山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

白谷滑降POWDER

2024年01月31日 | 山スキー!R06
今日はいつもの平日ヒマ人とで、野谷荘司山に登りました。メンバーはS江さんとボク。

 白谷を滑降するボク。今日はテレマークで!(写真S江さん)

平日とあってか誰も居ない静かな山で二人で山頂を独占できました。雪質は言わずもがなですが、雪の量が少なくもっともっと降ってくれないと・・・
昨年白谷&東谷を滑った時と比べると明らかに寂しい。
 
 何時もの駐車場所にて。出発です!    高曇りで日が差さないので寒かった

朝、4:30に大野市の道の駅に集合し出発です。当初ボクのKIXで行く予定でしたが、S江さんの愛車サンバーが今回の山行で最後ということで、サンバーで行くことになりました。6:30にいつもの駐車場に到着。6:50出発です。トレースを辿り快適に登ることが出来ます。

 馬狩荘司山から白谷!シュプールが何本か見えた。

 
 赤頭山のトラーヴァース。一部カリカリ    振り返る

赤頭山のトラヴァースも一部氷化していてヒヤヒヤしますが、新雪が柔らかく終始快適に登ることが出来ました。そして10:00山頂着。雪庇の下にテーブルを作って景色を楽しみながらラーメンを啜る。
 
 正面に野谷荘司山が現れた。あとチョイ    山頂でラーメンが温まる

11:05滑降開始!馬狩荘司山へ滑って、稜線から白谷に向け一気に滑り込みます。若干パックされた新雪。広大な斜面。最高。
 ゲレンデ!

 
 やっと藪スキーから解放された     底突き感の無い新雪を堪能

あっという間に狭部。滝が数か所顔をのぞかせていたけど難なく堰堤に。堰堤群は特に問題なく越せる。そうして朝のトレースに接続し、その後はボブスレーで11:40駐車場に到着。車の元に着く頃にはパラパラと雨が降ってきました。
 
 快適!     大斜面を堪能

 
 堰堤の横を滑るのも楽しい    S江さんとサンバー!

今日は高曇りの天気で雪質の悪化も無く周りの景色も楽しめ山スキーには丁度良かった。帰りの車内も盛り上がり楽しかった。
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しかりば分岐 大雪で敗退!

2024年01月24日 | 山スキー!R06
今日はS田くんと山スキーです。一里野スキー場から尾根経由でしかりば分岐~ハライ谷を滑る予定でしたが、大雪警報の発令する中の山行と成りましたが、その通りで一気に積もった積雪により阻まれ敗退しました。

 ゴンドラが運休したお蔭で快適に新雪を滑ることが出来た

朝、勝山で集合しS田くんのPHEV号で一里野スキー場へ向かいます。昨日からの雪で国道は除雪車両がいっぱい!路面はアイスバーンや積雪路ですが、ミツビシの4WDシステムのS-AWC は最強でした。スキー場には早く着きすぎたので、ゴンドラ始発(8:30)まで車内で待ちます。
 
 ゴンドラ終点を後にする。とにかく寒かった   雪の深度もだんだん深くなっていった

ゴンドラを降りると早速尾根に取付きます。気温も低く新雪が物凄く積もっていて、風雪が強い。黙々とラッセルです。今日はS田くんが居るので彼に殆どラッセルしてもらいましたが、雪が深くなかなか進まない。進度が遅いため、後続でのほほんと進むボクはラッセルでの熱産生が少ないためか身体が冷えてくる。インナーを一枚重ね着しても寒いし、手袋の指先も痛い!
 
 ジグを切るのもきつかった。けど藪は全く気にならなかった    板から靴を外すと胸位まで埋まる雪の量だった

アップダウンも効率よく進み、最後の登りの途中、時計を見ると12:00を過ぎていた。このまま頑張っても時間がかかるのと、雪の状態等を勘案して今日は1340m地点で敗退する事にしました。

シールのままトレースを辿り引き返す事に。朝のトレースは消えているところも有ったりと、復路も寒かった。檜倉から、以前滑ったオメナシを滑ろうかと思ったが、今日の雪の状態は危ないと判断してそのままゲレンデに向かいました。
 
 誰も滑っていない新雪を堪能    山も楽しいけど、スキー場も楽しい!

ゲレンデ手前でシールを剥がし、やっと楽しい滑りを堪能。そしてゴンドラは強風で運休と成っており、誰も居ない新雪ゲレンデを貸し切り状態で堪能する事が出来ました。ある意味、誰も居ない新雪で障害物の無いゲレンデの滑りが一番楽しかった。
 誰も居なくて山スキーしている感じだった。

ゲレンデ下ではペアリフトが動いており、20人程が滑っていた。朝から何も飲み食いしていなかったので、ロッヂ内でお湯を沸かしラーメンを食べました。室内は温かく風も無く快適。漸く新雪が降ってくれたので嬉しかったけど、なかなか厳しい山行と成りました。
 
 一里野スキー場最高!    今日はロッヂの中でラーメン!
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山スキー ビンディング 取付け

2024年01月18日 | 山の道具たち
今回は、懐かしのビンディングsilvretta 500の取付けです。
ボクが山スキーを初任給で購入したのは26年前。当時はFRITSCH ディアミールが殆どの山屋さんンが使っていたのに対し、ボクはsilvretta 505(Easy Go)を使っていました。その後、TLTとかテレマークに移行しましたが。そんな事も有り、silvretta社のビンディングは当時404とか300とか、回想するととても懐かしいです。

 silvretta 500取付け完了!404よりだいぶ軽くなりました。

更に言うと、大学生の頃初めて使った山スキーは長細板のブラックダイヤモンドの板にEMERY ALTITUDE CHRONO LIGHTという、今では考えられない解放値の調整は幅広の輪ゴムだった。そして今はクライミングギヤのメーカーのPETZL社も山スキーのビンディングをラインナップしていた。
カミさんは当時NAXO社(今は無い)のビンディングを使っていたりと、混沌とした山スキービンディングを目の当たりにして、ようやく落ち着いたのはDYNAFIT TLT。これを使い始めたのは2000年。とても軽く今では地雷専用の板として現役で使用している。
 
 古い穴を掃除してエポキシ打ってP栓打った後、鑿で表面をキレイ(平滑)にします。

そんな中、今回は懐かしのsilvretta 500。いつも通り気合を入れて取り付けさせてもらいました。依頼主は青森県のYさん。このビンディングは冬用登山靴にも対応できるため、山岳警備隊でも使われているとか(今は分からないけど)そんなマニアックなビンディング取付け依頼です。

板はアトミックのBC板に404が付いていたので、それを外して穴埋め後、500を取付けしました。
 
 古い穴と近づかないようにビンディングの位置を決めます   その後正確に毛描きます。老眼鏡に感謝!

 
 ビスの位置決めをしてポンチング!   先行穴など3本のドリルを使ってボール盤でビス孔を打ちます

 
 正確にビス孔を開けました    一旦ビスを打って雌ネジの冷間圧造。そしてトップシートを平滑化

 
 ビンディングの後端が中心に来るよう調整して締めます。 出来上がり!ヒールリフターは2段階!(昔はクライミングサポートと言っていた)

工程はいつも通りで行い本日、東北の地へ発送しました。南は大阪から滋賀、岐阜、福井、石川、富山、長野、青森と全国からビンディング取付けに困った方々から最後の砦として、我が工房に依頼が有ったり、取り付け方法について質問などの問い合わせが有ったりと、DIYで取り付けている方々からのメールが有ったり、ブログで公開していて良かったなと思っています。
でも・・・最近老眼が進んできて、細かい作業が出来なくなり、老眼鏡を新調しました。これが素晴らしく、細かい作業の効率が上がりました。視力は昔から両眼とも2.0(公称)あるのですが・・・。
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日照岳POWDER

2024年01月14日 | 山スキー!R06

 日照岳から望む白山の双耳峰(左が御前峰、右が剣ヶ峰)

今日は山岳会の仲間と白山系の秀峰「日照岳」(基準点名:尾神岳)に登りました。メンバーはS田さん、O橋さん、S江さん、ボクの4名。カミさんも来たかったのですが、金曜から東京にいるので無理。
朝、4:30に大野市の道の駅に集合します。O橋さんが新車購入してビックリ!三菱エクリプスクロスになっていた。とりあえず、S田さんの車に皆のスキーとかザックを積んで出発です。中部縦貫道路が九頭竜まで延伸したお蔭で快適です。が、気温が低く路面はアイスバーン!荘川では-11度を表示していた。
 
 路肩に停めて出発!   尾根に取付くまでは快適ラッセル

いつもの路肩に駐車し、6:30に出発します。明らかに雪は少なく寂しくなる。1160m地点までは薮は薄いが、ここから1534mの小ピークまでが藪が煩い。登りでこんなだと、滑りは修行。
 
 ラッセルが心地よい!   もうすぐ山頂!藪が埋まりきっていない(^^;)

尾根上は薮いものの難儀する程でもなく、周りの景色や動物を観察しながらラッセルを交代して登る。昔は良く訪れていたけど、記録を調べると12年ぶりだった。山頂基部に近づくと雪煙が舞っている。天気は良好だけど風が強い。そして11:05山頂着。ここで白山の全貌を眺める事が出来た。
いつもなら山頂で昼飯だけど、少し下ったところで穴を掘りラーメンタイム。正面は剱岳から御岳までの白銀の稜線を望めながらのラーメン!とても美味しい!!
 
 山頂の標識!雪が少ないので位置が高い   白山の手前が本当の!?日照岳「基準点名:日照岳」(1869.3m)

 山頂下で風防を作り昼飯。正面は北アルプスの絶景!

12:10滑降開始!山頂直下の大斜面は快適だけど直ぐに藪尾根に突入。山スキーに慣れていない人には発狂するレベルか!?所々、藪の無い所を探して滑り、1534mピークへ。GPSの無かった頃に北方の1305mピークへ滑り大変な思いをしたけど、今日はトレースも有るし藪を除き難なく滑る。そして、薮い尾根を避け、いつもの谷を滑り込む!上部は薮だけど、谷は北面に位置し新雪がたっぷりあるので快適に滑ることが出来た。
 
 北アルプスを眺めながら滑降開始!   山頂下は広大バーン!

 
 藪の少ない斜面を探しながらの滑降   北面なので雪質は最高!

 
 ヤッパシ藪が無い斜面が最高    ポンツーンのS江さん

 ボクもポンツーン!(写真:O橋さん)

新雪トラバースに失敗してヤバいところに落ちたり、ツリーホールに落ちたりと、単独では危険な滑りと成ったけど、今日は仲間たちが一緒で安心して滑ることが出来た。そして最後は新雪オープンバーンを堪能して13:20車の元に到着しました。
 
 底無しの新雪!気持ち良かった   ジャンプしたり、かっ飛ばしたり快適斜面

 
 国道に出た!お疲れ様。  お茶目なS江さん。今度は畳さんと山に登りたいですね

今日は新雪がとても素晴らしかった。底無しのパウダーを楽しめた。けど、雪の量が少なく、藪が埋まりきっていない。もっと、もっと雪が欲しい!気心知れた仲間との山スキーは雪とか関係なく楽しかった。
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今年は雪が降らない…でも野伏ヶ岳は意外に良かった

2024年01月11日 | 山スキー!R06
 旧和田山牧場の末端から望む野伏ヶ岳。以外に雪は有る

今日は山仲間のS江さんと二人で登ってきました。
昨日は、ランクルの9年目の車検(1ナンバーなので毎年車検)だったので、その代車としてハイブリッド車のクラウンで行きました。とても快適な車で運転していると熟睡してしまいそう。でもS江さんの面白い話で爆笑しきり。あっという間に石徹白に到着し6:55出発です。石徹白橋から雪は豊富でしかも新雪。
 
 S江さんのラッセルでガンガン登る!   振り返ると牧場や大日岳を望めた。

林道をショートカットしながら、久しぶりの山スキーで足が痛いが8:30に旧和田山牧場に到着。休憩して湿地帯を直進して南西尾根に取付き、先頭は終始S江さん。後続は周囲の山々を楽しみながら登ることが出来ました。
 
 山頂が見えてきた!ダイレクト尾根とのJPすぐそこ   山頂から小白山方向

 山頂から白山や別山が大迫力!

 白山をバックにラーメンタイム!

森林限界も過ぎ11:15山頂に到着。風が無く白山や奥越界隈の山々の眺めが素晴らしいので山頂でお湯を沸かしてラーメンタイム。そして12:10滑降開始。ダイレクト尾根との分岐まで尾根を滑り、ここから中央ルンゼを滑る。パウダーに藪が少なく快適。あっという間に湿地帯。ここからはストックで漕いだりして13:05牧場末端に出る。
 
 山頂からJP目指し尾根を滑る    中央ルンゼにエントリーするS江さん

 牧場目指し大斜面!(上部)

 
 雪質は軽く新雪!底突き感は無かった   藪も煩くなかった

 
 ルンゼ内は日陰なので雪が生きている   パウダー狙いには丁度良かった

 
 谷が狭く成ってきたころに右の台地に進む     台地も快適だった。

この後はショートカットしてパウダーの植林帯を滑り、林道滑降を交え13:30駐車場に到着しました。
 
 牧場跡地は地味に登りが有るがシールを付けずに来れる   林道はオートクルーズで楽しい。駐車場までスキーの脱着は無かった

 
 一日中気温が低く雪が解けてなかった    快適なクラウン!快適な車だけどダサい!

今日はやっと山スキーが出来たなといった感じで嬉しかった。今年は天気予報通り雪が少ないのかなと寂しくなりましたが、意外にも野伏ヶ岳は雪質が良くとても楽しめました。帰路も快適サルーンの後部座席にスキーをブッ込んで(トランクスルーが装備されていない)、楽しい会話で帰路に就きました。
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山スキー(テレマーク)ビンディングのインビス取付け

2023年12月29日 | 山の道具たち
 いちばん左端の板が今回施工したブリザードにRottefella NTN Freedom!カッコいい。

先月の施工と成りますが、今回は岐阜県からIさんからのご依頼です。
板はブリザード.ゼロGに、ビンディングはロッテフェラNTNです。板には元々付いていたビンディングのビス孔が有るものだったので、それをP栓してからのインビス化の作業と成りました。
 
 マスキング貼って長軸方向の中心線を毛描きます   実際にビンディングを置いて位置を決めます。

送られてきた板は中古、ビンディングは新品。そしてインビスということで、今回もいつも通り気合を入れての作業です。
 
 左右正確に取り付けるよう慎重に位置決め   古い穴を掃除してP栓を打ちます

先ずは古い穴の中を掃除して、2液混合性エポキシを打ってP栓で穴埋めです。水等が入り込み、母材の劣化を防ぐためにも確実に行い、数日後に硬化した後は鑿(ノミ)等を用いトップシートを平滑化させて、やっと施工の本番スタート。
 
 ボール盤で垂直に、深さを正確に掘ります   インビス孔を22か所掘りました(^^;)

もちろん、ここからは普段通りトップシート上にマスキングテープを貼り、長軸方向の中心線を専用治具を用い毛描き、ブーツセンターというか、3ピンセンターについて依頼主から要望を聞いて、ビンディング位置を決めます。
 
 面取りしてタッピングの仕上がりや施工性を高めます   垂直にタッピングします。

この後は、取説に従い位置決めの中心を毛描きとなりますが、その寸法がコンマ0.5mmだったりするので細心の正確を要するものと成りました。(そこまで正確を求めなくても公差範囲内に入るのだろうけど、ボク的にはそこまで求めたい性分)

そしてポンチングして、Φ2の先行ドリルで、トップシート下にはメタルが入っていることを確認。そしてΦ3.5で中間ドリル、そしてΦ6.0で本穴を開けます。このインビスの規格はメートルネジで無くはW5/16-18 というインチ規格。そして下穴はΦ6.5~6.8となっているが、山スキーでのシビアコンディションで使用する事を考慮し、下穴Φ6.0で専用のキリでタッピング(雌ネジを彫る)しました。今までΦ6.2で施工してきたが、インビスを入れる際に6.0でも大丈夫だったというか、遊びが無く剛性感が高まると実感。更に、メタルが入っているので更に安心感が高まる。そしてタッピングで注意したいのが、垂直に入れてやる必要が有る事。下穴掘りはボール盤で行うので良いが、タッピングは完全手作業なので、随時垂直を確認しながら行う。

そして掘り進める深さはインビスの頭が、トップシートより約1mm深く入れてやることが重要。(深いほど剛性UP)

そして、下穴の掃除をして、いつもの2液混合性エポキシを穴に打って、インビスを締め込む。この際もM5のビスにナットを装着して締め込む(インビス取付け後に共廻りせずに締め付けM5ビスが抜けるように)。そうして片側11か所の計22か所のインビス施工終了。かなりヘロヘロになった。
 
 インビスをネジ込んでいます。   トップシートよりも約1mm程深めに入れて周囲は接着剤で覆いトップシートにフラットにします

その後、数日間の硬化を終え、トップシートにはみ出た接着剤と、汚れを取り除き、ビンディング締め込みビス(SUS製 M5×12)に「ネジロック」という定番のネジ緩み止め剤を塗って締め付けしました。その際も、ビンディングのヒールがスキーの中心に来ていることを確認。我ながら良い仕事をしたなと自己満足にふけました。
 完成!今日もいい仕事が出来ました。ヤッパシ完璧に仕上がると感動!

そして、NTNの作動状況を仔細に観察し、依頼主のIさんに発送する事に成りました。今回も正確かつ高剛性を目指し施工となり、仕事や遊びの合間に時間を見つけての作業と成り、発送と2週間ほどかかりましたが、ご依頼主もとても喜んでもらえたので良かったです。

次は青森県からのご依頼主のビンディング取付けです。頑張るぞ~。

写真等は後程
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合格通知

2023年12月21日 | ひとりごと

 合格通知書!ハガキを開く瞬間手が震えました。そして「ヤッター!」

国家資格の消防設備士の試験を受けて約1か月後。
そろそろ結果通知が来る頃だろうと、ここ一週間ソワソワしていました。
難関!?と言われる「甲種第1類」。今年の6月頃から試験勉強をはじめ、勉強してきました。筆記試験と製図や鑑別などが有り、しかも計算機持ち込みは不可なので平方根の計算なんかは、小数点以下の計算なんかで、ちょっとしたミスも許されません。法令や設置基準なんかは記憶力が必要。
で、試験は国家資格試験とあってか、会場は消しゴムも落とせない物々しさ。「開始」と始まった時は腕が震えていました。この試験に落ちて、またもう一度試験勉強なんかしたくないので何とか受かりたい一心で、臨みました。
過去問には無いような問題や、ひねくりまくった問題、明らかにこれはミスを誘うような問題など有り、自分の中では半々かなと思っていましたが、本日「合格通知」が配達されホッとしました。これで正月は楽に過ごせるかな。
平成22年に甲種第4類の試験にも合格していますが、今回も可成り手応えがあった。次は第3類目指すぞ。
こんな年をとっても受験勉強するのは辛くもあれ、理解が進むと楽しくもあれ、チャレンジするのって良いなぁと思ひました。
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山スキー ビンディング取付け

2023年12月16日 | 山の道具たち
 カミさんの板が左。Kさんの板が右です。Pon2oonの新品を入手したそうです。

仕事やら試験勉強やらで最近忙しく、山に登るモチベーションも下がりつつなる中、今シーズンも山スキーのビンディング取付け依頼が舞い込んでいます。今回ご依頼頂いたのは、滋賀県のKさん(インスタのフォロワーさん)です。先日の忘年会の時に会場が敦賀市の民宿だったので、そこでスキーとビンディング、取付け手数料として地ビールを頂きました。
 
 ジグを用い長軸方向の中心線とブーツセンターを毛描きます   ブーツとビンディングを置いてビスの位置を決めます。

板はカミさんの板と同じK2 Pon2oon169、ビンディングはG3 ZED9です。カラーリングも黒に緑と板とビン共に同じ配色でカッコいいです。しかし、合わせる兼用靴のサイズがそれぞれ違うので、何処にセンターをもっていくか、ヒールピースの調整幅の中に収めるかとか、考えさせられましたが、何時もながらの職人の技!でいつも通りとても正確に取り付ける事が出来ました。そして、先日、雪の中22時頃に遥々我が家まで引き取りに来てくださいました。
 
 毛描線に来ているか確認    ドリルで穴を開ける前にポンチング!(刃先が中心に来るように)

 
 スキーアイゼンのアタッチメントは緩み止め剤で   ボール盤で先行孔、専用キリで掘ります

 ボール盤で直角に正確に穿つことが出来ました。

この板で雪山を思う存分楽しんでいただけたらと。興味のある方は連絡ください!只今岐阜県のIさんからNTNビンディングのインビス加工をしています。これもなかなか取付けには手ごたえが有ります(難易度が高い)
 
 一旦ビスを空打ちして冷間圧造タッピング   その後ビスを抜いてトップシート上に盛り上がった部分を鑿で削り表面をフラットにします(重要)

 
 2液混合エポキシを打って本締め!   トゥーピースに靴を付け、ヒールセンターがスキーの中心に来るよう本締めします(職人技要する、重要)

 出来上がりました!カッコいいね!

ビンディングのDIY取付けに興味のある方は是非ともボクのブログのアーカイブを見て下さい!きっと自分で出来るようになる筈です!

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福井山岳会の忘年会の翌日は敦賀の山へ

2023年12月03日 | 山登り2
昨日は福井山岳会の忘年会で、翌日は西方が岳から栄螺ヶ岳へ縦走しました。
山岳会の先輩達と久しぶりに登山して、とても新鮮でした。
天気は雨模様でしたが、合羽を着込み登ることが出来ました。
 以前来た時より小屋の外壁が新しくなっていました。
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徳山ダムから上谷山~鏡山往復

2023年11月22日 | 山登り2
今日はカミさんが平日休みとあって、二人で山登りを楽しみました。
場所は初めての山です。
 朝早く、ダム湖には霧が覆っていました。

 
 冠峠トンネルの手前で愛車KIXと     登山道は無いけど歩きやすい

十数年前に岐阜県の徳山ダムが完成した当時、冠峠を越えて徳山ダム~横山ダム~八草峠~木之本と周回した記憶が有ります。今回はこの冠峠ダムが完成したので、トンネルを通って岐阜入りして、徳山会館から、ピンクテープや踏み跡を辿り、上谷山と鏡山に登りました。
 
 幻想的な落ち葉の道を登る    上谷山は山頂付近が刈り払われていました

 鏡山で往復し、再び上谷山でラーメンタイム!楽しいひと時!


天気がとても良く、能郷白山や若丸山、遠くには乗鞍岳とかバッチシ望めました。登山道の無い山でしたが、この時期は木々は落葉しとても登りやすく楽しかった。
 
 下山の時道を間違えたけど巨木に遭遇!    徳山会館が見えたらもうすぐゴール

そして下山後は、徳山会館でダム湖に沈む前の集落の姿を写真など資料を通し見分する事が出来ました。そういえば・・・大学生の頃(20歳)福井県側から冠山を登り、そのままダムに沈む前の徳山村集落を車で走った記憶が有ります。ダムに沈む前の集落を僅かな記憶しかありませんが、通り過ぎる事が出来、何となく寂しさを感じました。
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職場の新人と荒島岳

2023年11月01日 | 山登り2
今日は、10月より我が職場に配属された新人のF君と荒島岳に登りました。
 中出コースを往復しました

兵庫県出身の新人。山登りも大好きとの事でこれからも休みの時には一緒に地元の山に登ろうと思ひます。
まだ23歳と若いです。羨ましいですね。
 
 ノンアルで乾杯!    紅葉もとても良い感じでした

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6日ぶりに白山でスキー

2023年10月29日 | 山スキー!R05
先週に引き続き、今日も滑ってきました。
 早朝の室堂。再びリセットされましたが雪は少ない

自宅発、5:30に別当出合を出発しヘッデンで砂防コースを登ります。今日もザックにはスキーと兼用靴を付けて登るので重い。でも足元はトレッキングシューズなので軽い。このまま室堂まで登り、8:40到着。
 
 天気は上々。     弥陀ヶ原の木道は真っ白!

室堂で兼用靴に履き替え山頂を目指します。そして9:25山頂着。先週と同じコースを滑降!再び登り返してもう一本滑る。この瞬間がたまらない。そのまま室堂へ下りてお湯を沸かしてラーメンタイム!
 山頂にて。先週よりも静かな山に成っていました。

寒いので早々と下山し、終わりかけた紅葉を楽しみながら下山し。他の登山者の方々と色々喋りながらのんびり歩くこと、13:20別当出合に到着。山頂はガスったり晴れたりだったけど、車の元に到着するや小雨が降ってきました。
 
 大斜面!?じゃなかったけど滑れて幸せ!

 暖かいラーメンが美味しかったです。

今日も白山で滑れたけど雪が少ない。地雷専用の板も可成り傷だらけになり、完全に修復は不可能。もっと雪降ってくれないかなぁ。
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白山!今季の初滑り!!

2023年10月23日 | 山スキー!R05
今日は、白山に滑りに行きました。昨日は市外で寮生活する源次郎の買い出しとかして帰宅。明日の山の準備をする。SNSでは今日、数人の山仲間が白山で滑ったと記事が上がっていた。ボクもウズウズして準備。
 滑った後、這松上の雪を滑って登山道に合流

翌朝5:00起床し我が家を出発。5:50別当出合を出発します。今日の板は地雷専用の25年くらい使っている板。既に滑走面は幾条もの修復不可能な傷跡だらけ。板を背負って登る。甚之助を過ぎ黒ボコを目指す。エコーの分岐を黒ボコ目指し登っていると何やら懐かしい人影が下りてくる。コーエーさん!「ゲンゴロウさん」!とお声をかけて頂き、暫し山の話をする。ご来光を眺めてきたのだとか。行動時間が早すぎです。延命水を飲んで暫くで白山。何処を滑ろうかと。昨年と同じく逆くの字の上部だな。
 
 甚之助避難小屋前の状況    12曲がり手前のトラヴァース道

室堂で登山靴をデポし、兼用靴に履き替え登る。軽く快適になる。周りの登山者の方々からは「何処を滑るの!?」と訊かれたり、外国人の登山者からは「 strange tough guy」と言われたと思う。確かに僅かの雪を追い求めて滑ろうとする姿に変人と思われたかもしれない。だけど、山スキー屋の矜持を忘れてはいけない。
 
 登っている途中、今回滑る所を見上げる    山頂に到着。

登山道はアイゼンやチェンスパイクは必要なく快適に登り、9:35山頂着。記念撮影撮ってエントリーポイントに移動。ここでガスガスになるので、滑降準備を整え天候の恢復を待つが中々ガスが晴れない。9:50滑降開始。昨日の仲間の動画ではフカフカのパウダーだったようだけど、今日は程良くパックされた新雪で思いの外、滑りやすかった。
 
 今から滑る所を見下ろす。雪質は上々    此処でスキーを履く!

逆くの字のボトムまで滑り、スキーを背負い再びツボ足で登り返し、再度滑る。ガスも晴れ、山頂に向け登っている登山者から声援が上がりちょっと嬉しかった。その後は這松の上の雪の上を滑り難なく登山道に合流。此処からは再びスキーを背負い室堂へ。最後の石畳もスキーを履いて滑り室堂前まで滑降しました。
 快適な滑りを堪能!スキーを背負って再び登り返し、滑る

 地雷(雪面上や下に隠れた岩)にはヒットせず快適な雪面!

室堂に出る事には青空になり、ここでお湯を沸かしラーメンタイム!福井山岳会のH川さん(自称幽霊会員)にお声をかけて頂き一緒に過ごして、再びスキーを背負って下山。標高1600m位から赤やオレンジ、黄色の紅葉を眺めながら12:55別当出合に到着。そして帰路に着きました。
 
 室堂前の石畳上も気持ち良く滑れました    室堂のベンチでラーメンタイム!

今日の山行は山頂直下の一部を滑ることが出来ました。地雷も無く気持ちよく滑れ感激。気象庁によると今シーズンは雪は少なく暖冬の予報・・・。天気予報が外れ、たくさん雪が降って欲しいと願う山行と成りました。
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常念岳から蝶ヶ岳周回

2023年10月17日 | 山登り2
今日は、カミさんと北アルプスに遠征です。コースは三股登山口から常念岳~蝶ヶ岳~三股の周回コース。当初は他の山に行こうとしていましたが、天気が好天であること、そして15日(日曜日)は勝山でも大雨が降るなど一気に気温が下がりひょっとして山は降雪なのではと初冠雪の山を楽しめると思ひ行くことに。
 感動の瞬間の御来光!常念岳への途中、息をのむ瞬間をじっくり楽しめました。

16日(月)カミさんが仕事を終え帰宅するのを待ち、V40ccに山の道具や寝袋を積んで18:30自宅発です。東海北陸道、安房峠トンネルを越え松本市、コンビニで糧食を調達して22:30に三股駐車場に到着。車中泊の準備をしてビール飲んで就寝。翌朝2:00に起床してヘッデン灯して常念岳を目指します。
 
 駐車場には多くの車が有ったけど、この時間に出発するのはボク達だけ    前常念岳への岩稜帯基部

2:15出発!暫くは林道を歩き蝶ヶ岳の分岐を右に常念岳を目指します。暗闇の中の急登を延々登ります。放射冷却で寒く汗をかくことも無く登れますが、ヘッデンの電池容量が少なくなり暗闇の中登ることに。カミさんの充電式が羨ましい。2207mに出ると一旦平地にそして寒いので防寒着を着込み登る。暫くして梯子が架けられているところを過ぎると花崗岩の岩場が続く。暗くて登山道の◎や→マークを探しながら登り5:15に前常念岳に到着。

 眼下の雲の流れはゆっくりで、その境界から御来光が出てくる瞬間

背後は御来光が近いのか雲海との間が茜色に染まりだす。感動の瞬間が近づいてきた。周りの岩稜帯では「グエ」「グエ」と雷鳥の鳴き声。(カミさんは撮影に没頭してて中々登って来なかったみたい)そして5:45に八ヶ岳方面から日が登り始め。一気に周りは明るくなり始める。常念岳まではもうすぐ。久しぶりの完璧な御来光に手を合わせる。
 言葉にならない瞬間。写真では伝えられない・・・

 
 地球の自転を感じる瞬間    富士山もバッチシ拝めることが出来た

 初冠雪した穂高連峰の槍沢に常念岳の朝日を受けた影が映る。

5:50に常念岳に到着。此処からは槍ヶ岳をはじめ初冠雪した穂高連峰のパノラマ。そしてモルゲンロートに照らされた茜色の山々を眺める事が出来た。登山者はボク達二人で誰も居ない。足元には若干の積雪。寒くカッパを着込んで素晴らしい大自然の光景を目の当たりにした。溜息・・・。富士山や南アルプス等がバッチシ!
 
 穂高連峰の稜線!     常念岳で記念撮影!寒い

 常念岳から蝶ヶ岳への稜線を望む。

山頂で記念撮影したら、周りの景色の写真を撮ったり過ごし、常念山脈を南に蝶ヶ岳へ向かい下る。この稜線は素晴らしくいつでも穂高の峰々が付き添ってくれる感じ。アップダウンの稜線が続き、最後の蝶槍を登ると目の前には蝶ヶ岳ヒュッテ。登山者も多くなりだす。9:15に小屋に到着。ここから少し歩いて山頂着お疲れ様!稜線を歩くにつれ穂高連峰の景色が変わりとても楽しかった。
 
 常念岳を下る    立派な山容の常念岳!百名山なのも頷ける。

 
 蝶槍が近づいてきた!あと少し    富士山と甲斐駒岳(右端)

 槍ヶ岳と槍沢!初冠雪の時に来れて良かった

 
 360度何処見ても絶景!    蝶ヶ岳ヒュッテを過ぎ山頂へ

 
 山頂で記念撮影!    小屋の中のテーブルでお湯沸かしてラーメン!

小屋番の人に聞くと、中で火気を使っても良いとの事で有難く使わせて頂きラーメンタイム。のんびり過ごし、9:50下山開始となる。帰りは三股へ下りなので常念岳を眺めながら。ゴジラみたいな木とか力水などを過ぎ、朝の登山口、そして林道を歩くこと11:50に車の元に到着しました。
 
 ゴジラみたいな木!   本沢の吊り橋を渡る!

 常念岳コースと蝶ヶ岳コースの道標!最後は林道歩いてゴール!

今日は最高の天候の下、裏銀座からの稜線を歩くことが出来た。かれこれ30年前の学生時代、中房温泉から燕~大天井岳~槍ヶ岳~新穂高に縦走した事を思い出した。大天井岳から常念は未踏だったので、嬉しかったし、今日もカミさんと素晴らしい山に登れ、とても素晴らしい思ひ出が出来、感謝。今はあの時の30年前の体力とか無いけど、のんびりこうやって山を登り続けて行けると良いなぁと思ひました。

以外に早く下山で来たので、松本市をゆっくり道の駅に寄ったり、食事をしたり過ごし、18時には自宅に到着。充実した山行を堪能できました。
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朝活で荒島岳!

2023年10月14日 | 山登り2
今日はカミさんと荒島岳に登りました。
明日は(天気予報では雨で中止の可能性)町民運動会が有り、その準備が13:30から有るので、それまでに山から帰ってくる必要が有るので、地元の山に早朝行ってきました。

5:00起床して我が家を出発。いつもの勝原登山口に到着。大型バスで既に登っている団体客もいるみたい。6:10に出発です。まだ早いのか、団体客を抜くと殆ど人とすれ違わず快適に登ることが出来ました。気温も低く汗をかかず2時間10分で山頂着。北アルプスもバッチシの展望を眺めた後、お湯沸かして朝ご飯を食べて下山しました。
 山頂手前から大ナベ方向の橋架谷の紅葉。ちょっとキレイ!御岳山が望めました

結局昼過ぎに小学校に運動会の準備に行きましたが、明日の雨予報は一日中90%と他の地区も既に中止とあってか、地元平泉寺町も早々に中止決定と成りました。残念・・・。(日曜日はボクは仕事なのでボクの役目(スタート係)を源次郎にお願いしていましたが、それも無くなりました。)せっかく流行り病から4年ぶりに開催されると町民が楽しみにしていたイベントも中止と成り少し残念な気分です。来年こそ出来るとイイなぁ。(来週の平泉寺町の文化祭は実施されます)
 写真を撮るカミさん!北アルプスがクッキリ望めました。素晴らしかったです。
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