか。登山道沿いに大量に咲いていました

 
 クロユリ(黒百合)も咲いてました。蠅はたかっていませんでした     最後のお花畑を堪能し下山することに


 途中、コーヒータイム。「おにやんま君」のお蔭で虫は寄って来ませんでした。効果てきめん!?

今日は地元の山を登り、色んなお花を堪能することが出来ました。この他に、もっともっと多くの花が有りました
ゴゼンタチバナ、定番のニッコウキスゲ、ギンリョウソウ、ミヤマクワガタ、マイヅルソウ、等々・・・。
車の車種、排気量、構造、名前などは覚えようと思わなくても自然に覚えることが出来る。
でも、花は中々覚えるのが難しい。でも、山に登った時に、この花の名前は・・・・と分かると、山登りが今まで以上にもっと面白くなるなと実感しました。今後も少しづつ覚えていき、カミさんとまた違った山登りの楽しみを共有したいと思ひました。
下山中、スコールで全身ずぶ濡れ、登山靴も水没状態。でも花に会うことが出来とても満足でした。

高山植物は、厳しい高山の環境下で咲くから魅力的だし、育つのだろうと実感。下界に咲いていても何とも思わないだろうし枯れるだろうなと実感しました。(ボクの個人的見解)
とっていいのは写真だけ!そして群生地を足蹴に踏み荒らすのも厳禁。




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登山道草刈り

2021年06月20日 | 山登り2
今日は毎年恒例の登山道草刈りです。6月6日は上小池~三の峰間を刈りましたが、ボクは仕事の為欠席(カミさんは参戦)

 標高1490mh地点にて、赤兎山山頂を捉える!

今日は、鳩ヶ湯~たんどう谷~赤兎山のコース。草刈り的にはロングコースです。
朝5:30カミさんと軽トラに草刈り機とか積んで自宅を出発です。鳩ヶ湯の上の駐車場に集合し、混合油や救急セット等をザックに入れ(自分の燃料は多めにね)6:20出発です。
 
 鳩ヶ湯を出発です。今日もどんな事が起きるか楽しみ    訪れる登山者が少ない道なので雰囲気は良い!

 
 1年で草が繁茂してます。日当たり良い所はこんな感じ     渡渉そして草刈り機リレーで対岸に渡ります


 阿吽の呼吸!?今回も昨年に引き続き増水!

本日も福井山岳会のK藤さんをはじめ登山道草刈り精鋭が集まりました。①鳩ヶ湯~たんどう谷~1190mhのベンチ間と、②1190mhベンチ~赤兎山間の2班に分かれて作業を行います。もちろん②は体力のある若手の作業と成りました。山頂踏めるし②の方が好き!!
①のメンバーは作業前後の写真記録のK藤さんはじめ、草刈り機:S田さん、M井さん、S江さんT田さん、S田くん、ボク・熊手:K野さん、J地さん、カミさんの10名
②のメンバーは草刈り機:MT村さん、S谷さん、敏さん、I本さん熊手:Y田さん、M上さんの6名

いつもの登山道を歩き、一部崩壊している所を過ぎ、8:05たんどう谷に到着。昨日まで雨が降っていて、沢は増水!渡渉するのに新たに残置ロープを張って靴の中が水没するも全員無事渡渉。昨年は此処からでしたが、今回は更に登り、1190mhのベンチに到着9:00に②の草刈り作業開始!山に2ストロークエンジンの爆音がこだまします。昨年刈ったところも、熊笹の生命力、地下茎のにより、新芽が伸びています。幅員1m以上を確保するべく草刈り機を操ります。繊維質の笹を刈るために、草刈り機の刃は山林用の専用刃を用いていましたが、最後の方は切れも鈍くなりました。
 
 1190mhのベンチに到着!やっと、ここから作業開始!     作業中のM井さん

100歩ルールで刈りつつ登ります。山林用の刃なので、直径10㎝の木もバサバサ伐ります。刈って切っていた時から分かっていたんだけど、漆の木も多くそれらを刈ったせいか、2日後に左前胸部と腕に漆による発疹(かぶれ)が出来ました。可成り痒い。
標高1490mhに達すると赤兎のたおやかな山頂稜線も見え、あと少し。そして12:50山頂着。開通しました!②のメンバーに無線で連絡すると、ベンチに丁度到達した様だった。ここで皆で記念撮影、そして昼飯を摂りました。作業した後の昼飯、自分の専用燃料も。一部ガスはかかっているものの白山も望め心地よい疲労感も相まって最高でした。

 山頂にて②のメンバーと記念撮影!


 楽しい昼飯タイム!ボクは燃料補給中。カミさん運転よろしく!

 
 経ヶ岳を望みながら下山。     渡渉もヤッパシ・・・スリリング!

 
 たんどう谷でクールダウンしているS田くん!     鳩ヶ湯到着お疲れさまでした

そして16:30鳩ヶ湯に到着。お疲れさまでした。毎年恒例の登山道草刈り。いつも山で遊ばせてもらっているので、奉仕作業出来て良かったです。また来年も頑張ります!お疲れさまでした。
13:35下山開始。自分たちの作業跡を見分しながらの下山。渡渉も難なく渡れ、ドボンして浸かっている者も。途中の沢で遊んだりと
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